レイジの詩

鏑木ダビデ

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シュガーレッドライト

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宇宙が落ちる時、孤独に震えるたましい戦士は、夢を見るように、泣いた。
光る、壮大なシンフォニーは、アヴァンギャルテアル・マテリアルライラック・シガー。
指先に光る、その微粒子は、繊細な吐息を放つブラック・ジャック、
ハートのエースは、切られた。
運命の血は流れ、夜明けの空に、誓ったシュガーレッドフラワー。
心が泣くとき、憂愁に沈む乙女は、歌う、光を信じて。
すべてが散って逝く、華とタバコは、交じり合い、花弁を濡らすその唾液に、こすりつける、腰は、タイトなヒッパーラップ・ブラックソウル。
踊れ、乙女の揺れる花園に、落日の飛翔は、鳥、バードバード・メンソールライトニング・人差し指と中指に咥えたその坊は、口にはいれば加える、シャルティックダンス・バンキングワールド、腰のもたつく気丈な騎乗位。
乗って、シャウト・校庭の殺略、死してなおシリアスライバーのぶっ殺すサウンド・夢乃ノスタルジック・ぶん殴る・ごろつきは、一生・一掃ダンディズム・ハードファック。
ピストルは鳴って、よーいドン、走っていく夕日を目指して、光る眼が、暗闇で泣いている戦士を愛でるビッグマウスフェランド・シャープフラット・ソニーセイント。
語る、夢を。
信じる、先を。
そして、立っている二つの塔は、破壊太陽の光線にやられて、つぶれるその眼は、子供の頃の夢旋律&希望高原。
小高い丘で歌った絶歌は、鳥も弔わない、夜の果ての死、そのもの。
俺は、幻想の森で、出会った女と恋をした。
その名は、歌う光のフェリー
彼女は、高速に走る赤いフェラーリで、俺のもとから去り、バーで飲んでいる。
ブラックライト&レッドライト。
シガーはいつも上質のバーボンにつけられる。
灯を消して、心を消して、唄が流れる。
いつもかかるその曲は、「バーボン・ボンボン・ロックグラス」
サーガが歌えば、もう若くないとギターが震える、孤独になく獅子は、店を出て、戻る。
森の中、また出会ったねなんて言って、俺は、独り暮れ行く街並みを小高い丘から眺めていた。黄昏が過ぎて、暗闇が来ても、ギターと女それに、煙草があれば生きていける。
火が落ちて、また、朝日が昇る。
それは、ブラッドソウル・ホワイトライト・エンジニアレガレッティング。
愛する女よ。
世界は美しい。
君の横顔は、流れる景色の悲しい音がしていた。
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