最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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結美へのプレゼント
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俺はこの前アピスに強化してもらった魔導書を持って学校に向かった。
~放課後~
「結美!」
「カズ君! 私を呼び出したってことは何か用があるの? まあ用がなくても呼んでくれるのは嬉しいけどね♪」
笑みを浮かべる彼女に例の魔導書を渡す俺。
「そうそう。結美にプレゼントがあるんだ」
「プレゼント? カズ君が私に!?」
まるで子供の様に喜ぶ彼女に俺はこう言った。
「この魔導書はアピスが強化した魔導書なんだが、どうやら結美との相性が良いらしいんだ」
「私と相性がいいんだね。分かった早速読んでみるね」
と1ページ目を開いた時だった。
「...あっ!」
「どうした?」
「今の1ページ目でこの本の内容が全部わかっちゃったんだけど...」
「...はっ?」
俺は思わず彼女に聞いてみた。
「この本を読むのは初めてだよな?」
「うん。私は魔導書なんて読まなくても魔法を使えていたからね。でもこの魔導書を読んだ事によって私の魔法コントロールは格段に向上したよ。今ならフレア系統の魔法も連続で3回は放てそうだよ」
「マジか!」
フレアを連続で3回打てたら敵どころか町が崩壊してしまうので勘弁してほしいな。
「あっ! 【メテオ】って魔法と【クエイク】って魔法も覚えたよ! けれどどっちも使いにくそうだね」
(どっちも最強クラスの攻撃魔法じゃねぇか...)
「後は状態異常を引き起こす【ヘル】系統の魔法も覚えたみたい」
(状態異常まで自在に扱われたら俺の立つ背がなくなるんですが...)
「あっ! 【支配者の影武者】が【支配者の影武者+3】に成長して物理攻撃役と魔法防御役と攻撃魔法役の影を同時に出せるようになったみたいだね」
(...おいおいただでさえ強力だったのに更に強くなんのかよ)
結美自身でも気がついているだろうが、今の結美は本当に敵となる相手がいない程に強くなってしまったと思える。
そんな彼女が頼もしくも少し恐ろしく思えるのだった。
~放課後~
「結美!」
「カズ君! 私を呼び出したってことは何か用があるの? まあ用がなくても呼んでくれるのは嬉しいけどね♪」
笑みを浮かべる彼女に例の魔導書を渡す俺。
「そうそう。結美にプレゼントがあるんだ」
「プレゼント? カズ君が私に!?」
まるで子供の様に喜ぶ彼女に俺はこう言った。
「この魔導書はアピスが強化した魔導書なんだが、どうやら結美との相性が良いらしいんだ」
「私と相性がいいんだね。分かった早速読んでみるね」
と1ページ目を開いた時だった。
「...あっ!」
「どうした?」
「今の1ページ目でこの本の内容が全部わかっちゃったんだけど...」
「...はっ?」
俺は思わず彼女に聞いてみた。
「この本を読むのは初めてだよな?」
「うん。私は魔導書なんて読まなくても魔法を使えていたからね。でもこの魔導書を読んだ事によって私の魔法コントロールは格段に向上したよ。今ならフレア系統の魔法も連続で3回は放てそうだよ」
「マジか!」
フレアを連続で3回打てたら敵どころか町が崩壊してしまうので勘弁してほしいな。
「あっ! 【メテオ】って魔法と【クエイク】って魔法も覚えたよ! けれどどっちも使いにくそうだね」
(どっちも最強クラスの攻撃魔法じゃねぇか...)
「後は状態異常を引き起こす【ヘル】系統の魔法も覚えたみたい」
(状態異常まで自在に扱われたら俺の立つ背がなくなるんですが...)
「あっ! 【支配者の影武者】が【支配者の影武者+3】に成長して物理攻撃役と魔法防御役と攻撃魔法役の影を同時に出せるようになったみたいだね」
(...おいおいただでさえ強力だったのに更に強くなんのかよ)
結美自身でも気がついているだろうが、今の結美は本当に敵となる相手がいない程に強くなってしまったと思える。
そんな彼女が頼もしくも少し恐ろしく思えるのだった。
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