家族で異世界冒険譚(ターン)!第2部 ~永井家異世界東奔西走~ 改定版

武者小路参丸

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第13話 鐘の音が告げる夜  神官地区へ、家族総出の出入り

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食堂から、同じ信徒地区内の宿屋に戻った永井家一行。部屋でゆっくりくつろいで、皆で明日の段取りを決めようとしていた所。

(カァ~ン・・・カァ~ン・・・カァ~ン・・・。)

町中に響く、離れた場所から鐘を鳴らす音。

「何だ一体?火事か?」

ミサオが部屋の窓から外を確認する。

「こっちの世界もそうなの?消防車いないでしょ?」

相変わらずのクミコ。

「・・・?」
「◇☆△○◇!」

そんな中、地区のあちこちで声が上がり出す。

「なぁ、様子おかしくねぇか?ムッちょん。」

「・・・異常事態だと言うのはコジョにしては正しい判断だな。」

コジローの意見に頷くムサシ。

「悩むくれぇなら、考える前に動く!ここに居たって情報入って来ねぇからな。とりあえずムッちょんは俺と外で様子見だ。コジョ、マミとジョロのガード!なぁに、本気で動くなら永井家は一緒!すぐ戻るから、心配すんな!」

言うが早いか、ミサオはもう扉のドアに手をかけている。

「ちょ、パピ!」

慌ててミサオの後を追うムサシ。

「・・・なんかパピ、いそいそと出かけたよね?」

ジョロの問いに、クミコが答える。

「そうねぇ・・・お仕事モードだとは思うけど。・・・パピは向こうの世界でも、夜中に近所騒がしかったら見に行くタイプだったからねぇ。」

苦笑しながらジョロの頭を撫でるクミコ。

「あ、なんか覚えてるかも!ピ~ポ~ピ~ポ~聞こえたら、玄関の扉開けて外見てたよなぁパピ!」

笑うコジロー。

この空間だけは、まだ危機感とは無縁である。

その会話の間に外に出て、声のする方へと向かうミサオとムサシ。人の集まる所が2人の視界に入ると、先程の食堂の女将の姿もある。

複数人の大人と子供。獣人の子供も混ざって居るのが、この地区には不自然である。

「・・・女将さん!さっきはどうも!一体、どうされたんですか?」

ミサオが女将に尋ねる。

「あっ、あんたは!・・・いぇね、何でもこの子供達、みんな例の行方不明だった子達でねぇ!どうも神官地区から逃げて来たらしいのよ!」

女将と話すミサオに、1人の人間の男の子が言い放つ。

「耳が白い毛のお兄ちゃんが、助けてくれたの!みんなで檻ん中入れられて、怖い化け物がずっと檻の外でウロウロしていて・・・お兄ちゃんがみんな逃げろって!」

うつむき、涙声になる男の子。

「そっか・・・怖かったわな。良く頑張った!みんなも良くやった!」

言いながら、優しい笑顔で男の子の頭を撫でるミサオ。

「・・・思い出したく無いだろうけど、どうやって逃げてきたのか、お兄さんに話せるかな?」

獣人の幼い女の子の前にしゃがんで目線を合わせて問うムサシ。

「・・・あの、あのね、みんなで、おりのね、中にいたらね、白い毛のお兄ちゃんが目の前に、来て、大丈夫かって!でもね、あの化け物がね、お兄ちゃんに、ドーンって、それでね・・・。」

「化け物の手が、檻に当たって鍵壊れて!そしたら、お兄ちゃんが、この子に黒い筒渡して、これで見えない壁超えて逃げろって!」

別の獣人の男の子が、ミサオが頭を撫でた人間の男の子を指さす。

「でもね、僕達の後ろに別の化け物が出てきて、そしたら聖騎士さん達も一杯来て・・・あのお兄ちゃん、1人でやっつけようとしてた。でもあんな化け物・・・しかももう一匹・・・。」

唇をかむ獣人の男の子。

「・・・そっか。そのお兄ちゃん、偉いな!でも1人はちょっと大変かもな?坊主、その黒い筒、おいちゃんに預けて貰っていいかなぁ?おいちゃん、悪い化け物やっつけるの仕事でさ、多分それ無いとばけ物のそばに行けないと思うんだ。お!ありがとさん!・・・女将さん、この子たちの親御さんは?」

