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41 ザクルの正体は
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「…ということがあってですね…」
数日後、私は、コンラートさんの屋敷で、コンラートさんとアマティアさんに、今回の迷宮の話をしていた。色々と考え事をしながら湖の畔を歩いていたら、二人に捕まってそのまま御呼ばれしてしまったのだ。
しかし、新婚家庭に連れて来られたような雰囲気で落ち着かない。
結局、ザクルの件も含めて、ギルドから国に報告することになった。魔将や魔王のことが分からないので、こちらから動くことが出来ず、今はそれくらいしか出来ない。
ちなみに、国への報告は一部を秘匿していて、国王と教皇にはフレアから秘匿部分を私信で送ってもらっている。これは大臣にも信用できないのがいるらしいという話だからだ。申し訳ないけど、コンラートさん達にも全部は話せない。私が「っぽい」じゃなくて正式に女神と認められてることとか。
「それは大活躍でしたね~」
「さすが『女神様と称せられるほどの方』ですね」
ばれてないわよね。
「でも、そのザクルとかいうエルフの正体も不明だし。魔将がこれからどう動いてくるかも分からないし、待つしかないのよね」
「僕は、そのザクルとかいうのは、魔将なのではないかと思いますね」
「魔将同士で争っているということ?」
そういえば、魔将同士の仲が悪い、みたいな事を言っていたような気がする。でも、本に載っていた魔将には、エルフはいなかったと思うけど。
「そのザクルですが、エルフではないのではないでしょうか?」
「やはり名前が?」
「ええ」
なんだか、二人だけで分かっているようだ。
「どういうこと?」
「エルフ語では、所謂『濁音』は良い意味の単語には使わないのですよ。親が子供に付ける名前ではないと思います」
アマティアさんが言う。なるほど。エルフじゃない、あるいは偽名ってこともあるかな?そういえば、殊更『エルフだけど魔法が使えない』って強調していたような気がする。エルフでないと疑われないように、自分から敢えて言っていたということも考えられるか。
コンラートさんの屋敷をお暇して帰ってくると、庭でイルダが剣を振り回していた。ヒュンヒュンというすごい音がする。アルスとザクルの模擬戦に思う所があったらしく、剣の練習を以前より熱心にやっているようだ。
「剣は大丈夫?」
「ああ、無茶な使い方をしたけど、どこも痛んでない」
剣は斬る物で叩く物じゃないから、モーザとの戦闘で痛んだのではないかと気にしていた。剣は、柄の部分に剣身を差し込む形で作られている。叩き込んだり、ネジや釘で留めてあったりするのが普通。硬いものを無理に切ろうとしたり、激しい戦闘をしたりすると、ここの部分が緩んでしまい、使い物にならなくなる。ある意味、剣先の切れ味より重要だそうだ、というのは昔何かの本で読んだ受け売りだけど。
実際、アルスはあの後、武器や鍛冶屋を回っていたらしい。
「あたしの剣は、そういう心配はないんだ。良く見てみ」
ずいと差し出されるが、重いのは分かっているので、受け取らずに見るだけだ。
「…これは、もしかして柄も剣も繋がって、るの?」
「そ、全体が一つのアダマンタイトの塊」
アダマンタイトって、すごく硬い、高価な金属鉱物だったのでは。その金属を熔かして型に入れて作ったってこと?
「うんにゃ、錬金すると硬度が落ちるからね。大きな結晶から剣の形に削り出しただけ」
はあ?それはもう伝説級なんじゃないの?どこから手に入れたんだか。
「結構、由緒ある上等な剣なんだよ」
結構、ねえ。まあ、誰にでも扱えるものじゃないというのは分かるけど。重いし。
「ユーカはどこに行ってたんだ?」
「湖の畔を歩いていたら、コンラートさんに捕まっちゃって。屋敷に御呼ばれしちゃって」
「ふーん、何か面白い話はあった?」
「ザクルって名前は、エルフではありえないって」
「うん?」
「なるほど、さすが学者さんだけあって物知りだな」
夕食を食べながら、アルスが言う。剣が直ってきたらしく、上機嫌だ。
「考えてみれば、モーザも最初人間の女性に化けてたし、レイミアもだったな」
ラミアは元々上半身が人間の魔物だし、人化の術もあるのだろう。ネレイスのアマティアさん達と同じだ。しかし、モーザはヘルハウンドで犬だからな…。力のある魔物はみんな化けられるのかしら?
