【本編完結】イクと激弱になる喧嘩番長は皆に狙われる

第三章 幼馴染のブチギレ調教

次はマーキング※

　全身を雄二に舐め上げられ、ようやく満足したかと思って雄二を見ると、雄二の目は熱を孕んでいてギラギラしている。まるで狙いを定めた獣のよう。どういうつもりなのか雄二に聞くために、なけなしの力を振り絞って腰を少し起こして、雄二のある部分を見て驚いた。雄二のちんこがギンギンに勃っている。

「はっ？！ちょ、なっ、おまっ……？！」

　なんで？！驚きすぎて声をまともに出せない。さっきまでうんともすんとも全く勃っていなかった雄二のちんこはそそり立っている。一体どういうことだってんだ？！

　雄二がオレの足の間に入り込む。左手でオレのちんこを握り込むと右手で自分のペニスを掴み、上下に扱き始めた。え？え？雄二、なにしてんの？雄二の頬は紅潮し、チラッとオレを見る鋭い目つきにオレも何故かつられて熱くなるのが分かった。え、てか、オレのはイカせないように手でせき止めてるくせに何、自分だけ扱いてんの……？

「お、おい……」
「うるさい、じっとしてろ」

　雄二の低い声はオレに有無を言わさない。雄二の手をどかせようと手を伸ばしたけど引っ込めるしかなかった。雄二がたまに「っく……」とか「んっ……」とかって言ってちょっと感じた声を出している。そんな雄二を目の前で見るのは初めてだった。オナニーを一緒にしたことはあった。でも、いつも澄ました顔で今みたいに熱のこもった表情は見たことない。あ、いやまぁ、雄二と前にヤッた時はギラついてはいたけど……。

「ゆう、じ……ーーあっ、んんっ……！」

　雄二の表情を見ていたら、つい雄二の名を呼んでいた。その名を呼んだ時、雄二がオレの先口をグリっとしたせいで変な声が出た。竿の部分を持つ力が強いからイってないけど。そのオレの声を聞いた瞬間、雄二も低い声で小さく呻いた後、射精した。オレのちんこめがけて……。

「おま、せめ……」

　雄二に「お前、せめてティッシュに出せよ」と言いたかったのに、雄二は次にオレのふくらはぎめがけて扱き始めた。待て、まて、まて……。イヤな予感がする。……ふくらはぎにぶっかけられた。その出した精液を塗り込むように雄二の硬いペニスで太ももの方までまんべんなく広げられる。

　雄二がオレの肩を押してベッドへと沈ませると、腹の上に乗り、扱き始めた。うおぉい！嫌な予感がする！はい！乳首！乳首に来ました！乳首にまた精子をぶっかけて腹にも塗り付けてる。……もう帰りたい。……お風呂に入りたい。

　クスンクスン。もうヤダ。でも、雄二はオレのことなんて知ったこっちゃなく、ひっくり返すとオレのケツに向かって扱き始めた。まて、こいつ森川みたいに媚薬でも飲んでんのか？じゃないとこんなに出せないだろ……。聞きたいけど今、違うヤツの名前を出したら本能的にダメだと言うのが何となく分かった。雄二の「くっ……」という呻き声と一緒にパタタとケツに生暖かい何かが放たれる。知ってる。雄二の精子。

　またオレを例のごとくひっくり返す。もうひっくり返されるのにも手慣れたもんだ。てか、ベッドがもう涎やら雄二の精液やらで大変なことになってんだけど……。雄二が腰を起こし、今度はオレの顔に向かって扱き始めた。

（ちょ、おま……）

　雄二にやめろって、もう許してって言いたい。何か言いたいのに目の前の雄二の扇情的な姿を見て何も言えなくなった。雄二のペニスは触ってもないのに硬くてギンギンだと分かる。綺麗な形をして大きさも長さも申し分ない雄二のペニスが顔の近くで扱かれている。顔を背けないとこのままでは本当に顔にかけられてしまう。でも、どうしてもその雄二のペニスから顔を逸らすことができなかった。

「ーーっは……」

　雄二の低く籠った小さなうめき声と共にパタタとオレの頬に勢いよくかかった。その頬にかかった白濁した液を雄二のペニスがヌルヌルと動かした。もう雄二の精子まみれなんだけど、オレ。
　ちなみにオレは一度たりとも射精させてもらえてない。