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1章 ビッグプロローグ
3話 見知らぬ世界で危機一髪
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俺の名前は中條冬馬。
『冬馬』と書いて『トウマ』と読む。
某地方私立大学一回生の十八歳。父親は俺が小学校の時、タバコを買いに行ってくると言ったきり行方不明。以後母親の女手ひとつで育ててもらう。
高校三年の夏、母親が病で他界。三年時はほとんど不登校で母の看病をしていたのだが、
「大学だけは行ってね。母さんの生命保険があるから……」
という母の遺言によりすべてを忘れるように受験勉強に励む。みごと某地方私立三流大学に入学。あとで聞いたらその大学は定員割れを起こしていて受けたやつは全員受かったんだそうな。
母と住んでた借家を処分し、大学のある地方都市での一人暮らしが始まってさあこれから大学生だ……と思った途端に気が抜けた。
母が死んだ悲しみを遺言を守るという目標にすがり、クリアしてしまったあとの目標が何もないことに気が付いたから。
「大学行って一流企業に就職して結婚して幸せな家庭を作ってね」
とかまで遺言で言ってくれてたら……。
気がつけば大学に行ったり行かなかったりのダラダラ生活。いつものように電車に乗って居眠りをして……転移して現在に至ると。
やっぱりここは異世界なんだろうなあ……カエル人間やシッポ人間がいて魔法があって冒険者がいて盗賊がいる。移動手段は馬車。武器は剣と槍と弓矢と……魔法。科学文明は発達してそうにない。
異世界に転移した……とかいうパターンは小説やアニメで見たことがある。誰かを助けて身代わりでトラックに跳ねられ神様が出てきてはい転生……とか、ロリな神様がごめんなちゃいマチガエマチタ、テンイシテモライマチュ……とか、魔法陣の上に落っこちて色っぽい王女様からおお勇者さま~魔王を倒してね~とか、いうのは聞いたことあるが、居眠りしてそのままファンタジーって珍しいんじゃないだろうか。
第一、意義もきっかけも目的もない。はるかな未来かはるかな過去か別の惑星か次元の違う並行宇宙かはわからないけど、今までいた世界とは違うということは認めよう。何で俺が……という気もするが、過去を振り返ると結構不幸なことや理不尽なことが日常茶飯事な俺の人生。
今まで何とか自力で乗り越えてきた。でもさすがにこれは……。
目の前には小さな湖。いや沼か。沼と湖の差って何だろう。深さか透明度か草が生えてるかとか聞いたことがあるけれど、今はそんなことを考えている場合じゃない。
シダが絡みついた広葉樹がそびえ立ち、倒木や曲がりくねった木の根っこに積み重なった腐葉土の地面を進んでると小さな小川にぶち当たった。川沿いに進むとこの湖にたどり着いた。
俺に逃げろといった中年戦士たちは生きているんだろうか。
逃げろだけじゃなくその後の行動も指定してくれたらよかったのに。
「さて、どうしよう……」
水を飲んで顔を洗って手頃な岩に座ってやっと落ち着いて状況分析をしている。
森の中の雨上がりのような湿気た空気が気持ちいい。疲れが取れて行くようだ。これって森林浴?
とりあえずは……人のいるところへ移動すべきだろうな。文明にどっぷり浸かっていた俺にこんなところでサバイバル生活なんてできるわけがない。水は見つけたけど食物がない。
本当はこの水も飲んでいいのかどうか考えるべきなんだけど、気がついた時はがぶ飲みしていた。俺が食べられることを知ってる木ノ実や果物なんて都合良く見つかるわけがない。小動物を捕まえて食料にとも思わない。殺して皮をはいで料理するなんでできるわけがない。第一ここに来るまで動物の姿なんか見たことがない……。
ちょっと待て。
こんな原生林の中、動物の影どころか鳴き声も聞こえないってどういうこと?