「あれ?」
「どうした?」
私が急に声を出したので、イルダが尋ねてきた。
「あ、モーザは何故人間の姿をしていたのかなー、と考えちゃって。レイミアはともかく、モーザは人間の姿になる必要はなかったはずでしょ?」
「そういえば…趣味かな」
そんなわけないでしょ、アルス。
「強い魔物は姿を自由に変えられるのかもしれません。ドラゴンが人の姿を取って人間に会うという話は昔からありますし」
「魔力が多いとそういう魔法も使えると?もしかしてユーカも化けられる?」
イルダが言うけど、考えたこともなかった。魔法で女の子が変身するってのは、アニメとかでは良くある話だけど。
「そういえば、ユウカさんはこの世界のことを本で読んだって仰ってましたよね。その本には魔将のことはどこまで書いてあったのですか?」
「歴史書みたいな小説…いや歴史書か。そういう本だったので、魔将のことだけ整理されて書かれていたわけではないの。歴史上知られている一部の魔将の一部のデータだけね」
一覧表みたいなのはあった。しかし、種族は大体埋まっていたけど、名前の欄は結構空白があった。特に上位に行くほど、名前は抜けていたと思う。まあ、たとえ出会ったとしても、むこうには名乗る必要もなかっただろうし、こっちにも聞く余裕もなかっただろうし。
「魔将にエルフがいなかったと記憶してるから、ザクルは魔将ではないと思ってたんだけど…」
「魔将がみんな違う種族に化けられるなら、それもわからない、ということだね。まあ元々、人間やエルフが魔王側になるとは考えにくいけど」
「俺は、ザクルが魔将だとしても、人型の魔物だと思うんだよな」
アルスが言う。
「どうして?」
「例えばモーザみたいにヘルハウンドなら、戦いはその姿がメインだろ?人型に化けても剣をそんなにうまく使えるとは思えない。元々人型じゃなかったら、ザクルほどの剣の腕はないんじゃないかな」
なるほど。
「それにしても、向こうが動いてくれないと、こちらは何も出来ないというのはもどかしいですね」
「ケヴェスンさんは、国やギルドを通して、魔物の情報を集めてくれる、って言ってたけどね…あたしも剣の練習ぐらいしかやることがないな」
「ユーカも、魔法の練習をした方が良いんじゃないか?シオンさんとも色々話をしたんだろ?」
そーね。おかげで自分のイメージの貧困さを良く理解できたわ。
「火、風、水、光。基本魔法で、あと使われたことがないのは土ですかね」
「それが、土で何か出来るイメージがないのよ」
「そこはほら、敵を蹂躙する巨大ゴーレムを」
イルダはそればっかりじゃないの。そういえば火の鳥とかも言ってたっけ。
「わたくしは、可愛い人形が踊るのが良いですね」
フレアまで、また…。
「冗談はともかく、魔工の道具を作るというのも良いのではないでしょうか」
そういえば、活版印刷用の金属版は土魔法で作っているという話だった。金属の加工が出来るなら、色々作れるかも。
「まあ、モーザもユーカが目的みたいなことを言ってたから、待てば来るのは間違いないし。待つしかなくても、無駄に過ごさないようにしようぜ」
おお、アルスがまともなことを言っている。しかし、私が目的というのも、いまいちはっきりしない気がする。
数日後、私は、コンラートさんの屋敷で、コンラートさんとアマティアさんに、今回の迷宮の話をしていた。色々と考え事をしながら湖の畔を歩いていたら、二人に捕まってそのまま御呼ばれしてしまったのだ。
しかし、新婚家庭に連れて来られたような雰囲気で落ち着かない。
結局、ザクルの件も含めて、ギルドから国に報告することになった。魔将や魔王のことが分からないので、こちらから動くことが出来ず、今はそれくらいしか出来ない。
ちなみに、国への報告は一部を秘匿していて、国王と教皇にはフレアから秘匿部分を私信で送ってもらっている。これは大臣にも信用できないのがいるらしいという話だからだ。申し訳ないけど、コンラートさん達にも全部は話せない。私が「っぽい」じゃなくて正式に女神と認められてることとか。
「それは大活躍でしたね~」
「さすが『女神様と称せられるほどの方』ですね」
ばれてないわよね。
「でも、そのザクルとかいうエルフの正体も不明だし。魔将がこれからどう動いてくるかも分からないし、待つしかないのよね」
「僕は、そのザクルとかいうのは、魔将なのではないかと思いますね」
「魔将同士で争っているということ?」
そういえば、魔将同士の仲が悪い、みたいな事を言っていたような気がする。でも、本に載っていた魔将には、エルフはいなかったと思うけど。
「そのザクルですが、エルフではないのではないでしょうか?」
「やはり名前が?」
「ええ」
なんだか、二人だけで分かっているようだ。
「どういうこと?」
「エルフ語では、所謂『濁音』は良い意味の単語には使わないのですよ。親が子供に付ける名前ではないと思います」
アマティアさんが言う。なるほど。エルフじゃない、あるいは偽名ってこともあるかな?そういえば、殊更『エルフだけど魔法が使えない』って強調していたような気がする。エルフでないと疑われないように、自分から敢えて言っていたということも考えられるか。
コンラートさんの屋敷をお暇して帰ってくると、庭でイルダが剣を振り回していた。ヒュンヒュンというすごい音がする。アルスとザクルの模擬戦に思う所があったらしく、剣の練習を以前より熱心にやっているようだ。
「剣は大丈夫?」
「ああ、無茶な使い方をしたけど、どこも痛んでない」
剣は斬る物で叩く物じゃないから、モーザとの戦闘で痛んだのではないかと気にしていた。剣は、柄の部分に剣身を差し込む形で作られている。叩き込んだり、ネジや釘で留めてあったりするのが普通。硬いものを無理に切ろうとしたり、激しい戦闘をしたりすると、ここの部分が緩んでしまい、使い物にならなくなる。ある意味、剣先の切れ味より重要だそうだ、というのは昔何かの本で読んだ受け売りだけど。
実際、アルスはあの後、武器や鍛冶屋を回っていたらしい。
「あたしの剣は、そういう心配はないんだ。良く見てみ」
ずいと差し出されるが、重いのは分かっているので、受け取らずに見るだけだ。
「…これは、もしかして柄も剣も繋がって、るの?」
「そ、全体が一つのアダマンタイトの塊」
アダマンタイトって、すごく硬い、高価な金属鉱物だったのでは。その金属を熔かして型に入れて作ったってこと?
「うんにゃ、錬金すると硬度が落ちるからね。大きな結晶から剣の形に削り出しただけ」
はあ?それはもう伝説級なんじゃないの?どこから手に入れたんだか。
「結構、由緒ある上等な剣なんだよ」
結構、ねえ。まあ、誰にでも扱えるものじゃないというのは分かるけど。重いし。
「ユーカはどこに行ってたんだ?」
「湖の畔を歩いていたら、コンラートさんに捕まっちゃって。屋敷に御呼ばれしちゃって」
「ふーん、何か面白い話はあった?」
「ザクルって名前は、エルフではありえないって」
「うん?」
「なるほど、さすが学者さんだけあって物知りだな」
夕食を食べながら、アルスが言う。剣が直ってきたらしく、上機嫌だ。
「考えてみれば、モーザも最初人間の女性に化けてたし、レイミアもだったな」
ラミアは元々上半身が人間の魔物だし、人化の術もあるのだろう。ネレイスのアマティアさん達と同じだ。しかし、モーザはヘルハウンドで犬だからな…。力のある魔物はみんな化けられるのかしら?
「あれ?」
「どうした?」
私が急に声を出したので、イルダが尋ねてきた。
「あ、モーザは何故人間の姿をしていたのかなー、と考えちゃって。レイミアはともかく、モーザは人間の姿になる必要はなかったはずでしょ?」
「そういえば…趣味かな」
そんなわけないでしょ、アルス。
「強い魔物は姿を自由に変えられるのかもしれません。ドラゴンが人の姿を取って人間に会うという話は昔からありますし」
「魔力が多いとそういう魔法も使えると?もしかしてユーカも化けられる?」
イルダが言うけど、考えたこともなかった。魔法で女の子が変身するってのは、アニメとかでは良くある話だけど。
「そういえば、ユウカさんはこの世界のことを本で読んだって仰ってましたよね。その本には魔将のことはどこまで書いてあったのですか?」
「歴史書みたいな小説…いや歴史書か。そういう本だったので、魔将のことだけ整理されて書かれていたわけではないの。歴史上知られている一部の魔将の一部のデータだけね」
一覧表みたいなのはあった。しかし、種族は大体埋まっていたけど、名前の欄は結構空白があった。特に上位に行くほど、名前は抜けていたと思う。まあ、たとえ出会ったとしても、むこうには名乗る必要もなかっただろうし、こっちにも聞く余裕もなかっただろうし。
「魔将にエルフがいなかったと記憶してるから、ザクルは魔将ではないと思ってたんだけど…」
「魔将がみんな違う種族に化けられるなら、それもわからない、ということだね。まあ元々、人間やエルフが魔王側になるとは考えにくいけど」
「俺は、ザクルが魔将だとしても、人型の魔物だと思うんだよな」
アルスが言う。
「どうして?」
「例えばモーザみたいにヘルハウンドなら、戦いはその姿がメインだろ?人型に化けても剣をそんなにうまく使えるとは思えない。元々人型じゃなかったら、ザクルほどの剣の腕はないんじゃないかな」
なるほど。
「それにしても、向こうが動いてくれないと、こちらは何も出来ないというのはもどかしいですね」
「ケヴェスンさんは、国やギルドを通して、魔物の情報を集めてくれる、って言ってたけどね…あたしも剣の練習ぐらいしかやることがないな」
「ユーカも、魔法の練習をした方が良いんじゃないか?シオンさんとも色々話をしたんだろ?」
そーね。おかげで自分のイメージの貧困さを良く理解できたわ。
「火、風、水、光。基本魔法で、あと使われたことがないのは土ですかね」
「それが、土で何か出来るイメージがないのよ」
「そこはほら、敵を蹂躙する巨大ゴーレムを」
イルダはそればっかりじゃないの。そういえば火の鳥とかも言ってたっけ。
「わたくしは、可愛い人形が踊るのが良いですね」
フレアまで、また…。
「冗談はともかく、魔工の道具を作るというのも良いのではないでしょうか」
そういえば、活版印刷用の金属版は土魔法で作っているという話だった。金属の加工が出来るなら、色々作れるかも。
「まあ、モーザもユーカが目的みたいなことを言ってたから、待てば来るのは間違いないし。待つしかなくても、無駄に過ごさないようにしようぜ」
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