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五月蝿い外野

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 私と石川君が部室に戻ると...。

「あはは~! はいっ! 和希の負け~!!!」

「だ~!!! くっそ!!! また優樹に負けた~!!!」

「高坂はトランプ弱いよな」

「そうですね。高坂さんは顔に出やすいタイプですから、ババ抜きめっちゃ弱いです」

 小鳥遊優樹と黒木さん、そして佐藤とカズ君がトランプでババ抜きをしていたようですね。

「あっ! 愛川さん達が帰ってきましたよ!」

「おっ! その様子だとちゃんと買えたみたいだね! 結美!」

 小鳥遊優樹に下の名前で呼ばれるのが腹正しいですがもちろんここは...。

「うん。ちゃんと買えたよ。皆で一緒に遊びましょう」

 そう言いながら新しいボードゲームを広げる私たち。

「くぅぅ...! 新しいボードゲームを楽しむ前のこの感覚! 最高だな!」

 カズ君がとても嬉しそうなので私はそれだけで満足してしまうのでした。

「うん♡ 早く遊ぼうよカズ君♡」

 私の言葉に何故か小鳥遊優樹が反応する。

「結美もそう言っているし、私も早く遊びたいなぁ」

「そうだぞ! 高坂! 早く始めろ!」

 更になぜか筋肉ダルマの佐藤も口答えしてくるのが妙にうざい。

(人数合わせの2人が五月蝿いわね)

 私からすればカズ君以外は全て多人数ゲームで遊ぶ為の人数合わせに過ぎません。

 外野は黙って黙々とゲームをして私とカズ君を楽しませてくれれば良いのです。

 それくらい低脳な彼女達でも分かる事でしょう。

 いえ、低脳すぎて分からないのかもしれませんね♡ それはすみませんでした。

 そうこうしているとカズ君の準備ができたので早速ゲームを始めるのでした。
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