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第三章 ~改めてゲームを見守ろうとしてから自分の名前を思い出すまで~
年下相手と●●●1 $ルサー$
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* * * 時間は約一週間前に遡る * * *
アイツは俺の身体を開いて、たっぷり中に注いだ。
それこそ、もう半年はシなくていいだろってぐらいの量を。
その上、翌朝にも起き抜けで二回、だぞ。
風呂場でヤッた時にも思ったが、よくまぁそんだけ盛れるモンだ。
しかもこんな、自分よりも一回り以上年上の俺相手に……「ルサーの寝起きがエロくてヤバい」って。なんか別のモンでも見てんじゃねぇのか。
とにかくそのお陰で、休暇が終わった翌日の勤務は大変だった。
あれだけヤッて、腰も痛けりゃ尻も痛い。
だがそれ以上に太腿がダルくて、どうにかしてくれって程だった。
これは完全に、風呂場での座位セックスが効いてるな。……トシかよ。トシだな。
* * * * * *
抱かれてから数日が経った。
あれからアイツには触ってねぇ。少なくとも『そういう』意味では、な。
抱かれる前となるべく態度を変えねぇように。だが帰宅する時間を遅くして、食事や風呂が済んだらごく自然な感じを装って、さっさと自室に引き上げた。
何か言いたそうなアイツに、気付かない振りして背を向けてな。
俺はアイツに抱いて貰った事をちょっと後悔してた。
「おい、ルサー。また手紙だ。」
机に張り付いて報告書のまとめに難行してる俺に、同僚が封書を差し出した。
他の町にいる知り合いからの手紙。これでもう何通目だか。
礼を言って受け取った俺は、書き掛けの報告書を机の隅に追いやり、さっそく中身の手紙を確認する。
「……コレ、かァ?」
もう一度、書いてある文章の頭から読み直す。
後はこれをどう、アイツに伝えるか、だ。
俺が問い合わせた事への返答が書かれてるんだが、どうやら該当者らしき人物が、少し前まではいたらしい。
該当者……ビルメリオって名前の、若い兵士が。
アイツに抱き潰された休日の午後、むせた俺の背中を撫でてたアイツは。
養育所の事を思い出して、とても淋しそうな眼だった。
この町にアイツの大事な人がいるって話を、エステードから聞いた時は、てっきりビルメリオを見付けたのかと思ったんだが。
どうやら違ったようだ。再会出来たワケじゃないらしい。
割れた実の疼きが治まって、落ち着いて。
休日後の仕事に出た俺の胸中にあるのは、罪悪感だった。
誰か大事な人がいるらしいアイツに手を出して。
その大事な人に与えられるはずの熱を、俺が掠め取った。……ような気分になっちまった。
その罪悪感から少しでも逃れたくて、俺は。
もう連絡する事も無いだろうと思ってた昔の知り合いに手紙を出した。
自分の名前も分からねぇアイツの……アイツの記憶に名前が残ってた、ビルメリオを探す為に。
そんなセコイ罪滅ぼしをしてでも、アイツを追い出せねぇんだから、自分でも笑えて来る。
届いた手紙は王都からだ。
ビルメリオは新米ながら、山の麓付近にある砦に派遣される部隊に所属してたそうだがちょっと前に辞職したらしい。その理由は分からねぇ。
これで、手詰まりか……。いや。まだ何かあンだろ。
各所に手紙を出した時には、探してみて何の手掛かりも無いようなら諦めるツモリでいた。
元々は、単なる罪悪感の誤魔化しで始めた事だったからな。
だが手掛かりがあるなら、もうちょっと探してやりたくなった。
アイツの為にも……俺の為にも。
もしビルメリオが見付かったら。知ってるだろ。
アイツの……名前を。
「ルサー。昼飯、来たぞ。」
何か匂いがすると思ったら、もうそんな時間か。
手紙を畳んで席を立つ。
詰め所の入り口ンとこに、定食屋の若旦那が出前を持って来た。
アイツが来るまでは、晩飯も済ませてた店だから、すっかり顔馴染みだな。
「ちょっといいか?」
俺はふと思い付いて若旦那に声を掛けた。
ビルメリオに該当しそうな若い男に、心当たりが無いかを聞く為に。
兵士を辞めた若い男が、故郷に帰るんじゃなく、近場の町に流れて来る可能性はあるだろよ。
