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1章 断罪回避
33 急変
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「リリィ、どうしたの!大丈夫⁉︎」
呼びかけたものの、リリィは返事もできないようだ。
代わりに、その隣でワタワタするコハクが答える。
「聖女さま。リリィ、へん」
「それはわかるよ!何がどうなってるの?」
「えっと、えっと」
混乱中のコハクのそばに、ふわりとナギが現れた。
「魔力が減ったことで、めまいが起きたようですね」
「えっ、壁を作っただけで?」
コハクがいた森では、リリィは魔物を何匹も相手にして、それでも自力で立っていたのに。
「なんで?寝不足だから調子を崩しやすいとか?」
「いえ。実は昨晩、妙なことが……」
「そうなんです!」
ヒナがペンダントから飛び出して、小さな翼をパタパタさせる。
「昨日の夜、リリィが叫んでたんです!『ごめんなさい、お母様、許して』って!」
「え……」
絶句していると、水の精霊のミゾレも外へ出てきた。
長い耳をペタッと伏せて、不安そうに訴えてくる。
「よく見えなかったけど……リリィ、怪我してるかも……」
「怪我⁉︎な、なんで?」
私の問いに、ナギが小首を傾げる。
「わかりません……その時、ペンダントは外されていたので。今朝は、何やら薬を飲んでいたようですが」
「薬?リリィが?」
「はい、『痛み止め』だと聞こえました」
痛み止め。
怪我の痛みを和らげるために飲んだのだろうか。
その効果が切れたから、リリィは今、痛みでうずくまっているのか。
「やっぱりアレだよ!マチルダの奴が何かしたんだよ!」
ヒナが、赤い羽根をさらに赤くしてピィピィと騒ぐ。
それがうるさいのか、外にいるのが疲れたのか、ナギはため息をついて私を見上げた。
「そうかもしれません。憶測で決めつけるのは嫌いですが……マチルダと過ごした二十年間は、地獄のようでしたから。あの者が聖女として現れた途端、ミゾレたちは逃げ出したのです」
「むぅ、あんなの逃げない方がおかしいよ……」
「そうだよ!『こいつはアタシたちの聖女じゃない』って、言いたくても声が出なかったもん!」
言い争う精霊たちを前に、私の中にあった補正が崩れていく。
クリアになった頭が答えを出す。
マチルダは娘を大切になんかしていない。
あの人は、青ざめたリリィを魔物の巣窟に向かわせた。
だから間違いない。
きっとリリィは、マチルダに折檻された。
痛み止めが必要になるほど。
やっぱり中止を訴えるべきだった。
後悔が肩にのしかかる。
その時、視界の端に何かが見えた。
こっちに来る──本能的にそう感じて、とっさに頭を下げた。
何かが、私の髪をかすめる。
それを目で追うと、少し離れた場所に、魔物が着地したところだった。
相手を見て、血の気が引いた。
ライオン並みに大きなトカゲだ。
「アナベル様、頭を下げてください!」
イザークが怒鳴った。
魔物の群れに囲まれて、四方八方からの攻撃を受け流しながら。
しまった、リリィに気を取られすぎた。
イザークが限界だと言った百秒は、とっくに過ぎただろう。
「イザーク、危ない!もういいよ、逃げて!」
「危険なのはアナベル様です!隠れていてください!」
「そうだけど……」
私は、チラッとさっきの巨大トカゲを見た。
こっちを凝視して、飛びかかろうと身構えている。
私の血の匂いが気になるのだろう。
頭を下げようとした時、急にトカゲがキョロキョロと周囲を見回した。
(何か探してる……?)
