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合宿編:四週目・王様ゲーム
容赦ない攻撃
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仲間に指示をしたアーサーは、剣から片手を離しポケットへ手を差し込んだ。
「っ!」
アーサーの挙動にいち早く気付いたカミーユだったが、両手が塞がり下手に動けない。力を抜けばダフかアーサーの剣を受けることになるだろう。
アーサーが取り出したものは紫色の液体と緑色の液体が入った2本の瓶だった。蓋を開けカミーユに向けて振ると柔らかい風が彼を包んだ。
「魔法液だな。そんなそよ風吹かせてどうす…ぐあぁぁっ…!!」
ピンピンしていたカミーユが突然うめき声をあげて膝をついた。鼻と口からボタボタと血を流している。
「ぐ…、もう一本は毒魔法液か…!」
「ううん。モニカの毒魔法液じゃないよ。バジリスクの毒液。こっちのほうが毒が強かったから」
「容赦ねえなおまえ?!?!」
「ア、アーサー、これはどうなってるんだ?!なにをしたんだ?!」
苦しんでいるカミーユを見てダフは状況を飲みこめずオロオロしていた。あまりにカミーユが苦しんでいるので心配している様子だった。
「モニカの風魔法にバジリスクの毒液を混ぜてカミーユにかけたんだ。風魔法の空気を吸い込んじゃったカミーユの体の中にはたっぷりバジリスクの毒が回ってるはずだよ。バジリスクの毒は僕でも結構しんどかったから、カミーユだったらもう少ししんどいかなーって思って!」
あどけない笑顔でそう答えるアーサーにダフは少しゾッとした。バジリスクの毒が普通の人であれば死ぬほどの猛毒であることを知っているのでなおさら恐ろしい。ダフはちらりとカミーユを見た。カミーユは「くそがぁ…」と毒づきながらよろよろと立ち上がっている。それを見てダフはさらにゾッとした。
「…バジリスクの毒を受けて立ってる…」
「さすがにこの量はきついぜアーサー…。頼むから俺以外のS級に同じことはすんなよ?あいつらは俺ほど毒耐性ねえから普通に死ぬ…」
「え?!死んじゃうの?!」
「死ぬわ!!この量食らって死なねーの俺とお前くらいだっつの!!」
「そっかー。でもカミーユ立ちあがっちゃったからまだモニカ狙うんだよね…。じゃあ次は…」
「おわっ!」
「?!」
アーサーはポケットをまさぐりながらダフを突き飛ばして距離を取らせた。なにしてんだこいつと唖然としているカミーユの足元に火魔法液瓶を投げつける。それは大爆発を起こし、カミーユを吹き飛ばした。
「おわぁっ?!ア、アーサーてめえええええ!!!」
「わー!カミーユでも吹き飛ばせたー!モニカの魔法液はやっぱりすごいなー!!」
「だから俺をなんだと思ってんだ!!普通のやつなら体バラバラになってんぞそれ?!」
「じゃあ次は~」
「おまっ!ちょっ!それやめろおおお!!!」
アーサーがカミーユにありとあらゆる魔法瓶を投げつける。モニカは「きゃー!いいわよアーサー!その調子ー!」と盛り上がっていたが、容赦ない攻撃にダフ、シリル、クラリッサ、ライラはドン引きしていた。
「え、あの、アーサー…。さ、さすがにやりすぎじゃ…」
「大丈夫!!」
「いや大丈夫じゃねえーーー!!」
◇◇◇
カミーユの叫び声や爆発音が聞こえ、他のS級冒険者は爆笑していた。
「ぎゃははは!!アーサーが暴れてるのかこれ?!」
「やっぱり魔法液瓶使ったね。さすがのカミーユでも厳しいんじゃない?」
「うふふ。カミーユをあそこまでいたぶっちゃうなんてェ。あの子たちの成長に嬉しくて涙が出ちゃうわァ」
「いやカトリナ…それ笑い泣きでしょ」
◇◇◇
ダフ、シリル、ライラ、アーサーの攻撃を受け流している間にも魔法液瓶が飛んでくる。炎に包まれたかと思えば水に濡らされ雷を落とされ、かと思えば鋭い風魔法で体を傷つけられてそこにバジリスクの毒をぶちまけられた。さすがのカミーユもバジリスクの毒はこたえるらしく、体が思うように動かずゼェゼェと息を荒げて生徒たちと魔法液瓶の攻撃に耐えることしかできなかった。
「次はこれだー!モニカの睡眠魔法液ー!!!」
「睡眠魔法?!あいつ睡眠魔法まで使えるようになったのかよやべえ!!さすがに眠らされちゃたまんねえ!!」
「クラリッサ!土魔法でカミーユの足固定して!」
「え、ええ…!…大丈夫かしらカミーユさん…」
クラリッサは心配しながらもアーサーの指示に従いカミーユの脚を土魔法で固定する。動けなくなったカミーユにアーサーが睡眠魔法液をぶちまけた。が、カミーユが眠ることはなかった。
「あれっ?」
「…おせえよ」
先ほどまで苦し気な表情を浮かべていたカミーユに余裕の笑みが戻っている。固定したはずの足でダフ、シリル、アーサーが蹴り飛ばされ、弓と杖を構えていたライラとクラリッサにぶつかった。5人そろって地面に倒れこんでいる間にカミーユはため息をつき、ギロリと土の壁の上に目を向けた。
「おまえらなあ…おもしろがってただろ。あっちで笑ってんの聞こえてたぞおい!!」
「ぎゃははは!!ボロッボロじゃねえかカミーユ!!ガキ5人にボコボコにされる気分はどうだあ?」
「手加減を知らねえガキはこええぜ。まじで殺す気できやがる」
「普通の人間だったらとっくの昔に死んでるっつーの!!ぎゃははは!!」
リアーナの笑い声にアーサーは顔をあげた。
「リ…リアーナ…!いつの間にそんなとこに…!カミーユに反魔法かけたの?!」
「結構前からいたぞー。反魔法かけろってそこのおっさんがうるさかったから仕方なくかけてやった!ガキ相手に反魔法っておま!反則だろー!!」
「お前が状態異常回復できるくらい回復魔法うまけりゃそれでよかったんだがなあ?!」
「うっ…」
「リアーナ。こいつらの相手は俺がするからさっさとモニカの王冠取ってきてくれ。はやくモニカに回復魔法かけてもらわねーと…」
「ぎゃはは!!バジリスクの毒食らってんもんなー!!えげつねえ~!!りょーかい!じゃあさくっと取ってくるー!」
「だ、だめ!!」
壁からすとんと着地してモニカのところへルンルンスキップしているリアーナにアーサーが切りかかった。だがリアーナの風魔法に吹き飛ばされて土の壁に体を打ち付けられる。他の生徒たちもリアーナに立ち向かうが、彼女の魔法とカミーユの攻撃によりモニカを守ることができなかった。
「はいっ!あたしらの勝ちー!」
ひょいと王冠を取りあげてリアーナがニカっと笑った。モニカはぷぅと頬を膨らませて足をバタバタしている。
「あーんもう!!あと30秒だったのにー!!」
「へへーん残念だったなモニカ!でもカミーユをあそこまでボコボコにできるなんて、おまえの"兵士"はたいしたもんだ!!誇っていいぞ!!」
「だって私の自慢のお兄ちゃんとともだちだからね!!」
「はぁー…きっつ…。まじで死ぬかと思ったぜ…。モニカ、ライラ、クラリッサ。悪いが俺に回復魔法かけてくれるか。あとエリクサー、増血薬、解毒剤、麻痺治し、火傷治し、凍傷治しと…」
満身創痍のカミーユに、魔法使い総出で回復魔法をかけた。さすがにやりすぎだったかな、とやっと気付いたアーサーは申し訳なさそうにカミーユの手を握る。
「カミーユ、ごめんねえ…」
