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現実世界

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 レッドゲートから俺たちが出てくると、早速取材の嵐に会った。

「ついにレッドゲートを攻略した人達が現れたぞ~!!!」

 記者達が連日のように【中央高等学校】に押しかけてきて『ボードゲーマスターズ』のチーム名は更に大きくなってしまった。

 ~数日後~

「ふんふんふふ~ん♪」

 物凄く上機嫌に鼻歌を歌いながら俺の方に向かってくる結美。

「どうしたんだ? 偉く上機嫌じゃないか?」

「えへへ~♪ 実はね...」

 彼女は手に持ったスマホでとある記事を見せてくる。

「なになに? 【中央高等学校】のパーティ『ボードゲーマスターズ』前人未到のレッドゲート攻略達成?」

「そうそう! そしてね! ここ見て! ここ!」

 結美の指差した場所には俺の名前があった。

「あ~...。俺の活躍が世界に発信されているのが嬉しいってわけか?」

 俺の問いに彼女は頷いた。

「そうだよ♪」

 本当にすごく楽しそうにしている彼女を見ていると、横から声が聞こえてきた。

「きゃ~! 佐藤ちゃん可愛い~!」

「えへへ~...。そ...そうかな~?」

 女体化した佐藤が女子に囲まれてチヤホヤされている姿が見える。

 そしてそれを見て嫉妬しているアルシェも...な。

「佐藤様! 他の女子に囲まれて喜ばないで下さいよ!」

 と怒るアルシェだったが...。

「ええ~? いいじゃん別に~...。俺の一番はアルシェちゃんだって事は変わらないからさ!」

 そう言い返されてしまう。

 明らかに不服そうにしているが残念だったなアルシェよ。

 佐藤とはそう言う奴なのだ。

 昔っから女の子が大好きで筋肉だるまになったのも女子からモテるためだとちゃんと言っていた。

 まあ、現実は筋肉だるまよりも幼い幼女姿の方がモテるのだと今になって理解した。

 やはりどこに行っても可愛いは大正義なのだろう。

 佐藤の喜ぶ姿を見て俺はそう思うのだった。
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