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悠希と紀伊の話
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最初に、更新遅れてしまい本当にすみません。
バン!
殴られてまた倒れそうになったが
「すまない!君がいきなりキスなんかするから…」
「警察のくせに、手が早いんだな」
「悪かったと言っているだろう?」
「まぁ許してやるよ」
「君ねえ…」
はぁっと呆れかえっている悠希。
「悠希さんさ、俺の名前もう忘れちゃったわけ?」
「忘れてないさ。紀伊、だろ?」
呼び捨て…なんか萌える。
「そうそ、紀伊君でも紀伊ちゃんでも、紀伊でも何でもいいよ」
「なら紀伊さんと呼ばせてもらいます」
「オッケー、俺はご主人様って呼ぶね」
「は?」
「あははっ」
何がおかしいのかわからなかったらしく、不思議そうな顔をしている。
「あんたの顔、面白いね。イケメンで面白くて最高。彼女さんとかいないの?」
「別に君には関係ないだろ」
そっぽを向く悠希。
「なら、俺がなってあげよっか?」
「はぁ?」
「俺が女装してやるって言ってんの」
この時は必死だった。今引き留めなければきっとこの関係は絶対になくなる。そう思ったからだ。
「結構だ。彼女ぐらい簡単に作ろうと思えばできる。今は仕事が恋人だ」
「へー。言い訳、ね」
「何だと?」
「皆そう言うんだよ。俺みたいなやつと関わりたくないんだろ?ならそう言えばいいのに」
「別にそういうわけじゃない」
「じゃあ何で断るんだ?」
「だから、俺は女装した君にも興味はないし、今のままの君にも興味はない。俺は女の子が恋愛対象なんだ」
「まぁまぁ、俺の女装姿見てからでも遅くないんじゃない?」
バン!
殴られてまた倒れそうになったが
「すまない!君がいきなりキスなんかするから…」
「警察のくせに、手が早いんだな」
「悪かったと言っているだろう?」
「まぁ許してやるよ」
「君ねえ…」
はぁっと呆れかえっている悠希。
「悠希さんさ、俺の名前もう忘れちゃったわけ?」
「忘れてないさ。紀伊、だろ?」
呼び捨て…なんか萌える。
「そうそ、紀伊君でも紀伊ちゃんでも、紀伊でも何でもいいよ」
「なら紀伊さんと呼ばせてもらいます」
「オッケー、俺はご主人様って呼ぶね」
「は?」
「あははっ」
何がおかしいのかわからなかったらしく、不思議そうな顔をしている。
「あんたの顔、面白いね。イケメンで面白くて最高。彼女さんとかいないの?」
「別に君には関係ないだろ」
そっぽを向く悠希。
「なら、俺がなってあげよっか?」
「はぁ?」
「俺が女装してやるって言ってんの」
この時は必死だった。今引き留めなければきっとこの関係は絶対になくなる。そう思ったからだ。
「結構だ。彼女ぐらい簡単に作ろうと思えばできる。今は仕事が恋人だ」
「へー。言い訳、ね」
「何だと?」
「皆そう言うんだよ。俺みたいなやつと関わりたくないんだろ?ならそう言えばいいのに」
「別にそういうわけじゃない」
「じゃあ何で断るんだ?」
「だから、俺は女装した君にも興味はないし、今のままの君にも興味はない。俺は女の子が恋愛対象なんだ」
「まぁまぁ、俺の女装姿見てからでも遅くないんじゃない?」
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