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元魔王は生まれ変わったらしい
なん……だと?
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「ウルリーッカ様、ごめんなさい。ラウラが寝ぼけちゃってるって気づかなくて……、騒いじゃって……、すみませんでした」
「本当ですよ、まったく!」
「ラウラにはよく言い聞かせておきます。本当にすみませんでした」
茫然としたまま立ち尽くすラウラの頭を、クラウスが押さえて謝罪させる。
――な、なにをする!
魔王は思わず叫びそうになったが、じっとりと見下ろしてくるウルリーッカの視線を感じ、慌てて口をつぐんだ。
――う、うむ。ここは我慢すべきか……
まだ腹立ちの治まらない様子のウルリーッカを、キーラが必死に宥める。
魔王は心の中で憤慨しつつも、表情を読まれぬよう頭を下げたままでいた。
しばらくお小言が続き、いい加減に疲れてきたところでようやく開放される。
「騒いだ罰として、ラウラには裏庭の草むしりを命じます。キーラはラウラがなまけぬよう、きっちりと監督することを命じます。よいですね!」
ウルリーッカはぷんぷんと怒りながらも部屋を出て行った。
「びっくりさせるなよ、ラウラ」
クラウスは口ぶりほど起こってはいないようだが、魔王はとりあえず謝っておいたほうが無難だろうと、謝罪を口にした。
「すまぬ……じゃなくて……ごめん」
「ほら、とりあえず食堂に行くぞ。早く行かないと朝飯がなくなっちまう」
キーラは心配そうな顔をしていたが、お腹のすいたクラウスの勢いに負け、とりあえず食堂に移動することになった。
食堂に用意されていたのは、小さな硬いパンとほとんど具のないスープだけ。
育ち盛りの子供には、かなり物足りない量の食事だった。
「神よ、御身の慈しみに感謝して、この食事をいただきます。ここに用意されたものを祝福し、わたしたちの心と身体を支える糧とならんことを」
クラウスが食前の祈りを奉げると、子供たちは拙いながらも同じように繰り返した。
魔王は口を動かし、祈りを奉げたように装う。どうやらここは、教会かそれに類する施設であるらしい。
魔王にとっては神とは祈りを奉げるに値しない存在である。祈ったところでなにかを与えてくれるものでもない。欲しいものがあるのなら、神に祈りを奉げるよりも自分で行動し、手に入れればよいのだ。
少しずつではあるが、状況を把握しつつある魔王は黙って食事に手を伸ばした。
予想していたとおり、パンは硬くぼそぼそとしていて、スープはほとんど塩の味しかしない。それでも子供たちは文句一つ言わずに、無言で口に運んでいる。
魔王はもそもそとするパンを、スープでどうにか流し込んで食事を終えた。
「神よ、感謝のうちにこの食事を終わります。御身の慈しみを忘れず、すべての人の幸せを祈ります」
与えられた食事を済ませると、今度はキーラが食後の祈りを奉げた。
子供たちは食前の祈りと同じように、口々に祈りの言葉を繰り返す。
これまで見かけた唯一の大人であるウルリーッカの姿がないことに気づいた魔王は、隣の席に座っていた子供に問いかけてみた。
「ウルリーッカ……様は?」
「院長先生なら、お部屋でおいしいものを食べてるんじゃないかなあ。いいよなぁ……」
男の子は豪華な食事を想像したのだろう。食べ終えたばかりだというのに、つばを飲み込んでいる。
ここは環境がよいとは言えないようだと、魔王は内心でため息をついた。
周囲の子供たちの真似をしてどうにか朝食の後片付けを終えた魔王は、ウルリーッカに言われたとおりに裏庭に向かった。
キーラはラウラのことをじっと見つめていたが、何も言わずについてくる。
とりあえずは言われたとおり、罰として命じられたことをこなすことにした。
魔王は手に触れた雑草を手当たり次第にぶちぶちと抜きながら、目覚めてからわかったことを頭の中でまとめてみる。
――これまで出会ったヒトにはまったく魔力を感じなかった。おそらく、近くに魔族はいないであろう。まさか、ここにはヒトしかおらぬのか!?
ウルリーッカ以外の大人の姿は見かけず、子供ばかりでまるで孤児院のようだった。
環境はかなり悪い。寝床は不衛生だし、匂いもひどい。着るものはボロボロで、食事はかなり粗末で子供たちの発育状況も悪い。だが、責任者らしき女はそれほど顔色も悪くないし、着ているものも清潔そうに見えた。
――さっさとここから立ち去り、魔族のいる場所へ向かうべきか……
だが、ウルリーッカの言ったことが本当であるならば、魔王が勇者に倒されてから十年以上が過ぎていることになる。
この世界がかつて魔王の生きていた世界と変わっていないのであれば、魔王はヒトとして生まれ変わったということになるのではないだろうか。
ふと魔王は自分の魔力さえも感じられないことに気づいて、さあっと青ざめた。雑草を引き抜いていた手が止まる。
――嘘だ。魔力が……ない、だと?
頭の天辺からつま先まで、ほんの欠片でもいいから魔力を感じられないかと、意識を研ぎ澄ませる。ゆっくりと順番に意識をめぐらせていくと、胸の辺りでわずかに魔力が反応するのを感じた。
――大丈夫だ。魔力は……ある。だが恐ろしく少なく、それに薄い。
こんな魔力量では到底満足に魔術を揮うことはできない。
魔王はかつてないほど絶望的な気分に陥った。
まるで下着一枚で外に放り出されたような無防備な気分だった。
――これはマズイ。このままではここから逃げ出すこともできぬ。これではまるでヒトのようではないか。まさかっ、私はヒトになってしまったのか?
魔王はつい先ほど魔力がないことに気づいたときよりも、更に絶望的な気分になった。
「ラウラ……、大丈夫?」
あまりに顔色の悪い魔王を心配してか、近くで同じように草むしりをしていたキーラが近づいてくる。
「なんでも……ない」
いくらここまで親切にしてくれたキーラでも、相談することなどできるはずがない。
これを現実として受け入れるしかないのだ。
この脆弱で、魔力もほとんどない身体はヒトのものであると。そして自分はかつて魔王であった記憶を持つだけの、ただの幼い子供でしかないことを。
――だとすれば、いまはここで力を蓄えるのが正解なのであろう。
魔力もほとんどなく、庇護者もいない状況では、ここを飛び出したとしても行き倒れることは目に見えている。
環境は最悪に近くても、雨風をしのげて眠る場所があり、少ないながらも食事を与えられる環境であるならば、現状維持が最適解であると判断する。
いまの魔王――ラウラにはほかに手段はなさそうだった。
魔力は訓練次第で増やすことは可能だ。この身体は三歳ほどの年齢であろうと思われた。魔力が増えるのは種族にもよるが、魔王の知るヒトならば十歳前後である。
ならば、これから鍛錬を積み重ねていけば、魔力も増えていくはずだ。
――どうにか、なる。いや、する。
「本当に大丈夫だ。キーラ」
本当に心配そうにしているキーラを少しでも安心させようと、笑ってみせる。
だが、キーラはきゅっと顔をゆがめた。
「やっぱり変よ、ラウラ」
ヒトの身として生まれ変わったときから、魔王であったのか。それとも今朝目覚めたときにラウラが消えて魔王の意識に乗っ取られたのか、ラウラにはわからない。
だが、ここにラウラは生きている。
「……そうかもしれない。ずっと夢をみていた気がする。もしかしたらいまが夢なのではないかとさえ思う」
「夢……なの?」
「ああ。だが、存外悪くない夢かもしれぬ」
魔族の命運を背負わされ、命をかけて戦い、勇者に敗れたことを後悔はしていない。
ラウラは魔王としての生を終える直前、土でも耕してみるかと思ったことをふと思い出した。
そして自分の土まみれの小さな手を見下ろす。
このラウラとしての命が、なんのしがらみもなく、自由に生きる機会が与えられたとするならば、それは僥倖なのかもしれない。
ラウラの顔には作ったものではない、心からの笑みが浮かんでいた。
「そう……。まあ、いいわ。顔色もよくなったみたいだし。でも、無理はしちゃだめよ?」
「ああ!」
ラウラは雑草に再び手を伸ばし、これからの生活を豊かなものとするため、考えをめぐらせ始めた。
「本当ですよ、まったく!」
「ラウラにはよく言い聞かせておきます。本当にすみませんでした」
茫然としたまま立ち尽くすラウラの頭を、クラウスが押さえて謝罪させる。
――な、なにをする!
魔王は思わず叫びそうになったが、じっとりと見下ろしてくるウルリーッカの視線を感じ、慌てて口をつぐんだ。
――う、うむ。ここは我慢すべきか……
まだ腹立ちの治まらない様子のウルリーッカを、キーラが必死に宥める。
魔王は心の中で憤慨しつつも、表情を読まれぬよう頭を下げたままでいた。
しばらくお小言が続き、いい加減に疲れてきたところでようやく開放される。
「騒いだ罰として、ラウラには裏庭の草むしりを命じます。キーラはラウラがなまけぬよう、きっちりと監督することを命じます。よいですね!」
ウルリーッカはぷんぷんと怒りながらも部屋を出て行った。
「びっくりさせるなよ、ラウラ」
クラウスは口ぶりほど起こってはいないようだが、魔王はとりあえず謝っておいたほうが無難だろうと、謝罪を口にした。
「すまぬ……じゃなくて……ごめん」
「ほら、とりあえず食堂に行くぞ。早く行かないと朝飯がなくなっちまう」
キーラは心配そうな顔をしていたが、お腹のすいたクラウスの勢いに負け、とりあえず食堂に移動することになった。
食堂に用意されていたのは、小さな硬いパンとほとんど具のないスープだけ。
育ち盛りの子供には、かなり物足りない量の食事だった。
「神よ、御身の慈しみに感謝して、この食事をいただきます。ここに用意されたものを祝福し、わたしたちの心と身体を支える糧とならんことを」
クラウスが食前の祈りを奉げると、子供たちは拙いながらも同じように繰り返した。
魔王は口を動かし、祈りを奉げたように装う。どうやらここは、教会かそれに類する施設であるらしい。
魔王にとっては神とは祈りを奉げるに値しない存在である。祈ったところでなにかを与えてくれるものでもない。欲しいものがあるのなら、神に祈りを奉げるよりも自分で行動し、手に入れればよいのだ。
少しずつではあるが、状況を把握しつつある魔王は黙って食事に手を伸ばした。
予想していたとおり、パンは硬くぼそぼそとしていて、スープはほとんど塩の味しかしない。それでも子供たちは文句一つ言わずに、無言で口に運んでいる。
魔王はもそもそとするパンを、スープでどうにか流し込んで食事を終えた。
「神よ、感謝のうちにこの食事を終わります。御身の慈しみを忘れず、すべての人の幸せを祈ります」
与えられた食事を済ませると、今度はキーラが食後の祈りを奉げた。
子供たちは食前の祈りと同じように、口々に祈りの言葉を繰り返す。
これまで見かけた唯一の大人であるウルリーッカの姿がないことに気づいた魔王は、隣の席に座っていた子供に問いかけてみた。
「ウルリーッカ……様は?」
「院長先生なら、お部屋でおいしいものを食べてるんじゃないかなあ。いいよなぁ……」
男の子は豪華な食事を想像したのだろう。食べ終えたばかりだというのに、つばを飲み込んでいる。
ここは環境がよいとは言えないようだと、魔王は内心でため息をついた。
周囲の子供たちの真似をしてどうにか朝食の後片付けを終えた魔王は、ウルリーッカに言われたとおりに裏庭に向かった。
キーラはラウラのことをじっと見つめていたが、何も言わずについてくる。
とりあえずは言われたとおり、罰として命じられたことをこなすことにした。
魔王は手に触れた雑草を手当たり次第にぶちぶちと抜きながら、目覚めてからわかったことを頭の中でまとめてみる。
――これまで出会ったヒトにはまったく魔力を感じなかった。おそらく、近くに魔族はいないであろう。まさか、ここにはヒトしかおらぬのか!?
ウルリーッカ以外の大人の姿は見かけず、子供ばかりでまるで孤児院のようだった。
環境はかなり悪い。寝床は不衛生だし、匂いもひどい。着るものはボロボロで、食事はかなり粗末で子供たちの発育状況も悪い。だが、責任者らしき女はそれほど顔色も悪くないし、着ているものも清潔そうに見えた。
――さっさとここから立ち去り、魔族のいる場所へ向かうべきか……
だが、ウルリーッカの言ったことが本当であるならば、魔王が勇者に倒されてから十年以上が過ぎていることになる。
この世界がかつて魔王の生きていた世界と変わっていないのであれば、魔王はヒトとして生まれ変わったということになるのではないだろうか。
ふと魔王は自分の魔力さえも感じられないことに気づいて、さあっと青ざめた。雑草を引き抜いていた手が止まる。
――嘘だ。魔力が……ない、だと?
頭の天辺からつま先まで、ほんの欠片でもいいから魔力を感じられないかと、意識を研ぎ澄ませる。ゆっくりと順番に意識をめぐらせていくと、胸の辺りでわずかに魔力が反応するのを感じた。
――大丈夫だ。魔力は……ある。だが恐ろしく少なく、それに薄い。
こんな魔力量では到底満足に魔術を揮うことはできない。
魔王はかつてないほど絶望的な気分に陥った。
まるで下着一枚で外に放り出されたような無防備な気分だった。
――これはマズイ。このままではここから逃げ出すこともできぬ。これではまるでヒトのようではないか。まさかっ、私はヒトになってしまったのか?
魔王はつい先ほど魔力がないことに気づいたときよりも、更に絶望的な気分になった。
「ラウラ……、大丈夫?」
あまりに顔色の悪い魔王を心配してか、近くで同じように草むしりをしていたキーラが近づいてくる。
「なんでも……ない」
いくらここまで親切にしてくれたキーラでも、相談することなどできるはずがない。
これを現実として受け入れるしかないのだ。
この脆弱で、魔力もほとんどない身体はヒトのものであると。そして自分はかつて魔王であった記憶を持つだけの、ただの幼い子供でしかないことを。
――だとすれば、いまはここで力を蓄えるのが正解なのであろう。
魔力もほとんどなく、庇護者もいない状況では、ここを飛び出したとしても行き倒れることは目に見えている。
環境は最悪に近くても、雨風をしのげて眠る場所があり、少ないながらも食事を与えられる環境であるならば、現状維持が最適解であると判断する。
いまの魔王――ラウラにはほかに手段はなさそうだった。
魔力は訓練次第で増やすことは可能だ。この身体は三歳ほどの年齢であろうと思われた。魔力が増えるのは種族にもよるが、魔王の知るヒトならば十歳前後である。
ならば、これから鍛錬を積み重ねていけば、魔力も増えていくはずだ。
――どうにか、なる。いや、する。
「本当に大丈夫だ。キーラ」
本当に心配そうにしているキーラを少しでも安心させようと、笑ってみせる。
だが、キーラはきゅっと顔をゆがめた。
「やっぱり変よ、ラウラ」
ヒトの身として生まれ変わったときから、魔王であったのか。それとも今朝目覚めたときにラウラが消えて魔王の意識に乗っ取られたのか、ラウラにはわからない。
だが、ここにラウラは生きている。
「……そうかもしれない。ずっと夢をみていた気がする。もしかしたらいまが夢なのではないかとさえ思う」
「夢……なの?」
「ああ。だが、存外悪くない夢かもしれぬ」
魔族の命運を背負わされ、命をかけて戦い、勇者に敗れたことを後悔はしていない。
ラウラは魔王としての生を終える直前、土でも耕してみるかと思ったことをふと思い出した。
そして自分の土まみれの小さな手を見下ろす。
このラウラとしての命が、なんのしがらみもなく、自由に生きる機会が与えられたとするならば、それは僥倖なのかもしれない。
ラウラの顔には作ったものではない、心からの笑みが浮かんでいた。
「そう……。まあ、いいわ。顔色もよくなったみたいだし。でも、無理はしちゃだめよ?」
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