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昔の犬(紀伊)
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「俺がお前のこと壊してやるよ!ははははっ、ははははっ…!」
「ちょっと待て紀伊」
はぁはぁと息を切らせながらやってくるご主人様。ご主人様以外に踏まれて気持ちよくなってるのがばれてしまい呆れられるのではないかと思う反面、助けに来てくれて嬉しいという気持ちでいっぱいになった。
「何でやめなきゃいけないわけ?俺あんたの下僕じゃないから聞かなきゃいけない理由なんてないんだよ!」
ばんともう一度おちんちんを踏まれる。
「ぁあ゛…!」
「凛音、お前本当に変態だな…。はぁ…とりあえず紀伊やめろ。お前のご主人様を連れてきた。ご主人様とそいつを交換しろ。でないとこいつを犯す」
「はっ、俺には誰もいない。ご主人様なんてはったりかましやがって本当性格悪くなったな。この凛音とかいうやつに似たのか?って…お前!」
すらりとしていてオールバックでスーツを着ているご主人様より少し身長が高く年齢が上のように見える方を見た瞬間こいつは焦り始めた。
「おい、紀伊。自暴自棄になって他人に迷惑かけるな。わかったらさっさと来い」
冷たく低い声が倉庫に響く。
「うるさいうるさいうるさい!俺にかまうな!お前には待ってる奥さんと子供がいるんだろ?こいつは返さない。犯すなら勝手に犯せ!」
「はぁ…その件についても話したいことがあるんだ、だから今来いと言ったんだ。頭が良いお前ならわかるだろ?俺の言うことが正しいこと、俺に背くとどうなるか。あと10秒だけ待ってやる」
「知らねえ!俺にはもう居場所なんて…裕之、なぁもう一回俺のこと飼ってくれね?こんな妻子いるくせに俺まで飼ってたカスやろうとは違うお前とやりなおしたい。こんな変態なんて捨てて俺のこと好きになってくれよ」
この人、泣いてる。僕のもとを離れ少しずつご主人様に語り掛けながら近づいていく。その時コツコツと足音を鳴らして紀伊のご主人様らしき人が紀伊に近づいていく。
「紀伊、そろそろいい加減にしろ」
怯えながら急いで僕の後ろに隠れる。泣きながら
「妻子持ちのくせに!俺なんかいらないんだろ!俺のことなんかどうでもいいんだろ!なら…どうして来たんだよ…俺がお前のこと好きだって知ってるだろ?主従関係を超えた愛を持ってるって知っててどうして…どうして来たんだ…未来を見せるようなことすんなよ!今だって待ってる家族がいんだろ?帰ってやれよ…」
泣き崩れる紀伊にご主人様は
「とりあえず凛音に謝れ、それからだろ?」
「悪かった、凛音さん。自暴自棄になってた。ごめんなさい」
「大丈夫だよ、紀伊さんこそ大丈夫?ハンカチいる?」
手を伸ばそうとすると手を振り払わられた。紀伊のご主人様に。
「心配無用だ。こいつは俺が連れて帰る。悪かったな、巻き込んで。じゃあな」
「ちょっと待て紀伊」
はぁはぁと息を切らせながらやってくるご主人様。ご主人様以外に踏まれて気持ちよくなってるのがばれてしまい呆れられるのではないかと思う反面、助けに来てくれて嬉しいという気持ちでいっぱいになった。
「何でやめなきゃいけないわけ?俺あんたの下僕じゃないから聞かなきゃいけない理由なんてないんだよ!」
ばんともう一度おちんちんを踏まれる。
「ぁあ゛…!」
「凛音、お前本当に変態だな…。はぁ…とりあえず紀伊やめろ。お前のご主人様を連れてきた。ご主人様とそいつを交換しろ。でないとこいつを犯す」
「はっ、俺には誰もいない。ご主人様なんてはったりかましやがって本当性格悪くなったな。この凛音とかいうやつに似たのか?って…お前!」
すらりとしていてオールバックでスーツを着ているご主人様より少し身長が高く年齢が上のように見える方を見た瞬間こいつは焦り始めた。
「おい、紀伊。自暴自棄になって他人に迷惑かけるな。わかったらさっさと来い」
冷たく低い声が倉庫に響く。
「うるさいうるさいうるさい!俺にかまうな!お前には待ってる奥さんと子供がいるんだろ?こいつは返さない。犯すなら勝手に犯せ!」
「はぁ…その件についても話したいことがあるんだ、だから今来いと言ったんだ。頭が良いお前ならわかるだろ?俺の言うことが正しいこと、俺に背くとどうなるか。あと10秒だけ待ってやる」
「知らねえ!俺にはもう居場所なんて…裕之、なぁもう一回俺のこと飼ってくれね?こんな妻子いるくせに俺まで飼ってたカスやろうとは違うお前とやりなおしたい。こんな変態なんて捨てて俺のこと好きになってくれよ」
この人、泣いてる。僕のもとを離れ少しずつご主人様に語り掛けながら近づいていく。その時コツコツと足音を鳴らして紀伊のご主人様らしき人が紀伊に近づいていく。
「紀伊、そろそろいい加減にしろ」
怯えながら急いで僕の後ろに隠れる。泣きながら
「妻子持ちのくせに!俺なんかいらないんだろ!俺のことなんかどうでもいいんだろ!なら…どうして来たんだよ…俺がお前のこと好きだって知ってるだろ?主従関係を超えた愛を持ってるって知っててどうして…どうして来たんだ…未来を見せるようなことすんなよ!今だって待ってる家族がいんだろ?帰ってやれよ…」
泣き崩れる紀伊にご主人様は
「とりあえず凛音に謝れ、それからだろ?」
「悪かった、凛音さん。自暴自棄になってた。ごめんなさい」
「大丈夫だよ、紀伊さんこそ大丈夫?ハンカチいる?」
手を伸ばそうとすると手を振り払わられた。紀伊のご主人様に。
「心配無用だ。こいつは俺が連れて帰る。悪かったな、巻き込んで。じゃあな」
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