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依頼 モグラのマンゴー
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(失せモノ探しのジルってご存知ですかい?)
おびえるような声で竜眼は言った。
「噂だけは聞いたことがあるわ。たしかビーグル犬?だったかしら」
(ポインターの雑種でさ。ポインターの父から受け継いだ優れた嗅覚と雑種の母親から受け継いだ知性と勘で色んな探し物を見つけるのが得意なんだが、探し物が食いモンだったらたまに食っちまうんで。)
「まあ(笑)面白いコね。いちごと似てる」
(まあいちごさんもたまにあっしを食っちまいそうになりますからね)
「フンだ。猫の本能ですよーだ」
「で、そのジルがどうしたの?」
(それが、数週間前から失せモノ探しの能力が無くなったってんで。風邪をひいたわけでもなくだんだんと嗅覚と勘が働かなくなってきて今やまったくの食いモンのにおいも味も感じないそうで。)
「心当たりがないってことなのね」
(あっしも、もう年なんじゃねえかって言ったんですが犬ってのは食いもんのにおいだけは死ぬ間際でも感じるもんだそうで)
「においと味を感じないこと以外は元気なの?」
(う~ん痩せ細ったりはないように思いましたがね。ただ、しょげちまって元気とは言えませんので。)
すっかりしょげてしまったジルを見かねたもぐらのマンゴーからの依頼だそうだ。
「なんでもぐら?」
(ジルは失せモノ探しで穴掘ってモグラ軍団の隊長「マンゴー」の巣をぶっ壊すことも多くて普段は犬猿の仲なんですがね。いざ元気をなくしてしまったら本気で心配してましてね。)
「ボク達がもらえる報酬は?」
(ミミズ一年分でどうか、と)
「ウッ」
「おエエエ」
2匹同時に吐きそうな顔をして言った。
「こ、今回は報酬無しでいいわ・・・そうよね、いちご」
「い、要らない!一年分も要らない!」
(そうですか・・・なかなか良い報酬だと思いやしたが・・・承知しやした!マンゴー隊長におつたえしやす!)
「さて、どこから攻める?」
ざくろの眼がルビー色に光った。
(ところでざくろさん、あっしはどうやって帰ったらいいんですかね・・・)
アクセサリーケースの中から竜眼の泣きそうな声がした。
おびえるような声で竜眼は言った。
「噂だけは聞いたことがあるわ。たしかビーグル犬?だったかしら」
(ポインターの雑種でさ。ポインターの父から受け継いだ優れた嗅覚と雑種の母親から受け継いだ知性と勘で色んな探し物を見つけるのが得意なんだが、探し物が食いモンだったらたまに食っちまうんで。)
「まあ(笑)面白いコね。いちごと似てる」
(まあいちごさんもたまにあっしを食っちまいそうになりますからね)
「フンだ。猫の本能ですよーだ」
「で、そのジルがどうしたの?」
(それが、数週間前から失せモノ探しの能力が無くなったってんで。風邪をひいたわけでもなくだんだんと嗅覚と勘が働かなくなってきて今やまったくの食いモンのにおいも味も感じないそうで。)
「心当たりがないってことなのね」
(あっしも、もう年なんじゃねえかって言ったんですが犬ってのは食いもんのにおいだけは死ぬ間際でも感じるもんだそうで)
「においと味を感じないこと以外は元気なの?」
(う~ん痩せ細ったりはないように思いましたがね。ただ、しょげちまって元気とは言えませんので。)
すっかりしょげてしまったジルを見かねたもぐらのマンゴーからの依頼だそうだ。
「なんでもぐら?」
(ジルは失せモノ探しで穴掘ってモグラ軍団の隊長「マンゴー」の巣をぶっ壊すことも多くて普段は犬猿の仲なんですがね。いざ元気をなくしてしまったら本気で心配してましてね。)
「ボク達がもらえる報酬は?」
(ミミズ一年分でどうか、と)
「ウッ」
「おエエエ」
2匹同時に吐きそうな顔をして言った。
「こ、今回は報酬無しでいいわ・・・そうよね、いちご」
「い、要らない!一年分も要らない!」
(そうですか・・・なかなか良い報酬だと思いやしたが・・・承知しやした!マンゴー隊長におつたえしやす!)
「さて、どこから攻める?」
ざくろの眼がルビー色に光った。
(ところでざくろさん、あっしはどうやって帰ったらいいんですかね・・・)
アクセサリーケースの中から竜眼の泣きそうな声がした。
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