祭り旅

献残屋藤吉郎

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名無しの権兵衛

七子に権兵衛さん「泥棒稼業」

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 名無しシリーズ、権兵衛さん」



「家無し、金無し、星空の下で」

        原作者 筑波太郎



「名無しシリーズ権兵衛さん」



「家無し、金無し、空の下」での第2部、、、、作品として



今の世の中、物騒であり、、何かと騒がしい。

そんな時代風景で、人の世とは日々、事件が災害が次々と起きて居る。。。なんとも、棲みずらい人の世だ。

そんな時代で生きることの難しさ、、しかし、どんな世の中になろうとも、人は生きなければならない。。。

そんなことを考えると、、人とは「矛盾」と「人の世の非情さ」の中で、世俗の風を噛みしめて、生きなければならない。

最近の世情は少々、狂いが生じたような、、、考えられない文明の力が動いて、考えられない人種の騒動が発生している。特に、「通信関係」の歪んだ進歩による利用、解釈の悪用により、事件災害が多種多様の形で起きている。

それらの社会現象についての「防犯」や「防御」について、人の心構え、対応を経験者「泥棒」から、述べて行きたいと思い、経験者の立場からの考えを書きしるしていきたいと思います。


1) 備え、準備の心構えが大事、、、



人の世は「人を見たら、泥棒と思え」の例えの如く、、、何事も構えが大事だ。

「泥棒」曰く、、やりずらい、面倒なところへは盗みに入らない、、という。

外観から見て、簡単そうな場所へは泥棒に入る、、手の込んだ、込み入ったところへは、時間が駈るので盗みには入らないと、、要するに、盗みに入るには時間を掛けないという、、、

「泥棒」曰く、、盗みに入ってから、その家なり、事務所を「7分」以内に出てしまえば、掴まらないと、、豪語していた。

泥棒集団の中には大阪から九州まで泥棒旅

をしながら、、最高で空き巣で「金庫の中に900万円」あったことも有ったそうだ。

そして、最終的には泥棒は警察に捕まっているが、、彼らに「反省の心」は無かった。刑が終わったら、また「泥棒」するという、、、堪らない新人類がいるのだった、

今の世の中、携帯電話の進歩で、新しい犯罪が起きている。。堪らない世の中だ。





2)泥棒経験者の「名無しの権兵衛」さん、曰く



名無しの権兵衛さんが空き巣専の泥棒稼業をしている時には、泥棒に入る前に下見をしていた。

下見をする時に、注意することは「入りやすか」「困難か」を確かめておくそうである。

警報機のついているところは、鍵をガラスを壊してから、ブザーが鳴ってから「約7分から10分」で、空き巣に入った場所から撤退することが必須であると言う。

そうすることで捕まらないと、、、、

名無しの権兵衛さんが捕まったのは職務質問だとのことでした。

警察の職務質問は必要な事。



3)名無しの権兵衛さん、こそどろ人生



名無しの権兵衛さん、高校を卒業してから、会社勤めをしたことがあった。

しかし、作業中に怪我をした。

右脚の甲の部分を半分ほど、切断してしまい、、その後の仕事がうまくいかなかった。

地面に着く面が、脚の面積が半分しかないので、歩きづらく、脚に力がはいらなくなり、、いつの間にかパチンコ人生をする様になった。そのうち、金が無く成り、夜の巷をふらつき、、、空き巣に入った。

