脇役だったはずですが何故か溺愛?されてます!

紗砂

文字の大きさ
9 / 87

咲夜の傷心、兄の非力さ

しおりを挟む


私は何故か上機嫌の兄と車の中にいた。

……兄はいつもよりも嬉しそうに頬を緩めている。


「お兄様、どうかなされたんですか?」


遂に我慢しきれず、兄に聞いてみる事にした。
すると、何故か兄は慌てた様子で誤魔化そうとした。


「い、いや……何でもないんだよ?
そ、そう!
望遠鏡を買って貰えるのが嬉しくてね」


何だろうか。
そのとってつけたような言い訳は。
この兄はそれで私が騙されるとでも思っているのだろうか?


「お兄様……私にも言えない事、なのですね……」


兄に対しての私の武器を最大限に使ってやろうじゃないか。

……なんてカッコつけてはいるものの結局は泣き落としである。
顔を俯かせて少し泣きそうな表情をするだけでいい。
そうすれば、ほら。
兄は慌てた様に口を開いた。


「さ、咲夜!
違う、違うんだ!
泣かないでくれ!
嘘をついた僕が悪かったから!
僕はただ、可愛い天使の写真が手に入って嬉しいだけなんだ!
………あ」


……天、使?
兄よ、それはもしかしなくとも私の事か?
そうだよね?
だって天使って呼ぶの、私しかいないもんね。
ということは、私の、写真?


「盗撮、したんですか?」


私は兄の発言に不機嫌さ丸出しで尋ねる。
私の写真なら既に兄が何枚か持っていたはずだが……それでも盗撮は許せる訳はない。


「ち、違う!
咲夜のファンクラブを潰そうとしたんだ。
けど、会員になればグッズや写真を買えるって言われて……」


はい?
ファンクラブ?
誰の?

……私の?
ないないない、有り得ないって。
私のファンクラブとか。
こんな女子力ゼロで元庶民の私のなんて、ねぇ?
ははは…………何かの間違いだよね?


「お兄様、疑ってしまい申し訳ありませんでした……。
ですが、私その方々に盗撮されていたんですね……」

「咲夜!
咲夜は可愛い天使の様な存在だからね。
仕方ないよ。
大丈夫、もし何かあったら僕が咲夜を守るからね」


……いよいよ兄のシスコンは重度に至ったようです。
うん……あれ?
兄の発言だと何か無ければいいって事だから……天也と奏橙も大丈夫じゃない?


「でしたらお兄様、天也と奏橙を今度お家にご招待してもよろしいですか?」

「駄目だ。
いいかい?
あんな害ちゅ……虫にはね近付いては行けないよ」


……今、害虫って言ったよね?
さっきまでの様子ならいけると思ったんだけどなぁ。

兄の目は本気の様に見えた。


「分かりました……。
奏橙の事を好きな友人がいたので、縁を繋げられればと思ったんですけど……」

「いいよ。
咲夜のでいるならいいんだ。
僕の咲夜にちょっかい出さなければ、ね」


え……。
まぁ、許可は貰えた、のか?
兄の判定基準がイマイチ良く分からないな。
何を判断したんだろうか?

兄は『縁を繋げられれば』のところで笑顔に戻った気がするが……気の所為なのだろうか?
そこで機嫌が良くなる意味が分からないしな。

私はその日の夜、父に呼び出されていた。
何か呼び出されるような事をしただろうかと不安になりながら父の部屋の扉をノックする。

するとスグに父が入室の許可をしたので意を決して中へと入った。


「咲夜、松江のとこから電話があった。
娘が咲夜に虐められた、とな。
どういう事だ?」


父は怒りを顕にし私を問いただす。

………はい?
えーと……私が愛梨を虐めた?
あはは……まさかこんな馬鹿だとは思ってもいなかった……。


「知りません。
私はその様な事、やってはいませんから」


この件に関しては兄に知られない様、気をつけて行動しなきゃいけなくなる。
そうでなければ愛梨の命が危ない。


「咲夜……あくまでも、お前はやっていないと、そういうのだな?」


何故か父の機嫌が更に悪くなっていく。
ここでポジティブに考えられればいいのだが……そんな雰囲気ではない。


「私がやった事は後悔しておりません。
それに私は恥じるような行動を起こすような事をいたしません」


……少し、悲しいかな。
私は何もやっていないというのにこんなにも信用して貰えないだなんて。
それは、私の行動のせいでもあったかもしれないが、そんなに私は信用出来ないのであろうか。


