97 / 100
第7章 4人の悪魔
97話
しおりを挟む
不思議の国に到着したボク達。赤の女王がいる城まで一気に駆け抜ける。
赤の女王がいる城には大きな城門。城門を抜けた先にある中庭には六芒星が描かれていて、赤の女王が杖を持ちながら何かしている様子。
「ジャバウォックを倒してくれたようですね。お礼申し上げます。あの悪魔は私の手に負える悪魔ではありませんでした。次はもっと強くて私に従順な悪魔を召喚するためには貴方達の力が必要です。大人しく生け贄になって下さい」
赤の女王が天高く杖を掲げると一瞬の暗転。ボク達はクリフォトの樹の最下層に転移。
「何も怖い事はありませんから、大人しくして下さいね」
人の姿をしていた赤の女王は大きな真っ赤な羊のモンスターに変化。
「私はハートのクイーン。そこのお前、ジャック級の分際でクイーンに歯向かうとはいい度胸だな」
真っ赤な羊の身体はさらに赤味を増して深紅に染まっていく。
「えっ?ハヤトくんってキング級になってなかったの?」
「時間がなかったのでジャック級です。すみません」
「私達はキング級だから、ハヤトくん1人くらいジャック級でも問題ないよ。だけどリュウイチとの勝負だという事を考えると厳しいかもね」
マリナさんの言う通り、深紅に染まったハートのクイーンの強さは今まで戦ったボスよりはるかに強い。
「ハヤトくん、もっとしっかり敵の行動を見極めて攻撃して!聖杯だって無限に使えるわけじゃないんだからね」
「はい、すみません」
ハートのクイーンは攻撃特化型のボスモンスター。剣と杖の二刀流で近距離と中距離に範囲攻撃をしてくるので迂闊に近寄る事が出来ない。
ボクの持つブリューナクの槍は必中だが、遠距離攻撃になれば威力は落ちる。なんとか中距離で戦いたいところだが、ボクの鈍臭さではすぐに死にそうになる。
「ハヤトさん、ハートのクイーンを見ようとしないで、私の動きを見ながら攻撃して下さい」
「えっ、あっ、はい」
いつもはボクの鈍臭さに口を挟んでこないメリーさんが口を挟んできた。だけどメリーさんの言ってる事がイマイチ理解出来ない。
「ハヤトくん、メリーはハートのクイーンの行動を先読みして鏡写しで動いて行動してるから、それをちゃんと見て!」
「そういう事か!わかりました」
メリーさんの装備は剣と杖の二刀流。弓タンカーのスズメさんの完璧なヘイト管理によってメリーさんは攻撃のタイミングをしっかりと把握。
メリーさんから次々繰り出される剣と魔法の連撃。メリーさんの攻撃が終わるとハートのクイーンが剣と魔法の連撃。
「今よ!」
「はい!!」
ボクの放ったブリューナクの槍はハートのクイーンの弱点をクリティカルヒット。
「まだよ!私はまだ死ぬわけにはいかないのよ。アッ、グァッ、ガッーー!!!」
ハートのクイーンは姿を変化。凶暴さを増し失われていく知性。巨大化していく角。熱を帯び真っ赤に燃え盛る深紅の身体。
「このまま一気に攻めるよ」
「はい!」
形態変化したハートのクイーンの攻撃力は急上昇。だが知性を失った攻撃は単調になりシンプルに。
「これならボクでもイケる」
最大威力を発揮出来る距離でブリューナクの槍を連射。マリナさんからの聖杯によるMP回復も追いつかなくなってくる。
「マリナさん、こっちにもお願いします」
「メリーとスズメを回復させるからちょっと待ってて」
ここで回復を待っている時間がもったいない。ボクはアイテム袋からジャコウネココーヒーを取り出し、一気に飲み干した。
「ニガっ!あっ、これが本物か。って言ってる場合じゃない」
「ハヤトくん、お待たせ。はい、回復したよ」
「あ、ありがとうございます」
「ところでなんだけど、さっきアイテム使ってなかった?」
「何でもないです。それよりハートのクイーンに隙が出来るようになってきました。もう少しで倒せるはずです。一気に決めましょう」
「えぇ、そうね」
ここにきてハートのクイーンの行動がさらに変化。力を溜め始める動作をし始めた。