訝しんだ時、イザークにたかる魔物たちが騒々しくなった。
「ギイィィ!」
私を狙っていたトカゲも、雄叫びを上げてイザークに向かっていく。
どうして、とイザークを見た瞬間、原因がわかった。
大剣を握るイザークの手から、床に滴るほど血が流れている。
魔物の群れは、あれに誘われてイザークに襲いかかっているのだ。
「……っ、リリィ!」
私はまた隣の囲いを覗いた。
リリィは座り込んだまま、肩で息をするだけだ。
焦る私の頬に、マチルダたちの視線が刺さる。
戦っているのがイザークだけなので、みんな怪しんでいるらしい。
「聖女様、もう無理です……」
ミゾレが壁をカリカリしながら言った。
「リリィ、だいぶ弱ってます……」
しょんぼりするミゾレの隣に、コハクがトコトコとやってくる。
「壁もよわいの。こうげきされたら、すぐ崩れちゃう」
「そんな……ん?壁が崩れる?」
私は急いで膝をつき、ミゾレのように壁を引っ掻いた。
壁が、ビスケットみたいにボロボロと削れていく。
すぐさま瓦礫の欠片を探すものの、具合のよさそうなものは見当たらない。
……自前でやったら剥がれるかな。
でも、人が死ぬより百倍マシだ。
爪なんていくらでも生えてくる。
大きく息を吸い込み、壁に爪を突き立てる。
猫が研ぐ時みたいに、ガリガリと削っていく。
爪の中に土がめり込む。
指先にズキンと痛みが走る。
でもそんなの知ったことか。
早く、早く。
急がないとイザークが魔物に殺される。
無我夢中で壁を削って……ようやく向こう側が見えた。
開いた穴に、ズタボロの指先をねじ込む。
「リリィ、ペンダントを!」
「アナベル、ごめん……」
かすれた声が返ってくる。
指先に鎖がかけられた。
「私、頑張るって、言ったのに……」
「大丈夫、あとは任せて!」
鎖をたぐり寄せると、その先にあった宝石が、穴から転がり出てくる。
やった、やった……!
泣きそうになったけど泣いている場合じゃない。
すぐにペンダントを首にかけた。
次の瞬間、精霊たちが集まってきて、ワキャワキャと嬉しそうにはしゃぎ出す。
大きな力が、私の体を駆け巡る。
さあ、反撃開始だ。
呼びかけたものの、リリィは返事もできないようだ。
代わりに、その隣でワタワタするコハクが答える。
「聖女さま。リリィ、へん」
「それはわかるよ!何がどうなってるの?」
「えっと、えっと」
混乱中のコハクのそばに、ふわりとナギが現れた。
「魔力が減ったことで、めまいが起きたようですね」
「えっ、壁を作っただけで?」
コハクがいた森では、リリィは魔物を何匹も相手にして、それでも自力で立っていたのに。
「なんで?寝不足だから調子を崩しやすいとか?」
「いえ。実は昨晩、妙なことが……」
「そうなんです!」
ヒナがペンダントから飛び出して、小さな翼をパタパタさせる。
「昨日の夜、リリィが叫んでたんです!『ごめんなさい、お母様、許して』って!」
「え……」
絶句していると、水の精霊のミゾレも外へ出てきた。
長い耳をペタッと伏せて、不安そうに訴えてくる。
「よく見えなかったけど……リリィ、怪我してるかも……」
「怪我⁉︎な、なんで?」
私の問いに、ナギが小首を傾げる。
「わかりません……その時、ペンダントは外されていたので。今朝は、何やら薬を飲んでいたようですが」
「薬?リリィが?」
「はい、『痛み止め』だと聞こえました」
痛み止め。
怪我の痛みを和らげるために飲んだのだろうか。
その効果が切れたから、リリィは今、痛みでうずくまっているのか。
「やっぱりアレだよ!マチルダの奴が何かしたんだよ!」
ヒナが、赤い羽根をさらに赤くしてピィピィと騒ぐ。
それがうるさいのか、外にいるのが疲れたのか、ナギはため息をついて私を見上げた。
「そうかもしれません。憶測で決めつけるのは嫌いですが……マチルダと過ごした二十年間は、地獄のようでしたから。あの者が聖女として現れた途端、ミゾレたちは逃げ出したのです」
