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最終章
流星群ですわ
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「お?きた、きた」
男が壊れた天井の隙間から空を見上げています。
私達もつられて見上げると狭い隙間から満天の星が見えていました。
いつの間にか夜になっていましたのね。
そして一つまた一つと流れ星が流れていきますわ。
そして私は気がつきました。
この流れ星の数は流星群ですの?
え?でも前にルカさんが島で言っていましたわよね?
次の流星群はかなり後だって。
「あら?流星群は何年か前にもう......」
「大聖女はなんでも知ってるねぇ。そう、この流星群は俺が起こした。流星群の日にバルトカピ様の儀式をすると効果が上がるだよ」
「え?流星群を起こすぐらいの力があるならバルなんて作らずに自分でこの世界を壊せばいいのではないですの⁉︎」
「あはは!チビ!本当にそれだな!」
アクアが大笑いしてますわ。
「それは無理なんだ」
ミカエル様が横から顔を出して説明し始めましたわ。
「堕天使としてこの世界に堕とされた時に人間に対して使える力を最小限に抑えられてしまうのだ。コイツが使える力は私達と戦うぐらいしかない。天使の時の莫大な力が使えては人間を皆殺しに出来るしそれこそこの世界を壊せてしまうからな。でも人間に害がないとみなされた事にはそれなりに力が使えるのだ。それが今回は流星群だな」
私達と戦えるぐらいって、かなり強かったですけれど⁉︎あの力があれば人間なんて楽に殺せるのでは?
神様や天使の基準が分かりませんわ。
「あ、って事は人間に害する地震や酷い水害などは起こせないって事か」
ルース様が納得していますわ。
いつの間にか天使の存在を認めたのですね?
「ま、そんな事で大聖女にバルトカピ様になってもらいたいわけだ」
男は小瓶にキスをしながらニヤニヤしていますわ。
「ミカエル様、貴方は大人しくしていて下さいませね?」
私はミカエル様にそう言ってシールドの中に入れようとしました。
すると男がシールドを壊し邪魔をします。何度もシールドを壊すのでアクアがイライラして男に攻撃を始めました。
戦える神子様って本当だったのですね?
歴代の神子様はルカさんの様に治療や草木、森などの復活など治癒力だけを持っている方が殆どでしたのに。
アクアはやはり元悪魔だったからなのでしょうか?
男とアクアが激しく戦っている間にミカエル様をどうにか聖騎士団の本部に帰したいのですが......。
「ふざけるな!アバドンが目の前にいるのに俺が逃げてどうするのだ?俺が怪我をして血が出たらお前が避けろ」
そんな......。我儘過ぎませんか?
私は呆れてしまい無言になりました。
「いや、お前がこの場から居なくなった方がかなりの確率でアイラが化け物にならずにすむのだから一先ずこの廃墟から出ろ」
ルース様が私に加勢してくれていますわ。
「ただの人間が私に意見するな」
ミカエル様が指をくるくると回すとルース様が部屋の隅へと飛ばされてしまいました。
「味方に何をするのです?ミカエル様は子供ですの⁉︎」
私、段々とイライラしてきましたわ。
「あ?子供だ?」
ミカエル様が怒り出しましたわ。
「そうですわ!」
「どっちも子供だな」
え⁉︎つい今まで空中でアクアと戦っていた男がいつの間にかミカエル様の後ろに立っていました。
私は飛んでその場を離れます。
男とミカエル様が戦い始めてしまいましたわ。横を見るとアクアと男が戦っています。
そうでした!あの男は分身を作れるのでしたわ!忘れていました!私、そういうところがありますの。駄目ですわよね。
えっと、アクアと戦っているのが本物だと思いますのであちらを倒せば良いのですわよね?
そう思った時ですわ。後ろから髪の毛を鷲掴みされ顔を後ろに倒されました。
一瞬の出来事でしたわ。
ブシャーーー。
顔に何かがかかりました。
トプトプーーー。
次に顔に何かがかけられました。
「え⁉︎」
そしてもの凄い速さで男が隣で呪文を唱えましたわ。
私が周りを見ると正面には腕に深い傷を負ったミカエル様が、隣には空の小瓶を手に持って恐ろしいぐらい笑顔の男が居ました。
しまった......。やられましたわ。
そう、私、そういうとこですわよね。
隙だらけで......大聖女様が聞いて呆れますわ。
「チビ!」
アクアが男と戦いながらこちらを見て叫びましたわ。
「アイラ!」
ルカさんが光のシールドの中から泣きそうな顔で叫んでいますわ。
「アイラ......」
先程ミカエル様に吹っ飛ばされたルース様も近くまで来ていて私の名前を力無く呼んでいますわ。
「す、すまない......」
ミカエル様が真っ青な顔で私に謝っていますわ。私も隙だらけで血を避けれなかったのは悪いですけれどミカエル様も血が飛ぶほどの深い怪我を負わないで欲しかったですわ......。
もう何を言っても遅いのですけれど。
ユラユラと目の前が歪んできましたわ。
そして世界が赤く見えていますの。
きっと今の私の目は赤くなっているのでしょうね。なんだか凄く眠くなってきてしまいました。こんな大変な時に。
男が壊れた天井の隙間から空を見上げています。
私達もつられて見上げると狭い隙間から満天の星が見えていました。
いつの間にか夜になっていましたのね。
そして一つまた一つと流れ星が流れていきますわ。
そして私は気がつきました。
この流れ星の数は流星群ですの?
