12 / 35
2章 ニート、交友関係が広がる(1名)。
ニートもセンシティブな気遣いができる。
しおりを挟む
応接室にある、立派な一人掛けソファ。小さめの、低い丸テーブルを挟んで二つ置いてあるそれの一方に座り、俺は彼と向かい合う。
レミリアに頼んで持ってきてもらった紅茶、いつ見ても綺麗な色だなぁ、と思いつつ、口をつけてから目の前の彼を見る。
「それで、本日はどのようなご用件でしょうか。申し訳ありませんが、旦那さまは外出中でございまして」
「あー、知ってる。てか、俺お前に会いに来ただけだから」
手にした紅茶を、かちゃりと置いてから、再び彼を見る。なるほど、つまりは、旦那さまが居ては出来ない話がしたいということだ。旦那さまに聞かせられない話と言ったら、もちろんアレである。
「承知いたしました。いつからですか?」
キリッとした表情を作って、いや待てよ、ここは穏やかにほほ笑んでいた方が話しやすいのではと表情を緩める。何の話だととぼけるから、俺は味方ですよと遠回しにアピールをすることにした。
「大丈夫です、俺は口が堅いですから。それで……。旦那さまと今のご関係になったのは、いつからですか?」
俺はニートだけど、センシティブな問題にも配慮は出来る。旦那さまとえっちなことをしたのはいつが初めてですか、もしくは、なれそめは? などという破廉恥なことは口にしない。貴族らしく、遠回しに気づかせてあげる、そう、これが高等テクニックというやつだ。ちなみに実践の機会がニートにそうそう訪れる筈がないので、今回が初挑戦だ。
あぁ、なるほどな、と納得した様子の彼が、ソファの背もたれに腕を乗せて胸筋アピールをしながら、確か、と口を開く。
「あー、最初は確か、6歳の時だったはずだな」
「6歳!?」
思わず腰を浮かせて、驚愕の声をあげてしまう。まさか、いや、そりゃあ早い可能性も考慮していたが、現代人の感覚からするととんでもないことだ。ああいうのはファンタジーだと思っていた。この世界の子供ませすぎではないか!?
「お、おぉ。なんだよ。そんな驚くことか?」
「いえ。すみません。ええ、もちろん、何も問題ございません。人それぞれですからね」
げふんげふん、と咳払いして、動揺をあらわに紅茶を口に含む。
いや待てよ? 流石におかしい。そうだ、俺が流石に言葉足らずだったに違いない。まだ恋人関係になっていないのだから、肉体関係が無い可能性が高いのではないか。ふ~、ニート早とちり。
「含みがある言い方だな……。まあ、でも、その当時からは色々変わったこともあるけどな」
「ええ、ええ。そうでしょうとも」
そうだろう。だって、こんなに立派な雄っぱいは、6歳では身につくまい。俺の眼前にそびえているご立派なものを半目で見つつ、しかし旦那様の方が弾力がありそうだと頭の片隅で考える。
「昔は良かったよなぁ。アイツも素直で初々しいところあったし」
「素直で、初々しい……」
「おう。いや、傑作な話があってな? あいつが自慢げに見せてきた物があったんだが、それが大したことなさ過ぎて。でも本人はすごいと思ってるだろ。俺としてもまあ、本当のことを言ってやれなくて」
自慢げに、見せる。……いやいやいや、流石にそんなことは無い筈だ。旦那さまがご自身の旦那さまを見せるなんてそんな。……もしかしたら、あり得る、のだろうか。でも誤解かもしれないから、確認しておこう。
「その、見せてきた物って言うのは?」
「ちっせえバナナ」
「……あ」
アウトダァ! これは俺にもわかる。貴族的隠語に違いない!! その証拠にほら、目の前のこの男、めちゃくちゃニヤニヤしているし、これは俺にマウントをとろうという魂胆に違いない。俺は小さい頃からソウイウ関係だったんぞマウントだっ!! つまりは、この人は俺が旦那さまとえっちなことをしたと知らないということになる!!!!!
……まずいのではないか。おれが旦那さまとえっちなことをしたと知られれば、急激に嫌われる可能性大だ。絶対にばれてはいけない。今は俺が本妻ポジションだが、いつ逆転してもおかしくはないのだ。
「って、俺の話はいいんだよ。お前の話聞かせろ」
「俺のですか」
「そう。今レガルとどこまでいってんの?」
「ええと、それは、どういう意図のご質問でしょうか」
「そりゃあ当然、セックスしてんのかって話だろ」
思わずギャー、なんて悲鳴をあげそうになりつつ、必死に顔面を取り繕ってにこりと笑う。紅茶のカップを手に取ってしまっていたから、めちゃくちゃ水面ががたがた揺れているが、まだ誤魔化せるはずである。
「ま、さか。俺ですよ。旦那さまがそのような気になる筈もありません」
「……」
くいっと眉をあげた彼が、ソファの背もたれから体を離して、立ち上がってテーブルに手をつく。こちらに身を乗り出してくる彼の、ワインとチェリー色の目が、スッと細められた。
「一度もか?」
「は、はい」
「ふーん。まあ、俺には関係ねえ話だ。……けど」
テーブルから手を離し、彼が俺の座るソファの方へやってくる。困惑して見上げれば、目の前が肌色で覆われて、気付けば頭にちょっとした圧力。
「俺は。レガルもあんな感じだから、心配はしてねえけどな」
がしがしと、頭を掌で撫ぜられる感触だと気付いたのは、少ししてから。心の準備しておいた方がいいぜ、と言う彼に、おそるおそる問いかける。
「……その。図々しい申し出かとは思うのですが」
「あ? なんだよ」
「俺のことは、その」
お目こぼしを! いや、仲良くしてね? の方がいいだろうか。チェリーワインくんの、俺への好感度が重要だ。頭を押さえつけられているあたりに、まだまだ頭が高いぞという言外の圧だろう。もっと下手に出たほうがよさそうだ。
「ええと、そう! 学校のクラスメイトのなんかいた気がするけど名前よく覚えてないなくらいの奴だと思ってくださればと! 思います!」
「……、お前、こっち来てから他に……そうだな、屋敷の外に知り合いは?」
「いません!」
ニートは外には出ない。当然である。即答すれば、彼は瞳をさくらんぼみたいに丸くしてから、小さく震えだす。
「どうされましたか」
「……ふ、くく。いや、そんな自信満々に友人も知り合いもいないって言うとは思わなくて」
「事実ですからね」
「なんでそんな堂々としてんだよ」
散々笑ったあとで、彼が、彼の連れてきた執事に何か伝えたかと思えば、一旦外へ出た執事が何かを手に戻ってくる。
「これ、手土産。お前にやるよ」
手にしていたのは小さな木箱で、受け取って見れば思うよりずっしりとしている。開けてみなと促されるのでそっと蓋をとれば、そこにあったのは。
「ワイン?」
「うちで作ってるやつ。うちでっていうか、俺が管理してる土地で、だがな」
「え、いいんですか? 旦那さまに差し上げるものでは?」
「そのつもりだったけど。お前があんまりにも物欲しそうだったから、優しい俺からのユージョーの印だよ」
「ゆ、ゆうじょう……!」
ぱぁ、と、思わず表情が緩む。友情ということはつまり、彼は俺を、クソ雑魚ニート~ライバルとしては戦力外~認定を下してくれたということだ。なんて喜ばしい。あとワイン。これ、もしかして俺が好きだと言っていたワインでは無かろうか。箱の中をガン見しながら、ニチャァ……というとても見せられない笑みを浮かべ、げへへと笑っていたら、また笑い声がする。
「すげー喜ぶじゃん」
「それは、もう。というか、びっくりしました。心を見透かされたのかと」
「ん? どういう意味」
「ワインみたいに綺麗な深みのある赤色の目だなぁ、と思っていたので」
「……は?」
あとさくらんぼな。でもチェリーという単語は、男の股間に関わるナイーブな単語だ。口に出さない。そう、俺はセンシティブな話題に配慮できるニートなので。
その後も少し話してみれば、彼は旦那さまと一緒に戦場にも行っているらしいことがわかり。そして。
「あ、俺しばらく泊っていくわ」
「え?」
「いつも来た時そうしてんだよ。家遠くて何度も来るのめんどい」
馬車で5時間かかる、という彼に、俺は目ん玉をひん剥く勢いで、深く頷いた。
5時間は、きつい。
俺は菩薩の笑みで頷いて、そして翌日、いつものように部屋のソファでぼーっとしていたら、午後になってチェリーワインくんが現れて。
「いやお前!! なんて全然こっちに来ねえんだよ!!」
「え?」
意味の分からないことを延々言われたけど、ちょうどいい日当たりの時間だったのでぎゃーぎゃー言う彼の声をBGMに爆睡したのだった。
――――――――――
あとがき
お読みいただきありがとうございました。
続きが気になる、など思っていただけましたら、
いいね や お気に入り追加、ご感想などで応援いただけますと励みになります。
一言だけや、続き待ってます、なども大変嬉しいです!
レミリアに頼んで持ってきてもらった紅茶、いつ見ても綺麗な色だなぁ、と思いつつ、口をつけてから目の前の彼を見る。
「それで、本日はどのようなご用件でしょうか。申し訳ありませんが、旦那さまは外出中でございまして」
「あー、知ってる。てか、俺お前に会いに来ただけだから」
手にした紅茶を、かちゃりと置いてから、再び彼を見る。なるほど、つまりは、旦那さまが居ては出来ない話がしたいということだ。旦那さまに聞かせられない話と言ったら、もちろんアレである。
「承知いたしました。いつからですか?」
キリッとした表情を作って、いや待てよ、ここは穏やかにほほ笑んでいた方が話しやすいのではと表情を緩める。何の話だととぼけるから、俺は味方ですよと遠回しにアピールをすることにした。
「大丈夫です、俺は口が堅いですから。それで……。旦那さまと今のご関係になったのは、いつからですか?」
俺はニートだけど、センシティブな問題にも配慮は出来る。旦那さまとえっちなことをしたのはいつが初めてですか、もしくは、なれそめは? などという破廉恥なことは口にしない。貴族らしく、遠回しに気づかせてあげる、そう、これが高等テクニックというやつだ。ちなみに実践の機会がニートにそうそう訪れる筈がないので、今回が初挑戦だ。
あぁ、なるほどな、と納得した様子の彼が、ソファの背もたれに腕を乗せて胸筋アピールをしながら、確か、と口を開く。
「あー、最初は確か、6歳の時だったはずだな」
「6歳!?」
思わず腰を浮かせて、驚愕の声をあげてしまう。まさか、いや、そりゃあ早い可能性も考慮していたが、現代人の感覚からするととんでもないことだ。ああいうのはファンタジーだと思っていた。この世界の子供ませすぎではないか!?
「お、おぉ。なんだよ。そんな驚くことか?」
「いえ。すみません。ええ、もちろん、何も問題ございません。人それぞれですからね」
げふんげふん、と咳払いして、動揺をあらわに紅茶を口に含む。
いや待てよ? 流石におかしい。そうだ、俺が流石に言葉足らずだったに違いない。まだ恋人関係になっていないのだから、肉体関係が無い可能性が高いのではないか。ふ~、ニート早とちり。
「含みがある言い方だな……。まあ、でも、その当時からは色々変わったこともあるけどな」
「ええ、ええ。そうでしょうとも」
そうだろう。だって、こんなに立派な雄っぱいは、6歳では身につくまい。俺の眼前にそびえているご立派なものを半目で見つつ、しかし旦那様の方が弾力がありそうだと頭の片隅で考える。
「昔は良かったよなぁ。アイツも素直で初々しいところあったし」
「素直で、初々しい……」
「おう。いや、傑作な話があってな? あいつが自慢げに見せてきた物があったんだが、それが大したことなさ過ぎて。でも本人はすごいと思ってるだろ。俺としてもまあ、本当のことを言ってやれなくて」
自慢げに、見せる。……いやいやいや、流石にそんなことは無い筈だ。旦那さまがご自身の旦那さまを見せるなんてそんな。……もしかしたら、あり得る、のだろうか。でも誤解かもしれないから、確認しておこう。
「その、見せてきた物って言うのは?」
「ちっせえバナナ」
「……あ」
アウトダァ! これは俺にもわかる。貴族的隠語に違いない!! その証拠にほら、目の前のこの男、めちゃくちゃニヤニヤしているし、これは俺にマウントをとろうという魂胆に違いない。俺は小さい頃からソウイウ関係だったんぞマウントだっ!! つまりは、この人は俺が旦那さまとえっちなことをしたと知らないということになる!!!!!
……まずいのではないか。おれが旦那さまとえっちなことをしたと知られれば、急激に嫌われる可能性大だ。絶対にばれてはいけない。今は俺が本妻ポジションだが、いつ逆転してもおかしくはないのだ。
「って、俺の話はいいんだよ。お前の話聞かせろ」
「俺のですか」
「そう。今レガルとどこまでいってんの?」
「ええと、それは、どういう意図のご質問でしょうか」
「そりゃあ当然、セックスしてんのかって話だろ」
思わずギャー、なんて悲鳴をあげそうになりつつ、必死に顔面を取り繕ってにこりと笑う。紅茶のカップを手に取ってしまっていたから、めちゃくちゃ水面ががたがた揺れているが、まだ誤魔化せるはずである。
「ま、さか。俺ですよ。旦那さまがそのような気になる筈もありません」
「……」
くいっと眉をあげた彼が、ソファの背もたれから体を離して、立ち上がってテーブルに手をつく。こちらに身を乗り出してくる彼の、ワインとチェリー色の目が、スッと細められた。
「一度もか?」
「は、はい」
「ふーん。まあ、俺には関係ねえ話だ。……けど」
テーブルから手を離し、彼が俺の座るソファの方へやってくる。困惑して見上げれば、目の前が肌色で覆われて、気付けば頭にちょっとした圧力。
「俺は。レガルもあんな感じだから、心配はしてねえけどな」
がしがしと、頭を掌で撫ぜられる感触だと気付いたのは、少ししてから。心の準備しておいた方がいいぜ、と言う彼に、おそるおそる問いかける。
「……その。図々しい申し出かとは思うのですが」
「あ? なんだよ」
「俺のことは、その」
お目こぼしを! いや、仲良くしてね? の方がいいだろうか。チェリーワインくんの、俺への好感度が重要だ。頭を押さえつけられているあたりに、まだまだ頭が高いぞという言外の圧だろう。もっと下手に出たほうがよさそうだ。
「ええと、そう! 学校のクラスメイトのなんかいた気がするけど名前よく覚えてないなくらいの奴だと思ってくださればと! 思います!」
「……、お前、こっち来てから他に……そうだな、屋敷の外に知り合いは?」
「いません!」
ニートは外には出ない。当然である。即答すれば、彼は瞳をさくらんぼみたいに丸くしてから、小さく震えだす。
「どうされましたか」
「……ふ、くく。いや、そんな自信満々に友人も知り合いもいないって言うとは思わなくて」
「事実ですからね」
「なんでそんな堂々としてんだよ」
散々笑ったあとで、彼が、彼の連れてきた執事に何か伝えたかと思えば、一旦外へ出た執事が何かを手に戻ってくる。
「これ、手土産。お前にやるよ」
手にしていたのは小さな木箱で、受け取って見れば思うよりずっしりとしている。開けてみなと促されるのでそっと蓋をとれば、そこにあったのは。
「ワイン?」
「うちで作ってるやつ。うちでっていうか、俺が管理してる土地で、だがな」
「え、いいんですか? 旦那さまに差し上げるものでは?」
「そのつもりだったけど。お前があんまりにも物欲しそうだったから、優しい俺からのユージョーの印だよ」
「ゆ、ゆうじょう……!」
ぱぁ、と、思わず表情が緩む。友情ということはつまり、彼は俺を、クソ雑魚ニート~ライバルとしては戦力外~認定を下してくれたということだ。なんて喜ばしい。あとワイン。これ、もしかして俺が好きだと言っていたワインでは無かろうか。箱の中をガン見しながら、ニチャァ……というとても見せられない笑みを浮かべ、げへへと笑っていたら、また笑い声がする。
「すげー喜ぶじゃん」
「それは、もう。というか、びっくりしました。心を見透かされたのかと」
「ん? どういう意味」
「ワインみたいに綺麗な深みのある赤色の目だなぁ、と思っていたので」
「……は?」
あとさくらんぼな。でもチェリーという単語は、男の股間に関わるナイーブな単語だ。口に出さない。そう、俺はセンシティブな話題に配慮できるニートなので。
その後も少し話してみれば、彼は旦那さまと一緒に戦場にも行っているらしいことがわかり。そして。
「あ、俺しばらく泊っていくわ」
「え?」
「いつも来た時そうしてんだよ。家遠くて何度も来るのめんどい」
馬車で5時間かかる、という彼に、俺は目ん玉をひん剥く勢いで、深く頷いた。
5時間は、きつい。
俺は菩薩の笑みで頷いて、そして翌日、いつものように部屋のソファでぼーっとしていたら、午後になってチェリーワインくんが現れて。
「いやお前!! なんて全然こっちに来ねえんだよ!!」
「え?」
意味の分からないことを延々言われたけど、ちょうどいい日当たりの時間だったのでぎゃーぎゃー言う彼の声をBGMに爆睡したのだった。
――――――――――
あとがき
お読みいただきありがとうございました。
続きが気になる、など思っていただけましたら、
いいね や お気に入り追加、ご感想などで応援いただけますと励みになります。
一言だけや、続き待ってます、なども大変嬉しいです!
175
あなたにおすすめの小説
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
【完結】巷で噂の国宝級イケメンの辺境伯は冷徹なので、まっっったくモテませんが、この度婚約者ができました。
明太子
BL
オーディスは国宝級イケメンであるにも関わらず、冷徹な性格のせいで婚約破棄されてばかり。
新たな婚約者を探していたところ、パーティーで給仕をしていた貧乏貴族の次男セシルと出会い、一目惚れしてしまう。
しかし、恋愛偏差値がほぼ0のオーディスのアプローチは空回りするわ、前婚約者のフランチェスカの邪魔が入るわとセシルとの距離は縮まったり遠ざかったり…?
冷徹だったはずなのに溺愛まっしぐらのオーディスと元気だけどおっちょこちょいなセシルのドタバタラブコメです。
【完結】かわいい美形の後輩が、俺にだけメロい
日向汐
BL
続編・番外編はTwitter(べったー)に載せていきますので、よかったらぜひ🤲
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
過保護なかわいい系美形の後輩。
たまに見せる甘い言動が受けの心を揺する♡
そんなお話。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
【攻め】
雨宮千冬(あめみや・ちふゆ)
大学1年。法学部。
淡いピンク髪、甘い顔立ちの砂糖系イケメン。
甘く切ないラブソングが人気の、歌い手「フユ」として匿名活動中。
【受け】
睦月伊織(むつき・いおり)
大学2年。工学部。
黒髪黒目の平凡大学生。ぶっきらぼうな口調と態度で、ちょっとずぼら。恋愛は初心。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
脳筋剣士と鈍感薬師 ~騎士様、こいつです~
季エス
BL
「ルカーシュは、駄目よ」
その時胸に到来した思いは安堵であり、寂しさでもあった。
ルカーシュは薬師だ。幼馴染と共に、魔王を倒すために村を出た。彼は剣士だった。薬師のルカーシュは足手纏いだった。途中で仲間が増えたが、それでも足手纏いである事に変わりはなかった。そうしてついに、追い出される日が来たのだ。
ルカーシュはそっと、瞼を伏せた。
明日、明日になったら、笑おう。そして、礼と別れを言うのだ。
だから、今だけは、泣いてもいいかな。
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる