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……助けてぇ!! ドラ〇もん!
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俺のう〇こがケツから出始めた時、外から数名の男達の声が聞こえる。
「君、可愛いねぇー」
「暇なんでしょ? 俺達と良いことしようぜぇー」
何だ? こいつら。誰に声をかけてるんだろう。
それよりも、う〇こ。う〇こ。
「彼氏を待ってるんです」
美咲が声をかけられていたのか。
まぁ、可愛いんだしナンパをしたくなる気持ち。分からなくもない!
待ってくれてるんだから、早く済ませよう。う〇こ。う〇こ。
「あ? 彼氏? いいじゃんー。俺達と遊ぼうぜー」
「どうせ、パッとしねぇ奴らだろ? よしっ。行くぞ!」
「やめっ……」
美咲?!
口を封じられたのか、そこから美咲の声が聞こえることは無かった。
ヤバい。どうしよう。
連れ去るとか、ただもんじゃないのは分かる。下手したら、ヤクザとかかもしれない。
でも、あいつは俺のために色々して、ここまで来てくれたんだよな。あいつに何か遭ったら、俺の責任とだって言えるよな。
よぉし!
俺は便器から立ち上がる。
あ、ケツを吹かなきゃ。
紙でしっかりとケツを吹き、トイレから急いで出た。
俺が右と左をキョロキョロと確認すると、右の方にたくさんの人影が見える。
……あれか?
そこに向かって、俺は夢中になって走る。
近づき、服装を確認すると美咲という事が分かった。
そして、あいつらの姿は路地裏に消えていった。
何人いるんだよ。あれ。
俺が助けねぇと……!!
急いで走って路地裏に入る。
そこには十人の男達が美咲を掴んでいた。口を塞いだり……。卑猥な事をしようとしていたとしか見えない。
「はぁはぁ……。やめろ!」
俺は隣にある壁に手を当てて、切れた息を整える。
「あ? てめぇ何だ?」
髪を金髪に染めて、ピアスを身につけた男がポケットに手を入れて近づいてくる。
目が獲物を狩る虎のように厳つく怖い。だが、怖気付いてる場合ではない。
「その子の彼氏だ!!」
「「ぷぷっ……! はっはっはっはっは!!」」
その場にいた男達から笑いが上がる。
「お前みたいなのが?」「無いわー!」と全員から馬鹿にされる。
あー。腹立つなぁ! てめぇらみたいに女の子を拉致って襲おうとしてる底辺共に言われくねぇけどなぁ!!
俺は今にも殴りかかりそうな手をギュッと握り、怒りを堪える。
殴って、同じ土俵に上がるのは嫌だからな。
「で? 本当に何なの? お前も参加したいわけ? 金さえ払ってくれればいいけど?」
「金ですかー……。ありませんねぇ」
「は? お前、舐めてんの?」
「だーかーら! 俺の彼女! 助けに来たって言ってるじゃないですか」
こいつらは怒ったら勝手に殴ってくるか? 殴りかかってきた隙に逃げてもらえばいいからな。でも、この作戦で全員が殴ってくるとは限らない?
なら、全員を煽るしかないか?
「本当に何なの? お前。キモいわ。帰れよ」
どんどん近づいてきて胸ぐらを掴まれる。
俺はその掴んだ手をがっしりと掴む。
「やめてくださいよ。人を殴って、暴行罪で訴えられたいんですか?」
「うぜぇんだよ!!」
拳が顔面に飛んでくる。
だが、この時の俺は落ち着いていた。怒りで余計に落ち着いていた。
「ストップ。殴ったら、てめぇの人生終わらせんぞ」
こうなったら嘘も方便。
自分が暴力団の組長の息子だとか適当にぶっこいてやる。助けるためなら何だっていい。
「俺は……」
そうだな。何組だ? 何でもいいか。
「田中組組長の息子だ。殴ったら、てめぇらの人生潰してやるよ」
チンピラ共はブルンと震えるが、怖気付かづに突っかかってくる。
「あ? 何だそれ。聞いた事ねぇよ」
「はぁ……。これだから馬鹿は。裏の組だ」
すると、奥にいた白髪の天パがポケットからスマホを取り出す。
「じゃあ、これで今から調べる。無かったら……分かってんだろうな?」
「そっちこそ、有ったら分かってんだろうな?」
やべぇ!! こいつら怯まねぇ!! マジでぶち殺される! 誰かー! 助けてー!
「てめぇら、ビビってるやつは今のうちに逃げといた方がいいぜ?」
俺は最後の念を押す。
いや、一人くらいは減ってくれるよな?
本当にお願いします! この人数は無理です!
「……すんません!」
「あ、俺も……す、すみません!!」
四人の男達がさっさと逃げていった。
残った男達は舌打ちをしていた。いや、もっと逃げてくれていいんですよ?!
「じゃあ、調べるぞ。てめぇら二人はその女を絶対に離すんじゃねぇぞ」
「「うっす」」
「ち、ちょっと待ってもらえるか?」
「何だよ。今頃、嘘とか言わねぇよなぁ!」
「裏の組だから調べても出ねぇ」
「あぁ?」
「いい。調べるのを続ける。探せば少しは出んだろ」
……しばらく沈黙の時間が続く。
「なかなか出ねぇぞ?」
俺の色んな部分から汗が滝のように流れる。
……ヤバい。殺される。
「……だったら」
「「分かってんだよなぁ?」」
美咲を掴んでいない四人が骨を鳴らして近づいてくる。
……はぁ。殴られんのか。
結局、俺は何も出来ないのか。
拳を構えて、待ち構えるがとても勝てる相手とは思えなかった。
「君、可愛いねぇー」
「暇なんでしょ? 俺達と良いことしようぜぇー」
何だ? こいつら。誰に声をかけてるんだろう。
それよりも、う〇こ。う〇こ。
「彼氏を待ってるんです」
美咲が声をかけられていたのか。
まぁ、可愛いんだしナンパをしたくなる気持ち。分からなくもない!