防壁を破る魔導具を子供から預かったミサオがそばの女将に確認する。

「人間の子達の親はここにいるよ!でも獣人の子達は、保護区に行かないと・・・。」

「わかりました。女将さん、ちぃとばかし頼まれてくれませんかね?」

そこで女将に二言三言耳打ちをし、ミサオは首に掛けてあったペンダントを握らせる。

「あんた一体・・・?」

ミサオの言葉に目を丸くしている女将。

「これも仕事ですから!時間が無いので今はこれで!あ、ペンダント、向こうにそのまま預けちゃって下さい!ムッちょん、戻るぞ!」

ムサシに声をかけて、子供達に手を振りながら走り出すミサオ。

「いや、パピ待って!みんな、ありがとね!」

同じ様に子供達に手を振り、ミサオの後を追うムサシ。

2人は揃って宿に戻り、すぐさまクミコ・コジロー・ジョロに声を掛けて揃って宿を出る。

「俺より先に国相手にゴタ起こすヤツなんて、よっぽどだよな!」

言いながら何故か嬉しそうなミサオ。

「・・・最近パピ、口調が随分と変わってる気がするよなぁ。こんなだったっけ?」

呑気に言うコジロー。

「でも、俺が出会って親子になりたての時、まだあんな感じだったけどな。」

コジローの疑問に答えるムサシ。

「多分、こっち来て身体若返ったから、それに引っ張られてるんじゃない?マミも少し分かる気もするけどね!」

「パピもマミも若いよね!」

笑顔で2人に話すクミコにジョロが笑顔で言う。

「そう?マミ若い?本当に?」

ジョロの言葉に悶えるクミコ。

「さあ、無駄話はそのくらいで、向こう側、行くぞ!」

ミサオの掛け声で魔法防壁近くの路地の民家の暗がり、家と家の隙間に消えてゆく永井家一行。

目指すは問題の神官地区、騒ぎの元の大礼拝堂である。


子供から預かった黒い筒型の魔道具を使い、神官地区への魔法防壁を越えようとする永井家一行。

すぐにでも神官地区の中心部へ向かおうとする所で、ミサオのスマホに着信が入る。

「えっ?今?」

驚きながらもスマホ画面をみると、(課長さん)の文字。

慌てて電話に出るミサオ。

「もしもし、お疲れ様です!今、取り込み中なんすけど、緊急ですか?」

はやる気持ちは有りつつも、話を聞かない訳にもいかないミサオ。

「あっ、お疲れ様です~!大丈夫ですよ。状況は把握してますからね!でも、一応伝えとこうと思いまして!」

いつものトーンで話すカ=チオ・・・課長さん。

この世界の創造者であり、観察者である存在。そして・・・ミサオの直接の上司でもある。

「いやね、今回の件に関しては一応私、そちらの国で名前も使われてるんで、幾つか伝えておきたいと思って。」

「はぁ・・・。」

「先に言っておきますね。変に余計な気は使わず、ミサオさんの思う様に、思いっ切りイッちゃって下さい!この国のやってる事は、私の意思とか無関係なんで!」

「!」

課長さんの言葉に、驚くミサオ。

「ほらぁ~。やっぱりミサオさん、なんだかんだ言って、関わった人間に優しいでしょ?

だから、しっかり言っておかないとと思いましてね。

元々私自身、教えで導いたりとかああしろこうしろとか、押し付けてはいないんですよ。

たま~に、極たま~に目についた生き物に、手を差し伸べたり差し伸べなかったりくらいですからね?」

(たまの気まぐれはあんのね?課長さん・・・。)

家族の視線の中、静かにスマホからの声を聞くミサオ。

「ですからその国の教義も、出会った人間の思考によって解釈され、広がった物。しかも今は、その教義でさえ恣意的(しいてき)にねじ曲げられて使われている様です。

僕は基本その世界を(観察)するのが使命・・・ミサオさん的には業務の方が伝わりますかね?

だから、ミサオさんに現場任せっきりなのは申し訳ないですが、ご面倒でもケリつけちゃって下さい。・・・苦労掛けますね。」

課長さんの言葉は、気遣いにあふれている。

「・・・何言ってんスか。俺はこっち来て良かったと思ってますよ?・・・俺みたいな人生負け組みたいなヤツ使ってもらって。やり甲斐あって、その上・・・家族とまた巡り会えて。まだ1人足りないですけどね?ありがたく思ってますよ、課長さん!」

