脇役だったはずですが何故か溺愛?されてます!

紗砂

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Happy New Year

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「「「「あけましておめでとう(ございます)!」」」」


今日は1月1日、新年だ。
そして、私達6人、私、天也、紫月、奏橙、愛音そしてお兄様は初詣に訪れていた。


「咲夜、今年もよろしく頼む」

「こちらこそ、よろしくお願いしますわ」


天也と2人で話していると、そこに兄が入り込んできた。
まぁ、いつものことだ。


「そこまで。
もう新年の挨拶は済んだだろう?
咲夜、行こうか」


……どうしても私と天也が仲良くなるのは嫌らしい。
兄らしいといえばらしいのだが、婚約者を相手にこんなことをされると困る。
とはいえ、私を大切にしてくれていることが分かるから強くも言えないのだが。


「咲夜、後でおみくじを引きませんか?」

「えぇ、天也とお兄様もどうですか?」

「そうだな……引いておくか」

「咲夜が引くなら僕も引くよ」


……天也の返答は良いとしてもだ。
兄の返答は何かおかしい気がする。
私が引くなら引くってなんだ。

まぁ、とりあえずは全員引くことになった。


「咲夜、どうだった?
俺は中吉だったが……」

「私は吉でしたわ」

「あ、僕大吉だ」

「私も吉でした!」

「僕は……吉か。
咲夜と同じだね」

「私は大吉です!」


大吉は奏橙と愛音だけだった。
先輩と恋仲になれることを応援しようと思う。
お兄様は私と同じ、という部分をやたらと嬉しそうにしているが、スルーしておいた。



その後、私達はまたいつも通り、カフェに行くと、雑談をして別れた。
奏橙と紫月の仲がかなり縮まっていてズルいと思ってしまったのは秘密だ。

私も、2人のように天也との仲が縮まればいいなぁ、などと思いながら、今年のことを考えた。
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