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獣鬼少女の誇り!
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俺がカズラを騙した(酷い)後にパーティに戻ると、皆から一斉に心配されました。
「大丈夫でしたか!?」
とミユキが一目散に俺を抱きしめて外傷がないか確認してくれます。
「ああ、大丈夫だ、話がついたからな」
「魔王アリカ様のいう通りだ、俺への報酬は決まったからなぁ...」
じろりとケロナを見るカズラに対し、彼女の頰から脂汗が落ちるのが見えた。
「なに...?」
「くっくっくっ...、ケロナ...ギサラ討伐後を楽しみにしているぞ...」
ペロリと唇を舌で舐めながらケロナの事を眺めるカズラの表情はまさしく【笑極の魔王】だ。
そんな彼の様子を見たケロナは目を細めながら彼の事を睨みつけていました。
「何あいつ...気持ち悪い...」
「あやつが気持ち悪いのは昔っからじゃ、そればかりは諦めよケロナ」
システィが気持ち悪がるケロナにそう呟き、カズラが元々気持ち悪いことを告げる。
人一倍カズラの事を嫌っているシスティだからこそ、その言葉に説得力がます。
そしてその言葉を聞いた彼は立ち止まりシスティの方を向く。
「言ってくれるな...、システィ...、だが好みの女の前でなら男はいくらでも気持ち悪くなれるものだぞ」
冥帝の豊満な体を舐め回す様に視姦する彼の表情はとても明るい。
その視線を直に直視してしまった彼女は身震いしながら手で肌を隠す。
「その視線をやめんか!!、わしの体をそんな目つきで見るでない!!」
「ふはは、冥帝とあろう方が少し肌を見られただけで取り乱すとはな...」
明らかにシスティの取り乱した様子を楽しんで見ている彼に対し、獣鬼の少女が立ちふさがる!!。
「やいやいやい!、システィお姉ちゃんの肌をそんな目で見るな!」
彼女がシスティの前に立ち、キッとした目つきでカズラを睨みつけると...。
「ほほう...、お前もなかなか良い目をしているが...、我がコレクションに加えるには至らんな...」
「なにっ!?、それって私のことをバカにしてるって事か!?」
火に油を注ぐ様な言い方をする【笑極の魔王】の言葉使いに怒り始める獣鬼の娘。
「はっ、まさか...、寧ろその歳でそれだけの生命エネルギーを宿しているだけでも大したもんだ...、だが力の使い方がなっちゃいないな...」
相変わらず小馬鹿にした様な言い方を続けた結果...。
「また私の事をバカにしたな!!、表に出ろ!」
今この瞬間に獣鬼少女の誇りが爆発したのだった。
「大丈夫でしたか!?」
とミユキが一目散に俺を抱きしめて外傷がないか確認してくれます。
「ああ、大丈夫だ、話がついたからな」
「魔王アリカ様のいう通りだ、俺への報酬は決まったからなぁ...」
じろりとケロナを見るカズラに対し、彼女の頰から脂汗が落ちるのが見えた。
「なに...?」
「くっくっくっ...、ケロナ...ギサラ討伐後を楽しみにしているぞ...」
ペロリと唇を舌で舐めながらケロナの事を眺めるカズラの表情はまさしく【笑極の魔王】だ。
そんな彼の様子を見たケロナは目を細めながら彼の事を睨みつけていました。
「何あいつ...気持ち悪い...」
「あやつが気持ち悪いのは昔っからじゃ、そればかりは諦めよケロナ」
システィが気持ち悪がるケロナにそう呟き、カズラが元々気持ち悪いことを告げる。
人一倍カズラの事を嫌っているシスティだからこそ、その言葉に説得力がます。
そしてその言葉を聞いた彼は立ち止まりシスティの方を向く。
「言ってくれるな...、システィ...、だが好みの女の前でなら男はいくらでも気持ち悪くなれるものだぞ」
冥帝の豊満な体を舐め回す様に視姦する彼の表情はとても明るい。
その視線を直に直視してしまった彼女は身震いしながら手で肌を隠す。
「その視線をやめんか!!、わしの体をそんな目つきで見るでない!!」
「ふはは、冥帝とあろう方が少し肌を見られただけで取り乱すとはな...」
明らかにシスティの取り乱した様子を楽しんで見ている彼に対し、獣鬼の少女が立ちふさがる!!。
「やいやいやい!、システィお姉ちゃんの肌をそんな目で見るな!」
彼女がシスティの前に立ち、キッとした目つきでカズラを睨みつけると...。
「ほほう...、お前もなかなか良い目をしているが...、我がコレクションに加えるには至らんな...」
「なにっ!?、それって私のことをバカにしてるって事か!?」
火に油を注ぐ様な言い方をする【笑極の魔王】の言葉使いに怒り始める獣鬼の娘。
「はっ、まさか...、寧ろその歳でそれだけの生命エネルギーを宿しているだけでも大したもんだ...、だが力の使い方がなっちゃいないな...」
相変わらず小馬鹿にした様な言い方を続けた結果...。
「また私の事をバカにしたな!!、表に出ろ!」
今この瞬間に獣鬼少女の誇りが爆発したのだった。
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