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大会終了

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「...ふぅ」

 大会の会場を後する帰り道、俺は一息を吐いた。

「ふふっ、最後の攻撃は惜しかったね。もうちょっとでカズ君に負けそうだったよ」

「流星の攻撃抑制能力が強いんだよ。あれがなかったら買ってたかもな...」

『EXスキル【勝利への渇望】を取得しました』

 もう少しで勝てたかもしれないと言う残念な感じに俺は大きくため息を吐いた。

「途中の連続でドラゴンを出しまくってる時はよかったんだけどね、流石にあれだけ出されたら流星の特殊召喚能力が起動して出てくるのは当然だよ」

「まあな、でもそれでも英雄ネクストなら押し通せると思ったんだけどな...」

 それだけの攻撃力が俺のデッキにはあるのだ。

 ただ、その攻撃力を結美の対応力が上回ったというだけである。

「はぁ...」

「そんなに落ち込んでるの? だったらキスしてあげようか?」

 そう言いながら彼女は俺の頬に手を置いた。

「そんな気分に見えると思うか?」

「ええ~...。せっかくキスしようとしてるのに~。そんなこと言わないでよカズ君♡」

 そんな俺たちのやりとりを見て残念そうに口を尖らせている佐藤。

「どうせ俺なんて一回戦敗退の雑魚ですよ~だ!」

 プンスカ怒っているが相変わらず可愛いと思える。

 これが筋肉だるまの時だったらただただ見苦しいだけだろうなとは思うけどね。

 残念ながら準優勝となった俺は次の対戦の為にデッキの改良と試行錯誤にも力を入れる事にするのだった。
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