436 / 718
イベントストーリー:太陽が昇らない日
チックチックティックティック
しおりを挟む
「ん~!!我ながら良い出来だわァ~!!」
1時間後、良い汗をかいたカトリナが満足げに化粧道具をテーブルに置いた。差し出された手鏡を覗き込み、アーサーとモニカは「わぁぁぁ!」と歓声をあげる。
セルジュに仮装したアーサーは、いつもふわふわの髪がストレートになっており、前髪は2:8に分けられている。顔は青白く、目の下には大げさな黒く広いクマがある。唇は薄紫色の紅を塗り、口を開くとちらりと偽物の尖った歯が覗く。口元には赤い血が流れているように見える化粧を施されていた。(本人の希望により本物の血を使用した)
服装は、薄汚れた白衣を身に付けており、首元には聴診器がかけられている。最後に薄い銀色の淵の眼鏡をかけてアーサー版セルジュの完成だ。用意した白衣がアーサーにとっては少し大きかったのがカトリナの心残りだったが、アーサー自身は大変満足した様子だった。
「わーーーー!!!わー!!すごいーーー!!!わーーー!!!」
「あらあらァ。喜びすぎて語彙力を喪失しているわァ」
「セルジュ先生見てっ!ほら、僕、セルジュ先生の真似してみたよっ!」
アーサーは小さな声でそう言ってペンダントを鏡に向けた。ペンダントはなんの反応も示さなかったが、アーサーはそれを頬に当ててにっこり笑った。
「えへへー。でもやっぱりセルジュ先生の方がかっこいいなあ。僕には先生の大人っぽさはないから」
ロイに仮装したモニカは、男性用のカツラを被り分厚い眼鏡をかけた。いつもロイは前髪で瞳を隠していたのでそれも忠実に再現している。顔の化粧はアーサーとほとんど一緒だったが、カトリナが気まぐれに頬に小さな涙の形をした宝石を貼り付けた。服装は学院の制服に似たシャツとズボン、破れたマントを身に付けている。胸もしっかり布でおさえつけたので、パッと見ただけでは女の子には見えないほど完璧な仮装だった。
「うわああ!すごいねカトリナ!ほんとにロイみたい!!」
「ふふ。ロイがどんな子か私あんまり知らないけど満足してもらえて嬉しいわァ」
「モ、モニカ、その仮装…」
双子の仮装が仕上がったことに気付きそばに来たライラは、モニカの装いに戸惑いを隠しきれいていない様子だった。モニカはハッとして顔を青ざめさせる。ロイはライラにとてもひどいことをしたことをモニカは忘れてしまっていた。
「あ…!ライラごめんなさい!!わ、わたしやっぱりこの仮装やめる…!」
「え?!ううん!!いいんだよ!!…でもやっぱり彼の仮装だったのね」
「ご、ごめんライラ…」
「謝らないで!彼は私にひどいことをしたけど、それまでずっと優しかったもん。あんな1日の記憶より、3年間の思い出の方が強いよ」
「ライラ…」
「裏で彼はたくさんひどいことをしてたわ。でも彼は優しい人だった。とっても優しい人だったの。だから、モニカも彼を憎まずにいてくれてることが嬉しかったの。ありがとう、モニカ」
「ライラぁ!!」
ライラの優しい言葉にモニカは涙を滲ませて抱きついた。ライラは微かに微笑み彼女の頭を撫でる。
「今日は楽しもうね、モニカ」
「うん…!」
◇◇◇
黒ずくめの服を着た大人たちと、仮装をした生徒たちは馬車を走らせ一番近い町へ訪れた。町はカボチャで作ったランタンが並べられ、どこからか不気味な音楽が流れている。仮装した人たちが行き交い、出店では袋詰めされたお菓子、小さなカボチャのランタン、魔物の形をした焼き菓子やキャンディ、ワインなどが売られていた。
「わあ…すごい…」
「ちょ、ちょっとこわい…」
初めて"太陽が昇らない日"のイベントに参加したアーサーとモニカは、まるで異世界のような雰囲気に身じろぎをしていた。特にモニカは不気味な音楽や仮装人たちが怖いようでずっと兄の腕にしがみついている。ジルはモニカの肩にそっと手に置き、優しい声で落ち着かせた。
「モニカ、大丈夫。ここにいる人たちは怖くないよ。試しに大人の人にこう言ってごらん。"チックチックティックティック"」
「チックチックティックティック?」
「魔物の言葉を模した合言葉みたいなものだよ。"チックチック"はお菓子、"ティックティック"はイタズラ(本当は惨殺って意味だけど)」
