差別対象は最強

影悪・ドレミ

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ミカド編 救いたい

3話 4人の異常者

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あれから3年の月日が経った。

リリエ「兄貴!」
ミカド「兄貴って呼ぶのやめろって言ってるだろ。」
リリエ「別にいいじゃん!」

リリエは身長が高くなった。ギリギリ俺の方が高いくらい。それから、いつの間にかタメ口になってた。
見た目は…ピンクの不良って言ったところだろうか。ピンク色に染まった髪に、もえそでセーターと女子力の高い服装。それからネコ耳の黒い帽子。
本人曰く、

リリエ「可愛いと強いは正義ですから!」

とのこと。
正直言って、3年も2人とも生きていられるとは思っていなかった。
リリエは魔力を抑えられる様になってきたし、ほとんど安全だろう。

リリエ「兄貴の魔法、そろそろ教えてよ!」

リリエにはあの時、カメラを見せたっきり魔法を使うところは見せていない。意図的に使う事が出来ないから、見せることもないしな。

ミカド「気になるのか?」
リリエ「勿論!」
ミカド「………また、今度な。」
リリエ「ええ~!」

リリエは知らなくて良い。教える必要も無い。

リリエ「今日はどこに行くの?」
ミカド「研究所。」

この時代でも研究という言葉がある。強力な魔法を抑える方法、操る方法、無くす方法などを考えているらしい。


~研究所にて~


ミカド「よう、依唯羽エイバ。」

俺がエイバと呼ぶ白衣の若い男は、研究所の新人。リリエと仲が良い。

エイバ「わーい!2人とも久しぶりッス!!」
リリエ「相変わらず2人で研究?」
エイバ「すっげー楽しいよ!!さっき面白いモノ見付けたんだ!!」
リリエ「なになに?見せて~!」
エイバ「こっちこっち!」

エイバは精神年齢が低いのか、リリエより年上だが、弟のように感じられる。
いつも明るく、ポジティブ。
警察に迷い無くついていこうとしていたところ、魔法が発動しその場にいた警察全滅。そこに俺が出くわして、勝手に引き取った。

今では研究所の研究員。


ミカド「…久しぶりだな。紫月シツキ。」
シツキ「お久し振りです、ミカドさん。」

シツキも元は、俺がリリエを助けた後くらいに助けた異常者。
リリエと同じ年齢だが、リリエとは違い冷静。研究所をこっそり作ったりなど俺を驚かせる事も。

シツキ「ククッ、変わりませんね。」

若くしての天才サイコ、という言葉がとても似合う。

シツキ「今日は何のご用で?」
ミカド「少し、話があってな。」

俺が2人で話したいというと、シツキは真剣な表情になった。

シツキ「奥の部屋で話しましょうか。そこなら2人がくれば足音が直ぐに聞こえます。」

2人には絶対に聞かれてはならない。


~部屋にて~


ミカド「狂った世界を元に戻せるかもしれない。」

俺が考えた計画。それは、………
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