「あ?謝るんじゃねーよ。俺だってさっきこいつらボコボコにしたんだ。これでおあいこだろ。よく頑張ったな。ただまじでバジリスクの毒は他のS級に使わないでくれよ」
カミーユはアーサーの頭を撫でながら苦笑いをする。アーサーもバツが悪そうに笑い、カミーユに抱きつうぃた。
「っ!」
アーサーの挙動にいち早く気付いたカミーユだったが、両手が塞がり下手に動けない。力を抜けばダフかアーサーの剣を受けることになるだろう。
アーサーが取り出したものは紫色の液体と緑色の液体が入った2本の瓶だった。蓋を開けカミーユに向けて振ると柔らかい風が彼を包んだ。
「魔法液だな。そんなそよ風吹かせてどうす…ぐあぁぁっ…!!」
ピンピンしていたカミーユが突然うめき声をあげて膝をついた。鼻と口からボタボタと血を流している。
「ぐ…、もう一本は毒魔法液か…!」
「ううん。モニカの毒魔法液じゃないよ。バジリスクの毒液。こっちのほうが毒が強かったから」
「容赦ねえなおまえ?!?!」
「ア、アーサー、これはどうなってるんだ?!なにをしたんだ?!」
苦しんでいるカミーユを見てダフは状況を飲みこめずオロオロしていた。あまりにカミーユが苦しんでいるので心配している様子だった。
「モニカの風魔法にバジリスクの毒液を混ぜてカミーユにかけたんだ。風魔法の空気を吸い込んじゃったカミーユの体の中にはたっぷりバジリスクの毒が回ってるはずだよ。バジリスクの毒は僕でも結構しんどかったから、カミーユだったらもう少ししんどいかなーって思って!」
あどけない笑顔でそう答えるアーサーにダフは少しゾッとした。バジリスクの毒が普通の人であれば死ぬほどの猛毒であることを知っているのでなおさら恐ろしい。ダフはちらりとカミーユを見た。カミーユは「くそがぁ…」と毒づきながらよろよろと立ち上がっている。それを見てダフはさらにゾッとした。
「…バジリスクの毒を受けて立ってる…」
「さすがにこの量はきついぜアーサー…。頼むから俺以外のS級に同じことはすんなよ?あいつらは俺ほど毒耐性ねえから普通に死ぬ…」
「え?!死んじゃうの?!」
「死ぬわ!!この量食らって死なねーの俺とお前くらいだっつの!!」
「そっかー。でもカミーユ立ちあがっちゃったからまだモニカ狙うんだよね…。じゃあ次は…」
「おわっ!」
「?!」
アーサーはポケットをまさぐりながらダフを突き飛ばして距離を取らせた。なにしてんだこいつと唖然としているカミーユの足元に火魔法液瓶を投げつける。それは大爆発を起こし、カミーユを吹き飛ばした。
「おわぁっ?!ア、アーサーてめえええええ!!!」
「わー!カミーユでも吹き飛ばせたー!モニカの魔法液はやっぱりすごいなー!!」
「だから俺をなんだと思ってんだ!!普通のやつなら体バラバラになってんぞそれ?!」
「じゃあ次は~」
「おまっ!ちょっ!それやめろおおお!!!」
アーサーがカミーユにありとあらゆる魔法瓶を投げつける。モニカは「きゃー!いいわよアーサー!その調子ー!」と盛り上がっていたが、容赦ない攻撃にダフ、シリル、クラリッサ、ライラはドン引きしていた。
「え、あの、アーサー…。さ、さすがにやりすぎじゃ…」
「大丈夫!!」
「いや大丈夫じゃねえーーー!!」
◇◇◇
カミーユの叫び声や爆発音が聞こえ、他のS級冒険者は爆笑していた。
「ぎゃははは!!アーサーが暴れてるのかこれ?!」
「やっぱり魔法液瓶使ったね。さすがのカミーユでも厳しいんじゃない?」
「うふふ。カミーユをあそこまでいたぶっちゃうなんてェ。あの子たちの成長に嬉しくて涙が出ちゃうわァ」
「いやカトリナ…それ笑い泣きでしょ」
◇◇◇
ダフ、シリル、ライラ、アーサーの攻撃を受け流している間にも魔法液瓶が飛んでくる。炎に包まれたかと思えば水に濡らされ雷を落とされ、かと思えば鋭い風魔法で体を傷つけられてそこにバジリスクの毒をぶちまけられた。さすがのカミーユもバジリスクの毒はこたえるらしく、体が思うように動かずゼェゼェと息を荒げて生徒たちと魔法液瓶の攻撃に耐えることしかできなかった。
「次はこれだー!モニカの睡眠魔法液ー!!!」
「睡眠魔法?!あいつ睡眠魔法まで使えるようになったのかよやべえ!!さすがに眠らされちゃたまんねえ!!」
「クラリッサ!土魔法でカミーユの足固定して!」
「え、ええ…!…大丈夫かしらカミーユさん…」
クラリッサは心配しながらもアーサーの指示に従いカミーユの脚を土魔法で固定する。動けなくなったカミーユにアーサーが睡眠魔法液をぶちまけた。が、カミーユが眠ることはなかった。
「あれっ?」
「…おせえよ」
先ほどまで苦し気な表情を浮かべていたカミーユに余裕の笑みが戻っている。固定したはずの足でダフ、シリル、アーサーが蹴り飛ばされ、弓と杖を構えていたライラとクラリッサにぶつかった。5人そろって地面に倒れこんでいる間にカミーユはため息をつき、ギロリと土の壁の上に目を向けた。
「おまえらなあ…おもしろがってただろ。あっちで笑ってんの聞こえてたぞおい!!」
「ぎゃははは!!ボロッボロじゃねえかカミーユ!!ガキ5人にボコボコにされる気分はどうだあ?」
「手加減を知らねえガキはこええぜ。まじで殺す気できやがる」
「普通の人間だったらとっくの昔に死んでるっつーの!!ぎゃははは!!」
リアーナの笑い声にアーサーは顔をあげた。
「リ…リアーナ…!いつの間にそんなとこに…!カミーユに反魔法かけたの?!」
「結構前からいたぞー。反魔法かけろってそこのおっさんがうるさかったから仕方なくかけてやった!ガキ相手に反魔法っておま!反則だろー!!」
「お前が状態異常回復できるくらい回復魔法うまけりゃそれでよかったんだがなあ?!」
「うっ…」
「リアーナ。こいつらの相手は俺がするからさっさとモニカの王冠取ってきてくれ。はやくモニカに回復魔法かけてもらわねーと…」
「ぎゃはは!!バジリスクの毒食らってんもんなー!!えげつねえ~!!りょーかい!じゃあさくっと取ってくるー!」
「だ、だめ!!」
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「はいっ!あたしらの勝ちー!」
ひょいと王冠を取りあげてリアーナがニカっと笑った。モニカはぷぅと頬を膨らませて足をバタバタしている。
「あーんもう!!あと30秒だったのにー!!」
「へへーん残念だったなモニカ!でもカミーユをあそこまでボコボコにできるなんて、おまえの"兵士"はたいしたもんだ!!誇っていいぞ!!」
「だって私の自慢のお兄ちゃんとともだちだからね!!」
「はぁー…きっつ…。まじで死ぬかと思ったぜ…。モニカ、ライラ、クラリッサ。悪いが俺に回復魔法かけてくれるか。あとエリクサー、増血薬、解毒剤、麻痺治し、火傷治し、凍傷治しと…」
満身創痍のカミーユに、魔法使い総出で回復魔法をかけた。さすがにやりすぎだったかな、とやっと気付いたアーサーは申し訳なさそうにカミーユの手を握る。
「カミーユ、ごめんねえ…」
「あ?謝るんじゃねーよ。俺だってさっきこいつらボコボコにしたんだ。これでおあいこだろ。よく頑張ったな。ただまじでバジリスクの毒は他のS級に使わないでくれよ」
カミーユはアーサーの頭を撫でながら苦笑いをする。アーサーもバツが悪そうに笑い、カミーユに抱きつうぃた。
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