生き物が一匹も住んでいない森……あり得ない。
強そうな俺の姿を怖がって息を潜めている ……あり得ない。
逃げ出すか息を殺して気配を消さなければいけない何かがいる……あり得る。
チリチリと、さっきから首の後ろあたりの産毛が逆立っている。あえて無視してたんだけどね。
中学時代、始めてこんな感じがした時、振り向いたらバケツを持ってそっと近づいてきた同級生の悪ガキがいた。後ろから水をぶっかけようとしてたらしい。仕方がないのでそのまま正面から水をかぶることになったけど。でも二回目からはよけるようにした。一回かぶったんだからもういいだろう。ま、殺気を感じる訓練と思えば彼らには感謝しているんだけど。
あの時もこんな感じがした。ということでこれは殺気。
「はあ~そうだよな~異世界だもんな~」
俺はゆっくりと振り向いて殺気をビンビン放ってるものを見た。
樹々の間から赤く光る二つの目。目線は 同じくらいの高さ。殺気どころかゆっくり腐葉土を踏みしめ近づいてくるその威圧感に圧倒される。
体高2m、後脚が発達した二足歩行。顔は口先がとんがり、顎が発達、ナイフのような歯のギザギザが奥までで続く。口からはみ出た犬歯が2本。
典型的肉食生物。
目はやや大きく正面を向いて赤い瞳が縦に割れている。全身鱗で覆われ長ーい尻尾をバランスよく後ろに伸ばしてる……恐竜。
二足歩行竜盤目、中生代白亜紀に生息していたと言われるディノニクスかヴェロキラプトルか? 真っ赤なたてがみを生やしていたのか……前足の脇には羽が生えてたのか、でもあれは飛べる羽じゃないな……あ、やっぱりあのカギ爪って後ろ足の指についてたのか……ってここは中生代じゃないし。異世界定番の魔物なんだろう。こんなのがうろついてたらそりゃ他の動物はいないわな~。と場違いな感想を言ってる場合ではない。
『ファ……イ…ラプ?』
え?
『ファイア……ラプト……』
なんだ? なんか空耳が聞こえるけど……それどころじゃない!
相手は重心と目線はそのままでゆっくりと近づいてくる。目線を外したら襲われるだろう。でも猿は目を合わすと威嚇と思って攻撃してくるらしい。
どうする? とにかく逃げよう。緊張感でノドがカラカラになりながらゆっくりとすり足で湖から樹々の方へ移動する。しまったあの盗賊の剣、持ってきたら良かった。昔なら絶対忘れないのに……鈍ってるな~危機管理能力まるでなし。
バキ! 全身から冷や汗が出た。地面に落ちてる枯れ枝を踏み潰した小さい音。その音に反応して相手の瞳孔が開いた。
シャーッ!
気合い一閃、相手はその場から大きくジャンプ。右後ろ足のカギ爪を大きく振り上げたままこちらへ向かって落ちてくる。やっぱりあれが一番の武器か。
俺は相手を迎え撃つべく戦闘体制を取る……訳がない。シャーッっと飛び上がった途端樹木の中へダッシュで逃げた。相手が着地するまでとにかく距離を稼ぐ。腐葉土でふわふわの地面の中に曲がりくねった木の根や倒木で走りにくいったらありゃしない。
ウギャアアアッ!
初めて聞くやつの咆哮。ドスッドスッっと地響きと共に追ってくる気配を背中に感じながらジグザグに逃げる。焦ってツマずいてコケたら追いつかれる。ツマずかないようにゆっくり走ったら追いつかれる。焦らずツマずかず追いつかれないようなスピードで木々の間を縫うように走って……できるわけがない。
「わっ!」
二股に分かれて生えた狭い木々の間を飛び越えようとした時、つま先が根っこに引っかかって転倒してしまう。全速で追いついたやつは狂喜乱舞したかどうかわからないが、速度を落とさず巨大な犬歯の餌食にしようと大きく口を開けて飛び込み、倒れながらも振り向いた俺の頭に噛み付いた。
ガシャ! バチバチッ。
俺の目の前数十センチでトラバサミのような歯が火花を散らして噛み合わされた。そのまま進行していたらやつの思い通り、見事おれの頭はトラバサミの餌食。やつが突然急停止して空振りをした理由、俺がツマずいた二本の木々の間にしっかりとやつの体が挟まっている。頭と上半身は綺麗に抜けてもその全体重を支える腰のボリュームは通らずがっちりと二本の樹木に食い込んでいた。
シャアアアアッシャアッっと、奴は体をねじり暴れるががっちりと食い込んだ身体はなかなか抜けない。腹立つやろな~あと一歩でオアズケ食らうんだもんな~。