「・・・そう思ってもらえると助かります。私の言いたい事はこれだけ。さ、早く!あなた達永井家を待ってる人が居ますから!」

「・・・ハイハイ、そうでしょうよ、全く。どこまで計算なんだか。・・・ま、ウチの家族はいつでも一緒!どこにいようが心は一つ!ですからね。じゃ、切りますよ!」

電話を切り、家族を見回すミサオ。

「・・・課長さん、何だって?」

心配そうに見つめるクミコ。

「なんちゃあないさ、結局、頑張れってさ!・・・ゴメンな!みんな待たせて。急ごう。待ってるヤツが居るからな!」

一同無言で頷き、ミサオは防壁に魔導具をかざす。

改めて魔道具によって防壁を抜け、永井家一行は問題の神官地区中心部へ走り出す。

「グギャオ~~~!」
「ンギ~~~~~ッ!」

中心部に近付くにつれ、聞こえてくる異様な叫び声。

「魔法師隊はまだか!このままだと手に負えん!」

「上級聖騎士は、化け物を抑えろ!中級は建物内、何人かは枢機卿様の元へ!」

「あの穢れた侵入者は何者だ!あの獣人も、いざとなれば処理して構わん!何としてもこの場で抑えよ!」

ミサオの視界には、慌てふためく多くの聖騎士達の動きが見えている。

その少し離れた場所。

大礼拝堂の入り口付近では、異形の化け物が二匹、雄叫びをあげていた。

周りで混迷の度を深める聖騎士達。

その間に立って、必死に異形の化け物と戦う耳が白い毛の獣人少年。

ミサオはもう確信していた。。クミコも、ムサシも、コジローも。

兄弟達の中で唯一、現代世界で一緒に暮らしたジョロの思いは人一倍強い。

「防御魔法、マミとジョロに展開っと!例の如く、永井家戦闘部隊は身体強化付与!頼むぜ、アプリ魔法さんよ!・・・何かあの1人で戦う姿見てっと、うれしいような、切ないような・・・子供の成長って、なんか、グッとくるものあんな。」

スマホの操作を終え、騒ぎの中心を見て目を細めるミサオ。

「僕ね!あの時・・・ずっとねんねしちゃう前に、お話したい事、一杯あったんだ・・・。パピ!マミ!ムッちょんにーにー!コジョにーにー!みんなで、助けに行こう!」

力強く皆に言うジョロ。

静かに、でも確信と共に、永井家一行は、先にある修羅場へと足を踏み入れて行く。


・・・サンシローは1人、2体の化け物相手に奮戦している。

蹴りを放ち、身体全体で攻撃を避ける。

氷の盾。

氷の刃。

化け物に氷を砕かれ、尚も砕かれて・・・それでも魔力の尽きるまでその両手から氷の盾と刃を生成し続けるつもりのサンシロー。

異形は2体。目は闇憑きの特徴だが、長い4本の手、ねじれた背骨、そしてその巨体を支える太い足。

サンシローの倍以上の背丈。

魔物でもなく、悪魔モドキですらないゾンビのような見た目。

檻の中の子供達の言葉から、元は人間だと言う話が引っかかるせいなのか、攻撃に精彩を欠くサンシロー。

そうしている間に、サンシローの身体に細かな傷が増えてゆく。

一つ。

また一つ。

(やらなきゃ、いけないって、わかってるんだけど・・・な!)

異形への攻撃の合間には、教国の聖騎士達がサンシローの動きの隙を伺う気配。

(カッコ、つけすぎちまったかなっ?くっ!)

後ろからの異形の攻撃が、サンシローの左肩をかすめる。

(はは!見渡す限り敵だらけってか?聖騎士達も、殺気立ってやがる。)

体力の限界も近付くサンシロー。

(もはやこれまで・・・なんて言いたくねぇなぁ。)

サンシローの心が折れそうになったその時。

化け物2体が、サンシローに前後からの拳のクロス攻撃を放つ!

後ろの異形の拳に気を取られ、サンシローは前の異形のフックに間に合わない!

(マズい!)

目をつぶるサンシロー。

・・・だが、サンシローには予想した衝撃が来ない。

そっと眼を開くと、そこには1人の男が両腕をクロスさせ、異形の拳を防ぐ姿が映っている。

「少し、待たせ過ぎたかな?・・・悪かった。」

「えっ?」

驚くサンシローに、少し離れた所からの絶叫。

「サンくんにーに~~~~っ!来たよ~~~~っ!みんなでっ、みんなで来たよ~~~~~~っ!」

そう、それは忘れる事のない声。姿はお互い変わっても、魂の絆でわかる。

サンシローは覚えている。

ジョロの声。

ジョロの横には、見慣れた・・・でも生身では会う事は叶わないと思っていた顔。

クミコ。

ムサシ。

コジロー。

泣き顔、理知的な眼、笑顔。

そして・・・真っ赤な顔で叫んだ愛しい弟の顔。

闘いの最中での再会。

歓喜と興奮に包まれるサンシロー。

そして目の前の男の声。

「立派になったな。・・・いや、お前は向こうでの最期の時も、立派だった!俺は・・・いや!ウチの家族はみんな知ってる。だから、お前は負けねぇ!

