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北部編:イルネーヌ町
希望の象徴
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サンプソンが静かになったので、二人は黙々と弓を引いた。
アーサーの命中率と威力は、目を見張るものだった。二・五メートルの巨体を持つオーガを、たった三、四本の矢だけで倒している彼の弓術に、サンプソンは内心拍手を送っていた。
オーガが残り数体まで減った時、サンプソンがいつになく真剣な声で話しかける。
「アーサー」
「ん?」
「君は本当に、ヴィクス王子が悪い人じゃないと思っているのかい?」
「思ってるよ。みんな、ヴィクスは悪い子だって言うけど……。みんなが嘘をついてるとは思ってないけど、とても信じられないんだ。ヴィクスは良い子なんだ。ほんとに」
「アーサーはヴィクス王子と仲が良かったのかい?」
サンプソンの質問に、アーサーはすぐには答えられず、目を伏せた。
「……仲が良かったとか、そういうのはなかったんだ。僕たち、ヴィクスと違うところで暮らしてたから、ほとんど会ってなかったし。会えたとしても、なんというか、その……」
「檻ごしだった?」
「……」
「牢獄に入れられてたんでしょ? 君たち」
「どうして……それを……」
「考えたら分かるよ。双子である君たちを、あの国王と王妃が普通に生活させるわけがない」
「……」
「そんな牢獄に、ヴィクス王子は何をしに来てたんだい?」
アーサーはため息をついた。カミーユたちは、きっと分かっていてその話題に触れないようにしていた。だから話す機会もなかった。だがサンプソンは、アーサーとヴィクスの過去に無遠慮に踏み込もうとしている。
アーサーは話したくなかった。だが、この話を聞けば、彼もヴィクスが悪い子じゃないと分かってくれるのではないかと思った。
「……ヴィクスは時々、王妃に連れられて僕たちのところへ来たんだ」
「王妃が牢獄に……。それも、君たちの元へわざわざ? どうして」
「王妃は時々僕たちのところへ来て……その、僕たちのことを剣で刺したり、毒を飲ませたりして、楽しんでたから……」
「……」
「王妃がヴィクスを連れて来た時は、ヴィクスにナイフを握らせて、彼の手を王妃が掴んで、僕のおなかにナイフを刺させて楽しんでた」
予想を上回るアーサーの過去に、サンプソンは絶句し、吐き気を催した。
「その時のヴィクスはね、ずっと僕に泣きながら謝ってたんだ。ごめんなさい、お兄さまって。そしたら王妃は、僕たちのことをお兄さまなんて呼ぶなって、ヴィクスのことを叱ってた。それでもヴィクスは、僕たちが森に捨てられるまでずっと、僕たちのことを〝お兄さま〟〝お姉さま〟って呼んでくれてたよ」
「……」
「だからね、僕はヴィクスが悪い子だなんて思えない。だって本当に悪い人は、人を痛めつけても嬉しそうに笑うでしょ?」
サンプソンは応えられなかった。
「ヴィクスは人を傷つけて泣いてたよ。途中からは、泣きながらぼうっとしてたけど。最後まで、他の人みたいに笑ったり、僕たちのことを変な目で見たりしなかったよ。ヴィクスは他の悪い人たちとは違う。とっても優しい、良い子なん――」
アーサーが最後まで言う前に、サンプソンは強く彼を抱き寄せた。
「君のまわりにいた大人は、君たちを傷つけて、嬉しそうに笑っていたのかい?」
彼の声は、先ほどまでのちゃらんぽらんで能天気なものではなかった。静かで、低く、悲しそうな声。
「……うん」
「そんな大人が、王妃以外にもいたのかい?」
「ミアーナ……乳母以外はみんなそうだった。看守も、衛兵も、従者も、牢獄に来る大人は、みんな」
「どんなことをされて来たんだい?」
「……水に顔を沈められたり、首を絞められたり、剣で刺されたり、背中に真っ赤になった鉄の棒を押し付けられたり、毒やガラスの破片を飲まされたり、あとは……いろいろ、痛かったり、その、嫌なことを……」
決して忘れることのできない、大人たちの顔。幼いアーサーにとって、何倍も大きな大人たちが、こちらを見下ろして気味悪く笑う顔や、狂ったように笑う姿は、魔物よりも醜く、恐ろしいものだった。
「ヴィクス王子だけは違ったのかい?」
サンプソンが尋ねると、アーサーがこくこくと頷く。
「ヴィクスは優しい子なんだ。信じて、サンプソンさん」
「……アーサー。優しい心を持った子どもが、王妃に咎められても呼び方を変えないほど敬愛している兄と姉を、何年にも渡り自らの手で傷つけさせられたら、どうなると思う?」
「……」
「壊れてしまうんだよ」
それはアーサーにも心当たりがあった。ウィルクがそのようなことを言っていた。
「傷つけるだけで泣いていた少年が、今は臣下を殺しても美しい微笑を浮かべている。……そうか、彼は壊れてしまっていたのか。確かにあのやつれ具合は……正常ではないね」
「ヴィクス、そんなにやつれちゃってるの……?」
「ああ。細い君でさえ比べ物にならないほどにね。壊れてしまった彼は、どこに向かっているんだろう。……それにしても王妃は……自分の子どもを苦しめないと気が済まないのかな」
最後の一匹となったオーガを矢で仕留め、サンプソンはゆっくりと弓を背中にかけた。
そして、そっとアーサーを抱きしめる。
「アーサー。ひどい過去を背負った君が、こんなに良い子で、純粋で真っすぐに育ったことが、僕は信じられないよ」
「サンプソンさん……」
「もう君に、幼い頃のような辛い思いはさせたくない。双子は不吉の象徴なんかじゃないよ。辛いことを経験してきたのに、そうしてあどけなく笑う君たちは……希望の象徴だ」
アーサーの瞳に、ぶわっと涙が溢れた。
「この国で暮らす人々は、君たちのように王族によって痛めつけられている。生きる気力がなくなっている人もたくさんいるんだ。でも……そんな彼らが、君たちのように明るく笑えるようになる日が来るよう、僕たちは頑張るよ」
「……うん。ありがとう」
「君のおかげで、ヴィクス王子のことも少し分かった気がする。彼も、王族に苦しめられている国民の一人なのかもしれない。救ってあげられたらいいけど……」
アーサーはパッと顔を輝かせた。
「うん……! うん! ヴィクスも助けてあげたい! 僕たちも、ヴィクスを助けたい!」
「……」
「……?」
返事がないので顔を上げると、サンプソンは神妙な表情をしていた。
(例え今の王政を崩せたとしても、ヴィクス王子は……間違いなく、処刑される側だろうね)
「サンプソンさん……?」
アーサーの呼びかけにハッとしたサンプソンは、ごまかすようにいつものヘラヘラとした表情で彼に笑いかけた。そして、アーサーの首元にキスをして、手を服の下に差し込む。
「ひょっ!?」
「ところでアーサー。こうして君と二人っきりで過ごしていて、僕の中で困ったことが起きたんだけど」
「な、なんですか!? その前にその手はなんですか!?」
「僕、女の子にしか興味がなかったんだけどね、君が愛しくて仕方がないんだ。もしかしたら僕は、君のことが好きなのかもしれない」
「ひぇ……っ」
サンプソンは、ガチガチに固まっているアーサーの体を撫でまわし、耳元で吐息交じりに囁く。
「どうだい? このままこっそりダンジョンを抜け出して、僕ともっと二人っきりにならない?」
アーサーは目をグルグル回して、ゆでだこのように真っ赤な顔をブンブンと振った。今やぴったりとくっついているサンプソンの体を引き離し、「結構ですーーーー!!」と叫びながら、モニカの元へ走って行ってしまった。
サンプソンは、彼の後ろ姿を見てクスクス笑っていた。しかしすぐに顔を背けた彼の表情は、冷たく、静かな怒りに満ちていた。
彼は小さく舌打ちをする。
「まったく、聞けば聞くほど、王族と縁を切って良かったと心から思うよ」
アーサーの命中率と威力は、目を見張るものだった。二・五メートルの巨体を持つオーガを、たった三、四本の矢だけで倒している彼の弓術に、サンプソンは内心拍手を送っていた。
オーガが残り数体まで減った時、サンプソンがいつになく真剣な声で話しかける。
「アーサー」
「ん?」
「君は本当に、ヴィクス王子が悪い人じゃないと思っているのかい?」
「思ってるよ。みんな、ヴィクスは悪い子だって言うけど……。みんなが嘘をついてるとは思ってないけど、とても信じられないんだ。ヴィクスは良い子なんだ。ほんとに」
「アーサーはヴィクス王子と仲が良かったのかい?」
サンプソンの質問に、アーサーはすぐには答えられず、目を伏せた。
「……仲が良かったとか、そういうのはなかったんだ。僕たち、ヴィクスと違うところで暮らしてたから、ほとんど会ってなかったし。会えたとしても、なんというか、その……」
「檻ごしだった?」
「……」
「牢獄に入れられてたんでしょ? 君たち」
「どうして……それを……」
「考えたら分かるよ。双子である君たちを、あの国王と王妃が普通に生活させるわけがない」
「……」
「そんな牢獄に、ヴィクス王子は何をしに来てたんだい?」
アーサーはため息をついた。カミーユたちは、きっと分かっていてその話題に触れないようにしていた。だから話す機会もなかった。だがサンプソンは、アーサーとヴィクスの過去に無遠慮に踏み込もうとしている。
アーサーは話したくなかった。だが、この話を聞けば、彼もヴィクスが悪い子じゃないと分かってくれるのではないかと思った。
「……ヴィクスは時々、王妃に連れられて僕たちのところへ来たんだ」
「王妃が牢獄に……。それも、君たちの元へわざわざ? どうして」
「王妃は時々僕たちのところへ来て……その、僕たちのことを剣で刺したり、毒を飲ませたりして、楽しんでたから……」
「……」
「王妃がヴィクスを連れて来た時は、ヴィクスにナイフを握らせて、彼の手を王妃が掴んで、僕のおなかにナイフを刺させて楽しんでた」
予想を上回るアーサーの過去に、サンプソンは絶句し、吐き気を催した。
「その時のヴィクスはね、ずっと僕に泣きながら謝ってたんだ。ごめんなさい、お兄さまって。そしたら王妃は、僕たちのことをお兄さまなんて呼ぶなって、ヴィクスのことを叱ってた。それでもヴィクスは、僕たちが森に捨てられるまでずっと、僕たちのことを〝お兄さま〟〝お姉さま〟って呼んでくれてたよ」
「……」
「だからね、僕はヴィクスが悪い子だなんて思えない。だって本当に悪い人は、人を痛めつけても嬉しそうに笑うでしょ?」
サンプソンは応えられなかった。
「ヴィクスは人を傷つけて泣いてたよ。途中からは、泣きながらぼうっとしてたけど。最後まで、他の人みたいに笑ったり、僕たちのことを変な目で見たりしなかったよ。ヴィクスは他の悪い人たちとは違う。とっても優しい、良い子なん――」
アーサーが最後まで言う前に、サンプソンは強く彼を抱き寄せた。
「君のまわりにいた大人は、君たちを傷つけて、嬉しそうに笑っていたのかい?」
彼の声は、先ほどまでのちゃらんぽらんで能天気なものではなかった。静かで、低く、悲しそうな声。
「……うん」
「そんな大人が、王妃以外にもいたのかい?」
「ミアーナ……乳母以外はみんなそうだった。看守も、衛兵も、従者も、牢獄に来る大人は、みんな」
「どんなことをされて来たんだい?」
「……水に顔を沈められたり、首を絞められたり、剣で刺されたり、背中に真っ赤になった鉄の棒を押し付けられたり、毒やガラスの破片を飲まされたり、あとは……いろいろ、痛かったり、その、嫌なことを……」
