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トリアVSルキィ
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「はっ!!」
私が勢いよく近づいて初撃をかますのだが...。
「効かないね♡」
「!!」
私の拳が彼女の背中にある蛸壺から生え出ているタコ足に防がれてしまう。
(このタコ足...、しなやかすぎる!!)
思いっきり殴ったのにめり込むだけで引きちぎれる感覚が全くしません。
ぶよんと弾む様に揺れ動き、私の打撃攻撃を全て吸収したように感じました。
(だったら!!)
私は更に素早く動いて奴の背後をとります。
(本体を一撃で仕留めるしかない!!)
彼女の認識を遥かに上回る速度で動き、奴の背後から必殺の一撃を放つ。
「サイラ流拳闘術奥義...、龍殺拳!!」
全身の戦気を拳に乗せて10連打するサイラ拳闘術の奥義が彼女に炸裂する。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10ヒット!!。
全ての攻撃に手応えがあった。
確かに肉を殴る感触が全ての攻撃に乗っていたはずなのに...!。
「なんで...、貴女は普通に耐えているの!?」
さっき確かにドラゴンでさえ仕留めた奥義が炸裂した筈なのに、目の前にいるタコの化物はピンピンしている。
それどころか少しダメージを食らった程度とでも言うような表情を浮かべたまま私の方を見てきた。
「なかなかいいわねその技♡、肩こりが取れたわ♡」
その言葉に侮辱されたと分かった私は表情を剥き出して本気で殴りかかった。
「サイラ流拳闘術裏奥義、真=龍殺拳!!」
今度は龍殺拳により高まった闘気をぶつける裏奥義を試して見たのですが...。
「2度も同じような技を喰らってあげるほどお人好しじゃないのよ私♡」
今度は擦りもしない。
焦った私は攻撃を続けるのだが、全く攻撃が当たらない事に更なる戸惑いを感じずにはいられない。
幻術の類かとも思ったが、あいにくその様な行動を奴が取ったように思えないのだった。
(何で...、何で当たらないの!?)
焦りは隙を生み、その隙はチャンスを与えてしまう。
いつの間にか私は足元に忍び寄る奴の触手に気がつく事なく、接近を許してしまっていたのだ!。
そのチャンスを奴は物にした結果。
私の四肢はタコの触手に高速されてしまい、ニュルニュルとした感触が肌を伝ってくる。
私を助けようとしてくれた兵士の皆さんも呆気なくタコの化物ルキィにやられてしまった。
動けなくなった私を愉悦の笑みで見てくる彼女の姿はまさしく悪魔だ。
「私をどうするつもり...?」
私が彼女に聴くと、彼女は微笑みながら優雅に答えるのだった。
「貴女には私の玩具として性的に虐めてあげるわ♡」
「はっ...?」
私は思わず聞き直すのでした。
私が勢いよく近づいて初撃をかますのだが...。
「効かないね♡」
「!!」
私の拳が彼女の背中にある蛸壺から生え出ているタコ足に防がれてしまう。
(このタコ足...、しなやかすぎる!!)
思いっきり殴ったのにめり込むだけで引きちぎれる感覚が全くしません。
ぶよんと弾む様に揺れ動き、私の打撃攻撃を全て吸収したように感じました。
(だったら!!)
私は更に素早く動いて奴の背後をとります。
(本体を一撃で仕留めるしかない!!)
彼女の認識を遥かに上回る速度で動き、奴の背後から必殺の一撃を放つ。
「サイラ流拳闘術奥義...、龍殺拳!!」
全身の戦気を拳に乗せて10連打するサイラ拳闘術の奥義が彼女に炸裂する。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10ヒット!!。
全ての攻撃に手応えがあった。
確かに肉を殴る感触が全ての攻撃に乗っていたはずなのに...!。
「なんで...、貴女は普通に耐えているの!?」
さっき確かにドラゴンでさえ仕留めた奥義が炸裂した筈なのに、目の前にいるタコの化物はピンピンしている。
それどころか少しダメージを食らった程度とでも言うような表情を浮かべたまま私の方を見てきた。
「なかなかいいわねその技♡、肩こりが取れたわ♡」
その言葉に侮辱されたと分かった私は表情を剥き出して本気で殴りかかった。
「サイラ流拳闘術裏奥義、真=龍殺拳!!」
今度は龍殺拳により高まった闘気をぶつける裏奥義を試して見たのですが...。
「2度も同じような技を喰らってあげるほどお人好しじゃないのよ私♡」
今度は擦りもしない。
焦った私は攻撃を続けるのだが、全く攻撃が当たらない事に更なる戸惑いを感じずにはいられない。
幻術の類かとも思ったが、あいにくその様な行動を奴が取ったように思えないのだった。
(何で...、何で当たらないの!?)
焦りは隙を生み、その隙はチャンスを与えてしまう。
いつの間にか私は足元に忍び寄る奴の触手に気がつく事なく、接近を許してしまっていたのだ!。
そのチャンスを奴は物にした結果。
私の四肢はタコの触手に高速されてしまい、ニュルニュルとした感触が肌を伝ってくる。
私を助けようとしてくれた兵士の皆さんも呆気なくタコの化物ルキィにやられてしまった。
動けなくなった私を愉悦の笑みで見てくる彼女の姿はまさしく悪魔だ。
「私をどうするつもり...?」
私が彼女に聴くと、彼女は微笑みながら優雅に答えるのだった。
「貴女には私の玩具として性的に虐めてあげるわ♡」
「はっ...?」
私は思わず聞き直すのでした。
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