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第六の不思議
不思議な日
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帰宅してからも、なんだか夢の中にいるみたいにふわふわ。不思議な感覚が続いていた。
志倉くんの身の上話のあとは、とりとめもないような話をした。それぞれのクラスのこととか、中学時代のこととか。義井くんのヤンキー写真もたくさん見せてもらったし、福谷さんとお母さんのゴシック姿も。志倉くんからは都市伝説も聞かせてもらった。
楽しかったな。シンプルにそう思った。響子といるときも楽しいけど、それとはまた違って。各自なにかしらこだわりがあり、それが新鮮でいい刺激になる。
でも、私たちは期間限定の集まり。終わったら、どうなってしまうんだろう。共通の趣味があるわけでもない。これっきりになるのかな。
志倉くんと義井くんは、都市伝説とオカルト。重なる部分がありそうだ。福谷さんはゴシック系に限らず洋服とメイク。夏木くんは……食べ物? お菓子? それ以外は無関心ぽい。
思わず笑みがこぼれた。ちぐはぐだな、私たち。なのに、集まると不思議に落ちつく。
私は、みんなみたいに特定のなにかに詳しいわけでもない。得意なこともない。しかも人間不信ぎみ。いいとこなし。それでも、あんなふうに賑やかな時間が続けばいいと思った。なにかまた楽しいことができればいいのに、と。
ベッドにごろん。空想する。ふかふかの優しい光でできた、綿菓子みたいな未来を。そうして幸せにたゆたっていると、どこからか暗い影が迫ってくる。
木島さん、もしかしてまだ志倉くんのことが好きなのかな。だから私たちに接触してきたとか。だとしたら、ほとんど八つ当たり。そんなふうになっちゃうものなのかな、恋をすると。他人のことに口出しするつもりはないけど、それでとばっちり食らってるんだとしたら……。
ほんと恋愛ってなんなんだろう。縁がないから全然ピンとこない。相談しようにも、響子もまったく興味なさそうだもんな。そっち系の話、かけらも聞いたことない。むしろ、なにに興味あるんだろ。
「そういや、いつまでに答えればいいのかな」
木島さんへの返答。あまり猶予はなさそうだったけど。わざわざ私が出向くのかな。気がすすまないな。
目をとじる。ポジティブとネガティブが交錯。一喜一憂に心が忙しい。怖いこととか不安なこととか、消えてなくなればいいのに。ハッピーなことだらけの世界になってしまえばいいのに。
聞きわけのないことばかり、ぐちぐちと考える。答えなんかでるはずもなく、いつのまにか眠ってしまった。
志倉くんの身の上話のあとは、とりとめもないような話をした。それぞれのクラスのこととか、中学時代のこととか。義井くんのヤンキー写真もたくさん見せてもらったし、福谷さんとお母さんのゴシック姿も。志倉くんからは都市伝説も聞かせてもらった。
楽しかったな。シンプルにそう思った。響子といるときも楽しいけど、それとはまた違って。各自なにかしらこだわりがあり、それが新鮮でいい刺激になる。
でも、私たちは期間限定の集まり。終わったら、どうなってしまうんだろう。共通の趣味があるわけでもない。これっきりになるのかな。
志倉くんと義井くんは、都市伝説とオカルト。重なる部分がありそうだ。福谷さんはゴシック系に限らず洋服とメイク。夏木くんは……食べ物? お菓子? それ以外は無関心ぽい。
思わず笑みがこぼれた。ちぐはぐだな、私たち。なのに、集まると不思議に落ちつく。
私は、みんなみたいに特定のなにかに詳しいわけでもない。得意なこともない。しかも人間不信ぎみ。いいとこなし。それでも、あんなふうに賑やかな時間が続けばいいと思った。なにかまた楽しいことができればいいのに、と。
ベッドにごろん。空想する。ふかふかの優しい光でできた、綿菓子みたいな未来を。そうして幸せにたゆたっていると、どこからか暗い影が迫ってくる。
木島さん、もしかしてまだ志倉くんのことが好きなのかな。だから私たちに接触してきたとか。だとしたら、ほとんど八つ当たり。そんなふうになっちゃうものなのかな、恋をすると。他人のことに口出しするつもりはないけど、それでとばっちり食らってるんだとしたら……。
ほんと恋愛ってなんなんだろう。縁がないから全然ピンとこない。相談しようにも、響子もまったく興味なさそうだもんな。そっち系の話、かけらも聞いたことない。むしろ、なにに興味あるんだろ。
「そういや、いつまでに答えればいいのかな」
木島さんへの返答。あまり猶予はなさそうだったけど。わざわざ私が出向くのかな。気がすすまないな。
目をとじる。ポジティブとネガティブが交錯。一喜一憂に心が忙しい。怖いこととか不安なこととか、消えてなくなればいいのに。ハッピーなことだらけの世界になってしまえばいいのに。
聞きわけのないことばかり、ぐちぐちと考える。答えなんかでるはずもなく、いつのまにか眠ってしまった。
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