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playback 8years ago
extra大人達は憂う(後編)
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「サカさん、起きて、電話だよ」
レイの幼なじみであり、始末屋として育成中でもあるマキが、寝ているシラサカの体を揺さぶった。目を開ければ、学校帰りらしく、マキは制服を着ていた。
「電話? 仕事はしばらく請けねえっていっただろ。断れよ」
派手な立ち回りをしたこともあって、しばらく仕事をしないようにと言われている。そんなわけで、夕方だというのに、シラサカは自室で寝ていた。
「仕事かどうかはわからないけど、ヤスオカさんからだよ」
「ヤスオカさん? なんで携帯にかけてこねえんだ?」
「電源落ちてるじゃん。はい、全部向こうに聞こえてるからね」
通話状態のまま子機を渡され、マキは去っていった。
「すみません、携帯の電源切れてて」
見られているわけではないのだが、シラサカは起き上がり、ばつが悪そうにする。
『シラサカ君、今から松田の診療所に来てくれないかな』
シラサカは部屋を見渡し、外の気配を確認してから言葉を発した。
「……レイに、何かあったんですか?」
そこにレイがいることを知っているのは、シラサカとヤスオカと花村の三人だけ。花村の命令で、特にマキには知られないようにと言われていた。
それを考慮してのことだろう、ヤスオカはこんな言葉を返してきた。
『車の中で話すよ。しばらくこっちに留まってほしいから、そのつもりで頼む』
「わかりました。準備してすぐに出ます」
急いで支度を整え、着替えも鞄に詰めて、シラサカは部屋を出た。
「サカさん、仕事行くの?」
共用スペースのリビングで、制服から私服に着替えたマキがテレビを見ていた。
大人びてみえるレイとは正反対に、マキは年齢より下に見られることが多い。どういうわけか右目だけが灰色だが、生粋の日本人である。
「ヤスオカさんの頼みなら断れねえだろ」
「派手なことはしちゃダメだよ」
「わかってる。しばらく帰って来れねえかもだから、戸締まり、ちゃんとしろよ」
「わかった。ねえ、来月はレイと会えるんだよね?」
マキは何の気なしに言ったのだろうが、シラサカとしては気が気でない。
「そうだな」
マキはレイと会うことを楽しみに日々を過ごしている。彼にとっての精神的な支柱でもあるからだ。
そのレイが今どんな状態にあるかを知れば、マキは大きなショックを受けるだろう。なんとしても隠し通さなければならない。
「今度は三人でどこ行こう? レイは嫌がるだろうけど、遊園地行ってみたいな」
ふたりが会うときには、シラサカの同行が決められている。最初は監視役であったが、今はふたりの兄のような気持ちになっていた。
「好きなところにしろよ。おまえが決めたんなら、レイも文句言わねえしな。じゃあ、いってくる」
「いってらっしゃい。気をつけてね」
マキに見送られて家を出て、駐車場に停めてある車に乗り込む。エンジンをかけ、車を走らせると、通信装置のスイッチを入れた。
「ヤスオカさん、家を出ました」
『済まないね、休みの最中に』
「大丈夫です。それより、レイに何かあったんですか?」
『今日会いに行ってきたよ。あの子、思っていた以上に弱っていてね。食事を受け付けないらしいんだ』
レイが優衣のことを好きだと自覚したのは、彼女の死の直前だったはず。本人が望んだこととはいえ、優衣の命を絶ったのはレイだった。それだけでも辛いのに、あろうことか、ミズカミが優衣の遺体をバラして埋めた。側にいたシラサカでさえ、腸が煮えくり返るところだった。
逆上したレイがミズカミをバラそうとするのも当然だ。花村から合図があるまでは決して動くなと言われていたため、シラサカはレイを止めなくてはならず、あれは本当に辛かった。
「そんな状態のときに、俺が側にいて、いいんでしょうか?」
顔を見れば、嫌でもあのときのことを思い出す。だからこそ、シラサカはレイに会わないようにしていた。
「私が不用意に蓮見さんの話をしてしまってね。レイが過呼吸の発作を起こして倒れたんだ。それを見た松田がね、君を呼べと言い出したんだよ」
「先生が?」
「本当は同世代でレイに寄り添える相手が一番いいと言われたんだが、マキは何もしらないし、こんなレイを見たらショックを受けるだろう。その点、君なら事情も知っているし、私よりはレイに寄り添えるんじゃないかと思ったんじゃないかな」
ヤスオカが言うように、シラサカはレイと行動を共にしたので、事情を知っている。だがレイの気持ちに寄り添えるかといえば、正直わからない。
「シラサカ君、私はレイを生かしたい。こんなところで終わってほしくないんだよ」
ヤスオカの言葉は胸に染みた。シラサカも同じ気持ちであったから。
松田の診療所に着く頃には、すっかり夜も更けていた。
インターホンを押そうとすれば、なぜか勝手に扉が開き、強面の松田が姿を現した。
「兄ちゃん、おせえよ。待ちくたびれたぜ」
「え、あ、すみません」
その筋の人間だと言わんばかりの迫力に、思わず謝ってしまうシラサカ。
「夕飯まだだよな、食うよな」
「はい、いただきます。あのレイは?」
「あれからずっと寝てる」
そういえば、過呼吸の発作を起こしたといっていた。心配になり、シラサカはレイの顔が見たくなった。
「先にあいつの顔、見て来ていいですか?」
「どうぞ。病室は変わってねえから。ついでに起こしてやって。兄ちゃんがいたら、飯を食う気になるかもしれねえから」
むしろ逆ではないのかと思いつつも、松田の言うことには逆らえず、シラサカはレイがいる病室へと向かう。
「レイ、俺だ。入るぞ」
外から声をかけて扉を開ければ、中は真っ暗だった。
照明のスイッチを探して点ける。室内が照らされてすぐ異変に気づいた。寝ているはずのレイの姿がなかったから。
「レイ、開けるぞ」
病室にはトイレも完備されていると聞いていたので、構わず開けたが、ここにもいない。これはマズい事態である。
「先生、レイがいません!?」
シラサカの声を受け、松田が飛んできた。
「おかしいな、防犯カメラには、兄ちゃんが訪ねてくるまで誰も映ってなかったのに」
松田は防犯カメラの映像から、シラサカの来訪を知ったようである。
「レイならカメラに細工をすることぐらい、朝飯前ですよ」
「優秀過ぎるのも考えものだな。だが、今の少年だと駅まで歩いていける体力なんかねえぞ」
シラサカはレイの私物を漁り、彼が愛用するノートパソコンがないことに気付いた。
「ノートパソコンがありません。あいつは明らかな意志を持って、ここを出たということですよ」
GPSがない現状、レイの居場所を探すのは困難を極めるだろう。
「兄ちゃん、来たばかりで悪いが、今すぐ行ってほしいところがある」
松田は厳しい表情になって言った。
「亡くなった少年の彼女のところだ。ヤスオカのバカが口を滑らせて、今夜が通夜だと言ったらしい」
「レイは優衣ちゃんの通夜に行ったんですか!?」
「確信はねえが、少年はヤスオカにこう言ったそうだ。彼女のところに行きたいが、自分とは行き先が違うから行けないってな」
「優衣ちゃんのところ、行き先が違う……」
改めて言葉を口にして、シラサカは重大な事に気づいた。
「まさか、あいつ!?」
優衣は既に亡くなっており、これから天国へと召されていく。レイが後を追ったとしても、今までの行いを考えれば、彼女と同じところには行けやしない。
「彼女がこちら側にいる間は、少年も留まっているだろう。一刻も早く探し出せ」
松田の言葉を受け、シラサカは飛び出し、車に乗り込んだ。レイは優衣の近くにいるはずだと確信していたから。
レイの幼なじみであり、始末屋として育成中でもあるマキが、寝ているシラサカの体を揺さぶった。目を開ければ、学校帰りらしく、マキは制服を着ていた。
「電話? 仕事はしばらく請けねえっていっただろ。断れよ」
派手な立ち回りをしたこともあって、しばらく仕事をしないようにと言われている。そんなわけで、夕方だというのに、シラサカは自室で寝ていた。
「仕事かどうかはわからないけど、ヤスオカさんからだよ」
「ヤスオカさん? なんで携帯にかけてこねえんだ?」
「電源落ちてるじゃん。はい、全部向こうに聞こえてるからね」
通話状態のまま子機を渡され、マキは去っていった。
「すみません、携帯の電源切れてて」
見られているわけではないのだが、シラサカは起き上がり、ばつが悪そうにする。
『シラサカ君、今から松田の診療所に来てくれないかな』
シラサカは部屋を見渡し、外の気配を確認してから言葉を発した。
「……レイに、何かあったんですか?」
そこにレイがいることを知っているのは、シラサカとヤスオカと花村の三人だけ。花村の命令で、特にマキには知られないようにと言われていた。
それを考慮してのことだろう、ヤスオカはこんな言葉を返してきた。
『車の中で話すよ。しばらくこっちに留まってほしいから、そのつもりで頼む』
「わかりました。準備してすぐに出ます」
急いで支度を整え、着替えも鞄に詰めて、シラサカは部屋を出た。
「サカさん、仕事行くの?」
共用スペースのリビングで、制服から私服に着替えたマキがテレビを見ていた。
大人びてみえるレイとは正反対に、マキは年齢より下に見られることが多い。どういうわけか右目だけが灰色だが、生粋の日本人である。
「ヤスオカさんの頼みなら断れねえだろ」
「派手なことはしちゃダメだよ」
「わかってる。しばらく帰って来れねえかもだから、戸締まり、ちゃんとしろよ」
「わかった。ねえ、来月はレイと会えるんだよね?」
マキは何の気なしに言ったのだろうが、シラサカとしては気が気でない。
「そうだな」
マキはレイと会うことを楽しみに日々を過ごしている。彼にとっての精神的な支柱でもあるからだ。
そのレイが今どんな状態にあるかを知れば、マキは大きなショックを受けるだろう。なんとしても隠し通さなければならない。
「今度は三人でどこ行こう? レイは嫌がるだろうけど、遊園地行ってみたいな」
ふたりが会うときには、シラサカの同行が決められている。最初は監視役であったが、今はふたりの兄のような気持ちになっていた。
「好きなところにしろよ。おまえが決めたんなら、レイも文句言わねえしな。じゃあ、いってくる」
「いってらっしゃい。気をつけてね」
マキに見送られて家を出て、駐車場に停めてある車に乗り込む。エンジンをかけ、車を走らせると、通信装置のスイッチを入れた。
「ヤスオカさん、家を出ました」
『済まないね、休みの最中に』
「大丈夫です。それより、レイに何かあったんですか?」
『今日会いに行ってきたよ。あの子、思っていた以上に弱っていてね。食事を受け付けないらしいんだ』
レイが優衣のことを好きだと自覚したのは、彼女の死の直前だったはず。本人が望んだこととはいえ、優衣の命を絶ったのはレイだった。それだけでも辛いのに、あろうことか、ミズカミが優衣の遺体をバラして埋めた。側にいたシラサカでさえ、腸が煮えくり返るところだった。
逆上したレイがミズカミをバラそうとするのも当然だ。花村から合図があるまでは決して動くなと言われていたため、シラサカはレイを止めなくてはならず、あれは本当に辛かった。
「そんな状態のときに、俺が側にいて、いいんでしょうか?」
顔を見れば、嫌でもあのときのことを思い出す。だからこそ、シラサカはレイに会わないようにしていた。
「私が不用意に蓮見さんの話をしてしまってね。レイが過呼吸の発作を起こして倒れたんだ。それを見た松田がね、君を呼べと言い出したんだよ」
「先生が?」
「本当は同世代でレイに寄り添える相手が一番いいと言われたんだが、マキは何もしらないし、こんなレイを見たらショックを受けるだろう。その点、君なら事情も知っているし、私よりはレイに寄り添えるんじゃないかと思ったんじゃないかな」
ヤスオカが言うように、シラサカはレイと行動を共にしたので、事情を知っている。だがレイの気持ちに寄り添えるかといえば、正直わからない。
「シラサカ君、私はレイを生かしたい。こんなところで終わってほしくないんだよ」
ヤスオカの言葉は胸に染みた。シラサカも同じ気持ちであったから。
松田の診療所に着く頃には、すっかり夜も更けていた。
インターホンを押そうとすれば、なぜか勝手に扉が開き、強面の松田が姿を現した。
「兄ちゃん、おせえよ。待ちくたびれたぜ」
「え、あ、すみません」
その筋の人間だと言わんばかりの迫力に、思わず謝ってしまうシラサカ。
「夕飯まだだよな、食うよな」
「はい、いただきます。あのレイは?」
「あれからずっと寝てる」
そういえば、過呼吸の発作を起こしたといっていた。心配になり、シラサカはレイの顔が見たくなった。
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「どうぞ。病室は変わってねえから。ついでに起こしてやって。兄ちゃんがいたら、飯を食う気になるかもしれねえから」
むしろ逆ではないのかと思いつつも、松田の言うことには逆らえず、シラサカはレイがいる病室へと向かう。
「レイ、俺だ。入るぞ」
外から声をかけて扉を開ければ、中は真っ暗だった。
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「レイ、開けるぞ」
病室にはトイレも完備されていると聞いていたので、構わず開けたが、ここにもいない。これはマズい事態である。
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松田は防犯カメラの映像から、シラサカの来訪を知ったようである。
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「まさか、あいつ!?」
優衣は既に亡くなっており、これから天国へと召されていく。レイが後を追ったとしても、今までの行いを考えれば、彼女と同じところには行けやしない。
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