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番外編 良太の調教の日々(基本1話読み切り、基本エロ、時系列順不同)
優しく抱いてあげようね※
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※本編タイトル『良太とルウファの街へ』の少し前の話。
「ゆうにぃ、僕たち恋人だね……。嬉しい」
「あれは……」
「嘘……つくの?あの時、僕の告白に恥ずかしながらコクリと頷いたくせに……酷いよ、ゆうにぃ……」
そう泣かれてしまっては俺はそれ以上何も言えなかった。
そして、俺が黙ったことをいいことに良太は俺を押し倒した。
また別の日。それでも俺は恋人ではないと言いたくて良太に話しかけた。
「良太、あの時のことなんだけど……」
「ん?どうしたの、ゆうにぃ?もしかして一度認めたことを覆すことなんてないよね?」
その有無を言わせない良太の言い方に言葉を詰まらせてしまう。
何でだろう……。どうして俺は良太にはっきりと言うことができないんだろう……。
「ふふっ、ゆうにぃ可愛いね」
そして何も言えない俺を見て良太は満足そうにほくそ笑み、唇を這わせて俺を押し倒す。
「どうしたのゆうにぃ?」
また別の日。俺が何か言おうとして良太はそれをうまく遮り、俺に尋ねる。
(あぁ……母さんもたまにこんな風に聞くことがあったな……)
俺のことを聞こうとしてくれているはずなのに、その質問の裏には何か違う意味があるんじゃないかって思うことがあった。
めんどくさい子と思われたくなくていつも俺はそれ以上何も言えなかった。
「ゆうにぃ、可愛いね。大好きだよ。ゆうにぃが恋人で嬉しいな」
でも、母さんはこんなこと言わなかった。いつも俺が言い淀んでいるとその要領の悪い俺にイライラしていたように思う。
「ゆうにぃ?」
俺が母を思い出していたら良太が心配そうに俺を覗き込む。
「大丈夫?今日はいつも以上に優しく抱いてあげようね?」
俺のおでこにチュッとキスを落とすと良太は俺の服のボタンを1つ1つ取り始めた。
見えるところに優しくキスを落とす。さっきは俺に何も言わせない圧をかけたくせに、いつもうまいこと言いくるめるくせに、どうしてこんな愛おしそうに俺に触れるんだよ。
「んっ……」
いつの間にかズボンにまで手をかけていた良太が俺のペニスを口に含んだ。
俺の感じるところを何度も舌でなぞり、口をすぼめては俺のペニスを上下に何度も激しく動かす。
「ふふんにぃ、いってもいいひょ?」
(ゆうにぃ、いってもいいよ?)
ジュボっという音をさせながら良太が口に俺のペニスを咥えながら言うと、先口にグリっと舌を入れて俺は果てた。
俺のをゴクリと飲み込んだ良太が俺の横へとやって来て寝転がる。
いつもはすぐにいれるくせに、どうしてか今日はいれずに横にいる俺を見つめてる。
髪に触れるその手もいつもより優しい。
「ゆうにぃ、好きだよ」
愛おしそうにキスをして、良太の胸へと俺を引き寄せる。
その仕草が怖くて俺は良太の胸を遠ざけようと手で押し返そうとした。
その手を捕らえて良太がキスを手のひらにする。
良太の太ももが俺の股にあたる。いつもは俺のペニスをいたずらに弄んで勃たせてはお尻に挿れて果てさせるくせに今日はそれもしない。
やめてそんな風に触らないで。それじゃぁ、まるで本当に恋人みたいだ。
俺と良太は双子の兄弟でこんなことしちゃいけないのに。
「ゆうにぃ、いれてもいい?」
耳元でボソリと良太が呟く。その吐息に身を震わせると良太はほくそ笑み、俺の足を持ち上げた。
指を1本入れて中を解す。連日押し倒して俺の身体は難なくそれを受け入れるし、良太もいつもこんなに丁寧にしない。
でも、今日は1本ずつ順に指を増やしていく。いつもは前立腺もいたずらにしか刺激せず、俺に「もっと」と言わせるくせに、今日は何度も何度もそこを刺激する。
まるで俺を初めて抱くかのように何度も何度も身体にその刺激を与えて俺を快感に落とそうとしている。
「僕の指でこんなに勃たせて、ゆうにぃは偉いね。可愛いね」
良太が俺の足を持ち上げた。いつもの強引さはなく、ゆっくりとゆっくりと良太の硬いペニスを俺に差し込む。
「んっ……」
良太は時折俺をぎゅっと抱きしめてはゆっくり腰を動かし、この時間を大事にしているかのように良太は俺を抱く。
「ゆうにぃ、イってもいい?」
いつもはそんなこと聞かずに俺の中で果てるくせに良太は俺に尋ねる。
俺は答えたくなくて困惑した表情で良太を見上げると良太はキスをしながら俺の中で果てた。
俺もそれに合わせて果てる。
優しく抱いた良太はまだ物足りないはずだろうに1度だけ俺を抱くと満足そうに俺の横へとやって来た。
「ゆうにぃ、また優しく抱いてあげるね」
そう言って、良太は優しく俺にキスをした。
いつもと違う良太に違った意味で恐怖を覚えながらも、いつの間にか俺は瞼を閉じていた。
「たまにはこういうセックスもいいよね、ゆうにぃ?激しすぎない恋人になったばかりの優しいセックス。またしようね、ゆうにぃ?」