「咲夜!
お前は自分のやった事の重大さも気付いていないのか!!」


やはり、父は私を信じてはくれていなかった。
そう考えると涙が溢れでそうになる。
それを堪え、震える声で告げる。
……所詮、私は子供ということだろうか。


「もう…いいですわ。
信用してもらえないのは私の行動が故ですもの。
私に話せる事はやっていないという事だけです。
どうせ、お父様は私を信じてはくださいませんでしょう?
でしたら、時間の無駄ですし、失礼しますわ」


私は溢れそうになる涙を堪え、父の執務室から逃げ出した。


「咲夜!」


父の声を聞きながらも私は自分の部屋へと走り込む。


「咲……」


兄の声すらも聞かず、私は部屋へ逃げ込んだ。
部屋の中に入ると私はベットに倒れ込み声を押し殺して泣いた。
こんなに泣いたのはいつ以来だろうか。中等部の時も、初等部の時も泣いた事は無かった。

あぁ、最後に泣いたのは私がまだ、香乃と呼ばれてた時だ。
そう考えると私は頑張ったと思う。


「咲夜…咲夜……出てきてくれないかい?」


兄が扉の向こうで私に話しかけてくる。
だが、私はそれを無視して枕に顔を押し付ける。
高校生にもなって泣くだなんて……などと思うかもしれない。
だが、それでも父から信用されないのは辛かった。
私の今までの行動が全て否定された気がした。

紫月をあの時助けた事は後悔していない。
あぁしなければきっと私は後悔していただろうし、紫月は心に傷を負っただろうから。
それでもそれを父に否定された気がして…それが何よりも辛かった。


「咲夜…何があったのかは知らないけど…僕は咲夜の味方だから。
何があっても咲夜の味方だから……」


兄は確かに私の味方になってくれるだろう。
だけど…きっと兄はやりすぎる。
兄には相談出来ない。
だから、泣き止んで兄に笑顔を見せなければいけない。
頭の中では理解しているが涙は未だに止まってはくれなかった。



ーーー父ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私は松江からの電話の内容の件で咲夜の話もろくに聞かずに決めつけてしまった。
あの咲夜がやるはずが無いのにも関わらずそう決めつけ、怒ってしまった。

これでは咲夜に嫌われたな。

などと自嘲気味に笑う。
私は自分の娘を信じられなかった。


「父親失格だな……」


咲夜のあんな泣きそうな顔だって初めて見た。
それだけ私は咲夜を見てこなったという事なのだ。
咲夜に無理をさせてしまっていたのだ。
父親ならばもっと早く気付いてやるべきだった。
いや、それだけではない。
父親であれば娘を信じてやるべきだった。
他の者がなんと言おうと咲夜を信じてやらねばいけなかった。
なのに、それが出来なかった。
父親として当然の事が私は咲夜にしてやれなかった。


「本当に、情けない……」


そんな中、妻がやってくる。
その表情からは怒りが感じられる。


「あなた……咲夜ちゃんに何をしたんですか?」


どうやら咲夜は自室に閉じこもってしまったらしい。
悠人が私の部屋から出てきた咲夜に声を掛けた様だが咲夜は悠人の声すら聞かずに部屋へ駆け込んだとの事だった。
そして、咲夜の様子がおかしい事に気づいた悠人は妻に話した様だ。