「お菓子とイタズラ!どっちがいいってこと?!」
「そういうこと。さあ行ってごらん。お菓子をもらえるよ」
「行ってみようよモニカ!」
「うん!!」
アーサーはモニカの手を握り、グループから離れて話しかけやすそうな大人を探した。全員マントを着ているので優しそうな人を探すのは難しい。しばらく歩いていると、ベンチに腰かけてワインを飲んでいる恰幅の良い女の人を見つけた。恰幅の良いおばさんに悪い人はいないという勝手な持論のもと、アーサーは意を決して彼女に声をかけた。
「チックチックティックティック!」
「チ、チックチクティックテェク!あ、噛んじゃった…!」
「ふふ。おやおや、これまたかわいらしい男の子。おばさんの答えはもちろん、チックチックだよ」
おばさんはにっこり笑ってアイテムボックスから袋詰めのお菓子をふたつ取り出し双子に手渡した。アーサーとモニカはそれを受け取り、嬉しそうに顔を合わせてぴょんぴょんと飛び跳ねた。
「やったモニカ!お菓子もらったよー!」
「きゃー!ほんとにもらっちゃったー!おばさん、ありがとうー!」
「いいよいいよ~。楽しい"太陽が昇らない日"を過ごしてね。…ってあんたもしかして、女の子かい?!」
「はい!今日は男の子の仮装をしてるの!」
「へぇ~!!分からなかったよ!!すごい本格的だねえ!!」
「えへへ!やったー!」
「じゃあ、たくさんお菓子をもらってきな。でも一気に食べちゃいけないよ。おばさんみたいになっちゃうからね。あっはっは!」
「ありがとうおばさん!おばさんのぷにぷに僕だいすきだよ!やさしさがいっぱい!」
「あはは!あんた、大人になったらとんでもない女ったらしになるだろうね~!おばさんあんたのこと好きになりかけたよ~!あっはっは!冗談冗談!」
(アーサーはもうすでに天然女たらしなの、おばさん…)
内心そう思いながらモニカは苦笑いを浮かべた。最後にもういちどおばさんにお礼を言い、双子は町を歩く人たちにお菓子をもらってまわる。声をかけた人たちはみんな気さくな人たちばかりで、あっという間にアイテムボックスの中がお菓子でいっぱいになった。
1時間後、良い汗をかいたカトリナが満足げに化粧道具をテーブルに置いた。差し出された手鏡を覗き込み、アーサーとモニカは「わぁぁぁ!」と歓声をあげる。
セルジュに仮装したアーサーは、いつもふわふわの髪がストレートになっており、前髪は2:8に分けられている。顔は青白く、目の下には大げさな黒く広いクマがある。唇は薄紫色の紅を塗り、口を開くとちらりと偽物の尖った歯が覗く。口元には赤い血が流れているように見える化粧を施されていた。(本人の希望により本物の血を使用した)
服装は、薄汚れた白衣を身に付けており、首元には聴診器がかけられている。最後に薄い銀色の淵の眼鏡をかけてアーサー版セルジュの完成だ。用意した白衣がアーサーにとっては少し大きかったのがカトリナの心残りだったが、アーサー自身は大変満足した様子だった。
「わーーーー!!!わー!!すごいーーー!!!わーーー!!!」
「あらあらァ。喜びすぎて語彙力を喪失しているわァ」
「セルジュ先生見てっ!ほら、僕、セルジュ先生の真似してみたよっ!」
アーサーは小さな声でそう言ってペンダントを鏡に向けた。ペンダントはなんの反応も示さなかったが、アーサーはそれを頬に当ててにっこり笑った。
「えへへー。でもやっぱりセルジュ先生の方がかっこいいなあ。僕には先生の大人っぽさはないから」
ロイに仮装したモニカは、男性用のカツラを被り分厚い眼鏡をかけた。いつもロイは前髪で瞳を隠していたのでそれも忠実に再現している。顔の化粧はアーサーとほとんど一緒だったが、カトリナが気まぐれに頬に小さな涙の形をした宝石を貼り付けた。服装は学院の制服に似たシャツとズボン、破れたマントを身に付けている。胸もしっかり布でおさえつけたので、パッと見ただけでは女の子には見えないほど完璧な仮装だった。
「うわああ!すごいねカトリナ!ほんとにロイみたい!!」
「ふふ。ロイがどんな子か私あんまり知らないけど満足してもらえて嬉しいわァ」
「モ、モニカ、その仮装…」
