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第一章 王国編第二部(中等部)
エピソード141 リーゼントカゲって? 何なん?
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モーガンだけでなく、リアナまでもが険しい表情をしている。
「クッ! まさかリーゼントカゲがいるとは……かなり状況は悪いね」
オレはもう一度六メートル近くあるリーゼントカゲを見ると、一つ一つのパーツが盛り上がりまさにナイスバルク! と言いたくなるような筋肥大を魅せつけていた!
(当たり前に思ってしまうが、何でこの世界の獣達はゴリゴリなのが多いんだよ)
「ショーン! リーゼントカゲには真っ向勝負を挑まないように大盾ごと潰されるよ!
クライヴとリアナは捕まらないように注意して!
今までのオオトカゲとは違うよ!
このリーゼントカゲが他のオオトカゲを指揮してきたはずだよ!」
モーガンが急いでオレ達を指揮するがオレはどうしてもリーゼントのような頭の形が気になっていた。
(コイツがオオトカゲをまとめているってリーゼントカゲは暴走族の総長かよ)
牽制でフィーネがリーゼントの頭部目掛けて矢を放つが頭部に突き刺さる事なくリーゼントの頭に弾かれた…………
「えっ? 頭が弱点じゃないのか?」
「骨が異常に発達しているから弱点を克服した……と言う事かな? クライヴ! ショーンには荷が重いからぼくと一緒に陽動してくれないか!」
(弱点がない…………こんな筋肉を見せつけられたら心が折れそうだ……ん? 待てよ……元々オオトカゲは腹部が弱点……腹部の筋肉は薄いし鳩尾ならなんとかなりそうじゃないか!)
「リアナ! オレ達で陽動してモーガンに任せよう! モーガン! 魔法でリーゼントを転倒させてくれ!」
オレはモーガンにそう告げるとモーガンは意図に気づき頷いた。
「クライヴ、 リアナ! ショーン! 詠唱に三分間だけ時間を稼いでくれないか!」
「「おう!」」
「承知した!」
ショーンも素早さ重視で、大盾を地面に突き立てて、槍に持ち替え両手でしっかりと槍を掴んでいる。オレは小盾にサーベルで回避優先で、リアナは長剣で受け流す構えをとっている。
それぞれリーゼントカゲににじり寄るが、リーゼントカゲは爆発的な脚力で一気に間合いを詰めてきた。しかもこっちに…………
リーゼントカゲの放たれた右爪をオレは小盾で受けつつ後方へバックステップして受け流す。
それでも小盾はリーゼントカゲの爪の形に凹んでいて、後一回が限界だろう…………
「こっちくるなよ……」
オレはボソリと呟いたが、何故かリーゼントカゲは激昂して、またオレに向かって左爪を振り下ろした!
あまりにも速い振り下ろしでオレは反応ができずにいた。
「「クライヴ!」」
「キャァァァ!」
リアナ達の呼び声や、フィーネの叫び声が聞こえて来るその刹那!
オレは一瞬だけ【身体強化】をかけて、一歩分横に動き左手にもつ小盾で内から外へ振り払った!
パリンッ!
小盾は粉々に砕けたが、リーゼントカゲは左の前足を外側から叩かれて頭がオレの方向に下がってきた!
「うおぉ!」
そしてオレは両手でサーベルを持ち、リーゼントカゲの頭を目掛けて切り上げた。
「ギイイィ!」
リーゼントカゲの叫び声とともに左の頬から左目にかけて傷を負わす事ができた。
(やはり頭部は硬いなぁ……致命傷でもおかしくないんだけどなぁ)
「みんな頭部は無理だ! 硬すぎる! 何とかモーガンの魔法まで耐えよう!」
「相変わらずピンチの時はすげぇのぉ!」
「流石クライヴだ、このぼくだとどうなっていたか……」
「心配させないでよ……バカ……」
三者三様の言葉が返ってきたが、オレもかなりギリギリだった。今も膝が震度七レベルのガクブルでしばらくは使い物にならない!
リーゼントカゲは一旦間合いから飛び離れて、オレ達は両者睨み合う形となった。オレだけ武者震えが半端ないが…………
「クライヴ……やはり消耗が激しいか? ここはぼくが行こう」
(あっ……リアナさんすみません怖くて震えているだけです。体調バッチリです)
「そうじゃのぉ! クライヴが身体張ったんじゃ! ワシらに任せとけ!」
(あ~あ……ショーンが言うから、怖かったんだよって言い出せなくなっただろ! どうしよう勘違いさせてみんなを危険な目に合わすのも……)
その時フィーネだけがオレの状態を見破った!