「……私は、父親失格だな。
咲夜を信じてやれずに傷つけてしまった…」


妻はただ私の話を静かに聞いていた。
やはりその目からは怒りが感じられ、その様子が咲夜の今の様子を表しているようだった。


「……松江から苦情の電話があった。
松江の令嬢が咲夜に虐められたと泣いて帰ってきた、とな。
その話を聞いて咲夜を呼び出したが……咲夜は知らないと言ったんだ…。
その態度につい怒ってしまってな……。
父親なのだから咲夜を信じてやるべきだったのに。
あんな咲夜の辛そうな顔を初めて見たよ…」

「……ふざけないでください!
咲夜が、あの子が今までどれだけ頑張ってきたか…!!
あなたは咲夜が泣き言を言っているところを見たことがありますか!?

…無いでしょう!
それだけあの子が私達に気を使い、どんなに辛くとも笑顔でいたんです!
それを……それをあなたはなんだと思っているんですか!
私達を心配させないために、私達が気を使わないように…私達の評価に傷がつかないように……あの子はずっと努力を重ねてきたんです!
そんなあの子が今更、こんな事するはずが無いでしょう!」


こんなにも感情が高ぶった様子の妻は久しぶりだった。
そんな妻に私は思い知らされる。
咲夜にどれだけの無理を強いていたのか、どれだけ我慢させていたのかを。

思えば初等部の時からそうだった。
咲夜は私達が仕事で海外に行くと言った時も我儘を言わずに悠人と共に残る事を選択した。
あれも今考えてみれば私達に変な気遣いをさせないためだったのかもしれない。
あの年齢であれば普通、両親に甘えたがる頃だろうにそんな事すら考えずに……。

中等部の時だって、咲夜が虐められていた事を私達に言わなかったのは私達に心配や面倒をかけたくなかったのではないか。

そう考えると全て、辻褄が合う。
だが、それが本当にそうであれば咲夜には辛い思いをさせてしまった。
悠人や友人達がいるから大丈夫だろうなどと考えてしまっていた。

それが、咲夜を更に苦しめているとも思わずに……。


「……高等部へと上がってようやく気付くなど…。
あれだけ辛い思いをさせておきながら信じてやれなかったとはな……」


そんな時、再びノックの音が響く。
咲夜付きの清水か、悠人だろう。


「入れ」

「失礼します」


そうして入ってきたのはやはり悠人だった。
妹思いの悠人であれば来るだろうとは思っていたからな。


「…父さん、咲夜に何をしたんですか?
咲夜が泣いているところなんて今まで見たことも無かったのですが」


その声からは苛立ちが感じられた。
それ程までに妹を気遣う悠人を見て、兄妹の仲の良さを感じられる。

そんな悠人に対し、あった事をそのまま伝えた。
するとやはり悠人が怒る。


「…僕の大切な天……妹であり、父さんの娘である咲夜より松江愛梨を信じたんですか?
それに、咲夜が虐めた?
咲夜はそんな事はしません。
咲夜ならば虐められている者を助けはしても虐める事はありません。
それも知らずに、咲夜の父と言うのですか、父さん?」


悠人の無条件の咲夜への信頼の厚さが感じられた。
咲夜ならば助けはしても虐める事はないとそう言い切る悠人は咲夜の兄であり、理解者なのだと伺える。
それに比べ、自分は……。
本当に嫌になる。
父親としてのダメさを突きつけられ嫌になる。


「あぁ、分かっている。
悠人、それを証明出来るか?」


松江…徹底的に潰してやろう。
私に原因があるとはいえ…咲夜を傷つけた理由はあいつらなのだ。
ならば徹底的に潰してやろう。

そんな思いで悠人に聞くと返ってきたのは笑みだった。


「勿論です。
咲夜を傷付けた原因の1つですから……やるなら徹底的にやります。
段取りは僕に任せてくれますよね?」

「勿論だ、悠人頼んだぞ」

「はい。
失礼しました」

「あらあら……私も協力しないといけないわねぇ……。
ふふっ、私の娘を傷つけた罰、しっかりと受けてもらわないといけないわよね」


……妻もやる気のようで悠人と共に出ていった。
それを見届けてから私も作業に取り掛かる。
松江の家を完膚なきまでに潰すという目的のもとに。


 ーーー 悠人 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さて…咲夜を泣かせた相手……松江愛梨か。
ふふ……僕の可愛い咲夜を泣かせた罪、倍にして返してあげなければね」


