オタクと噴水と 日常ギャグ編

影悪・ドレミ

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第3章 個性豊かな男子生徒達

運命のテストと不良

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レイト「と言うことで次の大テストで満点とらないと退学って言われた。」
カユウ・メロン・リンク「はぁ!?」

数分前…

先生「お前は不登校が続きすぎている。」
レイト「出席数が足りない…ですね。」
先生「そうだ。普通なら退学処分になっている。」
レイト「そうですか。」
先生「だが、お前は頭が良いからな。」
レイト「校則は『頭が良ければなにしてもよい』ですもんね。」
先生「だから1度だけチャンスをやろうと思ってな。校長と話し合った結果、次の大テストで満点をとることが出来れば退学処分は取り消しだ。」
レイト「分かりました。」

そして今に至る。

リンク「いやいや、バカなんですか!?」
メロン「次の大テストって…あの有利なやつだろ…?」
レイト「有名?」
リンク「満点なんて毎年一人いるかいないかくらいの超鬼畜激難しい学校イベントとなりつつあるあの大テストですよ!?」
カユウ「中々の無茶ぶりを受け入れたな。」

しかしテスト返し後。

リンク「僕は平均よりまぁまぁ上ですね。」
カユウ「俺も平均よりは上。」
メロン「平均ギリ超え」
カユウ「レイトは?」
レイト「…ん。」
カユウ「100点!?」
リンク「嘘っ…凄い…。」

見事退学処分を免れたレイト。
そんなレイトは影で有名になり、噂は瞬く間に広がっていった。

そんなある日。

???「おい。お前調子のってんじゃねーぞ。」

とある男子生徒が声をかけてきた。

レイト「誰?」
リンク「この学園の僕ら2年生の中の不良3人組のNo.2裏離餌(リリエ)さんです。で、後ろにいるのがNo.3の永罵(エイバ)さん。」
リリエ「この僕達を知らないとかバカなの?」
レイト「……女性?」
リリエ「男だゴラァッ!」
エイバ「あんまり歯向かわない方がいいよ~」
レイト「いこう。馬鹿と女子力なんか放っておこう。」
エイバ「誰が馬鹿だあああ!」
???「何をしてる!」
エイバ「ミカド!」
レイト「今度は誰?」
リンク「2年生の不良のNo.1。3人の中で1番喧嘩が強いと有名です。」
ミカド「…ん?お前は…」
レイト「?……あ、あの時の。」
ミカド「リリエ、エイバ。」
リリエ・エイバ「なーに?」
ミカド「もう行くぞ。一般人に危害を加えるな。」
リリエ「ええっ!?いったいどうしちゃったの!?」
ミカド「いいからっ!」

ミカドとリリエとエイバは何処かへ行った。

カユウ「なんだったんだ…?」


数週間前…

コンビニ近くの路地裏にて。

レイト「え…でも、そっちからぶつかってきたよね…?」
ミカド「あ?いいから慰謝料払え。」
レイト「俺今…お金持ってない…」
ミカド「なら俺の気が済むまでハラパンな。」

ミカドがレイトの腹に向かって殴りかかる。
しかしレイトはそれをすっとよけ横から鳩尾目掛けて蹴りをいれる。

ミカド「グハッ…」

ミカドが地面に倒れ込めば馬乗りになり手首を捕まえ動けなくする。

ミカド「お前…なんでそんな喧嘩なれしてやがる…。」
レイト「…なぁ、なんで……




赤くなってんの?」

ミカド「………はぁ!?あ、暑いだけだし!」
レイト「本当に?」
ミカド「本当だよ!…なんだよ。」
レイト「もしかして…ドMだったりする?」
ミカド「は、はぁ!?バッカじゃねーの!?」
レイト「あ、ドMなんだ。さっきまで冷静だったのに。分かりやすいね。」
ミカド「お前っ…」
レイト「お仲間さんっているの?いえ。」
ミカド「………いねぇ。」
レイト「いるんだな。この事バラされたくなかったら2度と一般人に喧嘩売るな。」


そして今に至る。

レイト「あー、なんでだろうな。」




-----
まとめ。

美香怒(ミカド)…不良のNo.1
エイバとリリエから尊敬されてる。
ドMと言うことは秘密。
基本的には冷静で優しい性格だが、レイトの時はたまたまイライラしてた。

ミカド
「お前ら、そこまでにしろ。
相手死にそうだ。」


永罵(エイバ)…不良のNo.2
馬鹿。異常に明るい。
ポジティブ

エイバ
「あはは~!
ねぇ!なにしてるの!?」


裏離餌(リリエ)…不良のNo.3
女子力高い。可愛い系男子。
ぶりっ子ナルシ

リリエ
「僕ってどうしてこんなに可愛いんだろうぉ~。
困っちゃうな~。」
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