待ってくれてるんだから、早く済ませよう。う〇こ。う〇こ。
「あ? 彼氏? いいじゃんー。俺達と遊ぼうぜー」
「どうせ、パッとしねぇ奴らだろ? よしっ。行くぞ!」
「やめっ……」
美咲?!
口を封じられたのか、そこから美咲の声が聞こえることは無かった。
ヤバい。どうしよう。
連れ去るとか、ただもんじゃないのは分かる。下手したら、ヤクザとかかもしれない。
でも、あいつは俺のために色々して、ここまで来てくれたんだよな。あいつに何か遭ったら、俺の責任とだって言えるよな。
よぉし!
俺は便器から立ち上がる。
あ、ケツを吹かなきゃ。
紙でしっかりとケツを吹き、トイレから急いで出た。
俺が右と左をキョロキョロと確認すると、右の方にたくさんの人影が見える。
……あれか?
そこに向かって、俺は夢中になって走る。
近づき、服装を確認すると美咲という事が分かった。
そして、あいつらの姿は路地裏に消えていった。
何人いるんだよ。あれ。
俺が助けねぇと……!!
急いで走って路地裏に入る。
そこには十人の男達が美咲を掴んでいた。口を塞いだり……。卑猥な事をしようとしていたとしか見えない。
「はぁはぁ……。やめろ!」
俺は隣にある壁に手を当てて、切れた息を整える。
「あ? てめぇ何だ?」
髪を金髪に染めて、ピアスを身につけた男がポケットに手を入れて近づいてくる。
目が獲物を狩る虎のように厳つく怖い。だが、怖気付いてる場合ではない。
「その子の彼氏だ!!」
「「ぷぷっ……! はっはっはっはっは!!」」
その場にいた男達から笑いが上がる。
「お前みたいなのが?」「無いわー!」と全員から馬鹿にされる。
あー。腹立つなぁ! てめぇらみたいに女の子を拉致って襲おうとしてる底辺共に言われくねぇけどなぁ!!
俺は今にも殴りかかりそうな手をギュッと握り、怒りを堪える。
殴って、同じ土俵に上がるのは嫌だからな。
「で? 本当に何なの? お前も参加したいわけ? 金さえ払ってくれればいいけど?」
「金ですかー……。ありませんねぇ」
「は? お前、舐めてんの?」
「だーかーら! 俺の彼女! 助けに来たって言ってるじゃないですか」
こいつらは怒ったら勝手に殴ってくるか? 殴りかかってきた隙に逃げてもらえばいいからな。でも、この作戦で全員が殴ってくるとは限らない?
なら、全員を煽るしかないか?
「本当に何なの? お前。キモいわ。帰れよ」
どんどん近づいてきて胸ぐらを掴まれる。
俺はその掴んだ手をがっしりと掴む。
「やめてくださいよ。人を殴って、暴行罪で訴えられたいんですか?」
「うぜぇんだよ!!」
拳が顔面に飛んでくる。
だが、この時の俺は落ち着いていた。怒りで余計に落ち着いていた。
「ストップ。殴ったら、てめぇの人生終わらせんぞ」
こうなったら嘘も方便。
自分が暴力団の組長の息子だとか適当にぶっこいてやる。助けるためなら何だっていい。
「俺は……」
そうだな。何組だ? 何でもいいか。
「田中組組長の息子だ。殴ったら、てめぇらの人生潰してやるよ」
チンピラ共はブルンと震えるが、怖気付かづに突っかかってくる。
「あ? 何だそれ。聞いた事ねぇよ」
「はぁ……。これだから馬鹿は。裏の組だ」
すると、奥にいた白髪の天パがポケットからスマホを取り出す。
「じゃあ、これで今から調べる。無かったら……分かってんだろうな?」
「そっちこそ、有ったら分かってんだろうな?」
やべぇ!! こいつら怯まねぇ!! マジでぶち殺される! 誰かー! 助けてー!
「てめぇら、ビビってるやつは今のうちに逃げといた方がいいぜ?」
俺は最後の念を押す。
いや、一人くらいは減ってくれるよな?
本当にお願いします! この人数は無理です!
「……すんません!」
「あ、俺も……す、すみません!!」
四人の男達がさっさと逃げていった。
残った男達は舌打ちをしていた。いや、もっと逃げてくれていいんですよ?!
「じゃあ、調べるぞ。てめぇら二人はその女を絶対に離すんじゃねぇぞ」
「「うっす」」
「ち、ちょっと待ってもらえるか?」
「何だよ。今頃、嘘とか言わねぇよなぁ!」
「裏の組だから調べても出ねぇ」
「あぁ?」
「いい。調べるのを続ける。探せば少しは出んだろ」
……しばらく沈黙の時間が続く。
「なかなか出ねぇぞ?」
俺の色んな部分から汗が滝のように流れる。
……ヤバい。殺される。
「……だったら」
「「分かってんだよなぁ?」」
美咲を掴んでいない四人が骨を鳴らして近づいてくる。
……はぁ。殴られんのか。
結局、俺は何も出来ないのか。
拳を構えて、待ち構えるがとても勝てる相手とは思えなかった。
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