廊下でそんな事を呟きながら笑みを浮かべる。
笑みとはいっても目は全く笑っていないのだが。
それどころか殺気まで感じる程だ。

あまり使いたくはないが仕方ない。

そう考え、スマホを取り出し電話帳から害虫と登録されている枠の中から神崎奏橙を見つけ出し、電話をかける。

天野天也にしなかったのはアイツが関わって咲夜に近付く様な事が無いようにしたかったからだ。
それに比べ奏橙は咲夜にとって害にはならないと判断したのだ。


『何でしょうか、悠人先輩?』

「聞きたい事があってね。
今日の放課後の事なんだけど……」

『っ……!?』


スマホの向こうから奏橙の動揺が伺える。
何か知っているらしい。


「知っている様で良かったよ。
松江愛梨について、聞かせてくれるかい?」

『……分かりました。
出来れば会って話したいのですが……』


それだけ重大な事ということだろうか?

いや、重大だ。
咲夜を泣かせたのだから重大に決まっている。
顔を見た方が隠している事や嘘にも気付けるからこちらとしても有難いか。


「あぁ、分かったよ。
なら………」


うちと関わりのある個室がある店を選びその店を奏橙に伝えると電話を切り、車を出してもらうように言ってから一旦上着を取りに自室へ戻る。
その途中、咲夜の部屋の前を通りかかる。
咲夜の前にいた清水さんに咲夜の様子を聞いてみる。


「清水さん、咲夜はまだ……?」

「はい……咲夜様は未だにお部屋から出ては来ず……」


それだけ咲夜が傷付いたという事だろう。
清水さんには少し休むように言い、約束の店へと向かった。


店に行くと既に奏橙が来ているようで奥の個室へと通される。
奏橙と僕の飲み物を頼み、それが来てから本題へと入る。


「で、松江愛梨について…今日あった事全て教えてくれるかい?」


疑問形ではあるものの拒否を許さないような圧力を目線と言葉に込める。
奏橙は気圧された様にしつつも話し出す。


「僕も咲夜から聞いた話なのですが……。

結城さんと僕が話をしていたところに松江さんが結城さんに話があるといい連れて言ったんです。
その後、咲夜が少し用事があると出ていきしばらくしたら僕に電話がかかってきて咲夜に呼び出されました。
咲夜のところへ行くと結城さんが濡れていて頭から水を被ったようで…。
それをやったのが松江さんのグループのようです。
そこに咲夜が入り、結城さんを連れ出した、というのが松江さんに関する事だと思います」


その話を聞くに咲夜は虐められていた令嬢を助けた様だ。
やはり天使は天使だったという事だろう。
その松江愛梨はその令嬢を虐めていたところを咲夜に邪魔されその恨みから咲夜に虐められたなどと言ったというところだろうか。

だとしたら……随分と舐められたものだ。
例え、うちと同規模の会社だったとしても許されない事だ。
僕の妹を泣かせたんだ。
それ相応の罰は受けて貰わないとね。


「…咲夜に、何かあったんですか?」


奏橙が不意に尋ねてきた。
答えようか迷ったが奏橙であれば癪だが咲夜が部屋から出てくるかもしれないと思ったのだ。
だから話す事にした。


「……泣いてるんだよ。
咲夜が…あの松江愛梨のせいで泣いているんだ。
自室に篭って、もう2時間以上経つ…」

「咲夜、が……?
……3人程、連絡してもいいですか?
愛音さんと結城さんと天也に」


黒崎さんなら咲夜も出てくるだろうか?

