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3章 ニート、勘違いを知る
ニートは元旦那さまの気遣いに感動する。
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クドラスさまは元々商人で、貴族の出の方ではない。資金繰りに困ったらしいハルフォード家との間で、互いの利害が一致した結果結ばれた婚姻が、俺とクドラスさまのつながりだった。
クドラスさまは貴族社会での地位を盤石なものとし、代わりにハルフォード家は立て直しをはかる。およそ5年の間共に暮らした彼とは、家族以上に家族らしい暮らしをしていたと思う。
「ルシア。前も言いましたが、わからなければ、僕にそう教えてください。僕は癖で端折った物言いをしますが、わからないのは貴方が悪いのではありません。単にお互いの前提が違うというだけのことです」
そう言ってくれたのは、共に暮らし始めて少しした頃。偶々クドラスさまと顔を合わせた時に、ふと気になって、その衣のことを聞いた俺に、彼は淡々と言葉を返してくれた。わからないことが多すぎて笑って誤魔化した俺に彼がくれた言葉は、俺が目を丸くするには十分なものだ。
俺は彼の役に立つことは出来ない。商才もないし、きらめくアイデアも出せない。跡取りをつくってやることも、仕事に疲れた彼を助けることも出来ない。俺がハルフォード家の不要な人間だったという事実だけが、彼にとって都合が良く働いて、婚姻という形で彼の夢を手助け出来ている。
あの結婚生活は、俺にとっては暖かな時間だったけれど、クドラスさまにとってはいらないオマケがついて来たに過ぎない。だというのに、それからお会いする頻度は増えて、部屋に来てくれることすらあって、その度に興味ぶかい話をたくさんしてくれた。
家はどちらかというど現代日本のちょっと豪華な家程度の広さで、メイドも執事も居ない。家に世話役を置くのは落ち着かないと言う彼は、仕事はすべて別にある仕事用の屋敷で行っていたから、俺は執事と二人ずっと家でごろごろと過ごして暮らした。
人の気配の薄い屋敷、というか、ルシアの常識で言えば小さな小屋レベルのそこは、俺にとってあまりに過ごしやすい場所だ。誰にも文句を言われず、じんわり暖かい日差しの差し込む部屋で昼寝が出来る。食事や掃除は流石にお手伝いの人が居たけれど、その人も仕事が終われば居なくなる。
クドラスさまは、衣のことを聞いて以来、週末には必ず帰って来て、俺と話をしてくれた。全部を覚えていられるほど頭の出来が良くない俺は、その時ばかりは馬鹿な自分を恨めしく思う。今日は何をしていたのですかと聞かれる度、寝てましたと毎回答える俺に、そのうちクドラスさまが何故か満足気にしているから不思議だった。
「ずっとあのまま、僕とルシアは暮らしていくつもりだったのですよ。それを、ハルフォード家の人間が勝手に書類を作ったのです」
「でもよ、サインはされてたんだろ」
「婚姻の時のサインを上からなぞったのでしょうね。少なくとも僕は書いていません」
「ハルフォード家の人間は、何故そんなことをしたと?」
「簡単な話です。国同士の和平のためと言われれば、名誉も金も手に入ると考えた」
夕食の席で、珍しく俺も同席しつつ、そんな会話が交わされるのを聞く。最近のハルフォード家は、家を継いだ兄の事業が上手くいっていないらしく、資金繰りにこまってクドラスさまに援助を求めてきたのだとか。それを断ったために、俺を使って勝手なことをしたのだと彼は語る。
「ルシア。お前の兄貴は、そんな馬鹿なことするようなやつなのかよ」
「うーん。よくわかりません。俺より賢いのは確かですよ?」
「商才はありませんね。その上傲慢で自分が見えていないような人間です」
クドラスさまは規格外すぎて比べるのは可哀そうな気がするが、でも、そこまで言うと言うことは、実際仕事に難があるのだろう。なんだっけ、無能な働き者が一番たちが悪いと聞いた覚えがある気がする。俺は無能な怠けものなので、もしかしたらマシな説があるな?