「むぅ、あんなの逃げない方がおかしいよ……」
「そうだよ!『こいつはアタシたちの聖女じゃない』って、言いたくても声が出なかったもん!」
言い争う精霊たちを前に、私の中にあった補正が崩れていく。
クリアになった頭が答えを出す。
マチルダは娘を大切になんかしていない。
あの人は、青ざめたリリィを魔物の巣窟に向かわせた。
だから間違いない。
きっとリリィは、マチルダに折檻された。
痛み止めが必要になるほど。
やっぱり中止を訴えるべきだった。
後悔が肩にのしかかる。
その時、視界の端に何かが見えた。
こっちに来る──本能的にそう感じて、とっさに頭を下げた。
何かが、私の髪をかすめる。
それを目で追うと、少し離れた場所に、魔物が着地したところだった。
相手を見て、血の気が引いた。
ライオン並みに大きなトカゲだ。
「アナベル様、頭を下げてください!」
イザークが怒鳴った。
魔物の群れに囲まれて、四方八方からの攻撃を受け流しながら。
しまった、リリィに気を取られすぎた。
イザークが限界だと言った百秒は、とっくに過ぎただろう。
「イザーク、危ない!もういいよ、逃げて!」
「危険なのはアナベル様です!隠れていてください!」
「そうだけど……」
私は、チラッとさっきの巨大トカゲを見た。
こっちを凝視して、飛びかかろうと身構えている。
私の血の匂いが気になるのだろう。
頭を下げようとした時、急にトカゲがキョロキョロと周囲を見回した。
(何か探してる……?)
訝しんだ時、イザークにたかる魔物たちが騒々しくなった。
「ギイィィ!」
私を狙っていたトカゲも、雄叫びを上げてイザークに向かっていく。
どうして、とイザークを見た瞬間、原因がわかった。
大剣を握るイザークの手から、床に滴るほど血が流れている。
魔物の群れは、あれに誘われてイザークに襲いかかっているのだ。
「……っ、リリィ!」
私はまた隣の囲いを覗いた。
リリィは座り込んだまま、肩で息をするだけだ。
焦る私の頬に、マチルダたちの視線が刺さる。
戦っているのがイザークだけなので、みんな怪しんでいるらしい。
「聖女様、もう無理です……」
ミゾレが壁をカリカリしながら言った。
「リリィ、だいぶ弱ってます……」
しょんぼりするミゾレの隣に、コハクがトコトコとやってくる。
「壁もよわいの。こうげきされたら、すぐ崩れちゃう」
「そんな……ん?壁が崩れる?」
私は急いで膝をつき、ミゾレのように壁を引っ掻いた。
壁が、ビスケットみたいにボロボロと削れていく。
すぐさま瓦礫の欠片を探すものの、具合のよさそうなものは見当たらない。
……自前でやったら剥がれるかな。
でも、人が死ぬより百倍マシだ。
爪なんていくらでも生えてくる。
大きく息を吸い込み、壁に爪を突き立てる。
猫が研ぐ時みたいに、ガリガリと削っていく。
爪の中に土がめり込む。
指先にズキンと痛みが走る。
でもそんなの知ったことか。
早く、早く。
急がないとイザークが魔物に殺される。
無我夢中で壁を削って……ようやく向こう側が見えた。
開いた穴に、ズタボロの指先をねじ込む。
「リリィ、ペンダントを!」
「アナベル、ごめん……」
かすれた声が返ってくる。
指先に鎖がかけられた。
「私、頑張るって、言ったのに……」
「大丈夫、あとは任せて!」
鎖をたぐり寄せると、その先にあった宝石が、穴から転がり出てくる。
やった、やった……!
泣きそうになったけど泣いている場合じゃない。
すぐにペンダントを首にかけた。
次の瞬間、精霊たちが集まってきて、ワキャワキャと嬉しそうにはしゃぎ出す。
大きな力が、私の体を駆け巡る。
さあ、反撃開始だ。
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