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第参拾肆話-世界
世界-6
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警視庁に戻った長四郎と燐、遊原巡査の三人は、倉久に話を聞くために未だ取り調べを続けている取り調べ室へと向かった。
「失礼しますぅ~」
長四郎は吞気な声を出して取り調べ室へと入室する。
「なんだ! お前達!!」刑事Aが驚いた反応をする。
「なんだチミはってか。そうです。ワタスが変な」そう言いかけたその時、燐の蹴りが入って邪魔される。
「救世主の登場っ!」燐はグレートサイヤマンのポーズを決める。
「ふざけてるのか!?」
刑事Bが燐に詰め寄ると「ああ、すいません。先輩方は、どうぞ休憩を」と遊原巡査が大慌てで取り繕う。
「休憩ばっかりだな。今日は!!」
刑事Aは刑事Bを引きつれて、部屋を後にした。
地面に倒れていた長四郎はヨロヨロと立ち上がり、椅子に座る。
「どうも、初めまして。探偵の熱海長四郎と言います」
「初めまして。探偵さんが私に何かようですか?」
「何かようですか? だって、ラモちゃん。彼に説明を」
「あ、うん」と返事をしてから「あのですね。アルテイシア升美さんご存知ですよね?」と質問した。
「アルテイシアがどうかしたんですか!?」
ガタッと椅子を倒して立ち上がり、燐に問う。
「彼女が貴方の無実を証明して欲しいという依頼をしてきたんです」
「なんだ。良かった。彼女は無事なんですね」
「すいません。貴方が警察に捕まると依頼人に危害が加わるんですか?」
長四郎は気になった事を質問した。
「いや、そういうわけでは・・・・・・」
「何か気になる物言いですね。何か隠し事をなされるとすっごい困るんですよ。こっちとしては」
「隠し事なんて別に」
「彼女が宇宙人だっていうことですか?」燐が唐突に突飛な事を言い、遊原巡査は口をあんぐりと開けて驚愕する。
「知っているんですか?」
「はい。彼女が依頼をしに来た時に、話してくれました」
「探偵さん、知ってましたか?」
遊原巡査が燐と倉久に聞こえないよう長四郎に耳打ちすると、長四郎はコクリと頷く。
「すいません。宇宙人が今回の事件と関係あるんですか?」
長四郎が倉久にそう問うと、「関係ありません。が、彼女に不利益が被らないようにしたいです」と倉久は話す。
「分かりました。じゃあ、事件の話をしても?」
「はい」
「まず、お聞きしたいのは貴方と被害者の灰尾栄光さんの関係です」
「私は灰尾の会社で働く社員です。秘書兼運転手を務めておりました」
「それで、迎えに行ったら殺されている被害者を見つけたと」
「はい」
「部屋に入った時、何か変わったところありませんでした?」
「変わったところですか?」
「そうです。普段と何か違ったところなかったですか?」
そう言われた倉久は記憶を手繰って、変わったところがなかったかを思い出そうとする。
「どうです?」
「変わったところはなかったですね」
「そうですか。なかったですか・・・・・・」
長四郎は困ったなみたいな顔をして天井を見上げる。
「あの私からも良いですか?」
燐が挙手して、質問を請う。
「何でしょうか?」
「あの、一週間以内に事件を解決してくださいっていう依頼だったんですけど。一週間後に何があるんですか?」
「それは、お答えしかねます」
まさかの答えに、三人はガクッと肩を落とす。
「申し訳ありません」
「なんか、そう言われると凄い気になるんですけど」
「でも、お答え出来ないんです。申し訳ございません」
「答えられないのなら、仕方ない。ま、一週間以内に事件を解決して見せますから」
「ありがとうございます」
「じゃあ、戻ろうか・・・・・・」
「はい」
遊原巡査はそう返事をして、取り調べ室を出ていった。
「失礼しますぅ~」
長四郎は吞気な声を出して取り調べ室へと入室する。
「なんだ! お前達!!」刑事Aが驚いた反応をする。
「なんだチミはってか。そうです。ワタスが変な」そう言いかけたその時、燐の蹴りが入って邪魔される。
「救世主の登場っ!」燐はグレートサイヤマンのポーズを決める。
「ふざけてるのか!?」
刑事Bが燐に詰め寄ると「ああ、すいません。先輩方は、どうぞ休憩を」と遊原巡査が大慌てで取り繕う。
「休憩ばっかりだな。今日は!!」
刑事Aは刑事Bを引きつれて、部屋を後にした。
地面に倒れていた長四郎はヨロヨロと立ち上がり、椅子に座る。
「どうも、初めまして。探偵の熱海長四郎と言います」
「初めまして。探偵さんが私に何かようですか?」
「何かようですか? だって、ラモちゃん。彼に説明を」
「あ、うん」と返事をしてから「あのですね。アルテイシア升美さんご存知ですよね?」と質問した。
「アルテイシアがどうかしたんですか!?」
ガタッと椅子を倒して立ち上がり、燐に問う。
「彼女が貴方の無実を証明して欲しいという依頼をしてきたんです」
「なんだ。良かった。彼女は無事なんですね」
「すいません。貴方が警察に捕まると依頼人に危害が加わるんですか?」
長四郎は気になった事を質問した。
「いや、そういうわけでは・・・・・・」
「何か気になる物言いですね。何か隠し事をなされるとすっごい困るんですよ。こっちとしては」
「隠し事なんて別に」
「彼女が宇宙人だっていうことですか?」燐が唐突に突飛な事を言い、遊原巡査は口をあんぐりと開けて驚愕する。
「知っているんですか?」
「はい。彼女が依頼をしに来た時に、話してくれました」
「探偵さん、知ってましたか?」
遊原巡査が燐と倉久に聞こえないよう長四郎に耳打ちすると、長四郎はコクリと頷く。
「すいません。宇宙人が今回の事件と関係あるんですか?」
長四郎が倉久にそう問うと、「関係ありません。が、彼女に不利益が被らないようにしたいです」と倉久は話す。
「分かりました。じゃあ、事件の話をしても?」
「はい」
「まず、お聞きしたいのは貴方と被害者の灰尾栄光さんの関係です」
「私は灰尾の会社で働く社員です。秘書兼運転手を務めておりました」
「それで、迎えに行ったら殺されている被害者を見つけたと」
「はい」
「部屋に入った時、何か変わったところありませんでした?」
「変わったところですか?」
「そうです。普段と何か違ったところなかったですか?」
そう言われた倉久は記憶を手繰って、変わったところがなかったかを思い出そうとする。
「どうです?」
「変わったところはなかったですね」
「そうですか。なかったですか・・・・・・」
長四郎は困ったなみたいな顔をして天井を見上げる。
「あの私からも良いですか?」
燐が挙手して、質問を請う。
「何でしょうか?」
「あの、一週間以内に事件を解決してくださいっていう依頼だったんですけど。一週間後に何があるんですか?」
「それは、お答えしかねます」
まさかの答えに、三人はガクッと肩を落とす。
「申し訳ありません」
「なんか、そう言われると凄い気になるんですけど」
「でも、お答え出来ないんです。申し訳ございません」
「答えられないのなら、仕方ない。ま、一週間以内に事件を解決して見せますから」
「ありがとうございます」
「じゃあ、戻ろうか・・・・・・」
「はい」
遊原巡査はそう返事をして、取り調べ室を出ていった。
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