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決戦編:裏S級との戦い
息子
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一通りの報告を終えたあと、カミーユは最後に伝えないといけないことを口にした。
「それでな、おやっさん……。おやっさんに、最後の報告だ」
「……」
侯爵は、空いている長ソファに横たえられた布に巻かれたものにチラッと目をやった。
カミーユもそちらを見て、小さな声を絞り出す。
「もう薄々気付いてると思うが……。あそこにいるのは……ジルだ」
「……そうか」
侯爵の隣に座っていたカトリナが、彼の手を握る。
「ジルはね、私を守ってくれたの」
「そうか……」
「私だけじゃない。他のみんなのことも、ジルは守ろうとしてくれた。私は意識があまりなかったから知らないのだけど……最期までジルらしかったと……」
「そう……か……っ」
嗚咽を漏らすカトリナと侯爵の前に、サンプソンが跪いた。
「僕は、一番近くでジルの最期を見届けました。そしてジルが……カトリナに最期の言葉を……。そしてこれはカトリナだけでなく、侯爵にもお伝えしたかったことだと僕は思います」
「……聞かせてくれないか」
「『僕に心を与えてくれてありがとう』」
カトリナでさえ、侯爵が声を上げて泣くところをはじめて見た。侯爵はカトリナを強く抱きしめて、ジル、ジル、とカトリナが拾ってきた少年の名を何度も呼んだ。
「もうジルに会えないのか……? 嘘だと言ってくれ、カトリナ……ッ」
◇◇◇
オーヴェルニュ侯爵には五人の娘がいる。生まれてきた娘はみな美しく、侯爵も夫人も幸せだった。しかし、彼らは決して口には出さなかったが、息子がいないことにほんの少し寂しさを抱いていた。
それを埋めてくれたのがジルだった。カトリナが気まぐれに拾ってきた少年、ジル。人形のように無機質な表情をしている彼だったが、ふとした時に見せる彼の柔らかい表情に、侯爵も夫人も大げさに喜んでいたものだ。そんな彼らに、ジルは恥ずかしそうにふいと顔を背け、懸命に無感情を装っていた。
《君はオーヴェルニュ家にやってきた黒猫だ》
ある日、侯爵がジルにそう言ったことがあった。ジルはこくりと頷き、自嘲的に笑った。
《そうですね。いかにも縁起が悪そうなところが僕にぴったりです》
《ちがうちがう。そういう意味じゃない。猫なら色は何色だっていい。君の髪に合わせて黒猫と言っただけだ》
《よく分かりません》
《そうやってつれない態度をとる君に、私たちオーヴェルニュ家の者みなが夢中なのさ》
《は……?》
《可愛くて仕方がないのさ。なんだかんだ言って、君も私たちに懐いてくれているしね》
冗談交じりにそう言い、侯爵がチラッとジルに目をやった。
ジルは顔を真っ赤にしてプルプル震えている。侯爵は口に手を当てて、心の中で反省した。
(しまった。娘に言うようなことを男の子に言ってしまった。可愛いなんて言われても嬉しくないか……)
《あーっと、ジル。言葉を間違えたようだ。君のことが愛おしくてしょうがないんだ。……いや、これも違うか? うーむ、息子が喜ぶ言葉なんぞ私は知らない……》
その言葉でジルの頭が爆発したようにみえた。湯気を出しながら侯爵の元を去り、私室に閉じこもった。
侯爵から様子を見てきてくれと頼まれたカトリナが部屋に入ると、無心になってナイフを研いでいるジルがいた。
《まあジル。お父様のことを殺すつもりかしら?》
《違う……っ! 精神を安定させるためにやっているだけであって決して侯爵を殺そうとかそんなつもりはない》
《まあ……。お父様は一体何を言ったのかしら。ジルがこんなに取り乱すなんて》
《侯爵が僕のことを可愛いと言った》
《ふふ。同意だわァ》
《侯爵が僕のことを息子と言った》
《まあ……! まあまあまあ~》
嬉しそうにニパニパしているカトリナに、ジルはおろおろと目を向けた。
《カトリナ……。侯爵が僕のことを息子と言った》
《ふふふ》
《侯爵が僕のことを息子と……》
《きっとお母様も、同じように思っているわよォ》
《……っ》
結局その日、ジルはペラペラになるまでナイフを研ぎ続けた。
《カトリナ……。ジルが晩食に来なかったが……。まだ怒っているのだろうか……?》
夜、半泣きでカトリナに尋ねる侯爵に、カトリナはかぶりを振った。
《いいえ。あんなに目をキラキラさせたジルは始めて見たわァ》
《ということは、怒っていない……?》
《ええ。とても喜んでいるわ。あなたに息子と呼ばれて》
《えっ? そこなのか? 俺はてっきり可愛いとか愛おしいとか言ってしまったことを怒っているのかと……》
《ああ、それも喜んでいたわよ》
《おおっ!? 喜んでいたのか! よかった》
ほぉーっと胸を撫でおろす侯爵に、カトリナがもたれかかる。
《お父様。ジルを愛してくれてありがとう》
《こちらこそ、ジルを連れてきてくれてありがとう、カトリナ。オーヴェルニュ家の宝物がひとつ増えた》
《だからって、男の子のジルばかりを可愛がらないでねェ?》
《もちろんだよ。全員、同じくらい愛している》
◇◇◇
侯爵はしばらくジルと二人にしてほしいと言った。
布をめくると、氷魔法で防腐されているジルが顔を覗かせる。綺麗に整えられたジルは、顔だけ見ていたらただ眠っているようだった。