それにこの戦いは、初めての・・・家族揃っての、出入りだ!

勝って花道飾るぜ、サンくんよっ!」

闘いの中でサンシローの父、ミサオは笑顔で言い放った。

ミサオとサンシロー。親子の化け物との攻防に、歩を進め出す2人の獣人。

「マミとジョロにも目配り、忘れるなよ。何かあれば、気付いた方が守りに入る。頼むぞ、コジョ。」

「いくら、パピのスマホの魔法あるっつっても、用心に越した事無いからなぁ。だからと言って、気を抜いて狩れる相手じゃなさそうだけど・・・ま、食えそうではないからコイツら。」

お互い敵を見据えたまま、会話を交わすムサシとコジロー。

失われた時間を越えて再び揃った家族六人。


永井家総出の出入りが始まろうとしている。


「マミ・・・にーにー達も、パピも、大丈夫だよね!」

「当たり前でしょ!・・・だって、永井家が、みんな、みんな揃って・・・。」

ジョロの言葉に、凛とした答えを返しながらも、途中で感無量となるクミコ。

ただの再会ではない。

あの頃と、姿形は違っても。

言葉で会話するようになっても。

魂の再会。

歓喜。

それが例え、闘いの最中であっても。

「何か、改めて、会話って、変な感じだね!っと、!おりゃ!」

避けながら氷の剣を叩きつけるサンシロー。

「ははっ!俺は、違和感、感じ・・・だしゃ!たこたぁ、ねえがな!」

話しながらも異形の弱点を探る、父、ミサオ。

やはり異形は、並の闇憑き以上の耐久性がある。

「貴様達!この神聖なる神官地区に、誰の許可で侵入した!」

誰何(すいか)する声。

先だって、ミサオとクミコに声をかけた男。

枢機卿の取り巻き、中央に居た男。

この国の司法と警察権を司(つかさど)る、異端矯正大司教、名をクレブ・ホフマンと言う。

「ここは、貴様達のような下賎(げせん)の来る場所ではない!早々に、この地区から去れ!さもなくば、異端者の烙印と共に、主神カチオの神罰が下されようぞ!」

激昂して叫ぶクレブ。

その目の前にスッと現れた、刀を腰に差した獣人。

「貴様!穢れた生まれのもので在りながら、この地区に入り込むとは・・・。」

「そちらのお国の思想や教義はともかく!あなたは、それなりの地位の方とお見受けするが、いかがか?」

相手の憤怒の形相をものともせず、淡々と話し出す獣人の青年、ムサシ。

「闇憑きの調査にこちらに入国の際、弟とはぐれまして。探して居た所に騒ぎの気配。

検問の聖騎士の方々に危急の用件と通してもらえば、この有様。

まさか闇憑きにわが弟が囚われていたとはいやはや・・・。家族皆で助けに入った所にございます。」

状況のすり替えを行うムサシ。

「貴様・・・一体?」

「父と私は、冒険者ギルドからの専任要請を受けて動く者にございます。お国の方にも、お話は通じております事、こちらでも確認しております。目の前に居るあの異形達は、明らかに闇憑き。特別事案の適用なれば、それは、お国の法の上より上の超法規。その様になっておるとギルド本部から伺っておりますが、あなた様の見解や、いかに!」

理路整然と、詰問口調となるムサシ。

「あのS級!あの男と・・・親子だと?獣人如きがバカにするのも大概に・・・!」

蔑んだ目で愚弄しようとしたクレブの鼻先に、自らのギルドカードを突きつけるムサシ。

「どう思おうと勝手ですが、永井家は皆、魂で繋がる家族ですゆえ。身内の苦労は家族で分かち合うのが当たり前。それが我が家の・・・我が永井家の、家訓の一つですので。それではくれぐれも、我々の任務の邪魔をされる事の無き様、しかとお伝えいたしました。・・・しからば!」

言い終え、又戦場へと駆け出すムサシ。すぐさまコジローのフォローへと入る。

「コイツ、硬ぇなぁやっぱり!ムッちょんの話ぐらい硬ぇ!」

「ふん!っぐ!いや、俺も自分で言ってて肩凝ったけどな。」

いつもの2人に声がかかる。

「おい、そっちの年長組!サンくんと3人で、バシッと一発、決めてみてくれや!指示はパピが出してやっからよ!こっち、集まれや!」

父、ミサオからの手招きで、即座に3人が集う。

虹の橋からの転生獣人3人が、ここイグナシア世界、カチオ教国に並び立つ!















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