【本編完結】イクと激弱になる喧嘩番長は皆に狙われる

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第三章 幼馴染のブチギレ調教

甘イキはダメ、メスイキ覚えような※

「ーーあっ、んっ!」

 雄二の肉棒が中を抉る度に呻き声のような喘ぎ声を漏らして、オレと雄二はセックスをしていた。そう、セックスだ。どうしてこんなことになっちまったんだ?

 以下、再び回想!

~~~~~~

「射精しても中でイケば大丈夫そうだな」

 2回目の死刑宣告が告げられ、オレの思考はもう停止していた。雄二のガチガチに勃ったちんこがさっきからオレの腹に当たっている。そのちんこを見下ろした。こいつ、オレに散々ぶっかけたくせにどうしてこんなに元気なんだよ。

 雄二の指がまたオレのケツの方へとやって来た。もしかしてまた指をいれるつもりかって驚いて雄二の顔を見上げた。思いのほか顔が近くて「おわっ」と叫ぶが、雄二は微動だにしない。雄二が少しでも動けば唇同士がぶつかり合いそうだ。でも、雄二はオレを腕で抱き寄せるとまたケツん中に指を突っ込んだ。

 先ほど出したばかりだというのにオレのちんこはまた勃ち上がって、先走りを出している。雄二があの場所をグリっとしてぴゅるっと先から少しの精子が出た。

「ーーんっ」
「慎太」

 あまり強く前立腺を押されたわけではないので、中でイッたようなあの真っ白になる感覚はあまりない。軽くビクッとしただけだ。その様子を見て雄二がオレの名を呼び、耳たぶを舐めた。カプっとまずは軽く、そしてその後はハムハムとオレの耳たぶを咥え込んだ。少し前に雄二に耳の奥まで舌を突っ込まれたあのよく分からない感覚を思い出し、身体にぞわっと何かが走った。

「やめっ……!?」

 舌を突っ込まれる前に、雄二を押し返そうとして先ほどよりも力が出ていないことに気付いた。

「甘イキしてもダメだな」

 あ、甘イキ……?甘イキってなんだよ……。

「はぁ、はぁ……あ、甘イキってなんだよ……」
「慎太、甘イキっていうのはな、軽くイクことだ」

 思いのほかまんまだった。軽くイっちゃうってことね。うんうん。じゃねーよ!オレを実験台みたいにして確かめやがって!と言うか、オレもう頭こんがらがって来た。

 ちんこでイクのはダメ、中イキはいい、でも甘イキはダメ。ダメが多すぎだ!

「ゆーじ、オレ、もうどうすりゃいいんだよ……。何やっても結局ぜってぇちんこでイっちまうって……」
「中イキでも精子を出さないようにすればいい」
「いや、だから……」
「慎太、メスイキって分かるか?」

 メスイキ―?なんだそれ?てか、なんで雄二はさっきからそんなイキ方に詳しいんだよ……。やっぱこいつムッツリだな。

「……メスイキってなんだよ」

 声に出して聞いてみるもなんか響きからしてイヤらしいな。

「メスイキについて教えて欲しいか?」
「……メスイキについて教えて欲しい」

 オレがそう言うと、雄二はめちゃくちゃ爽やかな笑顔で「分かった」と返事した。まるでファーストフードでスマイルを注文したかのような笑顔だ。頼んだことねーけど。

「メスイキはな、射精せずに何度も絶頂を迎えることだ」

 射精せずに、何度も絶頂……?え、あの頭真っ白になんのを何回も経験するってこと?あの頭が空っぽになるような快感に背筋がぞわぞわした。結局、ちんこでイクのはダメ、中でイクのはいい、でも甘イキはダメ、ほんでもってメスイキは良さそうってこと?もうダメだ!頭がパンクする!てか、もうオレ、普通に休みたいんだけど。もう力が出る出ないとかどーでもいい。いや、力が出ないのは困る。でも、それ以上に雄二にケツん中、ほじくられる方が嫌だ。それにこの感じだとメスイキを覚えないといけない感じだ。

「ゆ、ゆーじ、も、もういい。オレ、オナニー我慢するから……?!」