良太がそう言って俺のおでこにキスを落とす。そんな良太の言葉を聞くことなく俺は深い眠りについていた。
「ゆうにぃ、僕たち恋人だね……。嬉しい」
「あれは……」
「嘘……つくの?あの時、僕の告白に恥ずかしながらコクリと頷いたくせに……酷いよ、ゆうにぃ……」
そう泣かれてしまっては俺はそれ以上何も言えなかった。
そして、俺が黙ったことをいいことに良太は俺を押し倒した。
また別の日。それでも俺は恋人ではないと言いたくて良太に話しかけた。
「良太、あの時のことなんだけど……」
「ん?どうしたの、ゆうにぃ?もしかして一度認めたことを覆すことなんてないよね?」
その有無を言わせない良太の言い方に言葉を詰まらせてしまう。
何でだろう……。どうして俺は良太にはっきりと言うことができないんだろう……。
「ふふっ、ゆうにぃ可愛いね」
そして何も言えない俺を見て良太は満足そうにほくそ笑み、唇を這わせて俺を押し倒す。
「どうしたのゆうにぃ?」
また別の日。俺が何か言おうとして良太はそれをうまく遮り、俺に尋ねる。
(あぁ……母さんもたまにこんな風に聞くことがあったな……)
俺のことを聞こうとしてくれているはずなのに、その質問の裏には何か違う意味があるんじゃないかって思うことがあった。
めんどくさい子と思われたくなくていつも俺はそれ以上何も言えなかった。
「ゆうにぃ、可愛いね。大好きだよ。ゆうにぃが恋人で嬉しいな」
でも、母さんはこんなこと言わなかった。いつも俺が言い淀んでいるとその要領の悪い俺にイライラしていたように思う。
「ゆうにぃ?」
俺が母を思い出していたら良太が心配そうに俺を覗き込む。
「大丈夫?今日はいつも以上に優しく抱いてあげようね?」
俺のおでこにチュッとキスを落とすと良太は俺の服のボタンを1つ1つ取り始めた。
見えるところに優しくキスを落とす。さっきは俺に何も言わせない圧をかけたくせに、いつもうまいこと言いくるめるくせに、どうしてこんな愛おしそうに俺に触れるんだよ。
「んっ……」
いつの間にかズボンにまで手をかけていた良太が俺のペニスを口に含んだ。
俺の感じるところを何度も舌でなぞり、口をすぼめては俺のペニスを上下に何度も激しく動かす。
「ふふんにぃ、いってもいいひょ?」
(ゆうにぃ、いってもいいよ?)
ジュボっという音をさせながら良太が口に俺のペニスを咥えながら言うと、先口にグリっと舌を入れて俺は果てた。
俺のをゴクリと飲み込んだ良太が俺の横へとやって来て寝転がる。
いつもはすぐにいれるくせに、どうしてか今日はいれずに横にいる俺を見つめてる。
髪に触れるその手もいつもより優しい。
「ゆうにぃ、好きだよ」
愛おしそうにキスをして、良太の胸へと俺を引き寄せる。
その仕草が怖くて俺は良太の胸を遠ざけようと手で押し返そうとした。
その手を捕らえて良太がキスを手のひらにする。
良太の太ももが俺の股にあたる。いつもは俺のペニスをいたずらに弄んで勃たせてはお尻に挿れて果てさせるくせに今日はそれもしない。
やめてそんな風に触らないで。それじゃぁ、まるで本当に恋人みたいだ。
俺と良太は双子の兄弟でこんなことしちゃいけないのに。
「ゆうにぃ、いれてもいい?」
耳元でボソリと良太が呟く。その吐息に身を震わせると良太はほくそ笑み、俺の足を持ち上げた。
指を1本入れて中を解す。連日押し倒して俺の身体は難なくそれを受け入れるし、良太もいつもこんなに丁寧にしない。
でも、今日は1本ずつ順に指を増やしていく。いつもは前立腺もいたずらにしか刺激せず、俺に「もっと」と言わせるくせに、今日は何度も何度もそこを刺激する。
まるで俺を初めて抱くかのように何度も何度も身体にその刺激を与えて俺を快感に落とそうとしている。
「僕の指でこんなに勃たせて、ゆうにぃは偉いね。可愛いね」
良太が俺の足を持ち上げた。いつもの強引さはなく、ゆっくりとゆっくりと良太の硬いペニスを俺に差し込む。
「んっ……」
良太は時折俺をぎゅっと抱きしめてはゆっくり腰を動かし、この時間を大事にしているかのように良太は俺を抱く。
「ゆうにぃ、イってもいい?」
いつもはそんなこと聞かずに俺の中で果てるくせに良太は俺に尋ねる。
俺は答えたくなくて困惑した表情で良太を見上げると良太はキスをしながら俺の中で果てた。
俺もそれに合わせて果てる。
優しく抱いた良太はまだ物足りないはずだろうに1度だけ俺を抱くと満足そうに俺の横へとやって来た。
「ゆうにぃ、また優しく抱いてあげるね」
そう言って、良太は優しく俺にキスをした。
いつもと違う良太に違った意味で恐怖を覚えながらも、いつの間にか俺は瞼を閉じていた。
「たまにはこういうセックスもいいよね、ゆうにぃ?激しすぎない恋人になったばかりの優しいセックス。またしようね、ゆうにぃ?」
良太がそう言って俺のおでこにキスを落とす。そんな良太の言葉を聞くことなく俺は深い眠りについていた。
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