俺はガタガタ震える足でなんとか立ち上がりあとずさりをしていた。早く逃げれば良いのにと思うだろうけどいつあの二本の樹木が折れないか気が気じゃない。やつはどういう訳か俺を睨むのをやめ斜め上を向いていてガチッガチガチッと歯を鳴らし始めた。
「?」
歯と歯がぶつかるたびにバチッバチッと火花が散っている。そして口の中にボッと小さな炎が湧いて出る。ものすごーくイヤな予感。やつは斜め上に向いていた顔をこっちへ向かって振り抜いた。同時にグアッと口から吐き出された巨大な炎の塊が飛んでくる。俺が左へ飛んだ直後に火球は通り過ぎて後ろの木に当たって爆発を起こす。
「ひ……火を吐いたああ!」
こんな時はそのまんまのベタな表現しかできない。火? 魔法? どちらかというと体の中から吐き出したような火球だった。とか分析してるの間はないのでとにかく逃げた。二本のあまり太くない木に挟まれたままのあいつが脱出するまでの間できるだけ逃げなくては……って逃げてばっかりだ。
『冬馬』と書いて『トウマ』と読む。
某地方私立大学一回生の十八歳。父親は俺が小学校の時、タバコを買いに行ってくると言ったきり行方不明。以後母親の女手ひとつで育ててもらう。
高校三年の夏、母親が病で他界。三年時はほとんど不登校で母の看病をしていたのだが、
「大学だけは行ってね。母さんの生命保険があるから……」
という母の遺言によりすべてを忘れるように受験勉強に励む。みごと某地方私立三流大学に入学。あとで聞いたらその大学は定員割れを起こしていて受けたやつは全員受かったんだそうな。
母と住んでた借家を処分し、大学のある地方都市での一人暮らしが始まってさあこれから大学生だ……と思った途端に気が抜けた。
母が死んだ悲しみを遺言を守るという目標にすがり、クリアしてしまったあとの目標が何もないことに気が付いたから。
「大学行って一流企業に就職して結婚して幸せな家庭を作ってね」
とかまで遺言で言ってくれてたら……。
気がつけば大学に行ったり行かなかったりのダラダラ生活。いつものように電車に乗って居眠りをして……転移して現在に至ると。
やっぱりここは異世界なんだろうなあ……カエル人間やシッポ人間がいて魔法があって冒険者がいて盗賊がいる。移動手段は馬車。武器は剣と槍と弓矢と……魔法。科学文明は発達してそうにない。
異世界に転移した……とかいうパターンは小説やアニメで見たことがある。誰かを助けて身代わりでトラックに跳ねられ神様が出てきてはい転生……とか、ロリな神様がごめんなちゃいマチガエマチタ、テンイシテモライマチュ……とか、魔法陣の上に落っこちて色っぽい王女様からおお勇者さま~魔王を倒してね~とか、いうのは聞いたことあるが、居眠りしてそのままファンタジーって珍しいんじゃないだろうか。
第一、意義もきっかけも目的もない。はるかな未来かはるかな過去か別の惑星か次元の違う並行宇宙かはわからないけど、今までいた世界とは違うということは認めよう。何で俺が……という気もするが、過去を振り返ると結構不幸なことや理不尽なことが日常茶飯事な俺の人生。
今まで何とか自力で乗り越えてきた。でもさすがにこれは……。
目の前には小さな湖。いや沼か。沼と湖の差って何だろう。深さか透明度か草が生えてるかとか聞いたことがあるけれど、今はそんなことを考えている場合じゃない。
シダが絡みついた広葉樹がそびえ立ち、倒木や曲がりくねった木の根っこに積み重なった腐葉土の地面を進んでると小さな小川にぶち当たった。川沿いに進むとこの湖にたどり着いた。
俺に逃げろといった中年戦士たちは生きているんだろうか。
逃げろだけじゃなくその後の行動も指定してくれたらよかったのに。
「さて、どうしよう……」
水を飲んで顔を洗って手頃な岩に座ってやっと落ち着いて状況分析をしている。
森の中の雨上がりのような湿気た空気が気持ちいい。疲れが取れて行くようだ。これって森林浴?
とりあえずは……人のいるところへ移動すべきだろうな。文明にどっぷり浸かっていた俺にこんなところでサバイバル生活なんてできるわけがない。水は見つけたけど食物がない。
本当はこの水も飲んでいいのかどうか考えるべきなんだけど、気がついた時はがぶ飲みしていた。俺が食べられることを知ってる木ノ実や果物なんて都合良く見つかるわけがない。小動物を捕まえて食料にとも思わない。殺して皮をはいで料理するなんでできるわけがない。第一ここに来るまで動物の姿なんか見たことがない……。
ちょっと待て。
こんな原生林の中、動物の影どころか鳴き声も聞こえないってどういうこと?