「びびってんじゃ無いわよ! このヘタレ! アンタ戦えるでしょ! 好きな子の前でカッコ悪いとこみせるなー!」
早とちりさんが何故か照れて真っ赤な顔で頑張って声をあげている……
(そんなにはっきりと公言するなフィーネ! オレが恥ずかしいんだよ それに友達以上恋人未満の好きだからな今は)
オレも頬が熱くなるのを感じて、何故かフィーネに悔しさを覚えた……
「いちゃいちゃするのは構わないが、今は目の前の敵に専念してくれないか?」
「オメェら時と場所を考えないけんじゃろ」
そう言いながらもリアナ達はオレを温かい目で見ていた……やめて欲しかったが…………
そしてオレ達の会話を待っていてくれたようにリーゼントカゲは動き出す!
どうやらリーゼントカゲがターゲットにしたのはショーンらしく、ショーンの槍を奪おうと長い舌を伸ばした。
「させるわけなかろうが!」
ショーンは穂先をオオトカゲの舌に向けて突きを放とうとするが、オオトカゲの飛び抜けた瞬発力で槍を絡みとられ、そのままショーンごと引っ張られていく!
「ショーンを離せ!」
「ショーンを離さないか!」
「ショーンを離しなさいよ!」
リアナはリーゼントカゲの左側から走り出し間合いを詰めていくが、リーゼントカゲは斜め上から左爪を振り下ろしてきた。
「甘い!」
リアナは長剣でリーゼントカゲの左爪を受け流し、軌道をずらした。
そしてすかさずフィーネの矢がリーゼントカゲの右目を狙った!
リーゼントカゲは右足で矢を防ごうとするが、オレはその隙にがら空きの腹部に突きを放った…………がその一撃はリーゼントカゲの右足で防がれていた。
「いつのまに!」
「ぺっ! 臭えし汚ねぇわ!」
リーゼントカゲは舌で槍ごと捕まえていたショーンを離して、舌で矢を弾いていた。そして右足で腹部を防御していた。
(ヤバイ!)
オレは嫌な予感とともにオオトカゲの右足が裏拳のように飛んでくる!
何とかサーベルで受け止めるもオレは大きく後方へ吹き飛ばされた。
「グハァ!」
あまりの勢いに受身をとれる事なくオレは背中から地面に強打した。
「カッ……ア……ア……」
(強打して、い、息ができない……助けて助けてくれ!)
あまりの苦しさに悶えているとフィーネが必死な形相で駆けつけてきた。
「大丈夫? ねぇクライヴ! 痛いところはない?」
フィーネはオレをガンガンゆするが、それが痛いかった……
オレはサーベルを持ち上げてダメージがそんなに受けてない事をみんなに知らせて、リアナ達のいる前衛に戻った。
(そろそろタイムリミットの三分間! 後はリアナとショーンに任せて……)
とその時だった!
カサカサカサ
茂みの中から物音が聞こえ、オレは物音のする方向を見ると体長四メートル級のオオトカゲが現れた…………
(このタイミングはダメでしょ……空気読んでくれよオオトカゲ…………)
「クッ! まさかリーゼントカゲがいるとは……かなり状況は悪いね」
オレはもう一度六メートル近くあるリーゼントカゲを見ると、一つ一つのパーツが盛り上がりまさにナイスバルク! と言いたくなるような筋肥大を魅せつけていた!
(当たり前に思ってしまうが、何でこの世界の獣達はゴリゴリなのが多いんだよ)
「ショーン! リーゼントカゲには真っ向勝負を挑まないように大盾ごと潰されるよ!
クライヴとリアナは捕まらないように注意して!
今までのオオトカゲとは違うよ!
このリーゼントカゲが他のオオトカゲを指揮してきたはずだよ!」
モーガンが急いでオレ達を指揮するがオレはどうしてもリーゼントのような頭の形が気になっていた。
(コイツがオオトカゲをまとめているってリーゼントカゲは暴走族の総長かよ)
牽制でフィーネがリーゼントの頭部目掛けて矢を放つが頭部に突き刺さる事なくリーゼントの頭に弾かれた…………
「えっ? 頭が弱点じゃないのか?」
「骨が異常に発達しているから弱点を克服した……と言う事かな? クライヴ! ショーンには荷が重いからぼくと一緒に陽動してくれないか!」
(弱点がない…………こんな筋肉を見せつけられたら心が折れそうだ……ん? 待てよ……元々オオトカゲは腹部が弱点……腹部の筋肉は薄いし鳩尾ならなんとかなりそうじゃないか!)
「リアナ! オレ達で陽動してモーガンに任せよう! モーガン! 魔法でリーゼントを転倒させてくれ!」
オレはモーガンにそう告げるとモーガンは意図に気づき頷いた。
「クライヴ、 リアナ! ショーン! 詠唱に三分間だけ時間を稼いでくれないか!」
「「おう!」」
「承知した!」
ショーンも素早さ重視で、大盾を地面に突き立てて、槍に持ち替え両手でしっかりと槍を掴んでいる。オレは小盾にサーベルで回避優先で、リアナは長剣で受け流す構えをとっている。
それぞれリーゼントカゲににじり寄るが、リーゼントカゲは爆発的な脚力で一気に間合いを詰めてきた。しかもこっちに…………
リーゼントカゲの放たれた右爪をオレは小盾で受けつつ後方へバックステップして受け流す。
それでも小盾はリーゼントカゲの爪の形に凹んでいて、後一回が限界だろう…………
「こっちくるなよ……」
オレはボソリと呟いたが、何故かリーゼントカゲは激昂して、またオレに向かって左爪を振り下ろした!
あまりにも速い振り下ろしでオレは反応ができずにいた。
「「クライヴ!」」
「キャァァァ!」
リアナ達の呼び声や、フィーネの叫び声が聞こえて来るその刹那!
オレは一瞬だけ【身体強化】をかけて、一歩分横に動き左手にもつ小盾で内から外へ振り払った!
パリンッ!
小盾は粉々に砕けたが、リーゼントカゲは左の前足を外側から叩かれて頭がオレの方向に下がってきた!
「うおぉ!」
そしてオレは両手でサーベルを持ち、リーゼントカゲの頭を目掛けて切り上げた。
「ギイイィ!」
リーゼントカゲの叫び声とともに左の頬から左目にかけて傷を負わす事ができた。
(やはり頭部は硬いなぁ……致命傷でもおかしくないんだけどなぁ)
「みんな頭部は無理だ! 硬すぎる! 何とかモーガンの魔法まで耐えよう!」
「相変わらずピンチの時はすげぇのぉ!」
「流石クライヴだ、このぼくだとどうなっていたか……」
「心配させないでよ……バカ……」
三者三様の言葉が返ってきたが、オレもかなりギリギリだった。今も膝が震度七レベルのガクブルでしばらくは使い物にならない!
リーゼントカゲは一旦間合いから飛び離れて、オレ達は両者睨み合う形となった。オレだけ武者震えが半端ないが…………
「クライヴ……やはり消耗が激しいか? ここはぼくが行こう」
(あっ……リアナさんすみません怖くて震えているだけです。体調バッチリです)
「そうじゃのぉ! クライヴが身体張ったんじゃ! ワシらに任せとけ!」
(あ~あ……ショーンが言うから、怖かったんだよって言い出せなくなっただろ! どうしよう勘違いさせてみんなを危険な目に合わすのも……)
その時フィーネだけがオレの状態を見破った!
「びびってんじゃ無いわよ! このヘタレ! アンタ戦えるでしょ! 好きな子の前でカッコ悪いとこみせるなー!」
早とちりさんが何故か照れて真っ赤な顔で頑張って声をあげている……
(そんなにはっきりと公言するなフィーネ! オレが恥ずかしいんだよ それに友達以上恋人未満の好きだからな今は)
オレも頬が熱くなるのを感じて、何故かフィーネに悔しさを覚えた……
「いちゃいちゃするのは構わないが、今は目の前の敵に専念してくれないか?」
「オメェら時と場所を考えないけんじゃろ」
そう言いながらもリアナ達はオレを温かい目で見ていた……やめて欲しかったが…………
そしてオレ達の会話を待っていてくれたようにリーゼントカゲは動き出す!
どうやらリーゼントカゲがターゲットにしたのはショーンらしく、ショーンの槍を奪おうと長い舌を伸ばした。
「させるわけなかろうが!」
ショーンは穂先をオオトカゲの舌に向けて突きを放とうとするが、オオトカゲの飛び抜けた瞬発力で槍を絡みとられ、そのままショーンごと引っ張られていく!
「ショーンを離せ!」
「ショーンを離さないか!」
「ショーンを離しなさいよ!」
リアナはリーゼントカゲの左側から走り出し間合いを詰めていくが、リーゼントカゲは斜め上から左爪を振り下ろしてきた。
「甘い!」
リアナは長剣でリーゼントカゲの左爪を受け流し、軌道をずらした。
そしてすかさずフィーネの矢がリーゼントカゲの右目を狙った!
リーゼントカゲは右足で矢を防ごうとするが、オレはその隙にがら空きの腹部に突きを放った…………がその一撃はリーゼントカゲの右足で防がれていた。
「いつのまに!」
「ぺっ! 臭えし汚ねぇわ!」
リーゼントカゲは舌で槍ごと捕まえていたショーンを離して、舌で矢を弾いていた。そして右足で腹部を防御していた。
(ヤバイ!)
オレは嫌な予感とともにオオトカゲの右足が裏拳のように飛んでくる!
何とかサーベルで受け止めるもオレは大きく後方へ吹き飛ばされた。
「グハァ!」
あまりの勢いに受身をとれる事なくオレは背中から地面に強打した。
「カッ……ア……ア……」
(強打して、い、息ができない……助けて助けてくれ!)
あまりの苦しさに悶えているとフィーネが必死な形相で駆けつけてきた。
「大丈夫? ねぇクライヴ! 痛いところはない?」
フィーネはオレをガンガンゆするが、それが痛いかった……
オレはサーベルを持ち上げてダメージがそんなに受けてない事をみんなに知らせて、リアナ達のいる前衛に戻った。
(そろそろタイムリミットの三分間! 後はリアナとショーンに任せて……)
とその時だった!
カサカサカサ
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