双子の仮装が仕上がったことに気付きそばに来たライラは、モニカの装いに戸惑いを隠しきれいていない様子だった。モニカはハッとして顔を青ざめさせる。ロイはライラにとてもひどいことをしたことをモニカは忘れてしまっていた。
「あ…!ライラごめんなさい!!わ、わたしやっぱりこの仮装やめる…!」
「え?!ううん!!いいんだよ!!…でもやっぱり彼の仮装だったのね」
「ご、ごめんライラ…」
「謝らないで!彼は私にひどいことをしたけど、それまでずっと優しかったもん。あんな1日の記憶より、3年間の思い出の方が強いよ」
「ライラ…」
「裏で彼はたくさんひどいことをしてたわ。でも彼は優しい人だった。とっても優しい人だったの。だから、モニカも彼を憎まずにいてくれてることが嬉しかったの。ありがとう、モニカ」
「ライラぁ!!」
ライラの優しい言葉にモニカは涙を滲ませて抱きついた。ライラは微かに微笑み彼女の頭を撫でる。
「今日は楽しもうね、モニカ」
「うん…!」
◇◇◇
黒ずくめの服を着た大人たちと、仮装をした生徒たちは馬車を走らせ一番近い町へ訪れた。町はカボチャで作ったランタンが並べられ、どこからか不気味な音楽が流れている。仮装した人たちが行き交い、出店では袋詰めされたお菓子、小さなカボチャのランタン、魔物の形をした焼き菓子やキャンディ、ワインなどが売られていた。
「わあ…すごい…」
「ちょ、ちょっとこわい…」
初めて"太陽が昇らない日"のイベントに参加したアーサーとモニカは、まるで異世界のような雰囲気に身じろぎをしていた。特にモニカは不気味な音楽や仮装人たちが怖いようでずっと兄の腕にしがみついている。ジルはモニカの肩にそっと手に置き、優しい声で落ち着かせた。
「モニカ、大丈夫。ここにいる人たちは怖くないよ。試しに大人の人にこう言ってごらん。"チックチックティックティック"」
「チックチックティックティック?」
「魔物の言葉を模した合言葉みたいなものだよ。"チックチック"はお菓子、"ティックティック"はイタズラ(本当は惨殺って意味だけど)」
「お菓子とイタズラ!どっちがいいってこと?!」
「そういうこと。さあ行ってごらん。お菓子をもらえるよ」
「行ってみようよモニカ!」
「うん!!」
アーサーはモニカの手を握り、グループから離れて話しかけやすそうな大人を探した。全員マントを着ているので優しそうな人を探すのは難しい。しばらく歩いていると、ベンチに腰かけてワインを飲んでいる恰幅の良い女の人を見つけた。恰幅の良いおばさんに悪い人はいないという勝手な持論のもと、アーサーは意を決して彼女に声をかけた。
「チックチックティックティック!」
「チ、チックチクティックテェク!あ、噛んじゃった…!」
「ふふ。おやおや、これまたかわいらしい男の子。おばさんの答えはもちろん、チックチックだよ」
おばさんはにっこり笑ってアイテムボックスから袋詰めのお菓子をふたつ取り出し双子に手渡した。アーサーとモニカはそれを受け取り、嬉しそうに顔を合わせてぴょんぴょんと飛び跳ねた。
「やったモニカ!お菓子もらったよー!」
「きゃー!ほんとにもらっちゃったー!おばさん、ありがとうー!」
「いいよいいよ~。楽しい"太陽が昇らない日"を過ごしてね。…ってあんたもしかして、女の子かい?!」
「はい!今日は男の子の仮装をしてるの!」
「へぇ~!!分からなかったよ!!すごい本格的だねえ!!」
「えへへ!やったー!」
「じゃあ、たくさんお菓子をもらってきな。でも一気に食べちゃいけないよ。おばさんみたいになっちゃうからね。あっはっは!」
「ありがとうおばさん!おばさんのぷにぷに僕だいすきだよ!やさしさがいっぱい!」
「あはは!あんた、大人になったらとんでもない女ったらしになるだろうね~!おばさんあんたのこと好きになりかけたよ~!あっはっは!冗談冗談!」
(アーサーはもうすでに天然女たらしなの、おばさん…)
内心そう思いながらモニカは苦笑いを浮かべた。最後にもういちどおばさんにお礼を言い、双子は町を歩く人たちにお菓子をもらってまわる。声をかけた人たちはみんな気さくな人たちばかりで、あっという間にアイテムボックスの中がお菓子でいっぱいになった。
22
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。