最強の弱虫達

影悪・ドレミ

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第1章 記憶喪失

無い記憶

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リウス「なぁ、キエレ。」
キエレ「なに?」
リウス「もしかしてさ、前にも会った事ある?」
キエレ「前にもって…?」
リウス「……いや、やっぱり今の忘れて。」

リウスは少し違和感を感じていた。
前にも会って話した事があるような感覚。
もしかしたら、無い記憶の中で会っていた可能性があるのかもという考え。
本当はこの世界で生まれてこの世界で生きてきたのかもしれないという可能性。
この世界は普通じゃない、自分は別の世界の人間だ、魔法とか有り得ない…そんな考えは間違っていて今見ている世界が常識で正しいのではないのか。そういう考えがリウスの中で生まれてきた。

リウス(記憶喪失って不便だなぁ。)
キエレ「リウスって本当に何も覚えていないの?」
リウス「記憶が会ったらこんな見るからに怪しい紙切れの内容信じて出歩いてねーよ。」
キエレ「それもそうだね。」
リウス(…あれ?そういえば…)

~回想~
リウス「結構です。人生占いは絶対にいい結果が出ないのでニガテでして。」
※詳しくは第1章の目覚めへ。
~回想終了~

リウス(あの時俺は良い結果が出ないと無意識に言っていたが、どうしてそう思ったんだ?いや、そうだと知っていた…?でも俺は記憶が…。完全には消えていない…?)
キエレ「記憶ってね、パズルと同じなんだってある人が言ってた。だから1つのピースを見付ければ連鎖的に他のピースも埋まる。有名な話ですが案外大切な事なのかもしれません。」
リウス「つまりなにか一つでも思い出せば連鎖的に他の記憶も蘇る…?」
キエレ「絶対という保証はないけどね。」

キエレは時々寂しそうな笑顔を見せる。
リウスはそれに気が付いても見て見ぬふりをしていた。
リウスなりの気の使い方なのだろう。

リウス「まずは…噴水を目指さないとな…。」
キエレ「0秒の石が封印されている噴水のことかい?」
リウス「ああ、そうだ。」
キエレ「それなら有名だから知っているよ。」
リウス「本当か!?」
キエレ「ああ、本当だよ。案内するよ。」

こうして旅は始まった。







リウス「キエレさ、俺に隠してる事あるよな?」
キエレ「何の事?なにも隠していないよ?」
『嘘』
リウス(嘘…か。俺の体内魔法の嘘を見抜くってのも使い方によっては便利だな。)
キエレ「どうしてそう思うの?」
リウス「なんとなくだよ。」









キエレは本当に信じても大丈夫?






ーーーーー
次回・とある伝説の

占い師「やぁ、また会ったね。」
リウス「あ、あの時の…」
※詳しくは第1章の目覚めへ。
占い師「そうだ、面白い話を聞いていかない?」
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