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僕の答え

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「えっ///」

 凄く恥ずかしそうに顔を赤らめるパルナ...♡、まじ可愛い♡。

 我が妹ながら洗練された体に彫刻の様に整った顔たちは見るもの全てを魅了してしまうだろう。

 それも本人の意思とは無関係に...。

 それほどまでに妹の容姿は可愛いらしいのだ。

『妹と結婚する』

 凄まじいまでのパワーワードだが、今の僕達であれば出来ない事はないと思う...。

 なぜなら、今の妹の体は間違いなく自分の知っているパルナ=アストレジアの物ではなく、パルナ=あすとれじあ☆の物に変わっているからだ。

 それは...、間近で彼女の肌に触れた僕が1番よく分かっていたことだ。

 どう考えても人間の物ではないうさ耳獣人姿の彼女に惹かれてしまったのは言うまでもない。

 あのもふもふ感♡、一度味わえば病みつきになってしまってもおかしくはない♡。

 それほどまでに、彼女の魔物姿の完成度は高く、モン娘としての可愛さが爆発している様に思えてならないのだ♡。

「パルナ...♡」

 僕は獣人化の溶けた今の妹をそっと抱き寄せる。

「お兄ちゃん...」

 妹もなんら抵抗なく、そんな僕のハグを受け止めてくれた。

「大好きだからな...、たとえ魔物の姿になってしまったとしても、お前は僕の妹であり家族なんだから...」

 僕がそう呟くと、妹の青く輝く瞳から一筋の涙が溢れ落ちていくのが見える。

 優しくも暖かな言葉に感極まったかのような声を上げ、彼女の方から僕の体に抱きついてきた。

「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!!お兄ちゃぁぁぁぁん!!!!」

 泣きじゃくる妹の姿を見たのはいつぶりだろうか?。

 思えば妹は芯の強い子で、僕の前では泣いたことがあまりない。

 それはきっと、勇者である僕に迷惑をかけたくないという『優しさ』からきていたのだと今さらながら思う。

 そう思った僕の瞳も潤んできた...。

 今、目の前に苦難を共にした彼女が存在している...。

 その事実こそが今の僕を突き動かす...。

 僕はゆっくりと口を開く...。

 その思いは重く、その願いは叶わぬ物のはず...。

 だけど...、それでも...。

 僕は...。

『パルナが好きだ』
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