生き物が一匹も住んでいない森……あり得ない。
強そうな俺の姿を怖がって息を潜めている ……あり得ない。
逃げ出すか息を殺して気配を消さなければいけない何かがいる……あり得る。
チリチリと、さっきから首の後ろあたりの産毛が逆立っている。あえて無視してたんだけどね。
中学時代、始めてこんな感じがした時、振り向いたらバケツを持ってそっと近づいてきた同級生の悪ガキがいた。後ろから水をぶっかけようとしてたらしい。仕方がないのでそのまま正面から水をかぶることになったけど。でも二回目からはよけるようにした。一回かぶったんだからもういいだろう。ま、殺気を感じる訓練と思えば彼らには感謝しているんだけど。
あの時もこんな感じがした。ということでこれは殺気。
「はあ~そうだよな~異世界だもんな~」
俺はゆっくりと振り向いて殺気をビンビン放ってるものを見た。
樹々の間から赤く光る二つの目。目線は 同じくらいの高さ。殺気どころかゆっくり腐葉土を踏みしめ近づいてくるその威圧感に圧倒される。
体高2m、後脚が発達した二足歩行。顔は口先がとんがり、顎が発達、ナイフのような歯のギザギザが奥までで続く。口からはみ出た犬歯が2本。
典型的肉食生物。
目はやや大きく正面を向いて赤い瞳が縦に割れている。全身鱗で覆われ長ーい尻尾をバランスよく後ろに伸ばしてる……恐竜。
二足歩行竜盤目、中生代白亜紀に生息していたと言われるディノニクスかヴェロキラプトルか? 真っ赤なたてがみを生やしていたのか……前足の脇には羽が生えてたのか、でもあれは飛べる羽じゃないな……あ、やっぱりあのカギ爪って後ろ足の指についてたのか……ってここは中生代じゃないし。異世界定番の魔物なんだろう。こんなのがうろついてたらそりゃ他の動物はいないわな~。と場違いな感想を言ってる場合ではない。
『ファ……イ…ラプ?』
え?
『ファイア……ラプト……』
なんだ? なんか空耳が聞こえるけど……それどころじゃない!
相手は重心と目線はそのままでゆっくりと近づいてくる。目線を外したら襲われるだろう。でも猿は目を合わすと威嚇と思って攻撃してくるらしい。
どうする? とにかく逃げよう。緊張感でノドがカラカラになりながらゆっくりとすり足で湖から樹々の方へ移動する。しまったあの盗賊の剣、持ってきたら良かった。昔なら絶対忘れないのに……鈍ってるな~危機管理能力まるでなし。
バキ! 全身から冷や汗が出た。地面に落ちてる枯れ枝を踏み潰した小さい音。その音に反応して相手の瞳孔が開いた。
シャーッ!
気合い一閃、相手はその場から大きくジャンプ。右後ろ足のカギ爪を大きく振り上げたままこちらへ向かって落ちてくる。やっぱりあれが一番の武器か。
俺は相手を迎え撃つべく戦闘体制を取る……訳がない。シャーッっと飛び上がった途端樹木の中へダッシュで逃げた。相手が着地するまでとにかく距離を稼ぐ。腐葉土でふわふわの地面の中に曲がりくねった木の根や倒木で走りにくいったらありゃしない。
ウギャアアアッ!
初めて聞くやつの咆哮。ドスッドスッっと地響きと共に追ってくる気配を背中に感じながらジグザグに逃げる。焦ってツマずいてコケたら追いつかれる。ツマずかないようにゆっくり走ったら追いつかれる。焦らずツマずかず追いつかれないようなスピードで木々の間を縫うように走って……できるわけがない。
「わっ!」
二股に分かれて生えた狭い木々の間を飛び越えようとした時、つま先が根っこに引っかかって転倒してしまう。全速で追いついたやつは狂喜乱舞したかどうかわからないが、速度を落とさず巨大な犬歯の餌食にしようと大きく口を開けて飛び込み、倒れながらも振り向いた俺の頭に噛み付いた。
ガシャ! バチバチッ。
俺の目の前数十センチでトラバサミのような歯が火花を散らして噛み合わされた。そのまま進行していたらやつの思い通り、見事おれの頭はトラバサミの餌食。やつが突然急停止して空振りをした理由、俺がツマずいた二本の木々の間にしっかりとやつの体が挟まっている。頭と上半身は綺麗に抜けてもその全体重を支える腰のボリュームは通らずがっちりと二本の樹木に食い込んでいた。
シャアアアアッシャアッっと、奴は体をねじり暴れるががっちりと食い込んだ身体はなかなか抜けない。腹立つやろな~あと一歩でオアズケ食らうんだもんな~。
俺はガタガタ震える足でなんとか立ち上がりあとずさりをしていた。早く逃げれば良いのにと思うだろうけどいつあの二本の樹木が折れないか気が気じゃない。やつはどういう訳か俺を睨むのをやめ斜め上を向いていてガチッガチガチッと歯を鳴らし始めた。
「?」
歯と歯がぶつかるたびにバチッバチッと火花が散っている。そして口の中にボッと小さな炎が湧いて出る。ものすごーくイヤな予感。やつは斜め上に向いていた顔をこっちへ向かって振り抜いた。同時にグアッと口から吐き出された巨大な炎の塊が飛んでくる。俺が左へ飛んだ直後に火球は通り過ぎて後ろの木に当たって爆発を起こす。
「ひ……火を吐いたああ!」
こんな時はそのまんまのベタな表現しかできない。火? 魔法? どちらかというと体の中から吐き出したような火球だった。とか分析してるの間はないのでとにかく逃げた。二本のあまり太くない木に挟まれたままのあいつが脱出するまでの間できるだけ逃げなくては……って逃げてばっかりだ。
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