「さすがにこの攻撃を喰らうわけにはいかないわよ」
「わかってます」
「メリー、スズメ、最強の攻撃をするわよ。準備はいい?」
「こっちはオッケーよ」
「こっちも大丈夫だ」
「これで決める!!!」
ピコン
[ラスボスを倒した者が現れました]
「リュウイチに先を越されたみたいだね。こっちもこれで終わりよ!!!」
4秘宝から繰り出される最強攻撃によってハートのクイーンを撃破。
直後、一瞬の暗転からのエンディングムービー。倒れている赤の女王の前に女神アテナ降臨。
「悪魔に取り憑かれたハートのクイーンよ、これで終わりにしましょう」
「スペードのクイーンよ、私を殺したところで悪魔達は何度でも蘇るわ。私はただの迷える子羊。導く者がいる限り終わりはないわ」
赤の女王にトドメを刺す女神アテナ。
「ひとまずこれで危機は去りました。ですがハートのクイーンが言っていた事がホントであれば、また悪魔が襲ってくるかもしれません。その時はこの世界を護るために再びみなさんの力をお貸しください」
女神アテナが姿を消してエンディングムービー終了。
ボク達は赤の女王がいた城の中庭に戻っていて、近くにリュウイチさんの姿。
「ハヤトくん、お疲れ様。ここは俺の方が早かったみたいだ。次も負けないぞ」
「ここは負けたかもしれませんが、勝負の決着は隠しボスを先に倒した方が勝ちです。ボクも負けるつもりはありません」
「それじゃあ俺は次に向かうとするよ」
「リュウイチ!!ちょっと待って!!!」
急いで行こうとするリュウイチさんを呼び止めたのはどこかに隠れていた蛇白レミさん。その後ろには亀梨カリナさんの姿。
「なんだレミか。今、俺は急いでいるから用があるなら後にしてくれ」
「ハヤト様のおかげで私は本当の愛というものがなんなのかわかったわ。だから私をリュウイチのパーティーに入れて欲しいの」
「なんだよそれ。なんで俺のパーティーなんだよ。パーティーに入るって言うならハヤトくんのパーティーに入ればいいだろ」
「だってここでリュウイチが勝ったらハヤト様はマリナと付き合えないんでしょ。ハヤト様は私だけのモノよ」
っていうか何か知らない内にレミさんに様付けされてるぞ。ボクが思ってたのはリュウイチさんの愛に気づいたレミさんがリュウイチさんと一緒にパーティーを組む事を想定していたんだが。
「相変わらずお前は愛が歪んでるんだな。まぁ、いいや。これで俺が負ける要素はなくなった。ハヤトくん、君はまだまだ段取りの組み方が甘いみたいだな。それじゃあ月影の白兎のところに行くぞ」
「それじゃあハヤト様、失礼いたします」
リュウイチさんはレミさんとカリナさんとパーティーを組んで移動アイテムを使い月影の白兎の元へ。
リュウイチさん達がいなくなると、ボク達の目の前に死獣・陽炎の夢羊が姿を現した。
「どうやら悪魔達との戦いはまだ終わっていないようですね。赤の女王を倒した貴方達なら女神アテナの試練を乗り越えて、エース級になる事が出来るでしょう。再び死獣達全員から力を認められるとエース級になる事が出来ます。それでは私はこの辺で失礼いたします」
死獣・陽炎の夢羊が姿を消すとシステムメッセージが聞こえてきた。
[第1幕が終了しました。第2幕実装まで時間かかりますので少々お待ちください]
「よし、エンディングイベントも終わったので、ボク達も隠しボスの月影の白兎のところに行きましょう」
「えぇ、レミには絶対に負けるわけにはいかないわ。急ぎましょう」
ボク達は不思議の国から抜け出し、月影の白兎のいるウサギエリアへ向かった。
赤の女王がいる城には大きな城門。城門を抜けた先にある中庭には六芒星が描かれていて、赤の女王が杖を持ちながら何かしている様子。
「ジャバウォックを倒してくれたようですね。お礼申し上げます。あの悪魔は私の手に負える悪魔ではありませんでした。次はもっと強くて私に従順な悪魔を召喚するためには貴方達の力が必要です。大人しく生け贄になって下さい」
赤の女王が天高く杖を掲げると一瞬の暗転。ボク達はクリフォトの樹の最下層に転移。