冷たくなったジルを抱きしめ、涙を流す侯爵。ジルの上に落ちた雫は、ほんのすこし氷を溶かしてから凍る。
「ジル……。私の娘を守ってくれた誇り高き騎士……。だが、親より先に死んだ親不孝者の息子だ……お前は……」
「それでな、おやっさん……。おやっさんに、最後の報告だ」
「……」
侯爵は、空いている長ソファに横たえられた布に巻かれたものにチラッと目をやった。
カミーユもそちらを見て、小さな声を絞り出す。
「もう薄々気付いてると思うが……。あそこにいるのは……ジルだ」
「……そうか」
侯爵の隣に座っていたカトリナが、彼の手を握る。
「ジルはね、私を守ってくれたの」
「そうか……」
「私だけじゃない。他のみんなのことも、ジルは守ろうとしてくれた。私は意識があまりなかったから知らないのだけど……最期までジルらしかったと……」
「そう……か……っ」
嗚咽を漏らすカトリナと侯爵の前に、サンプソンが跪いた。
「僕は、一番近くでジルの最期を見届けました。そしてジルが……カトリナに最期の言葉を……。そしてこれはカトリナだけでなく、侯爵にもお伝えしたかったことだと僕は思います」
「……聞かせてくれないか」
「『僕に心を与えてくれてありがとう』」
カトリナでさえ、侯爵が声を上げて泣くところをはじめて見た。侯爵はカトリナを強く抱きしめて、ジル、ジル、とカトリナが拾ってきた少年の名を何度も呼んだ。
「もうジルに会えないのか……? 嘘だと言ってくれ、カトリナ……ッ」
◇◇◇
オーヴェルニュ侯爵には五人の娘がいる。生まれてきた娘はみな美しく、侯爵も夫人も幸せだった。しかし、彼らは決して口には出さなかったが、息子がいないことにほんの少し寂しさを抱いていた。
それを埋めてくれたのがジルだった。カトリナが気まぐれに拾ってきた少年、ジル。人形のように無機質な表情をしている彼だったが、ふとした時に見せる彼の柔らかい表情に、侯爵も夫人も大げさに喜んでいたものだ。そんな彼らに、ジルは恥ずかしそうにふいと顔を背け、懸命に無感情を装っていた。
《君はオーヴェルニュ家にやってきた黒猫だ》
ある日、侯爵がジルにそう言ったことがあった。ジルはこくりと頷き、自嘲的に笑った。
《そうですね。いかにも縁起が悪そうなところが僕にぴったりです》
《ちがうちがう。そういう意味じゃない。猫なら色は何色だっていい。君の髪に合わせて黒猫と言っただけだ》
《よく分かりません》
《そうやってつれない態度をとる君に、私たちオーヴェルニュ家の者みなが夢中なのさ》
《は……?》
《可愛くて仕方がないのさ。なんだかんだ言って、君も私たちに懐いてくれているしね》
冗談交じりにそう言い、侯爵がチラッとジルに目をやった。
ジルは顔を真っ赤にしてプルプル震えている。侯爵は口に手を当てて、心の中で反省した。
(しまった。娘に言うようなことを男の子に言ってしまった。可愛いなんて言われても嬉しくないか……)
《あーっと、ジル。言葉を間違えたようだ。君のことが愛おしくてしょうがないんだ。……いや、これも違うか? うーむ、息子が喜ぶ言葉なんぞ私は知らない……》
その言葉でジルの頭が爆発したようにみえた。湯気を出しながら侯爵の元を去り、私室に閉じこもった。
侯爵から様子を見てきてくれと頼まれたカトリナが部屋に入ると、無心になってナイフを研いでいるジルがいた。
《まあジル。お父様のことを殺すつもりかしら?》
《違う……っ! 精神を安定させるためにやっているだけであって決して侯爵を殺そうとかそんなつもりはない》
《まあ……。お父様は一体何を言ったのかしら。ジルがこんなに取り乱すなんて》
《侯爵が僕のことを可愛いと言った》
《ふふ。同意だわァ》
《侯爵が僕のことを息子と言った》
《まあ……! まあまあまあ~》
嬉しそうにニパニパしているカトリナに、ジルはおろおろと目を向けた。
《カトリナ……。侯爵が僕のことを息子と言った》
《ふふふ》
《侯爵が僕のことを息子と……》
《きっとお母様も、同じように思っているわよォ》
《……っ》
結局その日、ジルはペラペラになるまでナイフを研ぎ続けた。
《カトリナ……。ジルが晩食に来なかったが……。まだ怒っているのだろうか……?》
夜、半泣きでカトリナに尋ねる侯爵に、カトリナはかぶりを振った。
《いいえ。あんなに目をキラキラさせたジルは始めて見たわァ》
《ということは、怒っていない……?》
《ええ。とても喜んでいるわ。あなたに息子と呼ばれて》
《えっ? そこなのか? 俺はてっきり可愛いとか愛おしいとか言ってしまったことを怒っているのかと……》
《ああ、それも喜んでいたわよ》
《おおっ!? 喜んでいたのか! よかった》
ほぉーっと胸を撫でおろす侯爵に、カトリナがもたれかかる。
《お父様。ジルを愛してくれてありがとう》
《こちらこそ、ジルを連れてきてくれてありがとう、カトリナ。オーヴェルニュ家の宝物がひとつ増えた》
《だからって、男の子のジルばかりを可愛がらないでねェ?》
《もちろんだよ。全員、同じくらい愛している》
◇◇◇
侯爵はしばらくジルと二人にしてほしいと言った。
布をめくると、氷魔法で防腐されているジルが顔を覗かせる。綺麗に整えられたジルは、顔だけ見ていたらただ眠っているようだった。
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