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最終章
お母様ですわ
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「さっきから天使、天使って......ミカエルさんって天使だったのか?」
ルカさんが驚いて叫びましたわ。
そうですわよね、驚きますわよね?
「天使って架空の存在じゃないのか?まさか本物なんて居るわけない」
ルース様が呆れた様に言います。
「信じられないのは分かるが俺は天使だ。神様に1番近い尊い存在だ。分かるか?尊いのだ」
正体がバレてしまったミカエル様が開き直り威張ってきましたわ。何故、尊いを2回も言ったのです?
そして綺麗な真っ白い天使の羽を出して見せました。
その羽は本当に綺麗でキラキラ光って見えます。
「どうだ?これで信じただろう?」
少し自慢げにミカエル様が笑います。
「ホントだ......」
「いや、俺は夢でも見ているのではないか?」
素直なルカさんは即信じ、少し捻くれ者のルース様はまだ半信半疑ですわ。
「って、天使なのか討論はもういいか?あ、そーいえば俺、街にキメラを放ってきたから。俺がキメラ実験で作った中でいいな~と思ったやつな。今頃暴れまくってるぞ?」
男が面倒くさそうに天使討論を終わらせましたわ。
そして......え⁉︎キメラ実験ですの?
「あの研究所は閉鎖されたはずではないのですか?」
「大聖女のお前にめちゃくちゃ壊されたからな~。でもあそこじゃなくても研究所はあるわけさ」
見つけられませんでしたわ。
悔しいです。
「......どうやら白魔術団が加勢に来たみたいだな。聖騎士団と王家の騎士団と手を組んでそのキメラと戦ってるみたいだぞ?」
アクアが目を瞑りながら言いましたわ。
「アクア、見えるのですか?その光景が」
「ああ、見えるぜ?あの変態女は白魔術団の長にまでなったんだ~。愛の力はすげーな。ま、あの変態女には渡さないけど」
シャーロットが頑張ってくれているのですね?感謝ですわ。
「まぁ、色々なキメラを用意したからあっちはあっちでせいぜい頑張れよって事で、こっちはそろそろ......」
そう言いながら指をパチンと鳴らしましたわ。すると男の横にお母様とユーリン様が現れました!
意識が無い状態でユーリン様に抱き抱えられているお母様!
「お母様!」
私は叫びました。
「あ、大丈夫よ?まだ死んでないから。これからゆっくり血を飲もうとしていたのにこんな汚い所に呼び出されて困るわ」
ユーリン様は私にニッコリ笑いかけながらそう言って
それから男に文句を言っています。
やはり繋がっていましたか......。
「悪いな、もう飲み終わったのかと思ってな。元聖女の血を飲みまくって綺麗になった自分をこの大聖女に自慢でもしたらどうだ?もう十分に自慢できるだけ綺麗になったぞ?」
何ですの?今までユーリン様がこんな悪事をしてきました的な説明くさい感じは。
「え?まぁ、そうでしょうか?」
ユーリン様が少し頬を赤くしてニコニコしていますわ。
えっと......。血を飲みまくるって......。
もしやさっき言っていた『聖女達の凝縮された血』とはそういう事ですの?
だとしたらユーリン様が危ないですわ。
「ユーリン様?貴方はこの男に騙されていますわ!一緒にいたら殺されてしまいます!多分ですけれどお母様の血を飲み終わってしまったら殺されます!」
「ふふふ。アイラ大聖女、そんな嘘を私に信じろと?アイバン様が私を殺したりするわけがないですよ?私が綺麗でいられる為に聖女の血を飲むといいって教えて下さった方ですし。飲んでみたら本当にお肌は10代の頃のように水々しくなり髪の毛も艶々になりましたのよ?本当は現役聖女の血を飲みたかったのですがそれは監視が厳しくてね。それで元聖女達にしたのだけれど最近、幾ら飲んでも少しの間しか綺麗が保たれないのよ......」
ユーリン様は困ったように自分の頬に手を当てて顔を傾げてみせましたわ。
「そんな事をしなくてもユーリン様は十分に綺麗でしたわ!それに血を飲んだから綺麗になっているのではなく『飲んだら綺麗になる』の自己暗示です!」
「ふっ......。そんなわけはありません。飲んだから綺麗になっているのですよ?ま、今はまだ若くて綺麗な貴方には分からないと思いますが。貴方も私の様な歳になれば同じく聖女の血を求めるようになります」
「なりませんわ!人間は年相応の見た目でいいのです。自然に歳をとっていく事こそが綺麗なのですわ」
「若くて綺麗な貴方に言われても説得力はないですね」
ユーリン様の眉間にシワがよります。
もう何を言っても駄目な様ですわね。
大好きな方だったのに残念ですわ。
私はお母様を取り戻す為に戦闘態勢に入りました。
ルカさんが驚いて叫びましたわ。
そうですわよね、驚きますわよね?
「天使って架空の存在じゃないのか?まさか本物なんて居るわけない」
ルース様が呆れた様に言います。
「信じられないのは分かるが俺は天使だ。神様に1番近い尊い存在だ。分かるか?尊いのだ」
正体がバレてしまったミカエル様が開き直り威張ってきましたわ。何故、尊いを2回も言ったのです?
そして綺麗な真っ白い天使の羽を出して見せました。
その羽は本当に綺麗でキラキラ光って見えます。
「どうだ?これで信じただろう?」
少し自慢げにミカエル様が笑います。
「ホントだ......」
「いや、俺は夢でも見ているのではないか?」
素直なルカさんは即信じ、少し捻くれ者のルース様はまだ半信半疑ですわ。
「って、天使なのか討論はもういいか?あ、そーいえば俺、街にキメラを放ってきたから。俺がキメラ実験で作った中でいいな~と思ったやつな。今頃暴れまくってるぞ?」
男が面倒くさそうに天使討論を終わらせましたわ。
そして......え⁉︎キメラ実験ですの?
「あの研究所は閉鎖されたはずではないのですか?」
「大聖女のお前にめちゃくちゃ壊されたからな~。でもあそこじゃなくても研究所はあるわけさ」
見つけられませんでしたわ。
悔しいです。
「......どうやら白魔術団が加勢に来たみたいだな。聖騎士団と王家の騎士団と手を組んでそのキメラと戦ってるみたいだぞ?」
アクアが目を瞑りながら言いましたわ。
「アクア、見えるのですか?その光景が」
「ああ、見えるぜ?あの変態女は白魔術団の長にまでなったんだ~。愛の力はすげーな。ま、あの変態女には渡さないけど」
シャーロットが頑張ってくれているのですね?感謝ですわ。
「まぁ、色々なキメラを用意したからあっちはあっちでせいぜい頑張れよって事で、こっちはそろそろ......」
そう言いながら指をパチンと鳴らしましたわ。すると男の横にお母様とユーリン様が現れました!
意識が無い状態でユーリン様に抱き抱えられているお母様!
「お母様!」
私は叫びました。
「あ、大丈夫よ?まだ死んでないから。これからゆっくり血を飲もうとしていたのにこんな汚い所に呼び出されて困るわ」
ユーリン様は私にニッコリ笑いかけながらそう言って
それから男に文句を言っています。
やはり繋がっていましたか......。
「悪いな、もう飲み終わったのかと思ってな。元聖女の血を飲みまくって綺麗になった自分をこの大聖女に自慢でもしたらどうだ?もう十分に自慢できるだけ綺麗になったぞ?」
何ですの?今までユーリン様がこんな悪事をしてきました的な説明くさい感じは。
「え?まぁ、そうでしょうか?」
ユーリン様が少し頬を赤くしてニコニコしていますわ。
えっと......。血を飲みまくるって......。
もしやさっき言っていた『聖女達の凝縮された血』とはそういう事ですの?
だとしたらユーリン様が危ないですわ。
「ユーリン様?貴方はこの男に騙されていますわ!一緒にいたら殺されてしまいます!多分ですけれどお母様の血を飲み終わってしまったら殺されます!」
「ふふふ。アイラ大聖女、そんな嘘を私に信じろと?アイバン様が私を殺したりするわけがないですよ?私が綺麗でいられる為に聖女の血を飲むといいって教えて下さった方ですし。飲んでみたら本当にお肌は10代の頃のように水々しくなり髪の毛も艶々になりましたのよ?本当は現役聖女の血を飲みたかったのですがそれは監視が厳しくてね。それで元聖女達にしたのだけれど最近、幾ら飲んでも少しの間しか綺麗が保たれないのよ......」
ユーリン様は困ったように自分の頬に手を当てて顔を傾げてみせましたわ。
「そんな事をしなくてもユーリン様は十分に綺麗でしたわ!それに血を飲んだから綺麗になっているのではなく『飲んだら綺麗になる』の自己暗示です!」
「ふっ......。そんなわけはありません。飲んだから綺麗になっているのですよ?ま、今はまだ若くて綺麗な貴方には分からないと思いますが。貴方も私の様な歳になれば同じく聖女の血を求めるようになります」
「なりませんわ!人間は年相応の見た目でいいのです。自然に歳をとっていく事こそが綺麗なのですわ」
「若くて綺麗な貴方に言われても説得力はないですね」
ユーリン様の眉間にシワがよります。
もう何を言っても駄目な様ですわね。
大好きな方だったのに残念ですわ。
私はお母様を取り戻す為に戦闘態勢に入りました。
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