双子に攻められる平凡な僕の話

雫@不定期更新

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第三章

メリークリスマス!パート1

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「陸君に海君。メリークリスマス!」
「メリクリ」
「メリークリスマス」
皆でクリスマスを祝えるなんてなんて嬉しすぎる…なーんて、この後に何が起きるかなんて知らない僕は1人浮かれていた。
「さてと、ケーキを食べましょうか」
「んー?ケーキなんて買ってないけど」
海さんがはてなマークを浮かべる。
「僕が買っておきました!」
こんなこともあろうかと、買っておいたのだ。
「えーっとここにあるはず…あれ?」
「ないじゃん」
えーっと、どういうことだ?ケーキがない!?
「ケーキ…ケーキ…」
「あー、わかった」
「ありましたか!?」
僕が振り返るとかちゃりと変な音がした。
「えっと、これはどういうつもりでしょうか…」
「んー?ケーキがないんじゃ作らないとだよね」
作らないと?いけない?別になくたって…。
「なくてもよくないですか?」
「そうはいきません」
いきなり横から出てきた陸。
「ああ、ケーキはなかったんですが生クリームならありました」
「えっと、じゃあ生地を買ってきますのでこれを外してください」
かちゃかちゃと音を出して強調する。
「んーそうはいかないよね」
「え?」
「可愛がって、あ、げ、る」
ちゅっと頬にキスをされた。嫌な予感しかしない。
「まさか…ケーキ食べました…?」
「…」
「だから今日はこの脱がせやすい服を着るように仕向けたんですね!?」
そうなのだ。今日の朝何故かベッドの上に服が用意されていたのだ。ボタンでとめられるシャツだ。
「いや?それはたまたま」
「なーんだ、たまたまか、って!そんなのはどうでもいいんですよ!」
「結局何が言いたいわけ?」
何が言いたいか?とりあえず殴らせろ。
「んー、っともしかして僕達に可愛がられるの嫌?」
ボタンを外しながら聞いてくる。
「嫌です!」
ふんっと首を横に向けると
「ふーん、そんな子にはサンタは来ないよ?」
続く。
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