迫真空手部とYJの物語

Lukia

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第1章

GO

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Y「おい、TON……?」
三人の目の前には、十字架に体をかけられたTONがいた。
鼻を潰すような匂いの原因である汚物は、その十字架の下にぶちまけられている。

M「どうなってるんだ、コレ……」
K「なんなんだよ…って」
三人は気づく。TONの体の異変に。
体表に何か、汗とは違う粘液のようなものがこびりついていることだ。
Y「……これ、精液か?」
M「おいおい何言ってんだよ、そんな…ホモがいるわけないゾ。は、はは」
K「で、でもどうして下痢がぶちまけられてるんですか?」
三人「…………」
頭の中に悪いイメージ図が浮かぶ。
日頃からエロトークをしているせいか、こう言う時のイメージはなによりも簡単に、具体的に想像しやすかった。

Y「TONを助けたい気持ちもあるが……ウゥ!クセェ」
M「俺はなんか鼻が麻痺したゾ」
そう。助けたい気持ちは山々なのだが、この匂いと目の前の地獄絵図が気分を阻害する。

K「とりあえず窓を開けましょう」
KMRが匂いを少しでも軽減しようとし、窓に向かうと

??「楽しそうじゃぁん!」
三人「!?」
後ろから、TONの反対側から男の声。

M「テメェか!TONをこんなのにしたのは……!?」
G「違う違う。俺はGO。まあ、神」
M「は?調子に乗ってんじゃねぇゾこのホモガキ」
G「神って言ってもさ、キリスト教とかイスラム教で信仰されてるような神じゃないよ。俺は世界の支配者って意味の神。go is god」
Y「自分で言うとか、これもうわかんねぇな」
K「(ふざけた厨二発言をここでするのは)やめてくれよぉ~」
G「あぁ、そうか。お前らって口で言ってもわからねぇタイプの猿人か。なら、仕方ないね。神の力を見せてやるよ」
M「見(せてみ)ろよ見(せてみ)ろよ」

GOは右人差し指をTONに向けて
「はい転生の陣。サイクロップス」
三人には理解できない言葉を吐く。











はい最新話出たぞ~見ろよ見ろよ

次回予告
突如暴走したTONにMURが禁断の技を仕掛ける。
KMRもYJも、必死に止めようとするんだけど…
お願いMUR!ここでTONを凌いだらみんな生きのびれるんだから!
次回「MUR死す」デュエルスタンバイ!

↑全然違うゾ~
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