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しおりを挟む「全員揃ったな。
最終日のメニューを発表する。
初めは、科目事に別れての準備運動と基礎。
次にグループ事に別れ指示に従い討伐、護衛の任に付け。
最後は来た道を走って帰る
以上だ」
思っていたよりも楽そうだ。
走ることについては先輩と相談し行きと同じようにするかを決めよう。
最後くらいは走りたい気もするけど。
「あ、アメリアさん、レオニードさん!」
私達を見つけるなり走りよってきたのはカナンさんだった。
「今日も特別メニューになるよう、頑張るぞ」
「は、はい!」
「勿論ですわ」
私達3人は特別メニューを受けられるように、というやる気を見せた。
だが、そのやる気は早々に空回りすることとなった。
「アメリアを初めとした特別メニューを受けた者は集合しろ」
という声によって。
……どうやら昨日特別メニューを受けた人達は今日も強制的に特別メニューとなるらしい。
「……なれましたわね」
「……あぁ」
「そう、ですね……」
まぁ、確かに昨日のようになっても暇になるだけなのだが。
昨日だって私やレオは2倍以上のメニューをこなしたのだから。
とはいえ、カナンさんは大変そうなのだが。
「リア、カナンとりあえず行くぞ」
「えぇ」「はい!」
そんなことで特別メニューの人達が集められたわけだが……やはり、お母様の作るメニューより断然楽だった。
「はぁ、はぁっ……な、んで……そ、な……アメ…」
人の名前をアメで切らないでほしい。
それでは私がお菓子みたいではないか。
というより……平然と立っているのは私とレオだけだ。
この体たらくはなんなのか……。
「……カナンさん、他の方々と御一緒に少し木陰で休んできたらどうですの?」
私やレオは打ち込みを続けているが。
この程度のことであればまだ数時間は出来る。
そのくらいには鍛えているのだ。
「そ、んな……僕も、お二人と、一緒……に」
「無理ですわ」
「無理だな」
カナンさんの言葉に非常にも私たちは切り捨てる。
なぜなら、私やレオとカナンさんでは体力が違う。
そして、力量差もかなり離れているだろう。
それは、疲れ具合からも歴然だった。
私とレオは息切れ一つさえ起こしていないにも関わらず、カナンさんは立っているのもギリギリといった程にキツそうだった。
そんな状態で私達と同じだけやれるはずがない。
「カナンさん、休憩を取るのも必要なことですわ。
休憩を取らずに無理をして倒れでもすれば、それは自身の体調管理さえ出来ないと口にしているようなものです。
そしてそれは、貴重な時間を無駄にすることにもなりますわ」
「リアの言う通りだ。
素直に休んでいろ、カナン」
「分かり、ました……」
カナンさんはようやく素直に休憩を取る気になったらしい。
私達はカナンさんを木陰へと移動させてから再び訓練を始める。
「リア、久しぶりに手合わせをしてくれないか?
どこまでやれるか確かめてみたい」
「……えぇ、分かりましたわ。
ですが、少し外れませんか?」
「あぁ、そうだな」
何故か私とレオは手合わせをすることとなり、そのために少し皆から外れた場所へと移動したのだった。
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