だとしたら。アイツが出会ってねぇだけで。
ビルメリオがこの町に住んでるって事も、あるかも知れねぇだろ。
アイツは俺の身体を開いて、たっぷり中に注いだ。
それこそ、もう半年はシなくていいだろってぐらいの量を。
その上、翌朝にも起き抜けで二回、だぞ。
風呂場でヤッた時にも思ったが、よくまぁそんだけ盛れるモンだ。
しかもこんな、自分よりも一回り以上年上の俺相手に……「ルサーの寝起きがエロくてヤバい」って。なんか別のモンでも見てんじゃねぇのか。
とにかくそのお陰で、休暇が終わった翌日の勤務は大変だった。
あれだけヤッて、腰も痛けりゃ尻も痛い。
だがそれ以上に太腿がダルくて、どうにかしてくれって程だった。
これは完全に、風呂場での座位セックスが効いてるな。……トシかよ。トシだな。
* * * * * *
抱かれてから数日が経った。
あれからアイツには触ってねぇ。少なくとも『そういう』意味では、な。
抱かれる前となるべく態度を変えねぇように。だが帰宅する時間を遅くして、食事や風呂が済んだらごく自然な感じを装って、さっさと自室に引き上げた。
何か言いたそうなアイツに、気付かない振りして背を向けてな。
俺はアイツに抱いて貰った事をちょっと後悔してた。
「おい、ルサー。また手紙だ。」
机に張り付いて報告書のまとめに難行してる俺に、同僚が封書を差し出した。
他の町にいる知り合いからの手紙。これでもう何通目だか。
礼を言って受け取った俺は、書き掛けの報告書を机の隅に追いやり、さっそく中身の手紙を確認する。
「……コレ、かァ?」
もう一度、書いてある文章の頭から読み直す。
後はこれをどう、アイツに伝えるか、だ。
俺が問い合わせた事への返答が書かれてるんだが、どうやら該当者らしき人物が、少し前まではいたらしい。
該当者……ビルメリオって名前の、若い兵士が。
アイツに抱き潰された休日の午後、むせた俺の背中を撫でてたアイツは。
養育所の事を思い出して、とても淋しそうな眼だった。
この町にアイツの大事な人がいるって話を、エステードから聞いた時は、てっきりビルメリオを見付けたのかと思ったんだが。
どうやら違ったようだ。再会出来たワケじゃないらしい。
割れた実の疼きが治まって、落ち着いて。
休日後の仕事に出た俺の胸中にあるのは、罪悪感だった。
誰か大事な人がいるらしいアイツに手を出して。
その大事な人に与えられるはずの熱を、俺が掠め取った。……ような気分になっちまった。
その罪悪感から少しでも逃れたくて、俺は。
もう連絡する事も無いだろうと思ってた昔の知り合いに手紙を出した。
自分の名前も分からねぇアイツの……アイツの記憶に名前が残ってた、ビルメリオを探す為に。
そんなセコイ罪滅ぼしをしてでも、アイツを追い出せねぇんだから、自分でも笑えて来る。
届いた手紙は王都からだ。
ビルメリオは新米ながら、山の麓付近にある砦に派遣される部隊に所属してたそうだがちょっと前に辞職したらしい。その理由は分からねぇ。
これで、手詰まりか……。いや。まだ何かあンだろ。
各所に手紙を出した時には、探してみて何の手掛かりも無いようなら諦めるツモリでいた。
元々は、単なる罪悪感の誤魔化しで始めた事だったからな。
だが手掛かりがあるなら、もうちょっと探してやりたくなった。
アイツの為にも……俺の為にも。
もしビルメリオが見付かったら。知ってるだろ。
アイツの……名前を。
「ルサー。昼飯、来たぞ。」
何か匂いがすると思ったら、もうそんな時間か。
手紙を畳んで席を立つ。
詰め所の入り口ンとこに、定食屋の若旦那が出前を持って来た。
アイツが来るまでは、晩飯も済ませてた店だから、すっかり顔馴染みだな。
「ちょっといいか?」
俺はふと思い付いて若旦那に声を掛けた。
ビルメリオに該当しそうな若い男に、心当たりが無いかを聞く為に。
兵士を辞めた若い男が、故郷に帰るんじゃなく、近場の町に流れて来る可能性はあるだろよ。
だとしたら。アイツが出会ってねぇだけで。
ビルメリオがこの町に住んでるって事も、あるかも知れねぇだろ。
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