「慎太、それがどういう意味かって分かってんのか?」

 雄二がいきなり肩をガシッと掴んだ。つい先ほど収まったと思ってたのに雄二の目は怒りに孕んでいた。あれ……?オレ、なんか間違った?そのまま雄二がオレを押し倒す。甘イキってのやらで力があまり出てないとはいえ、雄二に抵抗しようと押し返しても全然ビクともしない。

「オナニーを我慢してどうなったんだ?」

 雄二が低い声で問いかける。えーと、はい……

「む、夢精しかけて、岡田にヤられそうになった」
「そうだ。それでその後、どうなったんだ?」
「色気が出てたみたいで中村にヤられそうになった」
「そうだ。それでまだあったよな?」
「森川に媚薬飲まされてヤられそうになった……あと戸塚にも……」
「慎太」

 低い声で雄二がオレの名前を呼ぶ。あれれ、なんか雄二がオレのふくらはぎ抱えてんだけど……。

「慎太、慎太はメスイキを覚えないと、自分を守る術がないってことを分かった方がいい」
「はぅっーーんっーー!」

 雄二が淡々とそう言った後、腰にズンと何かの衝撃が与えられた。いや、腰じゃない、オレのケツにだ。生暖かくてぶっといそれは雄二の肉棒なのだとすぐに分かった。散々雄二の指で弄られ解されたその穴はいとも簡単に雄二の肉棒を飲み込んだ。

 指なんかと違い太いそのペニスは腹の中をパンパンに満たし、先ほどまでの快感とは全く異なる刺激で頭を真っ白にさせた。さっきの数十倍気持ちいい。

「力が出なくなったらこんな風にされても文句言えないんだぞ?いいのかっ?!」

 雄二は奥深くまで打ち込んだ後、ぬるーっとちんこを穴付近まで引き抜くと、もう一度勢いよくそのペニスをパンと打ち付けた。その衝撃にオレは口をパクパクとさせるしかなかった。オレのちんこからは勢いよくびゅるるっと精子が出て自分の腹にかかる。

「はぁ、はぁ、マっ、て、イってるからっ……!」

 オレが待ってと言っても雄二は止まることなく、腰を振り始めた。ちょ、オレ、今イってんだけど……。雄二は例の場所ーー前立腺を何度も何度も抉るようにちんこを打ち付ける。指ではたまにわざとその場所をかすめるだけとかだったのに、今は確実にその場所を狙って腰を動かしてくる。その快感から逃げたくて腰を逃がしたいのに、雄二はガシッとオレの腰を掴むと逃がさないように捕らえてる。

「ーーンァッ、アァッ……!!」

 大きな声で喘ぎ、口からは涎を垂らし背中を大きくのけぞらせた。宙に浮いたような感覚で頭は真っ白になりショートする。もう一度ズドンと雄二が腰を打ち付けた。

「ーーはぅっ……!!」

 頭がチカチカして全身を痙攣させる。その感覚が怖くて雄二の肩をぎゅっと掴んだ。頭の中で反芻する快感の度に、見えないながらにもその雄二の綺麗な肌に自身の爪を食い込ませているのは分かった。おそらく雄二の言った通り、メスイキとやらはオレの力を戻すのだろう。

 ぜーはーと荒い呼吸で雄二を見上げる。肩にオレの爪が食い込んで痛いだろうにそんな感じは一切見せずに雄二は微笑んでいる。

「慎太、メスイキ覚えような」

 雄二が色っぽい艶やかな声をしてオレの耳元で囁いた。



※調べていたら中イキとメスイキを同義で説明しているサイトもあれば、射精がある場合とない場合と説明しているサイト(中だけでイって射精ありが中イキ、射精なしでイクのがメスイキ)や、今回のように射精せずに単発でイクのを中イキ、継続して何度も絶頂するのをメスイキと説明しているサイトがあり、こちらでは最後のを参考に書かせて頂きました。でも、私も慎太と同じくこんがらがって表現あってんのかなーって感じです。フィーリングでお願いいたします……。そして、11月完結予定と言っていたのに間に合いませんでした。ごめんなさい。
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