熱い自画自賛をしていたら、旦那さまがじっとこちらを見つめていることに気付く。首を傾げてみれば、ためらいがちに言葉が出た。
「ルシア。お前は、どうしたいんだ」
「どう、とは」
「また僕と一緒に暮らしましょう、という話ですよ」
もぐ、と噛んでいたものを呑み込んで、ぽかんとしたまま二人を見比べる。離婚が偽装された書類だと言うことは、この3カ月で既に証明済みらしく、ハルフォード家の評判も地位も地に落ちたらしい。和平のために結ばれた婚姻だったが、それを口実にする前から既に国境はきな臭くなっていたようで、旦那さまが王城に呼び出されたのもそれが関わっていたらしかった。
「ルシア。貴方はもう十分に仕事をしました。もしこの土地が気に入ったのなら、付近に家を買いますから、そこで暮らしましょう。もちろん、あの家に戻っても構いません」
いつもの、やさしい声と言葉だ。あの暖かい部屋に戻してくれる、そう思える言葉だ。
ここに来たばかりの俺だったなら、きっと喜んで尻尾を振ってついていっただろうことは間違いなく、言葉の通り穏やかにずっと暮らしていけたに違いない。でも。俺は気にかかることがある。
へんたいえっち騎士旦那さまの影響で、もはやアレが無いとそわそわしてしまうようになった問題である。
え? 今ソウイウ場面じゃなかっただろうって? いやいや、俺にとっては死活問題である。昼寝と同じくらい気持ちがいいことがあると知ってしまった無能ヒキニートが、果たして我慢できると思いだろうか? いや、出来ない。まさかクドラスさまにお願いするわけにもいかない。間違いなくドン引きである。申し訳なさ過ぎるし、アレは旦那さまとだから出来るのであって、クドラスさまにさせるのはとんでもないことである。
そういうわけで俺の本音はこうなのだが、流石に全部ぶちまけたら旦那さまが可哀そう過ぎる結果になってしまう。自分の性癖全バラシされるなんて、致命傷に違いない。変態えっちついでに乳首好き騎士な旦那さまは、必死に隠しているに違いないのだ。
だから俺は、こちらを見る旦那さまに向けて、安心してくれの意味を込めてほほ笑んでから、口を開く。
「俺は、旦那さまに追い出されるまでは、ここに居ますよ」
いつだったか、夕陽に照らされる中で告げたのと同じようなことを、もう一度。
「クドラスさま。また一緒に過ごせることは嬉しいです。でも、今の俺はもう、クウィードを名乗る資格はありません」
「……ルシア」
「はい、クドラスさま」
「わかりました。なら、仕方がないですね」
そう言って、クドラスさまが連れてきた執事に何かを持ってこさせる。書類らしき一枚の上質な紙には、俺とクドラスさまのサインがなされていて、執事がそれを読み上げた。
「概要としては、次の通りでございます。双方の合意のもと、以下の取り決めの元に契約を交わすものとする。――旧姓ルシア・ハルフォードは、クドラス・クウィードとの間に、雇用契約を結ぶものとし、これはクドラス・クウィードによって解除されるまで永続のものとする。雇用関係にある間、クドラス・クウィードの求めに応じるものとし、拒否する場合は契約違反として貸与資金の全額を支払う義務を負うものとする……以上でございます」
「……へぁ????」
「はぁ!? なんだそりゃ!?」
大口開けて間抜け面を晒す俺の代わりに、チェリーワインくんが立ち上がって動揺をあらわにする。契約書を覗き込み、険しい表情に変わっていく彼を見るに、なんだか結構よろしくない内容のようだ。
「クウィード殿。これはどういうつもりだ」
「どうもこうも。当初からこういう契約だったのですよ? ルシアもサインしたのですから」
「貴様……っ」
「いけませんね。これだから騎士は。すぐに暴力に訴えようとなさる」
肩をすくめたクドラスさまが、立ち上がって俺の傍へやってくる。
「ルシア。僕も鬼ではありません。お互いに納得のいく形になるよう、お話をしましょうね」
「……クドラス、さま」
「はい」
「あの、ええと。――つまり。俺がここに暮らしていても、これからもお話していただけるということですか?」
「……え?」
ぴしりと固まったクドラスさまを見て、あれ、違ったかなと困惑してしまう。だってクドラスさまである。俺がここに居ると言ったのに雇用関係というよくわからないものを持ち出したということは、つまり。
「世間的に見て白い眼で見られないよう、旦那さまの家でも合法的にお会いする理由を作ってくださったということですよね!」
感動に震えながらクドラスさまを見あげていたら、まったく動かなくなってしまった彼の向こうから、チェリーワインくんの声がする。
「……おい、ルシア」
「なんですか?」
「馬鹿だと思ってたけど、いっそ泣けてきたわ」
「え?」
俺は確かに馬鹿だけど、何で泣くんだろうなと、チェリーワインくんの情緒が心配になったし、実は部屋の隅にいた俺の執事はハンカチを引きちぎっては周りのメイドに引かれていたのだった。
クドラスさまは貴族社会での地位を盤石なものとし、代わりにハルフォード家は立て直しをはかる。およそ5年の間共に暮らした彼とは、家族以上に家族らしい暮らしをしていたと思う。
「ルシア。前も言いましたが、わからなければ、僕にそう教えてください。僕は癖で端折った物言いをしますが、わからないのは貴方が悪いのではありません。単にお互いの前提が違うというだけのことです」
そう言ってくれたのは、共に暮らし始めて少しした頃。偶々クドラスさまと顔を合わせた時に、ふと気になって、その衣のことを聞いた俺に、彼は淡々と言葉を返してくれた。わからないことが多すぎて笑って誤魔化した俺に彼がくれた言葉は、俺が目を丸くするには十分なものだ。
俺は彼の役に立つことは出来ない。商才もないし、きらめくアイデアも出せない。跡取りをつくってやることも、仕事に疲れた彼を助けることも出来ない。俺がハルフォード家の不要な人間だったという事実だけが、彼にとって都合が良く働いて、婚姻という形で彼の夢を手助け出来ている。
あの結婚生活は、俺にとっては暖かな時間だったけれど、クドラスさまにとってはいらないオマケがついて来たに過ぎない。だというのに、それからお会いする頻度は増えて、部屋に来てくれることすらあって、その度に興味ぶかい話をたくさんしてくれた。
家はどちらかというど現代日本のちょっと豪華な家程度の広さで、メイドも執事も居ない。家に世話役を置くのは落ち着かないと言う彼は、仕事はすべて別にある仕事用の屋敷で行っていたから、俺は執事と二人ずっと家でごろごろと過ごして暮らした。
人の気配の薄い屋敷、というか、ルシアの常識で言えば小さな小屋レベルのそこは、俺にとってあまりに過ごしやすい場所だ。誰にも文句を言われず、じんわり暖かい日差しの差し込む部屋で昼寝が出来る。食事や掃除は流石にお手伝いの人が居たけれど、その人も仕事が終われば居なくなる。
クドラスさまは、衣のことを聞いて以来、週末には必ず帰って来て、俺と話をしてくれた。全部を覚えていられるほど頭の出来が良くない俺は、その時ばかりは馬鹿な自分を恨めしく思う。今日は何をしていたのですかと聞かれる度、寝てましたと毎回答える俺に、そのうちクドラスさまが何故か満足気にしているから不思議だった。
「ずっとあのまま、僕とルシアは暮らしていくつもりだったのですよ。それを、ハルフォード家の人間が勝手に書類を作ったのです」
「でもよ、サインはされてたんだろ」
「婚姻の時のサインを上からなぞったのでしょうね。少なくとも僕は書いていません」
「ハルフォード家の人間は、何故そんなことをしたと?」
「簡単な話です。国同士の和平のためと言われれば、名誉も金も手に入ると考えた」
夕食の席で、珍しく俺も同席しつつ、そんな会話が交わされるのを聞く。最近のハルフォード家は、家を継いだ兄の事業が上手くいっていないらしく、資金繰りにこまってクドラスさまに援助を求めてきたのだとか。それを断ったために、俺を使って勝手なことをしたのだと彼は語る。
「ルシア。お前の兄貴は、そんな馬鹿なことするようなやつなのかよ」
「うーん。よくわかりません。俺より賢いのは確かですよ?」
「商才はありませんね。その上傲慢で自分が見えていないような人間です」
クドラスさまは規格外すぎて比べるのは可哀そうな気がするが、でも、そこまで言うと言うことは、実際仕事に難があるのだろう。なんだっけ、無能な働き者が一番たちが悪いと聞いた覚えがある気がする。俺は無能な怠けものなので、もしかしたらマシな説があるな?
熱い自画自賛をしていたら、旦那さまがじっとこちらを見つめていることに気付く。首を傾げてみれば、ためらいがちに言葉が出た。
「ルシア。お前は、どうしたいんだ」
「どう、とは」
「また僕と一緒に暮らしましょう、という話ですよ」
もぐ、と噛んでいたものを呑み込んで、ぽかんとしたまま二人を見比べる。離婚が偽装された書類だと言うことは、この3カ月で既に証明済みらしく、ハルフォード家の評判も地位も地に落ちたらしい。和平のために結ばれた婚姻だったが、それを口実にする前から既に国境はきな臭くなっていたようで、旦那さまが王城に呼び出されたのもそれが関わっていたらしかった。
「ルシア。貴方はもう十分に仕事をしました。もしこの土地が気に入ったのなら、付近に家を買いますから、そこで暮らしましょう。もちろん、あの家に戻っても構いません」
いつもの、やさしい声と言葉だ。あの暖かい部屋に戻してくれる、そう思える言葉だ。
ここに来たばかりの俺だったなら、きっと喜んで尻尾を振ってついていっただろうことは間違いなく、言葉の通り穏やかにずっと暮らしていけたに違いない。でも。俺は気にかかることがある。
へんたいえっち騎士旦那さまの影響で、もはやアレが無いとそわそわしてしまうようになった問題である。
え? 今ソウイウ場面じゃなかっただろうって? いやいや、俺にとっては死活問題である。昼寝と同じくらい気持ちがいいことがあると知ってしまった無能ヒキニートが、果たして我慢できると思いだろうか? いや、出来ない。まさかクドラスさまにお願いするわけにもいかない。間違いなくドン引きである。申し訳なさ過ぎるし、アレは旦那さまとだから出来るのであって、クドラスさまにさせるのはとんでもないことである。
そういうわけで俺の本音はこうなのだが、流石に全部ぶちまけたら旦那さまが可哀そう過ぎる結果になってしまう。自分の性癖全バラシされるなんて、致命傷に違いない。変態えっちついでに乳首好き騎士な旦那さまは、必死に隠しているに違いないのだ。
だから俺は、こちらを見る旦那さまに向けて、安心してくれの意味を込めてほほ笑んでから、口を開く。
「俺は、旦那さまに追い出されるまでは、ここに居ますよ」
いつだったか、夕陽に照らされる中で告げたのと同じようなことを、もう一度。
「クドラスさま。また一緒に過ごせることは嬉しいです。でも、今の俺はもう、クウィードを名乗る資格はありません」
「……ルシア」
「はい、クドラスさま」
「わかりました。なら、仕方がないですね」
そう言って、クドラスさまが連れてきた執事に何かを持ってこさせる。書類らしき一枚の上質な紙には、俺とクドラスさまのサインがなされていて、執事がそれを読み上げた。
「概要としては、次の通りでございます。双方の合意のもと、以下の取り決めの元に契約を交わすものとする。――旧姓ルシア・ハルフォードは、クドラス・クウィードとの間に、雇用契約を結ぶものとし、これはクドラス・クウィードによって解除されるまで永続のものとする。雇用関係にある間、クドラス・クウィードの求めに応じるものとし、拒否する場合は契約違反として貸与資金の全額を支払う義務を負うものとする……以上でございます」
「……へぁ????」
「はぁ!? なんだそりゃ!?」
大口開けて間抜け面を晒す俺の代わりに、チェリーワインくんが立ち上がって動揺をあらわにする。契約書を覗き込み、険しい表情に変わっていく彼を見るに、なんだか結構よろしくない内容のようだ。
「クウィード殿。これはどういうつもりだ」
「どうもこうも。当初からこういう契約だったのですよ? ルシアもサインしたのですから」
「貴様……っ」
「いけませんね。これだから騎士は。すぐに暴力に訴えようとなさる」
肩をすくめたクドラスさまが、立ち上がって俺の傍へやってくる。
「ルシア。僕も鬼ではありません。お互いに納得のいく形になるよう、お話をしましょうね」
「……クドラス、さま」
「はい」
「あの、ええと。――つまり。俺がここに暮らしていても、これからもお話していただけるということですか?」
「……え?」
ぴしりと固まったクドラスさまを見て、あれ、違ったかなと困惑してしまう。だってクドラスさまである。俺がここに居ると言ったのに雇用関係というよくわからないものを持ち出したということは、つまり。
「世間的に見て白い眼で見られないよう、旦那さまの家でも合法的にお会いする理由を作ってくださったということですよね!」
感動に震えながらクドラスさまを見あげていたら、まったく動かなくなってしまった彼の向こうから、チェリーワインくんの声がする。
「……おい、ルシア」
「なんですか?」
「馬鹿だと思ってたけど、いっそ泣けてきたわ」
「え?」
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