決して忘れることのできない、大人たちの顔。幼いアーサーにとって、何倍も大きな大人たちが、こちらを見下ろして気味悪く笑う顔や、狂ったように笑う姿は、魔物よりも醜く、恐ろしいものだった。
「ヴィクス王子だけは違ったのかい?」
サンプソンが尋ねると、アーサーがこくこくと頷く。
「ヴィクスは優しい子なんだ。信じて、サンプソンさん」
「……アーサー。優しい心を持った子どもが、王妃に咎められても呼び方を変えないほど敬愛している兄と姉を、何年にも渡り自らの手で傷つけさせられたら、どうなると思う?」
「……」
「壊れてしまうんだよ」
それはアーサーにも心当たりがあった。ウィルクがそのようなことを言っていた。
「傷つけるだけで泣いていた少年が、今は臣下を殺しても美しい微笑を浮かべている。……そうか、彼は壊れてしまっていたのか。確かにあのやつれ具合は……正常ではないね」
「ヴィクス、そんなにやつれちゃってるの……?」
「ああ。細い君でさえ比べ物にならないほどにね。壊れてしまった彼は、どこに向かっているんだろう。……それにしても王妃は……自分の子どもを苦しめないと気が済まないのかな」
最後の一匹となったオーガを矢で仕留め、サンプソンはゆっくりと弓を背中にかけた。
そして、そっとアーサーを抱きしめる。
「アーサー。ひどい過去を背負った君が、こんなに良い子で、純粋で真っすぐに育ったことが、僕は信じられないよ」
「サンプソンさん……」
「もう君に、幼い頃のような辛い思いはさせたくない。双子は不吉の象徴なんかじゃないよ。辛いことを経験してきたのに、そうしてあどけなく笑う君たちは……希望の象徴だ」
アーサーの瞳に、ぶわっと涙が溢れた。
「この国で暮らす人々は、君たちのように王族によって痛めつけられている。生きる気力がなくなっている人もたくさんいるんだ。でも……そんな彼らが、君たちのように明るく笑えるようになる日が来るよう、僕たちは頑張るよ」
「……うん。ありがとう」
「君のおかげで、ヴィクス王子のことも少し分かった気がする。彼も、王族に苦しめられている国民の一人なのかもしれない。救ってあげられたらいいけど……」
アーサーはパッと顔を輝かせた。
「うん……! うん! ヴィクスも助けてあげたい! 僕たちも、ヴィクスを助けたい!」
「……」
「……?」
返事がないので顔を上げると、サンプソンは神妙な表情をしていた。
(例え今の王政を崩せたとしても、ヴィクス王子は……間違いなく、処刑される側だろうね)
「サンプソンさん……?」
アーサーの呼びかけにハッとしたサンプソンは、ごまかすようにいつものヘラヘラとした表情で彼に笑いかけた。そして、アーサーの首元にキスをして、手を服の下に差し込む。
「ひょっ!?」
「ところでアーサー。こうして君と二人っきりで過ごしていて、僕の中で困ったことが起きたんだけど」
「な、なんですか!? その前にその手はなんですか!?」
「僕、女の子にしか興味がなかったんだけどね、君が愛しくて仕方がないんだ。もしかしたら僕は、君のことが好きなのかもしれない」
「ひぇ……っ」
サンプソンは、ガチガチに固まっているアーサーの体を撫でまわし、耳元で吐息交じりに囁く。
「どうだい? このままこっそりダンジョンを抜け出して、僕ともっと二人っきりにならない?」
アーサーは目をグルグル回して、ゆでだこのように真っ赤な顔をブンブンと振った。今やぴったりとくっついているサンプソンの体を引き離し、「結構ですーーーー!!」と叫びながら、モニカの元へ走って行ってしまった。
サンプソンは、彼の後ろ姿を見てクスクス笑っていた。しかしすぐに顔を背けた彼の表情は、冷たく、静かな怒りに満ちていた。
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