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第5章 初めての恋(回想)
2 茜の初恋
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坂上茜と工藤真斗の二人は幼馴染ではあるが、さすがに中学生になると、お互いに意識するようになっていた。
中3の時、真斗の母親が仕事で遅くなり、茜が真斗の妹麻美と留守番をしながら勉強をしていると、部活を終えて真斗が帰って来た。
「母さんが夕飯を作っていったから、一緒に食べていけよ。ついでに風呂も。」
「バカじゃないの。まあいいか、今日は私の家、両親はお出掛けだから帰りが遅いんだ。」茜と真斗のやり取りをじっと見ていた小4の麻実が、口をはさんだ。
「茜ちゃんとお兄ちゃん、仲がいいんだね。結婚したら、茜ちゃんが本当のお姉ちゃんになるね。」麻実ちゃんの言葉に、茜は顔を赤くした。
食事の後、真斗が風呂から出て来ると、茜はテレビを見ながらうとうとしていた。真斗はそっと近付き、茜の唇を奪った。
~真斗~初めて茜とキスした。茜は気付いていないみたい。
茜は唇に何かが触れたような気がして目が覚めた。真斗が台所で水を飲んでいたので、声を掛けながら見ると、真斗はトランクス1枚で立っていた。
「ねえ、私に何かしなかった?」
「何もしてないよ。何をするって言うの。」と返されて、茜は「キスしたんじゃないの」とは言えなかった。
「それに、何その恰好は。私の前で、恥ずかしくないの?」と言いながら、茜は男の子の身体をついつい観察していた。茜は真斗に向かって、
「真ちゃん、パンツの中身見せて!」とじっとトランクスのある部分を注視して、突然言い出した。真斗は茜が何を言っているのか理解できなかった。
「な、なに言ってるの?茜、正気か?」真斗は視線を気にして、後ろを向いた。
「ちょっとだけ見せて!子供の頃一緒にお風呂に入ったでしょ。それからどれだけ成長したか、見て上げる。」
~真斗~どうしよう。茜に見せるなんて、考えただけで勃ってきた。よし、それなら俺も茜の裸が見たい。
「分かったよ。俺が見せたら、茜も見せてよ。」真斗は思い切って言ってみた。
「何を見せるの?」茜の顔は上気していた。
~ 茜 ~真ちゃんが交換条件を出してきた。見せるだけなら、いいや。
中3の時、真斗の母親が仕事で遅くなり、茜が真斗の妹麻美と留守番をしながら勉強をしていると、部活を終えて真斗が帰って来た。
「母さんが夕飯を作っていったから、一緒に食べていけよ。ついでに風呂も。」
「バカじゃないの。まあいいか、今日は私の家、両親はお出掛けだから帰りが遅いんだ。」茜と真斗のやり取りをじっと見ていた小4の麻実が、口をはさんだ。
「茜ちゃんとお兄ちゃん、仲がいいんだね。結婚したら、茜ちゃんが本当のお姉ちゃんになるね。」麻実ちゃんの言葉に、茜は顔を赤くした。
食事の後、真斗が風呂から出て来ると、茜はテレビを見ながらうとうとしていた。真斗はそっと近付き、茜の唇を奪った。
~真斗~初めて茜とキスした。茜は気付いていないみたい。
茜は唇に何かが触れたような気がして目が覚めた。真斗が台所で水を飲んでいたので、声を掛けながら見ると、真斗はトランクス1枚で立っていた。
「ねえ、私に何かしなかった?」
「何もしてないよ。何をするって言うの。」と返されて、茜は「キスしたんじゃないの」とは言えなかった。
「それに、何その恰好は。私の前で、恥ずかしくないの?」と言いながら、茜は男の子の身体をついつい観察していた。茜は真斗に向かって、
「真ちゃん、パンツの中身見せて!」とじっとトランクスのある部分を注視して、突然言い出した。真斗は茜が何を言っているのか理解できなかった。
「な、なに言ってるの?茜、正気か?」真斗は視線を気にして、後ろを向いた。
「ちょっとだけ見せて!子供の頃一緒にお風呂に入ったでしょ。それからどれだけ成長したか、見て上げる。」
~真斗~どうしよう。茜に見せるなんて、考えただけで勃ってきた。よし、それなら俺も茜の裸が見たい。
「分かったよ。俺が見せたら、茜も見せてよ。」真斗は思い切って言ってみた。
「何を見せるの?」茜の顔は上気していた。
~ 茜 ~真ちゃんが交換条件を出してきた。見せるだけなら、いいや。
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