……分からないがかけてみてもいいだろう。
結城さんには話を聞きたいと思っていたしな。
天野は……要らないが、咲夜のためだ。
仕方ない。
ここは譲歩するか。


「……分かった」

「ありがとうございます」


奏橙は部屋の隅まで行き、3人に電話をかけた。
それからすぐに席に付き結果を伝えてくる。


「愛音さんと結城さんはすぐに来るそうです。
天也はマカロンを買ってから来ると」


もので釣る作戦か。
それは考えていなかったが……無駄になるだろうな。
あの様子ではマカロンでさえも食べないだろう。
だが、咲夜の友人が来るのは有難い。
それにより咲夜が部屋から出てきてくれればいいが。

………出来ることならば僕が咲夜を抱きしめて、慰めてあげたい。

それが出来ないのがもどかしいとさえ思う程に……。

僕は、非力さを突きつけられた気がした。
しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

婚約破棄されたので、辺境で「魔力回復カフェ」はじめます〜冷徹な辺境伯様ともふもふ聖獣が、私の絶品ご飯に夢中なようです〜

咲月ねむと
恋愛
「君との婚約を破棄する!」 料理好きの日本人だった前世の記憶を持つ公爵令嬢レティシアは、ある日、王太子から婚約破棄を言い渡される。 身に覚えのない罪を着せられ、辺境のボロ別荘へ追放……と思いきや、レティシアは内心ガッツポーズ! 「これで堅苦しい妃教育から解放される! 今日から料理三昧よ!」 彼女は念願だったカフェ『陽だまり亭』をオープン。 前世のレシピと、本人無自覚の『魔力回復スパイス』たっぷりの手料理は、疲れた冒険者や町の人々を瞬く間に虜にしていく。 そんな店に現れたのは、この地を治める「氷の騎士」こと辺境伯ジークフリート。 冷徹で恐ろしいと噂される彼だったが、レティシアの作った唐揚げやプリンを食べた瞬間、その氷の表情が溶け出して――? 「……美味い。この味を、一生求めていた気がする」 (ただの定食なんですけど、大げさすぎません?) 強面だけど実は甘党な辺境伯様に胃袋を掴んで求婚され、拾った白い子犬には懐かれ、レティシアの辺境ライフは毎日がお祭り騒ぎ! 一方、彼女を捨てた王太子と自称聖女は、レティシアの加護が消えたことでご飯が不味くなり、不幸のどん底へ。 「戻ってきてくれ」と泣きつかれても、もう知りません。 私は最強の旦那様と、温かいご飯を食べて幸せになりますので。 ※本作は小説家になろう様でも掲載しています。ちなみに以前投稿していた作品のリメイクにもなります。

当て馬令息の婚約者になったので美味しいお菓子を食べながら聖女との恋を応援しようと思います!

朱音ゆうひ@11/5受賞作が発売されます
恋愛
「わたくし、当て馬令息の婚約者では?」 伯爵令嬢コーデリアは家同士が決めた婚約者ジャスティンと出会った瞬間、前世の記憶を思い出した。 ここは小説に出てくる世界で、当て馬令息ジャスティンは聖女に片思いするキャラ。婚約者に遠慮してアプローチできないまま失恋する優しいお兄様系キャラで、前世での推しだったのだ。 「わたくし、ジャスティン様の恋を応援しますわ」 推しの幸せが自分の幸せ! あとお菓子が美味しい! 特に小説では出番がなく悪役令嬢でもなんでもない脇役以前のモブキャラ(?)コーデリアは、全力でジャスティンを応援することにした! ※ゆるゆるほんわかハートフルラブコメ。 サブキャラに軽く百合カップルが出てきたりします 他サイトにも掲載しています( https://ncode.syosetu.com/n5753hy/ )

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。

琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。 ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!! スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。 ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!? 氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。 このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!

桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。 「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。 異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。 初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

処理中です...