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第6話 再会

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「この前の温泉旅行は最高だったな」
「ええ、まさか、あんなに簡単に釣れるなんて。最近の主婦は乾いているんですかね」
「でも、課長の相手、美人でスタイル抜群でしたね」
「ああ、あっちも最高だったぞ。文句なしの名器だ」
「羨ましいな」
「まあ、一夜の出来事だ」

「課長、また会いたいですか」
「もちろんだが、伝手はないだろう。お互い見ず知らずだから成立する火遊びだぞ」
「いえ、実は………」


私は、木原紗枝。旦那の浮気が原因で別居中。時間あるから大学時代の友人を誘ってアバンチュールな温泉旅行をした。もちろん、私の目的は、あっち。

少し浴衣を乱して、酔った振りをすれば、男なんていくらでも釣れる。世の中の旦那は、欲求不満なのかな。
それに、男を寄せる為の餌を連れてきている。

誘った一人、加奈子は、ツンツンしてる和風美人。彼女は、あっちも期待しているかもしれない。見かけによらず好きだし。
もう一人の優子は、可愛さが残った美人でスタイル抜群。必ず男は声を掛ける。

でもオプションは加奈子と二人かなと思っていた。

そして、まさか宿泊先のカラオケで出会ったのは、大学時代の彼………のはずの木村雄二だった。既に結婚は、していたが、彼もちょっとの遊びで、会社の同僚と温泉旅行に来たらしい。
私にとって、お遊びするには、最高の状況だった。あれから一ヶ月が経っている。ほぼ今の夫との離婚調停も終わりに近い。でも慰謝料で決着していなかった。


スマホが震えた。えっ、まさか。

翌日、私は電話の主と会った。

「木原さん。ひさしぶりですね」
「田中さん。お久しぶりです」
下半身が疼く。

待合せのホテルのラウンジで待っていると

「いきなり連絡して済みません。本当は、連絡してはいけないと思って、数日悩んだんですけど……。せっかく連絡先を貰っていたので。済みません。木原さんが忘れられなくて。・・ごめんなさい」
そんなに。

「いいんです。私も田中さんに会いたくて。あの時以来………。とっても」

お互いの目線で頷くと
「行きましょうか」

部屋に入ると、お互いが貪る様に抱き合った。舌を絡めあう濃厚なキスの後、彼のアレを激しく口で包んで扱いた。彼は、前と後ろから激しく攻めてくれた。もう一つの所も。私も彼の腹の上に乗り、一気にいった。お互いが何回も頂点に達した。最高だった。

「ふふっ、田中さん。あの時より積極的。嬉しい」
「木原さんも」
「田中さん。もう一度」

「もちろんです。でもちょっと休憩。お話しません」
「良いですよ」
「木原さん」
「紗枝と呼んで下さい」
「では、紗枝さん。あの時一緒に行った僕の友人達が、やはり忘れられないようで・・僕と一緒に行った、山上と新谷が、またお会いしたいと」

「えっ。でも誰が誰を………」
「僕の隣にいた、山上が少しすましたご婦人のお相手をして、もう一人の少し大柄なご婦人を新谷がお相手をしたはずです」
「えっ、でも優子は、何も無かったと言っていましたが」
「優子さんというのですか。それは無いです。相手をした新谷が、二人で楽しい時間を過ごしたと。お相手の方、大変盛り上がっていたと言っていました」

信じられない。あの優子が、そんなことするなんて。

「そうですか。優子は身が固く………。いや、それが事実ならば、誘ってみましょうか。でもなんて言って誘いましょうか。ストレートに言っても」

田中さんが、私の乳首を弄び始めた。段々、全体も・・。
「あん」

「後で、二人で考えましょうか」
「え、ええ……。あん」


「課長。話を出来るかもしれません」
「ほんとうか」
「ええ、上手くいけば、また三人で」
「田中、よくやった。期待しているぞ」
「はい」


私は、和田加奈子。今日は、夫が大阪の出張から一時的に帰っている。思い切り甘え中。
私の夫は、商社マン。結構出張や外泊が多い。

それが分かった上で、結婚したから仕方ない。十才年上の旦那様。仕事柄ストレスもあるみたい。細かい事を言っても意味がない事。私を大事にしてくれればいいと割り切っていた。

 だから、紗枝が私を温泉旅行に誘った時、成行きに任せようと思った。紗枝は、酔った勢いで結構浴衣を開けていた。ぎりぎりブラが見える位に。明らかに目的は明白。

まあ、私もそれに乗ろうと思い、少し、本当に少しだけ、でも本当は、紗枝と同じ位、ブラが見える位、浴衣を開けていた。優子は、詰襟みたいに浴衣を閉じていたけど。

 火遊びは、偶にするからいい。背徳感と酔いに任せて心地よくなればいいだけだ。
あれから一ヶ月が経っていた。

スマホが震えた。紗枝からだ。

『はい』
『あっ、加奈子。紗枝だけど。相談に乗って貰いたいことが有って。電話では言いにくいから、今度会えない』
『良いわよ。でも仕事あるから、午後六時過ぎでないと会えない』
『土曜とかどう。午後一時とかどうかな。いつものカフェで』
『分かった』

「誰だ」
「あなたも知っている大学時代の紗枝よ」
「ああ、今、ご主人とトラブル中の」
「そう」
「加奈子。お前に悪いが、あの人、俺はあまり好かない。感かな。人間としていい感じがしない」
「ふふっ、大丈夫よ。いつも距離を取って会っているから」
「そうか。……こっちにおいで」
「はい」


「紗枝、久しぶり。温泉旅行以来ね。あれ、なんかすっきりした顔している。ご主人とは、決着がついたの」
「主人なんて言わないで。あの男とは慰謝料でもめている。たっぷり取って遊ぶんだ」

「そう、あまり要求すると、何も取れないなんて話にならない様にしないと」
「大丈夫よ。こっちにはしっかりと証拠があるから」

「ところで、相談って何」

紗枝の視線が、私の後ろに行った。
えっ、そんな………。


―――――

なんか、紗枝さん。良からぬことを考えていませんか。

面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価頂けると投稿意欲が沸きます。
感想や、誤字脱字のご指摘待っています。
宜しくお願いします。
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