「何も怖い事はありませんから、大人しくして下さいね」
人の姿をしていた赤の女王は大きな真っ赤な羊のモンスターに変化。
「私はハートのクイーン。そこのお前、ジャック級の分際でクイーンに歯向かうとはいい度胸だな」
真っ赤な羊の身体はさらに赤味を増して深紅に染まっていく。
「えっ?ハヤトくんってキング級になってなかったの?」
「時間がなかったのでジャック級です。すみません」
「私達はキング級だから、ハヤトくん1人くらいジャック級でも問題ないよ。だけどリュウイチとの勝負だという事を考えると厳しいかもね」
マリナさんの言う通り、深紅に染まったハートのクイーンの強さは今まで戦ったボスよりはるかに強い。
「ハヤトくん、もっとしっかり敵の行動を見極めて攻撃して!聖杯だって無限に使えるわけじゃないんだからね」
「はい、すみません」
ハートのクイーンは攻撃特化型のボスモンスター。剣と杖の二刀流で近距離と中距離に範囲攻撃をしてくるので迂闊に近寄る事が出来ない。
ボクの持つブリューナクの槍は必中だが、遠距離攻撃になれば威力は落ちる。なんとか中距離で戦いたいところだが、ボクの鈍臭さではすぐに死にそうになる。
「ハヤトさん、ハートのクイーンを見ようとしないで、私の動きを見ながら攻撃して下さい」
「えっ、あっ、はい」
いつもはボクの鈍臭さに口を挟んでこないメリーさんが口を挟んできた。だけどメリーさんの言ってる事がイマイチ理解出来ない。
「ハヤトくん、メリーはハートのクイーンの行動を先読みして鏡写しで動いて行動してるから、それをちゃんと見て!」
「そういう事か!わかりました」
メリーさんの装備は剣と杖の二刀流。弓タンカーのスズメさんの完璧なヘイト管理によってメリーさんは攻撃のタイミングをしっかりと把握。
メリーさんから次々繰り出される剣と魔法の連撃。メリーさんの攻撃が終わるとハートのクイーンが剣と魔法の連撃。
「今よ!」
「はい!!」
ボクの放ったブリューナクの槍はハートのクイーンの弱点をクリティカルヒット。
「まだよ!私はまだ死ぬわけにはいかないのよ。アッ、グァッ、ガッーー!!!」
ハートのクイーンは姿を変化。凶暴さを増し失われていく知性。巨大化していく角。熱を帯び真っ赤に燃え盛る深紅の身体。
「このまま一気に攻めるよ」
「はい!」
形態変化したハートのクイーンの攻撃力は急上昇。だが知性を失った攻撃は単調になりシンプルに。
「これならボクでもイケる」
最大威力を発揮出来る距離でブリューナクの槍を連射。マリナさんからの聖杯によるMP回復も追いつかなくなってくる。
「マリナさん、こっちにもお願いします」
「メリーとスズメを回復させるからちょっと待ってて」
ここで回復を待っている時間がもったいない。ボクはアイテム袋からジャコウネココーヒーを取り出し、一気に飲み干した。
「ニガっ!あっ、これが本物か。って言ってる場合じゃない」
「ハヤトくん、お待たせ。はい、回復したよ」
「あ、ありがとうございます」
「ところでなんだけど、さっきアイテム使ってなかった?」
「何でもないです。それよりハートのクイーンに隙が出来るようになってきました。もう少しで倒せるはずです。一気に決めましょう」
「えぇ、そうね」
ここにきてハートのクイーンの行動がさらに変化。力を溜め始める動作をし始めた。
「さすがにこの攻撃を喰らうわけにはいかないわよ」
「わかってます」
「メリー、スズメ、最強の攻撃をするわよ。準備はいい?」
「こっちはオッケーよ」
「こっちも大丈夫だ」
「これで決める!!!」
ピコン
[ラスボスを倒した者が現れました]
「リュウイチに先を越されたみたいだね。こっちもこれで終わりよ!!!」
4秘宝から繰り出される最強攻撃によってハートのクイーンを撃破。
直後、一瞬の暗転からのエンディングムービー。倒れている赤の女王の前に女神アテナ降臨。
「悪魔に取り憑かれたハートのクイーンよ、これで終わりにしましょう」