え?でも前にルカさんが島で言っていましたわよね?
次の流星群はかなり後だって。
「あら?流星群は何年か前にもう......」
「大聖女はなんでも知ってるねぇ。そう、この流星群は俺が起こした。流星群の日にバルトカピ様の儀式をすると効果が上がるだよ」
「え?流星群を起こすぐらいの力があるならバルなんて作らずに自分でこの世界を壊せばいいのではないですの⁉︎」
「あはは!チビ!本当にそれだな!」
アクアが大笑いしてますわ。
「それは無理なんだ」
ミカエル様が横から顔を出して説明し始めましたわ。
「堕天使としてこの世界に堕とされた時に人間に対して使える力を最小限に抑えられてしまうのだ。コイツが使える力は私達と戦うぐらいしかない。天使の時の莫大な力が使えては人間を皆殺しに出来るしそれこそこの世界を壊せてしまうからな。でも人間に害がないとみなされた事にはそれなりに力が使えるのだ。それが今回は流星群だな」
私達と戦えるぐらいって、かなり強かったですけれど⁉︎あの力があれば人間なんて楽に殺せるのでは?
神様や天使の基準が分かりませんわ。
「あ、って事は人間に害する地震や酷い水害などは起こせないって事か」
ルース様が納得していますわ。
いつの間にか天使の存在を認めたのですね?
「ま、そんな事で大聖女にバルトカピ様になってもらいたいわけだ」
男は小瓶にキスをしながらニヤニヤしていますわ。
「ミカエル様、貴方は大人しくしていて下さいませね?」
私はミカエル様にそう言ってシールドの中に入れようとしました。
すると男がシールドを壊し邪魔をします。何度もシールドを壊すのでアクアがイライラして男に攻撃を始めました。
戦える神子様って本当だったのですね?
歴代の神子様はルカさんの様に治療や草木、森などの復活など治癒力だけを持っている方が殆どでしたのに。
アクアはやはり元悪魔だったからなのでしょうか?
男とアクアが激しく戦っている間にミカエル様をどうにか聖騎士団の本部に帰したいのですが......。
「ふざけるな!アバドンが目の前にいるのに俺が逃げてどうするのだ?俺が怪我をして血が出たらお前が避けろ」
そんな......。我儘過ぎませんか?
私は呆れてしまい無言になりました。
「いや、お前がこの場から居なくなった方がかなりの確率でアイラが化け物にならずにすむのだから一先ずこの廃墟から出ろ」
ルース様が私に加勢してくれていますわ。
「ただの人間が私に意見するな」
ミカエル様が指をくるくると回すとルース様が部屋の隅へと飛ばされてしまいました。
「味方に何をするのです?ミカエル様は子供ですの⁉︎」
私、段々とイライラしてきましたわ。
「あ?子供だ?」
ミカエル様が怒り出しましたわ。
「そうですわ!」
「どっちも子供だな」
え⁉︎つい今まで空中でアクアと戦っていた男がいつの間にかミカエル様の後ろに立っていました。
私は飛んでその場を離れます。
男とミカエル様が戦い始めてしまいましたわ。横を見るとアクアと男が戦っています。
そうでした!あの男は分身を作れるのでしたわ!忘れていました!私、そういうところがありますの。駄目ですわよね。
えっと、アクアと戦っているのが本物だと思いますのであちらを倒せば良いのですわよね?
そう思った時ですわ。後ろから髪の毛を鷲掴みされ顔を後ろに倒されました。
一瞬の出来事でしたわ。
ブシャーーー。
顔に何かがかかりました。
トプトプーーー。
次に顔に何かがかけられました。
「え⁉︎」
そしてもの凄い速さで男が隣で呪文を唱えましたわ。
私が周りを見ると正面には腕に深い傷を負ったミカエル様が、隣には空の小瓶を手に持って恐ろしいぐらい笑顔の男が居ました。
しまった......。やられましたわ。
そう、私、そういうとこですわよね。
隙だらけで......大聖女様が聞いて呆れますわ。
「チビ!」
アクアが男と戦いながらこちらを見て叫びましたわ。
「アイラ!」
ルカさんが光のシールドの中から泣きそうな顔で叫んでいますわ。
「アイラ......」
先程ミカエル様に吹っ飛ばされたルース様も近くまで来ていて私の名前を力無く呼んでいますわ。
「す、すまない......」
ミカエル様が真っ青な顔で私に謝っていますわ。私も隙だらけで血を避けれなかったのは悪いですけれどミカエル様も血が飛ぶほどの深い怪我を負わないで欲しかったですわ......。
もう何を言っても遅いのですけれど。
ユラユラと目の前が歪んできましたわ。
そして世界が赤く見えていますの。
きっと今の私の目は赤くなっているのでしょうね。なんだか凄く眠くなってきてしまいました。こんな大変な時に。
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