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坂脇の家に行く
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「坂脇…輪廻が帰ってくるかもしれないから…」
「わかった。明日の放課後俺の家でな」
どうしよう…俺は顔に出るため寝たふりをすることにした。
「歩人?寝てるのか。おやすみ、歩人」
チュッとキスをされて俺は眠りについた。そして次の日の放課後
「よう、歩人。よく来たな」
「お前…本当に咥えたらもう俺達に関わるのはやめてくれるんだよな?」
「ああ、だがやっぱり気が変わった」
「え?」
ぞろぞろと現れる男の人達。にやにやと笑っている。
「お、おい、何するつもりだよ!」
手首を縛られ椅子に括りつけられた。
「気が変わったって言ってんだよ」
「だから、どういう意味かって聞いてんだ!」
「今すぐ輪廻を連れてこい」
「はぁ?」
今捕まっている状態でどうやって呼べというのだろうか。
「携帯はどこにある?」
「えっと、ポケットの中…」
「ええっと、これか」
ぷるるるるるっと音が鳴り響き電話がかかる音がする。
「おい、輪廻か?お前今すぐ俺の家に来い。さもなくばこいつを犯す」
「ちょっと待て!」
「うるせえぞ歩人!」
俺は怒声にびっくりして黙り込んでしまった。するとことはどんどんと進んでいき
「わかった。あと30分後な。それまでは何にもしないでおいてやるよ」
「お前のだーいすきな輪廻君は30分後に現れるってよ。まぁでもその間俺達はお楽しみと行こうじゃねえか」
「お前わかってんのかよ!犯罪だぞ!?」
「あ?」
また空気が凍る。怖がっていると
「じゃあお前たちのこと全部学校に流すぞ?」
「そ、それとこれとは話が別…」
「俺はなぁ!輪廻に復讐できればそれでいいんだよ」
「復讐…?」
俺は聞きなれない言葉に言葉を詰まらせる。
「ああ、復讐だ。あ、もしかしてそのことも知らないのか?ほんっと薄っぺらい関係だなぁ。はははっ」
意地の悪い笑みで笑いかけてくる。
「悪いかよ…俺達は付き合ってもねえし…」
「親友、なんじゃなかったっけー?」
あざ笑うかのように言う。
「ま、いいや、何でも。とりあえず咥えろ」
「だから、何で俺が…」
「いいから、拒否権何てねーんだよ」
「うぐっ!」
いきなり後頭部を掴まれ一気に咥えこまされる。
「んぐっ…!」
苦しい…!早く、早く来てくれ輪廻!
「わかった。明日の放課後俺の家でな」
どうしよう…俺は顔に出るため寝たふりをすることにした。
「歩人?寝てるのか。おやすみ、歩人」
チュッとキスをされて俺は眠りについた。そして次の日の放課後
「よう、歩人。よく来たな」
「お前…本当に咥えたらもう俺達に関わるのはやめてくれるんだよな?」
「ああ、だがやっぱり気が変わった」
「え?」
ぞろぞろと現れる男の人達。にやにやと笑っている。
「お、おい、何するつもりだよ!」
手首を縛られ椅子に括りつけられた。
「気が変わったって言ってんだよ」
「だから、どういう意味かって聞いてんだ!」
「今すぐ輪廻を連れてこい」
「はぁ?」
今捕まっている状態でどうやって呼べというのだろうか。
「携帯はどこにある?」
「えっと、ポケットの中…」
「ええっと、これか」
ぷるるるるるっと音が鳴り響き電話がかかる音がする。
「おい、輪廻か?お前今すぐ俺の家に来い。さもなくばこいつを犯す」
「ちょっと待て!」
「うるせえぞ歩人!」
俺は怒声にびっくりして黙り込んでしまった。するとことはどんどんと進んでいき
「わかった。あと30分後な。それまでは何にもしないでおいてやるよ」
「お前のだーいすきな輪廻君は30分後に現れるってよ。まぁでもその間俺達はお楽しみと行こうじゃねえか」
「お前わかってんのかよ!犯罪だぞ!?」
「あ?」
また空気が凍る。怖がっていると
「じゃあお前たちのこと全部学校に流すぞ?」
「そ、それとこれとは話が別…」
「俺はなぁ!輪廻に復讐できればそれでいいんだよ」
「復讐…?」
俺は聞きなれない言葉に言葉を詰まらせる。
「ああ、復讐だ。あ、もしかしてそのことも知らないのか?ほんっと薄っぺらい関係だなぁ。はははっ」
意地の悪い笑みで笑いかけてくる。
「悪いかよ…俺達は付き合ってもねえし…」
「親友、なんじゃなかったっけー?」
あざ笑うかのように言う。
「ま、いいや、何でも。とりあえず咥えろ」
「だから、何で俺が…」
「いいから、拒否権何てねーんだよ」
「うぐっ!」
いきなり後頭部を掴まれ一気に咥えこまされる。
「んぐっ…!」
苦しい…!早く、早く来てくれ輪廻!
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