「スペードのクイーンよ、私を殺したところで悪魔達は何度でも蘇るわ。私はただの迷える子羊。導く者がいる限り終わりはないわ」
赤の女王にトドメを刺す女神アテナ。
「ひとまずこれで危機は去りました。ですがハートのクイーンが言っていた事がホントであれば、また悪魔が襲ってくるかもしれません。その時はこの世界を護るために再びみなさんの力をお貸しください」
女神アテナが姿を消してエンディングムービー終了。
ボク達は赤の女王がいた城の中庭に戻っていて、近くにリュウイチさんの姿。
「ハヤトくん、お疲れ様。ここは俺の方が早かったみたいだ。次も負けないぞ」
「ここは負けたかもしれませんが、勝負の決着は隠しボスを先に倒した方が勝ちです。ボクも負けるつもりはありません」
「それじゃあ俺は次に向かうとするよ」
「リュウイチ!!ちょっと待って!!!」
急いで行こうとするリュウイチさんを呼び止めたのはどこかに隠れていた蛇白レミさん。その後ろには亀梨カリナさんの姿。
「なんだレミか。今、俺は急いでいるから用があるなら後にしてくれ」
「ハヤト様のおかげで私は本当の愛というものがなんなのかわかったわ。だから私をリュウイチのパーティーに入れて欲しいの」
「なんだよそれ。なんで俺のパーティーなんだよ。パーティーに入るって言うならハヤトくんのパーティーに入ればいいだろ」
「だってここでリュウイチが勝ったらハヤト様はマリナと付き合えないんでしょ。ハヤト様は私だけのモノよ」
っていうか何か知らない内にレミさんに様付けされてるぞ。ボクが思ってたのはリュウイチさんの愛に気づいたレミさんがリュウイチさんと一緒にパーティーを組む事を想定していたんだが。
「相変わらずお前は愛が歪んでるんだな。まぁ、いいや。これで俺が負ける要素はなくなった。ハヤトくん、君はまだまだ段取りの組み方が甘いみたいだな。それじゃあ月影の白兎のところに行くぞ」
「それじゃあハヤト様、失礼いたします」
リュウイチさんはレミさんとカリナさんとパーティーを組んで移動アイテムを使い月影の白兎の元へ。
リュウイチさん達がいなくなると、ボク達の目の前に死獣・陽炎の夢羊が姿を現した。
「どうやら悪魔達との戦いはまだ終わっていないようですね。赤の女王を倒した貴方達なら女神アテナの試練を乗り越えて、エース級になる事が出来るでしょう。再び死獣達全員から力を認められるとエース級になる事が出来ます。それでは私はこの辺で失礼いたします」
死獣・陽炎の夢羊が姿を消すとシステムメッセージが聞こえてきた。
[第1幕が終了しました。第2幕実装まで時間かかりますので少々お待ちください]
「よし、エンディングイベントも終わったので、ボク達も隠しボスの月影の白兎のところに行きましょう」
「えぇ、レミには絶対に負けるわけにはいかないわ。急ぎましょう」
ボク達は不思議の国から抜け出し、月影の白兎のいるウサギエリアへ向かった。
84
あなたにおすすめの小説
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
出来損ないと虐げられた公爵令嬢、前世の記憶で古代魔法を再現し最強になる~私を捨てた国が助けを求めてきても、もう隣で守ってくれる人がいますので
夏見ナイ
ファンタジー
ヴァインベルク公爵家のエリアーナは、魔力ゼロの『出来損ない』として家族に虐げられる日々を送っていた。16歳の誕生日、兄に突き落とされた衝撃で、彼女は前世の記憶――物理学を学ぶ日本の女子大生だったことを思い出す。
「この世界の魔法は、物理法則で再現できる!」
前世の知識を武器に、虐げられた運命を覆すことを決意したエリアーナ。そんな彼女の類稀なる才能に唯一気づいたのは、『氷の悪魔』と畏れられる冷徹な辺境伯カイドだった。
彼に守られ、その頭脳で自身を蔑んだ者たちを見返していく痛快逆転ストーリー!
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる