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番外編 良太の調教の日々(基本1話読み切り、基本エロ、時系列順不同)
看病してあげる※
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※番外編『汗をかこう』より後の話。
「あれ?ゆうにぃ、どうしたの?顔が赤いよ」
良太が部屋に帰って来て俺の顔を見るなり、そう言った。確かに先ほどから身体が怠くて頭がぼーっとしている。でも、それは良太が連日俺のことを散々抱いているからだと思っていた。
「ほら、ゆうにぃ、ちょっと体温が高いよ」
良太が俺のおでこに手をあてて、そう言った。それでも自分では体温が高いのか分からず、首を傾げていると、良太は手を下ろしておでこをくっつけた。確かに良太のおでこは俺の体温より低そうだ。
「ダメだよ、ゆうにぃ。こんなとこに座ってないで、ベッドで休まないと。ほら行くよ」
良太が俺の手を引っ張り、椅子から立ち上がらせるとベッドへと連れて行った。先ほどまではちょっと怠いなぁって感じだったのに、いざ熱があると言われるともっとしんどくなるのは何故だろう。
でも、熱が出てくれたおかげで良太に抱かれないと思うとホッとした。
「お水持ってくるね。あと、食べれる物も」
俺をベッドに横たわらせると良太は俺に毛布をかぶせ、部屋を出て行った。ベッドの傍のサイドテーブルに水と持ってきてくれた食事を置く。
「これを食べるとすぐに元気になるって」
漂ってくるその食事の匂いにつられてお腹が減っていることに気付いた。そう言えば、食欲がなくて良太が置いていった食事に手を付けていなかったのだ。たまたま今日の食事がお肉をふんだんに使ったサンドイッチっていうボリュームのあるもので、普段なら絶対残さないけど、どうしても胃が受け付けなかったのだ。
腰を起こして、そのサイドテーブルを見ると、それはスープのようだった。いや、よく見るとお米みたいな小さい白い粒と海苔のような黒いものがふよふよと浮いている。
シウィンという白い海藻で作られた短麺に、グリラという磯をかけて作った料理だと教えてくれた。見た目はお茶漬けみたいだ。スープの色も薄くて胃に優しそう。ゴクリと唾を飲んで早速それを食べようとしたら良太が俺の手を止める。
「僕が食べさせてあげる」
確かに熱はある。でも、全然動けるし、食事くらい自分で食べられる。「いや、自分で……」という俺の言葉を制して良太はスプーンを俺から取り上げた。良太がスプーンでそれをすくうと、フーフーと優しく息を吹きかけ冷ました後、俺の口元へと持ってくる。
スプーンを取り上げてしまおうか?いや、きっと良太は譲らない。しぶしぶ口を開けてそれを食べた。ふわっと磯の香りが口に広がり身体が温まる。磯の香りとは別にほのかに生姜みたいな風味も感じるかも?
「……少し喉も腫れてるし、今回は本当みたいだね」
口の中のスープを味わっていると、傍で良太がボソボソと何か言っている。俺の口の中のものがなくなると良太はすぐに次のスープをすくって俺の口へと運んだ。一口、もう一口と味わうたびに身体がほわっと暖かくなった。
「ゆうにぃ、お腹いっぱいになった?」
「あぁ、ありがとう。ちょっと休むな……?」
お腹も膨れたのでベッドに横になろうとしたら良太が俺の服に手をかけた。良太のその予想していなかった動作に驚き、身体をビクッとさせた。
「違うよ、ゆうにぃ。汗かいてるから着替えさせてあげる。大丈夫だよ、何もしないから」
そう言っても、良太には前科がある。いや、まぁ、あの時は風邪を引いてはなかったけど。良太が1つずつボタンをとり、いつの間にか用意した温かい濡れタオルで俺の身体を拭く。最初はちょっと怪しんでいたけど、本当に良太は俺の世話をしようとしているみたいで、緊張の糸を解いた。
(あれ……?でも、おかしいな……。なんだか身体がポカポカする)
熱があるのとは別な気がする。食べている時から身体が温まる感じはあったけど、どうしてだろ?良太の持ってるタオルが肌を通るたびに気持ち良く感じて、身じろいだ。
(……何かおかしいぞ?)
「……っん」
濡れたタオルが乳首をかすめた時、小さな声で呻いた。良太をチラッと見ると、良太はその声には気付かなかったみたいで、続けて身体を拭いている。気付いてたら絶対押し倒してたに違いないから良かった。
(……それにしてもおかしいな)
頭は熱で少しクラクラするのに、身体は良太の手の動きに敏感に反応している。
「はい、終わったよ。ゆうにぃ、しっかり寝てね」
意外なことに本当に良太は俺の身体を拭いただけで終わり、俺の服を着替えさせると、一緒にベッドに横になり俺を寝かしつけるように胸をトントンと叩いた。でもちょっと距離が近い。良太の吐息が首筋にかかる。
熱とは異なるジンジンとした振動が身体を覆う。さっきまでは熱からくる怠さだったのに……。首筋に当たる良太の息遣いにまた身体が反応する。
(……どうしてこんなに身体が変なんだ?いつからだ?)
思い当たる節は良太の持ってきた食事だ。でも、優しい味で変な物は入ってなかったと思うのに。
「ゆうにぃ、呼吸が少し荒いけど大丈夫?」
「……な、なぁ、良太、さっきの料理って、シウィンとグリラ以外にも何か入ってたか?」
「んー、なんだっけ?あぁ、そう言えば出汁が……」
良太が途中で言葉を止めた。そして、俺もどうして良太が言葉を止めたのか何となく分かった。
「こ、これはちがっ……」
どうしてか俺の下半身のアソコが勃っていたのだ。それも勢い良く立ち上がっていて、肌さわりのいいシーツを持ち上げている。
「……ゆうにぃ、ほら、聞いたことあるよ。男の人は風邪を引くと生存本能が働いて性欲が高まることがあるって。きっとそれだよ。だから、気にしないで」
良太が俺に微笑みかける。いや、俺、今まで生きてきて風邪引いた時に勃ったことなんてない……。
「でも、これだとゆっくり寝れないよね」
「いやっ、だいじょ、んぁっ……」
良太が俺の下半身に手を伸ばした。ズボンの上から触れられただけでビクンビクンと自身のペニスが少し脈打った。
「ほ、ほんと、だいじょ……」
良太が俺のズボンに手をかける前に腰を起こそうとしたら、頭がクラクラして腰を起こすことが出来なかった。身体が熱くなったせいで忘れていたけど、熱があるんだった。ペニスが勃ち上がりすぎてパンツは脱がせにくかったのか先にズボンだけを下ろされた。素肌が空気に触れるとそれだけで気持ち良い。
熱で頭をクラクラさせながら上を向く。パンツを見なくても分かる。きっと先走りでビシャビシャだ。そして、まだ触れられてもいないのにペニスが勃ちすぎて痛い。
「ゆうにぃ、パンツがビシャビシャだよ?ふふっ、ゆうにぃの元気なペニス可愛いね」
言わなくてもいいのに良太が俺の状況を細かく教えてくる。
「あっ、い、いたい……」
良太がパンツを下ろそうとした時、パンツが擦れた衝撃で勃っているペニスがピュクっと震えた。
「ゆうにぃ、もしかして勃ちすぎて痛いの?」
勃ちすぎて痛いとか人生初めてなのに、また良太が俺に確認するようにわざと聞いてくる。
「どうしよう……手か口で抜いてあげようと思ったのに……。あぁ、でも、ゆうにはこっちでも出せるよね?」
いつの間にか股の間に入り込んでいた良太は、気持ち良く感じるその冷たい手でお尻の穴をなぞった後、俺の両足を持ち上げるとゆっくりと穴にペニスを挿入した。良太の亀頭が中へと入ってくる。そこで一旦腰を止める。熱を持った体内は温度の低い良太のペニスを早く、早くと急かすように飲み込もうとする。
「んっ、ゆうにぃ、なか、あつすぎ……」
「ーーアァッ!」
良太がパンと腰を一度深く打ち付けた。その衝撃だけでペニスからピュッと精液が出て自身のお腹を汚す。いつの間にか上の服も脱がされていたけど、真っ裸でも熱いくらいだ。ぬるーっと良太がペニスを引き抜き、また奥へと打ち付ける。
「ーーっ……ペニスとけそ……」
正常位で前立腺を何度も擦り、押し潰される。その度に元気すぎる俺のペニスからトピュトピュと液が零れ落ちる。良太の揺さぶる振動と熱、そして先ほどの食事で上がった体温。頭のクラクラは倍増し、口で大きく呼吸しようとしたら良太が舌を絡めた。ぴったりとお腹がくっつき、2人のお腹に挟まれたペニスが痛い。
「ぁああっ、んんっ!」
俺の舌を貪りながら良太が前立腺をえぐり取った。どろどろとした白い精液がお腹をまた勢いよく汚す。良太が俺を抱きしめながらいつものように最奥で精を解き放った。いつもはその熱く感じるその液も今日は冷たく感じて心地よい。
「ふふっ、ゆうにぃ、まだまだ元気そうだね」
良太と俺は密着している。でも、良太が俺のペニスを元気そうだと言ったのはお腹に当たっている俺のペニスが硬いままだと分かっているからだ。良太は引き抜かずまた腰を動かし始めた。
「も、も、むりっ……あああっ!」
何度も出しているはずの精液は衰えることなく勢いあるままだ。それからもう何度か精液を出した後、ようやく俺のペニスは萎み、いつの間にか眠りについていた。
翌朝、良太に抱きしめられながら目を覚ました。身体はいつの間にか綺麗になっている。俺が起きると良太もつられて起きた。
「ゆうにぃ、おはよ。もう熱は下がったみたいだね」
良太が俺のおでこに手をあてながらそう言った。そもそも昨日、熱はあったもののそこまで高くなかったからいつもなら寝てればすぐに治るはずだった。と言うか、そもそもあの食事を食べなければあそこまで酷くならなかったんじゃ……。
「そう言えば、昨日のあの料理って結局何が入ってたんだ?」
「出汁にスポンっていう生き物の甲羅からとったものを使ってるって言ってたかも。そのスープを飲むとどんな人も元気になるって……」
確かに熱も下がったし、元気にはなったけど……。もう二度とスポンという生き物のスープは飲まないと心に誓った。
「あれ?ゆうにぃ、どうしたの?顔が赤いよ」
良太が部屋に帰って来て俺の顔を見るなり、そう言った。確かに先ほどから身体が怠くて頭がぼーっとしている。でも、それは良太が連日俺のことを散々抱いているからだと思っていた。
「ほら、ゆうにぃ、ちょっと体温が高いよ」
良太が俺のおでこに手をあてて、そう言った。それでも自分では体温が高いのか分からず、首を傾げていると、良太は手を下ろしておでこをくっつけた。確かに良太のおでこは俺の体温より低そうだ。
「ダメだよ、ゆうにぃ。こんなとこに座ってないで、ベッドで休まないと。ほら行くよ」
良太が俺の手を引っ張り、椅子から立ち上がらせるとベッドへと連れて行った。先ほどまではちょっと怠いなぁって感じだったのに、いざ熱があると言われるともっとしんどくなるのは何故だろう。
でも、熱が出てくれたおかげで良太に抱かれないと思うとホッとした。
「お水持ってくるね。あと、食べれる物も」
俺をベッドに横たわらせると良太は俺に毛布をかぶせ、部屋を出て行った。ベッドの傍のサイドテーブルに水と持ってきてくれた食事を置く。
「これを食べるとすぐに元気になるって」
漂ってくるその食事の匂いにつられてお腹が減っていることに気付いた。そう言えば、食欲がなくて良太が置いていった食事に手を付けていなかったのだ。たまたま今日の食事がお肉をふんだんに使ったサンドイッチっていうボリュームのあるもので、普段なら絶対残さないけど、どうしても胃が受け付けなかったのだ。
腰を起こして、そのサイドテーブルを見ると、それはスープのようだった。いや、よく見るとお米みたいな小さい白い粒と海苔のような黒いものがふよふよと浮いている。
シウィンという白い海藻で作られた短麺に、グリラという磯をかけて作った料理だと教えてくれた。見た目はお茶漬けみたいだ。スープの色も薄くて胃に優しそう。ゴクリと唾を飲んで早速それを食べようとしたら良太が俺の手を止める。
「僕が食べさせてあげる」
確かに熱はある。でも、全然動けるし、食事くらい自分で食べられる。「いや、自分で……」という俺の言葉を制して良太はスプーンを俺から取り上げた。良太がスプーンでそれをすくうと、フーフーと優しく息を吹きかけ冷ました後、俺の口元へと持ってくる。
スプーンを取り上げてしまおうか?いや、きっと良太は譲らない。しぶしぶ口を開けてそれを食べた。ふわっと磯の香りが口に広がり身体が温まる。磯の香りとは別にほのかに生姜みたいな風味も感じるかも?
「……少し喉も腫れてるし、今回は本当みたいだね」
口の中のスープを味わっていると、傍で良太がボソボソと何か言っている。俺の口の中のものがなくなると良太はすぐに次のスープをすくって俺の口へと運んだ。一口、もう一口と味わうたびに身体がほわっと暖かくなった。
「ゆうにぃ、お腹いっぱいになった?」
「あぁ、ありがとう。ちょっと休むな……?」
お腹も膨れたのでベッドに横になろうとしたら良太が俺の服に手をかけた。良太のその予想していなかった動作に驚き、身体をビクッとさせた。
「違うよ、ゆうにぃ。汗かいてるから着替えさせてあげる。大丈夫だよ、何もしないから」
そう言っても、良太には前科がある。いや、まぁ、あの時は風邪を引いてはなかったけど。良太が1つずつボタンをとり、いつの間にか用意した温かい濡れタオルで俺の身体を拭く。最初はちょっと怪しんでいたけど、本当に良太は俺の世話をしようとしているみたいで、緊張の糸を解いた。
(あれ……?でも、おかしいな……。なんだか身体がポカポカする)
熱があるのとは別な気がする。食べている時から身体が温まる感じはあったけど、どうしてだろ?良太の持ってるタオルが肌を通るたびに気持ち良く感じて、身じろいだ。
(……何かおかしいぞ?)
「……っん」
濡れたタオルが乳首をかすめた時、小さな声で呻いた。良太をチラッと見ると、良太はその声には気付かなかったみたいで、続けて身体を拭いている。気付いてたら絶対押し倒してたに違いないから良かった。
(……それにしてもおかしいな)
頭は熱で少しクラクラするのに、身体は良太の手の動きに敏感に反応している。
「はい、終わったよ。ゆうにぃ、しっかり寝てね」
意外なことに本当に良太は俺の身体を拭いただけで終わり、俺の服を着替えさせると、一緒にベッドに横になり俺を寝かしつけるように胸をトントンと叩いた。でもちょっと距離が近い。良太の吐息が首筋にかかる。
熱とは異なるジンジンとした振動が身体を覆う。さっきまでは熱からくる怠さだったのに……。首筋に当たる良太の息遣いにまた身体が反応する。
(……どうしてこんなに身体が変なんだ?いつからだ?)
思い当たる節は良太の持ってきた食事だ。でも、優しい味で変な物は入ってなかったと思うのに。
「ゆうにぃ、呼吸が少し荒いけど大丈夫?」
「……な、なぁ、良太、さっきの料理って、シウィンとグリラ以外にも何か入ってたか?」
「んー、なんだっけ?あぁ、そう言えば出汁が……」
良太が途中で言葉を止めた。そして、俺もどうして良太が言葉を止めたのか何となく分かった。
「こ、これはちがっ……」
どうしてか俺の下半身のアソコが勃っていたのだ。それも勢い良く立ち上がっていて、肌さわりのいいシーツを持ち上げている。
「……ゆうにぃ、ほら、聞いたことあるよ。男の人は風邪を引くと生存本能が働いて性欲が高まることがあるって。きっとそれだよ。だから、気にしないで」
良太が俺に微笑みかける。いや、俺、今まで生きてきて風邪引いた時に勃ったことなんてない……。
「でも、これだとゆっくり寝れないよね」
「いやっ、だいじょ、んぁっ……」
良太が俺の下半身に手を伸ばした。ズボンの上から触れられただけでビクンビクンと自身のペニスが少し脈打った。
「ほ、ほんと、だいじょ……」
良太が俺のズボンに手をかける前に腰を起こそうとしたら、頭がクラクラして腰を起こすことが出来なかった。身体が熱くなったせいで忘れていたけど、熱があるんだった。ペニスが勃ち上がりすぎてパンツは脱がせにくかったのか先にズボンだけを下ろされた。素肌が空気に触れるとそれだけで気持ち良い。
熱で頭をクラクラさせながら上を向く。パンツを見なくても分かる。きっと先走りでビシャビシャだ。そして、まだ触れられてもいないのにペニスが勃ちすぎて痛い。
「ゆうにぃ、パンツがビシャビシャだよ?ふふっ、ゆうにぃの元気なペニス可愛いね」
言わなくてもいいのに良太が俺の状況を細かく教えてくる。
「あっ、い、いたい……」
良太がパンツを下ろそうとした時、パンツが擦れた衝撃で勃っているペニスがピュクっと震えた。
「ゆうにぃ、もしかして勃ちすぎて痛いの?」
勃ちすぎて痛いとか人生初めてなのに、また良太が俺に確認するようにわざと聞いてくる。
「どうしよう……手か口で抜いてあげようと思ったのに……。あぁ、でも、ゆうにはこっちでも出せるよね?」
いつの間にか股の間に入り込んでいた良太は、気持ち良く感じるその冷たい手でお尻の穴をなぞった後、俺の両足を持ち上げるとゆっくりと穴にペニスを挿入した。良太の亀頭が中へと入ってくる。そこで一旦腰を止める。熱を持った体内は温度の低い良太のペニスを早く、早くと急かすように飲み込もうとする。
「んっ、ゆうにぃ、なか、あつすぎ……」
「ーーアァッ!」
良太がパンと腰を一度深く打ち付けた。その衝撃だけでペニスからピュッと精液が出て自身のお腹を汚す。いつの間にか上の服も脱がされていたけど、真っ裸でも熱いくらいだ。ぬるーっと良太がペニスを引き抜き、また奥へと打ち付ける。
「ーーっ……ペニスとけそ……」
正常位で前立腺を何度も擦り、押し潰される。その度に元気すぎる俺のペニスからトピュトピュと液が零れ落ちる。良太の揺さぶる振動と熱、そして先ほどの食事で上がった体温。頭のクラクラは倍増し、口で大きく呼吸しようとしたら良太が舌を絡めた。ぴったりとお腹がくっつき、2人のお腹に挟まれたペニスが痛い。
「ぁああっ、んんっ!」
俺の舌を貪りながら良太が前立腺をえぐり取った。どろどろとした白い精液がお腹をまた勢いよく汚す。良太が俺を抱きしめながらいつものように最奥で精を解き放った。いつもはその熱く感じるその液も今日は冷たく感じて心地よい。
「ふふっ、ゆうにぃ、まだまだ元気そうだね」
良太と俺は密着している。でも、良太が俺のペニスを元気そうだと言ったのはお腹に当たっている俺のペニスが硬いままだと分かっているからだ。良太は引き抜かずまた腰を動かし始めた。
「も、も、むりっ……あああっ!」
何度も出しているはずの精液は衰えることなく勢いあるままだ。それからもう何度か精液を出した後、ようやく俺のペニスは萎み、いつの間にか眠りについていた。
翌朝、良太に抱きしめられながら目を覚ました。身体はいつの間にか綺麗になっている。俺が起きると良太もつられて起きた。
「ゆうにぃ、おはよ。もう熱は下がったみたいだね」
良太が俺のおでこに手をあてながらそう言った。そもそも昨日、熱はあったもののそこまで高くなかったからいつもなら寝てればすぐに治るはずだった。と言うか、そもそもあの食事を食べなければあそこまで酷くならなかったんじゃ……。
「そう言えば、昨日のあの料理って結局何が入ってたんだ?」
「出汁にスポンっていう生き物の甲羅からとったものを使ってるって言ってたかも。そのスープを飲むとどんな人も元気になるって……」
確かに熱も下がったし、元気にはなったけど……。もう二度とスポンという生き物のスープは飲まないと心に誓った。
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