19 / 21
2日目其の2 順調、順調!
しおりを挟む
「ねー!よーすけー!スキルポイント節約って、午前中なら明日までに回復するから使ってイイって事だよねー!」
「オッケーだよー!」
「よーし!うりゃっ!とりゃっ!、ちょっと多いわね、キリがない!んじゃぁ、行くわよ!一閃!」
いつも通り、目の前にいた落武者、10数体が真っ二つだ。アンデッドの落武者はゴブリンに比べると、”あずき”にとっては強敵なのだが、全くソレを感じさせない。本当にこのゲーム..いや、この世界を楽しんでいるようだ。
「はは..コレ、ボクの出番有るかなぁ」
“しういち”さんが苦笑いしている。
「”しういち”さん、”あずき”のHP減ってきてますよ。」
「あっ!本当だ。ボクとした事が..少し回復した方が良さそうだね。」
「ロー・ヒール!」
“しういち”さんの回復魔法だ。効果はどのくらいなんだろう?」
~ ?! ~
凄い、半分くらいまで減っていたHPがMAXに戻っている!疑っていた訳では無いが本当に”ヒーラー”だったんだ。
「やりますね!」
「この位はね..はは..」
その後、”一閃”を多用して”あずき”はノーダメージのまま、オレ達は今日のルートの中間地点辺りにいた。
「ねー!モンスターも途切れたみたいだし、ゴハン食べよー!」
「そうしますか!」
「そうだね。ボクもお腹空いてきたよ。」
「よし!やっと、”おでん”の出番だな?タップリ食えよ!」
少し、システムについて触れておこう。実はこの時点でモーレツに腹ペコなのはオレと”あずき”だけで、あとの2人は普通に”朝食後に昼食”のレベルなのだ。
理由は、戦闘に入っていたのが、ほぼ”あずき”だけで、同じパーティーのオレと”あずき”だけ、ハングリーメーターの減りが早いのだ。
ココに来て、ハングリーメーターが追加されてから、このシステムを逆手に取って、敢えてパーティーを組まずに行動を共にしている人達も居るらしい。
ただし、パーティー外の人は、経験値は貰えない。
~ ん?ほとんど戦って無いオレって”あずき”に育てて貰ってるのか?なんか、ヒモみたいだなぁ.. ~
と、御飯にするか..
「オッケーだよー!」
「よーし!うりゃっ!とりゃっ!、ちょっと多いわね、キリがない!んじゃぁ、行くわよ!一閃!」
いつも通り、目の前にいた落武者、10数体が真っ二つだ。アンデッドの落武者はゴブリンに比べると、”あずき”にとっては強敵なのだが、全くソレを感じさせない。本当にこのゲーム..いや、この世界を楽しんでいるようだ。
「はは..コレ、ボクの出番有るかなぁ」
“しういち”さんが苦笑いしている。
「”しういち”さん、”あずき”のHP減ってきてますよ。」
「あっ!本当だ。ボクとした事が..少し回復した方が良さそうだね。」
「ロー・ヒール!」
“しういち”さんの回復魔法だ。効果はどのくらいなんだろう?」
~ ?! ~
凄い、半分くらいまで減っていたHPがMAXに戻っている!疑っていた訳では無いが本当に”ヒーラー”だったんだ。
「やりますね!」
「この位はね..はは..」
その後、”一閃”を多用して”あずき”はノーダメージのまま、オレ達は今日のルートの中間地点辺りにいた。
「ねー!モンスターも途切れたみたいだし、ゴハン食べよー!」
「そうしますか!」
「そうだね。ボクもお腹空いてきたよ。」
「よし!やっと、”おでん”の出番だな?タップリ食えよ!」
少し、システムについて触れておこう。実はこの時点でモーレツに腹ペコなのはオレと”あずき”だけで、あとの2人は普通に”朝食後に昼食”のレベルなのだ。
理由は、戦闘に入っていたのが、ほぼ”あずき”だけで、同じパーティーのオレと”あずき”だけ、ハングリーメーターの減りが早いのだ。
ココに来て、ハングリーメーターが追加されてから、このシステムを逆手に取って、敢えてパーティーを組まずに行動を共にしている人達も居るらしい。
ただし、パーティー外の人は、経験値は貰えない。
~ ん?ほとんど戦って無いオレって”あずき”に育てて貰ってるのか?なんか、ヒモみたいだなぁ.. ~
と、御飯にするか..
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
万物争覇のコンバート 〜回帰後の人生をシステムでやり直す〜
黒城白爵
ファンタジー
異次元から現れたモンスターが地球に侵攻してくるようになって早数十年。
魔力に目覚めた人類である覚醒者とモンスターの戦いによって、人類の生息圏は年々減少していた。
そんな中、瀕死の重体を負い、今にもモンスターに殺されようとしていた外神クロヤは、これまでの人生を悔いていた。
自らが持つ異能の真価を知るのが遅かったこと、異能を積極的に使おうとしなかったこと……そして、一部の高位覚醒者達の横暴を野放しにしてしまったことを。
後悔を胸に秘めたまま、モンスターの攻撃によってクロヤは死んだ。
そのはずだったが、目を覚ますとクロヤは自分が覚醒者となった日に戻ってきていた。
自らの異能が構築した新たな力〈システム〉と共に……。
その掃除依頼、受けてやろう
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者パーティー「明るい未来」のリックとブラジス。この2人のコンビはアリオス王国の上層部では別の通り名で知られていた。通称「必要悪の掃除屋」。
王国に巣食った悪の組織を掃除(=始末)するからだが。
お陰で王国はその2人をかなり優遇していた。
但し、知られているのは王都での上層部だけでのこと。
2人が若い事もあり、その名は王都の上層部以外ではまだ知られていない。
なので、2人の事を知らない地方の悪の組織の下のその2人が派遣されたりすると・・・
俺だけ“使えないスキル”を大量に入手できる世界
小林一咲
ファンタジー
戦う気なし。出世欲なし。
あるのは「まぁいっか」とゴミスキルだけ。
過労死した社畜ゲーマー・晴日 條(はるひ しょう)は、異世界でとんでもないユニークスキルを授かる。
――使えないスキルしか出ないガチャ。
誰も欲しがらない。
単体では意味不明。
説明文を読んだだけで溜め息が出る。
だが、條は集める。
強くなりたいからじゃない。
ゴミを眺めるのが、ちょっと楽しいから。
逃げ回るうちに勘違いされ、過剰に評価され、なぜか世界は救われていく。
これは――
「役に立たなかった人生」を否定しない物語。
ゴミスキル万歳。
俺は今日も、何もしない。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる