18 / 35
2章 ニート、交友関係が広がる(1名)。
※ニートは五度目で乳首が心配になる。
しおりを挟む
最初はさっくり一回イかされた。既に下もぐちょぐちょだったのでさもありなん。でも俺は今更その程度では動じぬニートにランクアップしたので、息を整えたら執事が言ってたやつを~と考えてすらいた。
ところが俺が動く前に、鮮やかな手つきで服のボタンを外される。指先で撫でるようにすればボタンがぽろぽろと外れていく様は、一種の芸術ですらあり、旦那さま異様に器用だなと感心している隙にそれはおきた。
ボタンを外されたあたりでまあ察してはいた。これは乳首狙いであると。だが、正直単体であればまだマシだ。挿れられて揺さぶられるよりは思考が保てる。腹を撫でる手がくすぐったくて身じろぎしたけど、特に拒否する理由もないし、むしろ手が暖かいので触られるのは歓迎である。
そうやって余裕のニートで得意げにソファに寝そべっていた俺の、胸元あたり。気づいたら、やけに旦那さまの顔が近いなと思った。近いなと思ってじっと見ていたら、そのまま唇が胸元に触れて、ぬるりとした、先ほどまでは咥内で親しんだ感触。
「は、ぇ」
衝撃を受けすぎて変な鳴き声をあげかけつつ、流石に羞恥に似たものが湧いて来て身をよじる。が、予知でもしていたのか下半身はがっちりと抑え込まれ、上半身は腕を抑えられたのでまるで気分はまな板の上のニート。好き放題される定めだ。思えば旦那さまは対人戦のエキスパートなのだから、俺程度の動きを封じるとか朝飯前の前であろう。
「まっ、旦那さま、なに、を」
予想的中というか、案の定というか、そのまま乳首まで舐めあげられて思わずひんひん喚く。再三言わせてもらうが俺は男である。乳首はついているが、こんなもんただの飾りである。何の実用性もない筈であり、特に舐めても嬉しくはない筈であるが、多分旦那さまにとっては何かメリットが存在するのだ。信じがたいことに。
乳首はマシだとは言ったが、マシなだけで全然OK感じません! なワケではないし、むしろこう、舌が、ざらざらとしているのがえらくクる。指で嬲られた時と違う感覚に加えて、旦那さまにそんなことをさせている謎の背徳感がある。いや俺がお願いしたわけじゃあないんだけども。
「ルシア」
「っぁ、は、はい」
「何故怒っているかを教えたら、詫びの一つでもしてくれるんだったな?」
確かに言った。言ったけど、その話乳首の傍でしないといけない奴だろうか。物凄く恥ずかしいのだが。目を泳がせつつ頷けば、俺の腕を抑えていた手が外される。珍しく目を細めて、小さく笑う旦那さまが、本来は機嫌が良さそうで嬉しいことのはずなのに異様に不気味だ。
「なら、暴れずに私の好きにさせておけ。あとで教える」
「え」
あれ? 当初の予定では、怒っている理由を教えてもらったら、俺が執事に教えてもらったことを実践して頑張ると言う話では無かったのか? と疑問を抱いていたら、その隙に旦那さまが胸元に軽く歯を立てる。突然強いびりびりとしたものが背中まで届いて、心の準備も出来ずにいたから大げさに声をあげてしまった。また笑いを漏らした彼が、指先で反対側を弄ぶので、これはちょっと聞いてないですねと内心憤慨する。
しかし、許してもらう代わりに旦那さまが好きなようにするという取引なので俺は何も出来ない。一思いにイかせてくれと思わんでもないが、でも一思いにイかされすぎてとんでもない目にあった経験もあるので、どっちもどっちだった。ニートは八方塞がり。
手の甲で口元を抑えて耐えていたけど、胸元って普段自分では触らないところである上、心臓に近いせいか、脳にも下半身にも痺れるような気持ちよさが広がる気がする。
「だ、んな、さま、もう、そこ、へんなの、が」
「頑張れ」
「う、ぇ?」
突然の根性論に驚愕していたら、ほんとにやめてもらえなくて、どんどん気持ちがいいが溜まっていくのがちょっとつらい。いっそ自分で扱くかと思って下に手を伸ばしたら、咎めるように甘噛みされたので、これは許されないらしい。なんということだ。
ようやく止まってくれた頃には、脳みそ半分くらい溶けた気分になっていて、そんな俺が何かしらお気に召したのか、褒美とばかりにまた下を強く擦られつつ、今度は中に指が入ってくる。待ちに待った刺激であっけなく果てたけど、ふにゃふにゃになった俺にまた深い口付けがもたらされて休む間もない。
体力ゲージが赤を通り越していたけど、旦那さまは根性論のえっち騎士なので、そんなことはお構いなしだ。腰は無事だけど体中が胸から広がった快感に侵されて、いつにも増して自分の声がおかしい。
なんと恐ろしい。旦那さまは、まだまだヘンタイ進化するというのか。いきなりやるのではなく、ちょっとずつ気が付かない程度にヘンタイを小出しにしてくるテクニシャン。気づいた時には手遅れ。全部気持ちがいいことだと教え込まれている気がする。
いつにも増して存在感を感じるモノを一気に押し込まれながら旦那さまの顔を見上げて、あ、この顔はなんかやばいかもしれん、などと根拠のない感想を抱いたけれど。
たぶん、それはニートにしては的確な直感だったと、数日にわたって乳首が犠牲になった俺は思うのだった。
ところが俺が動く前に、鮮やかな手つきで服のボタンを外される。指先で撫でるようにすればボタンがぽろぽろと外れていく様は、一種の芸術ですらあり、旦那さま異様に器用だなと感心している隙にそれはおきた。
ボタンを外されたあたりでまあ察してはいた。これは乳首狙いであると。だが、正直単体であればまだマシだ。挿れられて揺さぶられるよりは思考が保てる。腹を撫でる手がくすぐったくて身じろぎしたけど、特に拒否する理由もないし、むしろ手が暖かいので触られるのは歓迎である。
そうやって余裕のニートで得意げにソファに寝そべっていた俺の、胸元あたり。気づいたら、やけに旦那さまの顔が近いなと思った。近いなと思ってじっと見ていたら、そのまま唇が胸元に触れて、ぬるりとした、先ほどまでは咥内で親しんだ感触。
「は、ぇ」
衝撃を受けすぎて変な鳴き声をあげかけつつ、流石に羞恥に似たものが湧いて来て身をよじる。が、予知でもしていたのか下半身はがっちりと抑え込まれ、上半身は腕を抑えられたのでまるで気分はまな板の上のニート。好き放題される定めだ。思えば旦那さまは対人戦のエキスパートなのだから、俺程度の動きを封じるとか朝飯前の前であろう。
「まっ、旦那さま、なに、を」
予想的中というか、案の定というか、そのまま乳首まで舐めあげられて思わずひんひん喚く。再三言わせてもらうが俺は男である。乳首はついているが、こんなもんただの飾りである。何の実用性もない筈であり、特に舐めても嬉しくはない筈であるが、多分旦那さまにとっては何かメリットが存在するのだ。信じがたいことに。
乳首はマシだとは言ったが、マシなだけで全然OK感じません! なワケではないし、むしろこう、舌が、ざらざらとしているのがえらくクる。指で嬲られた時と違う感覚に加えて、旦那さまにそんなことをさせている謎の背徳感がある。いや俺がお願いしたわけじゃあないんだけども。
「ルシア」
「っぁ、は、はい」
「何故怒っているかを教えたら、詫びの一つでもしてくれるんだったな?」
確かに言った。言ったけど、その話乳首の傍でしないといけない奴だろうか。物凄く恥ずかしいのだが。目を泳がせつつ頷けば、俺の腕を抑えていた手が外される。珍しく目を細めて、小さく笑う旦那さまが、本来は機嫌が良さそうで嬉しいことのはずなのに異様に不気味だ。
「なら、暴れずに私の好きにさせておけ。あとで教える」
「え」
あれ? 当初の予定では、怒っている理由を教えてもらったら、俺が執事に教えてもらったことを実践して頑張ると言う話では無かったのか? と疑問を抱いていたら、その隙に旦那さまが胸元に軽く歯を立てる。突然強いびりびりとしたものが背中まで届いて、心の準備も出来ずにいたから大げさに声をあげてしまった。また笑いを漏らした彼が、指先で反対側を弄ぶので、これはちょっと聞いてないですねと内心憤慨する。
しかし、許してもらう代わりに旦那さまが好きなようにするという取引なので俺は何も出来ない。一思いにイかせてくれと思わんでもないが、でも一思いにイかされすぎてとんでもない目にあった経験もあるので、どっちもどっちだった。ニートは八方塞がり。
手の甲で口元を抑えて耐えていたけど、胸元って普段自分では触らないところである上、心臓に近いせいか、脳にも下半身にも痺れるような気持ちよさが広がる気がする。
「だ、んな、さま、もう、そこ、へんなの、が」
「頑張れ」
「う、ぇ?」
突然の根性論に驚愕していたら、ほんとにやめてもらえなくて、どんどん気持ちがいいが溜まっていくのがちょっとつらい。いっそ自分で扱くかと思って下に手を伸ばしたら、咎めるように甘噛みされたので、これは許されないらしい。なんということだ。
ようやく止まってくれた頃には、脳みそ半分くらい溶けた気分になっていて、そんな俺が何かしらお気に召したのか、褒美とばかりにまた下を強く擦られつつ、今度は中に指が入ってくる。待ちに待った刺激であっけなく果てたけど、ふにゃふにゃになった俺にまた深い口付けがもたらされて休む間もない。
体力ゲージが赤を通り越していたけど、旦那さまは根性論のえっち騎士なので、そんなことはお構いなしだ。腰は無事だけど体中が胸から広がった快感に侵されて、いつにも増して自分の声がおかしい。
なんと恐ろしい。旦那さまは、まだまだヘンタイ進化するというのか。いきなりやるのではなく、ちょっとずつ気が付かない程度にヘンタイを小出しにしてくるテクニシャン。気づいた時には手遅れ。全部気持ちがいいことだと教え込まれている気がする。
いつにも増して存在感を感じるモノを一気に押し込まれながら旦那さまの顔を見上げて、あ、この顔はなんかやばいかもしれん、などと根拠のない感想を抱いたけれど。
たぶん、それはニートにしては的確な直感だったと、数日にわたって乳首が犠牲になった俺は思うのだった。
173
あなたにおすすめの小説
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
【完結】巷で噂の国宝級イケメンの辺境伯は冷徹なので、まっっったくモテませんが、この度婚約者ができました。
明太子
BL
オーディスは国宝級イケメンであるにも関わらず、冷徹な性格のせいで婚約破棄されてばかり。
新たな婚約者を探していたところ、パーティーで給仕をしていた貧乏貴族の次男セシルと出会い、一目惚れしてしまう。
しかし、恋愛偏差値がほぼ0のオーディスのアプローチは空回りするわ、前婚約者のフランチェスカの邪魔が入るわとセシルとの距離は縮まったり遠ざかったり…?
冷徹だったはずなのに溺愛まっしぐらのオーディスと元気だけどおっちょこちょいなセシルのドタバタラブコメです。
【完結】かわいい美形の後輩が、俺にだけメロい
日向汐
BL
続編・番外編はTwitter(べったー)に載せていきますので、よかったらぜひ🤲
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
過保護なかわいい系美形の後輩。
たまに見せる甘い言動が受けの心を揺する♡
そんなお話。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
【攻め】
雨宮千冬(あめみや・ちふゆ)
大学1年。法学部。
淡いピンク髪、甘い顔立ちの砂糖系イケメン。
甘く切ないラブソングが人気の、歌い手「フユ」として匿名活動中。
【受け】
睦月伊織(むつき・いおり)
大学2年。工学部。
黒髪黒目の平凡大学生。ぶっきらぼうな口調と態度で、ちょっとずぼら。恋愛は初心。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
脳筋剣士と鈍感薬師 ~騎士様、こいつです~
季エス
BL
「ルカーシュは、駄目よ」
その時胸に到来した思いは安堵であり、寂しさでもあった。
ルカーシュは薬師だ。幼馴染と共に、魔王を倒すために村を出た。彼は剣士だった。薬師のルカーシュは足手纏いだった。途中で仲間が増えたが、それでも足手纏いである事に変わりはなかった。そうしてついに、追い出される日が来たのだ。
ルカーシュはそっと、瞼を伏せた。
明日、明日になったら、笑おう。そして、礼と別れを言うのだ。
だから、今だけは、泣いてもいいかな。
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる