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しおりを挟むバイト先については、俺はもう、心に決めていた場所がある。
「面接に来ました!」
店内には……まだ、ガランとした什器が、並んでいるだけだが、奥からは香ばしい香りが漂う。
「面接なんて、何言ってんの?はい、採用!これ、エプロン」
ポイッとギンガムチェック柄のエプロンを渡される。
「い、いや、紗良さん……一応面接くらいは……なんか、縁故パスってのは……社会経験にもならないですし……」
「何言ってんの?暇なら手伝って…って言ったのは、私の方よ?まぁ、そこまで言うなら、はい、履歴書出して!」
おずおずと、昨夜、何枚も書き直した履歴書を手渡す。
「はい、志望動機、どうぞ」
「えー、以前から経営に興味がありまして、弊社のオープニングからの立ち会いが出来れば、お手伝いすると共に、私の勉強にもなると思いまして……」
「ホント硬いわ……フハッ、採用!もう、時間無いから、早く手伝って。」
そう、俺は……
紗良さんがパン屋を開くと聞いて…雇って欲しいと願い出た。
例の、遠洋漁業で軍資金を貯めたという……店を開く!は、長年の夢だったパン屋らしく。
店長兼パン職人が、紗良さん。
パートのおばさんが1人と俺。
円月家から数分の距離にある、こじんまりとしたパン屋。
ここなら、円月家のみんなに会う事も出来るし、拓真さんも、時々寄ってくれると言っていた。
知り合いの場所でバイトなんて……
ってのが甘いような気もしたけど、みんなと過ごしたい気持ちが勝った。
大学4年後には……多分、父の会社に入れられる……
そのレールで良いのか……って思う気持ちが、ほんの少しだけ出てきたのも事実。
なんせ、目的の為に、遠洋漁業なんて事までやってしまう人を見てしまい、人助けが大好きな消防士に、モデル並みの容姿の塾講師。
みんなが自ら選んで、自分の思い思いの仕事をしている。
感化されない方が無理だと思う……
「れお、あそぼ」
詩ちゃんが来た。
「ごめんね、お仕事終わったら、遊ぼうか?」
泣きそうな顔で帰って行ってしまった。心の中で手を合わせる。
「玲央さん、勉強見てもらえますか?」
続いて、凪くん。
「ごめん、仕事終わったら行くよ!どこが分からないか、付箋チェック付けといて」
ぺこりとお辞儀して帰って行った。
「玲央君!晩御飯食べてくよね?」
「もう、帰って!イチイチ寄らない!邪魔!」
嬉しそうな顔の一海さんを、シッシッと追い返したのは、紗良さん。
「ごめんね、うちの人ら、玲央に、やっと自由に会えるようになったから…ってウキウキ野郎ばっかで」
「いえ、俺は嬉しいです……」
クスクスと笑った。
オープンまで1週間なので、今日は、ポップや、レジの設置などの準備をし、今日は終わりとなった。
「れお~あそぼ~」
円月家の扉を開けると、直ぐに詩ちゃんが駆けてくる。
「ダ~メ、俺とが先!」
後ろから腰を抱き寄せて来たのは……
拓真さん。
お疲れ様って、おでこにキスを落とされる。
宣言通り、砂糖漬け甘々対応です。
会うと毎回のようにこんな感じだけど、一向に慣れない。
そして、全く隠す気の無い拓真さんは、あの水族館デート後すぐに、意気揚々と円月家で交際宣言をかましてくれた。
呆気にとられている俺を他所に、皆から拍手が起こる。
詩ちゃんに至っては、
「けっこん?けっこんする?」
なんて言ってきて、タジタジになってしまった。
そして一海さんは一海さんで、
「玲央を泣かしたら…オマエ!タダジャオカナイカラナ!」
と、見た事も無い怖い顔で、ドスを効かせて拓真さんに詰め寄っていて。
初めて見る一海さんに、正直ドン引いたが、俺は、恥ずかしいのに嬉しかった。
「ご飯用意出来てるよ!」
もう、何度目になっただろう……
ここでの食事も、毎回楽しくて仕方ない。
ご馳走になるのが申し訳なくて……
お金は、受け取って貰えないので、俺は毎回、詩ちゃんと凪くんへのお菓子のお土産を持参する。
俺が2人に選ぶのが楽しくて、御礼になってるのか、疑問だけども。
そして、円月家でのご飯後は……毎回、拓真さんが車で送ってくれる。
家の前までだと、何か言われたら困るだろうから……って、悲しそうな顔で、近くで降ろしてくれる。
本当なら、別れ際のキスでもしたいんだけど……って苦笑い付きで。
そんな顔を度々させてしまい、ズクり響く心に、今日こそは……と。
「じゃ、またな……」
おれは、車内からキョロキョロと、周りを見渡す、良し、誰も通っていない。
俺は、サッと拓真さんに近付いて、チュッと唇を吸った。
ポカンとする拓真さんに。
「好きです。おやすみなさい」
ドアを開けて、手を振りながら、照れ臭くて、駆け足で去った。
せめてこれくらい……伝えておかないと、不安になる。
俺は好きだって事。
万が一、拓真さんの気持ちがどう変化したとしても……という意味を込めて、思いを伝える。
ーーーーー
ある日、バイト終わりに…
スマホに父親から着信が、入る。
今日は、母と2人で東北方面に出張だと言っていたが……
「もしもし?」
「天候不良で飛行機が欠航になった。こっちに一晩泊まるから、戸締りをしっかりして、早く休みなさい」
俺は飛び上がって喜びそうになる感情を抑え、なるべく無感情を務めて。
「分かりました」
とだけ言った。
俺は、早速拓真さんに電話する。
「あ、今夜……お家にお邪魔しても大丈夫ですか?」
「え?あ、ああ……」
「ダメでしたか?何か予定ありましたか?」
「大丈夫、すぐ迎えに行く、待ってて」
なんか、様子が……と思ったけど、
あっという間に迎えに来た拓真さんを見て納得した。
少し目が潤んでいて、顔が少し赤い。
「風邪ですか?」
「いや、ちょっと疲れが溜まって……たまになるヤツ、微熱だけだから」
「あ、じゃ。今夜は、やめときます」
「いや、玲央に癒して貰ったら、速攻治りそう……ダメ?」
小首を傾げてくる。
「え、そんな可愛く言われても……しんどく無いんですか?」
とりあえず、四の五の言わずに乗ってくれ……と請われて、車に乗った。
「え?今夜、1人?マジかよ……俺のタイミング最悪」
「いや、これは看病のタイミングとしてミラクルですよ。そんな状態の拓真さんが1人の方が心配です」
「とりあえず、寝てください……」
部屋に付いて早々に、ベットに押し込んでやる。
「ちょっと、コンビニまで、スポーツドリンクとかゼリーとか買ってきます」
ベットに向かって声をかけ、俺は外に出た。
コンビニで、俺は、拓真さんの為に……
どれがいいかな……なんて、考えていると、俺って自分の物より誰かの為に選ぶの好きだな……って改めて思う。
食欲無くても食べれそうな物……とか、これなら、あまり甘く無さそうだ……とか。
相手を思い浮かべてる時間が大事に思える。
昔は、両親に、母の日や父の日を手紙付きでした事があったのだけど……
喜んでくれる事を期待しながら渡したプレゼントを受け取ると、一瞥されただけで言葉も無く終わり、数日後、ゴミ箱に捨てられた手紙を見つけた時の、心が冷える感覚。
それから、何かを誰かの為に選ぶのが怖くて仕方無かった。
それを変えてくれたのは、円月家のみんなと拓真さんだ。
コンビニの袋をテーブルに置くと、ベットで、寝ている拓真さんの様子を見る。
穏やかな寝息を立てて眠っている。
その崇高なまでの美しさに、今更ながら、慄いた……
こんな綺麗な寝顔……思わず、手を合わせ、拝みたくなったが…
そっと、おでこに手を当ててみる。
まだ少し熱い感じがする。
ゆっくりと、完璧なまでの美貌の相手が眼を開ける。
「おかえり」
声も篭っていて、吐息が熱いようで、ものすごく艶めかしい…
「あー、こんな身体じゃなかったから、執拗なまでに…朝まで犯すのになぁ……」
ぼんやりと呟かれた。
「あの、拓真さん?心の声、漏れてます……」
真っ赤になる俺は、これ以上何か言われたら、倒れる……と思い声を掛けた。
「あ、ごめ…」
弱い笑みを向けられる。
「ていうか…俺と、そういう事したいんですか?」
「そりゃそうだろ……」
「でも、もう……付き合ってから、そこそこ経ちましたけど……そういう雰囲気にならないから、俺なんか相手じゃ、したくならないのかと…」
ポツリと、思っていた事を伝える。
また、そんな事言って……って、鼻で笑われた。
「したいに、決まってるし。最初ガッついてしまったから、怖がらせてないかな…って、優しく包み込みたいのに、少しでも触れると、欲に駆られて止められそうに無いから…」
「別にかまわないのに…まぁ、俺…淡白な方なんで……満足頂けるか…分からないですけど?」
そう、俺はそもそも……そういう行為が得意では無いし、そんな欲求に、駆られる経験が無かったから。
「なんか、そんな事言われたら……蓋を開けたら……みたいで、もの凄い興奮するんだけど?」
「え?逆じゃないんですか……先に謝っておきますけど、俺相手じゃ、つまらないかもしれないですよ?反応薄くて」
「なんか、益々……やりたくなるな。良かったな、玲央。俺が今、体力無くて……」
とりあえず、スポーツドリンクを飲ませて、水分補給させないと……
そう思い、キッチンにコップを取りに行き、スポーツドリンクを注ぐ。
「飲めますか?ストローどこにあるか分からなくて……」
「飲ませて……飲みたいけど、起き上がれない……喉乾いた」
うるうるした瞳で、言われる。
なんだか、甘えたモードで、ちょっと可愛かった。
うーん、コップを持ったまま、思案する……
これって……所謂ところの、口移しで的な…リクエストされてるんだろうか。
意を決して、コップをグイと傾け口に含む。
拓真さんの唇に触れると熱さが伝わる。一気に卑猥な気持ちになりかけ、俺は看病をしてるんだ……と言い聞かせる。
さっき、淡白……とか言った自分、どこ行った?
何度も繰り返していると……
ゴクンと飲み干した後、手が伸びてきて、後ろ頭を持たれた。
離れようとした頭が、固定され、そのまま、俺の中に拓真さんの熱い舌が侵入してくる。
可愛く思ったのが間違いだった…と後悔した時。
そのまま、グイとベットに引きずり込まれる。
グルリと反転され、下に組み敷かれた俺は、拓真さんを見上げた。
蠱惑な笑みで、俺を見下ろしてくる彼に、喉がヒクッと鳴った。
すでに何か期待してる自分が居た。
「玲央、やっぱり…ヤバいわ…エロすぎなんだけど…つまんないかどうか?」
試してみるわ……って呟かれた。
止まることの無いキスの雨を受ける。
豪雨か……くらいの勢いで。
時々漏れてしまう自分の喘ぎに、驚く。
「あっ、…んんっ」
「まだ、キスしかしてないけど?」
既に、息が上がってしまってる俺に
「目がとろんとして、可愛い……な」
シャツのボタンに手がかかる。
上手くチカラが入らなくて手間取る翔太さんは
「ねぇ、自分で脱いで……これ、邪魔」
えっ?って思ったけど……
有無を言わさ無い空気に、従うしかなくて……1つ1つボタンを外していった。
見られてる視線が刺さる。
「ご苦労さま」
本当に嬉しそうな顔で、俺のシャツを左右に開いてしまう。
そっと俺の首筋に指を這わせてから…
下へ移動する指が、触られる事を望むように腫れる赤い場所に触れた。
ジワジワと与えられる刺激に身を捩り、逃げようとするが、離してくれる訳もなく…
手首をシーツに縫いとめられた。
顔が胸に近付いたと思うと、いきなり、勃つ赤いモノを口に含まれた。
「美味し……これ」
ペロペロと堪能されるソコは、感じる訳も無いと思っていたのに。
ムズムズと足をじっとして居られない何かで、思わずピクリと身体が震えた。
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「もう?何が……ダメ?」
ムズムズしたものの正体は、俺の下半身に、欲が集まっていたから……
熱を持ってきた中心部が堅くなっていたからだった。
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「まだ、これからだけど?」
と、今度は下の方に手が伸ばされる。
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「言わないで……」
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「無理ですっ」
躊躇してるとこに声が降ってくる。
「さっき、構わない……って言ったの誰?俺が脱がしたいけど……チカラ入んないんだよね…」
拓真さんに睨め付けるように見られる俺は、観念し、おずおずとズボンのボタンを外し、チャックを下げた。
「よく出来ました」
褒めて貰って、俺の身体がピクリと揺れる。
「ほら、ここも……触って欲しくて仕方ないって言ってる」
何の躊躇も無く、俺の最後の布が下にずらされた。
空気中に放たれた俺のモノが、ピクリピクリと揺れているのが分かって、より一層の羞恥心に駆られる。
根元から一気に上まで擦られる。
「あっんんっ!ダメっそれ、拓真さんっ、離してっ…」
自分で、したのが何時だったか思い出せない程に、久しぶりの行為は、あっという間に達してしまいそうになる。
「どこが、つまんないって?ヤバいくらい興奮するんだけど……これ」
「やぁんんんっ、はぁ、ハァッ、いやぁ、あん、拓真さ、んっ、ヤダ」
止めどなく出てしまう喘ぎ声に、薄ら開けた目から見える拓真さんの淫妖な顔に、更に反応してしまう。
「離し、てっ、出るからっ!!」
思い切り放ってしまった……
それも…拓真さんの手の中に…
恐る恐る目を開けて拓真さんを見ると、手に付いた俺の白濁を……舐めとっている。
「や、止めっ!ダメです!」
慌ててティッシュを取るけど1歩遅くて、綺麗に舐め取られてしまう。
「あー、最高なんだけど……なんだけど……もう、無理、俺」
俺の上に倒れ込んできた。
「だ、大丈夫ですかっ?!」
俺は横に避けると、拓真さんを上向きに寝かせる。
「大丈夫だけど、無念…体力が尽きた…」
「すいません…俺だけ気持ち良くして貰って…」
「ん?良かった?」
こちらを向いて、ニヤニヤと嬉しそうな笑みをくれる。
「え、あ…はい。拓真さん……上手すぎなんじゃ…」
「お褒め頂き光栄でございます。玲央の精子で栄養補給したし、少し休むかぁ…」
アレだけは、もうしないで下さい!と怒っておいた。
その夜は、2人で横に並び、俺は
喉乾いた…という拓真さんに時々、口移しでスポーツドリンクを飲ませてあげたりして。
味わった事の無いほどの、穏やかで甘くて幸せな時間が過ぎていった。
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