最初は空き家に寝どまりするうちに、留守の家に入り込んでいった。

そして、ついでにコソ泥をやり、、空き巣泥棒に成って行った。

名無しの権兵衛さんは憶えたのであった。空き巣をやりながら、昼間はパチンコをやる人生を送る様になった。

名無しの権兵衛さんは「味を染めた」のであった。

空き巣で時には「実入りが多い」時があり、その時はソープランド通いと、、楽ちんな気楽な「泥棒稼業」を覚えて、10数年が過ぎた。

その空き巣方法も名無しの権兵衛さんは工夫もした。

日の中、留守の家を見つけ、目星をつけて、パチンコをしてた。

遊び人人生を送っていたが、職務質問の網に掛かってしまった。

その時の留置所の中で、贈収賄で捕まった男が聞いた話である。





4)留置所で聞いた自動車泥棒の武勇伝



贈収賄事件で留置されていた「男」」が捕まって来た「自動車泥棒」の話だ。

職業は「大工」であったが、いつの頃から「自動車泥棒」をしていた。

大工仕事は中途半端なので「大工(9)」ならぬ「大八」と呼ばれていた。

ふざけた話だ。

そんな「自動車泥棒人生」を送っていた男が、同じ雑居房に入って来た。

彼女がいたらしいので毎日「手紙」を書いていた。贈収賄で逮捕されていた男は「絵」が旨かったので、そん手紙に書いてやっていた。

警察の雑居房に数日いたので、気心も知れて、よく話をして来た。

年齢は25歳だったか、、口癖のように「脱走」したいと喚いていた。

悪事をしなければ捕まらずに、娑婆に居られたものを、、、、馬鹿な男だと思った。

その「大八」なる自動車泥棒は「山狩り」で逃走した話を聞かせてくれた。

実家にいた時に警察に追い込まれ、慌てて持つものも持たずに「裸足」で裏山に、急いで逃げた。

山奥に逃げ込み「高い木に登り」じっと、飲まず食わず3日間耐えたらしい。

そこまでの「忍耐力」がありながら、どうして、真面目な大工仕事に耐えられなかったのか、、、、不思議な男だった。

最後には駐車場で自動車を物色して、窓を壊して、車に乗り込み、エンジンを掛けようとしていたところに「持ち主」が戻り、

二人の屈強な男に取り押さえられ、御用となり、、、今は留置所の中だ。

間抜けな「自動車泥棒」であった。

悪事は最終的には旨く叶いものだ。

何をするにも慎重さが大事であり、用意周到でないとな、、、

「罰」を受けることになる。



5)日本一の自動車泥棒が同じ警察の留置所に入って来た。



贈収賄事件で捕まった男の話だと、、、ある夜、雑居房が騒がしくなった。話だと日本一の自動車泥部が捕まって、今日、留置されたと、、、、

その自動車泥棒は注文を受けてから、新車でも高級車でも注文通りに盗むらしい。

ベンツなどの新車はメーカーの展示場から盗むという。

話にショウウィンドウを壊すらしい。そして、別のベンツなどのナンバーを付けて、売却するという。

大部分が東南アジアに運ぶらしい。

輸出する時には「スクラップ」として、車体を切断して運び、現地で組み立てをするというなだった。

組織的泥棒をしている「リーダー」が逮捕されたらしい。

しかし、人とは寂しい、、、後で聞いた話ではあるが、彼女が面会に来た時に「浮気するなよ」と言って、留置所にはいって来たのであるが、いつ出られるのか分からない奴が、、、「良く言うよ」と、思った者である。人とはどこまで行っても、勝手なものだ。

泥棒はいずれは捕まるもの。。。。

ましてや、応力団今はやりの「集団強盗」の実行班は捕まって当たり前だが、、、企画する大本のやくざ組織は恐ろしい。





6)泥棒は居るのだ、、、狙っている、、盗みたいのだから、、、考える



世の中には「泥棒」がいっぱいいる。人は間違うと、ちょっとした「盗み」や「窃盗」はやっているような。。。。



人の心には盗み心がある、、、、

泥棒ではないが、人の心を盗むような、、、

「男心を女心が惑わす、、、引き付ける

  この逆もあるような、、、これも心盗み」

かも知れない。



今の時代、「泥棒の携帯」がかわった。

戦国時代というか、安土桃山時代の「石川五右衛門」のような、豪快な泥棒もいた。

また、江戸時代の「鼠小僧次郎吉」というような怪盗もして、貧乏人に金をバラまいたという「義賊」もいたような。

何方も最後は「石川五右衛門は釜茹の刑」

「鼠小僧次郎吉は張りつけ獄門」というように極刑で罰せられている。

悪行は必ず「罰せられている」「悪事は走らず」である。

現在も刑は厳しい。

にも拘らず、「集団強盗」は横行している。

近代的な「泥棒」は、、「洒落がない、、、」

「強引に押し入って、暴力で、金品を奪っていく」だけならいいが、、被害者に怪我を負わせたり、「死」までも与えている。

ただの「暴力」だ、、、、へたな「やくざの殴り込み」の体だ。

その侵入も「バール」などを使って、壊して入るという、野蛮なやり方で、、、、

更に侵入者は「携帯で募集」された素人集団、、、そして、逃亡者たちを準備して、金品を扱う分担作業である。

それを支持する人間がいて、「集団強盗」を仕切っていた。

更にそれらを保護する集団がいる、、、それがやくざ集団「広域暴力団」のような、、、、

更に最近では「振込詐欺」や「投資詐欺」更には「パソコン乗っ取り詐欺」そして、「集団強盗」などの指令室というか、、指示本拠地を海外に移している。

組織も大規模的なものになり、中国マィフィアなども加わっていた。

中国マフィアの中には中国残留孤児が含まれている。

益々、悪事の組織が巧妙化して、強大になって行くような。

人とは不思議だ、、、、悪行に使う「知恵」「知識」を正業に利用できないものなのか、、、、、、、



7)強大な組織になった「集団強盗」から「身を守るには、、、、」


























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